2017年06月29日

良く歩き、良く働いた

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午前中に郵便局と銀行へ、お昼は久し振りに駅前の十割蕎麦「ますも」で天蒸籠。 新潟のへぎ蕎麦のように海藻ツナギ?のツルツル麺が喉越しよく美味しい。 上手く蕎麦を啜れなくなっていた主人もこちらのお蕎麦は良いようだった。

帰宅後に裏の月桂樹、金木犀、椿、ヒサカキ、ロウバイの伐採と剪定。 10cmほどの幹を三本、山で習ったように鋸で倒す方向を定め受け口・追い口を入れツルも残して伐り倒した。 北側が開けて明るい日差しが差し込むようになって嬉しいが、重い枝木の始末が憂鬱だ。 日干しにして少しでも軽くなってから何とかして片付けようと思う。 庭で燃やせなくなったので伐採処理が厳しい。
ラベル:蕎麦
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2017年06月26日

百箇日

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 光差す窓辺に君の笑み浮かび 
       吾名呼ばれ 振り返る百箇日 (山桜)
ラベル:富士山 短歌
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2017年06月23日

母は強し

 小林麻央さんの闘病の様子は主人と重なる部分多く、また遺された海老蔵さんのご心情も我が身に重なり、またあの頃に引き戻されて苦しくなってしまいました。 主人は自分も病に侵されながら「若いのに可哀想に…」と麻央さんに心を寄せていました。 

 やはり、麻央さんがあそこまで頑張れたのは、幼い2人の子供の為、母としての強さあればこそと思います。 未だ5歳と4歳では、黙っていたら殆ど母の記憶は残らないでしょう。 骨転移の痛みは想像を絶するものです。 強い医療麻薬を使って痛みを抑えれば、睡魔や幻覚に見舞われて何かをしようとする気力さえ失われます。 そんな中、家族の思い出、家族への思い、皆で力を合わせた闘病の記録…渾身の思いで日々気力を振り絞り、紡いでいったのだと思います。 

 主人は文字には殆ど残してくれませんでしたけれど、沢山の言葉を私に遺していってくれました。 忘れないように書きとめてもありますが、心の中でその時の様子や声と共に繰り返し思い出しています。 それを見られるのは私だけなので、生きている限り思い出し、娘にも伝えてやりたいと思います。 私も母として、もっと強くあらねば。
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2017年06月11日

ケロと一緒に

 ケロは月に一度は東京で研修などがあり家に帰って来てくれて、例えほんの1日足らずでも一緒に過ごそうとしてくれます。 都心から郊外の家までは時間がかかって負担でしょうに、ありがたいことです。

 昨年の春、心機一転、大阪で独り立ちした時には、まさかこんなに早く父親が旅立ち、母親が一人きりになってしまうとは夢にも思っていなかったでしょう。 
 「なぜ、自分はこんな時に遠く離れた大阪なんかに居るんだろう?」
主人の病状が分かった後、何度もそう思ったと言っていました。 優しい子ですので、どれだけそのことで心を痛めていたことか。 時の巡りあわせの残酷さを思わずにはいられません。

 ケロが向こうで暮らすことになった時、主人は一緒に部屋を見て歩いたり、家具なども選んで揃えたりと、娘と水入らずでちょっとした新婚気分?を再び味わえて、きっと楽しかったことでしょう。 うっかり私などがついて行かず、父娘だけの時間を過ごせて本当に良かったと思います。

 今は代わりに母娘の時間を大切にしてくれています。 ケロが帰宅した晩、ケーキを焼いてお誕生日定番の料理とワインで、もう一度主人の誕生会を開きました。 去年の誕生会で、手拍子を打ちながら嬉しそうに一緒にハッピバースディを歌う主人の動画を見て、泣きました。 
 「まさかこれが最後の誕生日になるとは誰も思わなかったね・・・」

 先日は一人で3日かかったホールケーキも、二人ではあっという間に無くなりました。 6月になると、もう苺が無くて、仕方なくサクランボにしたので、種を一粒ずつ取り出すのが大変だった上にクリームに色が滲んで、うわっ・・・といことで写真はナシです。 味はとっても美味しかったんですけどね。

 翌日はお昼に「父の日の代わり」と言ってフレンチをご馳走してくれ、最後の日は私がずっと食べていなかったラーメンを一緒に食べてくれ、またスーツケースを引きずりながら戻って行きました。 ケロが居る間中、1枚も写真を撮っていなかったのは、お喋りに夢中だったからかな? ありがとね、ケロちゃん 

 
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2017年06月02日

若い人からの励まし

 私が一人悲しみの中に居ることを心配して、同じNPOの仲間で娘のケロと殆ど同じ年頃の女の子から、ドライブ&ランチのお誘いを頂きました。 なんと家まで車で迎えに来て、遠くのレストランまで連れて行ってご馳走してくれるというのです。 なんて優しい子なのでしょう・・・また涙ポロポロです。

 そんな信じられないほど嬉しい幸せなことが、このような時に我が身に訪れようとは夢にも思いもしませんでした。 まるでデートに誘われて彼氏の車を待つ少女ような、何十年ぶりかのドキドキ感を味わいましたよ、私(笑)。 こんな気持ちになるなんて、ビックリです。 

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 お友達の結婚式の引出物のカタログにこのレストランのお食事券の選択肢があったのだそうです。 大体何も欲しいものが無いまま忘れて注文もしないままになってしまうこともあるギフト・カタログですが、最近はそういう選択もあるのですね。 お蔭様で、私までこのような幸せのお裾分けを頂くことができました。

 ありがとう、ありがとう! お食事の後、一緒に歩いた広〜いハーブ・ガーデンも素敵でした。 いつも山ほど写真を撮る私が、一枚もそこで撮っていなかったことに今気が付いて、どれだけ夢見心地だったのかと可笑しくなりました。

 そして、そこで、なんと以前、調べても分からなくて悩んでいた日中友好の木の名前が、

【ギンドロ(銀泥)】別名:ウラジロハコヤナギ ヤナギ科ヤマナラシ属
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ということが、分かりました。 どこでどう解決するか分からないものですね〜
人生って面白い! まだまだ頑張って生きて、この先どんなことが起きるのか、ちょっと楽しみになってきました。 若い人の優しい気持ちと行動が、きっと私に生きる力と幸運を分けてくれたのでしょう。
 
 ありがとうございます。 こんな勿体ない優しいお気持ちに応えて、しっかり元気出しますね! 
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2017年05月29日

夢が一つ叶ったけれど

 子供の頃の夢の一つ、

「バースディ・ケーキを丸ごと一つ、全部一人で食べてみたい!」

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 それが叶ったけれど、美味しかったけれど、
 そんなに嬉しいものではありませんでした。

 バースディケーキは、みんなで賑やかに切り分けて、
 一緒に食べるからあんなに嬉しいものなのですね。
 
  
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2017年05月28日

蛍火

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 ぬばたまの闇に仄かに蛍火の縋りて舞ひつ儚き逢瀬(山桜)
ラベル:ホタル 短歌
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2017年05月26日

誕生日

お誕生日、おめでとう!
いつも薔薇が盛りで他のお花もいっぱい咲いてる素敵な日、幸せね。

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迷ったけれど、今年もケーキを焼いてお祝いしました。
これからも一緒に年を重ねて行きましょう。
ずっと先を行っていた貴方の年を超えたくはないから。
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2017年05月19日

あれから2か月

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時が止まり、現実感のまるでない異空間に漂い出たあの日から、2か月が経ってしまいました。

 これから何度この日を迎え歳を重ねていくのでしょう。 

 どんなに懐かしくても過去に戻ることは出来ません。

 人生で一番長く、親より長く共に歩んできたわたしたち。

 これまでずっと傍に居てくれたからこそ今の私が存在します。

 それが疑いも無く今も共に生きているということです。

 しあわせな人生を ありがとう。 
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2017年05月15日

見知らぬ道を帰る

 「さて、ここはどの辺りなんだろう?」

 淀川自然観察をしながら鉄橋も潜って随分歩いて来てしまった。 元の道を戻るのはロスが多いし面白くない。 適当に堤防の上を歩いて道に出られそうな階段を下りると、何だか懐かしい風景に出会った。 隅田川沿いの下町の風情にそっくりだ。 路地からひょっこり江戸弁を喋る元気なおばあさんでも顔を出しそうで、誰か出てこないかなと期待したが、ひっそりと静まり猫一匹出会えず残念。

 どこかでトンネルを潜って向こう側に行かねばならぬので高下線路沿いに歩いていると、今度は神田のガード下を思い出す。 知らない土地での不安の中で、見知った場所を思い浮かべると何処か心が安堵するようだ。 神田やお茶の水辺りもあちこち線路が交差していて賑やかだが、ここはそれ以上にややこしく騒々しい。

 ケロが、
「シジュウカラもメジロの声もしないよ。 
 居るのはカラスとスズメくらい。」
「チュン(スズメのこと)も、なんかここのは汚い気がする」
「電車の音と飛行機の音が煩くて、遮断機の警報音もリズムが早くて慣れるまで落ち着かなかった。」
と、言っていたが、里山の自然の音の中で暮らしていたケロにはこの騒音は辛かったろうと思う。

 「淀川の河川敷には自然がいっぱいだよ」
と教えてあげたけれど、オバサンでなく若い娘が1人で歩くのはやはり危なそうで勧められない。 今度来た時には一緒に歩いてくれるかな? 

 幸い近くのランドマークを覚えていたので、迷わず部屋へ戻ることが出来たが、それよりマンションのセキュリティロックを解除する方が緊張した。 どこもかしこも監視カメラで撮られていて、スムースに操作できないと挙動不審で呼び止められはせぬかとドキドキ。 それだけ安全ということで、親としては安堵したことだった。
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2017年05月14日

ももりさんとお友達との素敵な日

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 ヒレ・ステーキみたいにおっきなお肉の塊りがじんわり柔らかで、お肉本来の味が凝縮されていて、プルーンまで溶け込んだお野菜たっぷりのシチューと相まって、憧れのももりさん特製ビーフシチューは想像以上に素晴らしい美味しさでした〜 魚の形のお皿も、ももりさんのお手製です。 

 オイルサーディンは窓の大きなお台所で昔のお弁当箱に下拵えされていて、床の木の感触も匂いも神田の祖母の家にどこか似ていて、お習字教室の机等も何だか小学生の頃を思い出し、いろいろ懐かしくなってふわっとタイムスリップしたようでした。

 この他にも素敵なお手製の器に色とりどりの美しいサラダやら和え物やら苺やら、ご馳走さんがいっぱいだったのにもう戴くのに夢中で写真も撮らずにいて、記憶スケッチもこんないい加減で本当の素晴らしさがお伝え出来ず申し訳ないです。 

 ハート形の母の日仕様の桜餅、抹茶味の水無月の優しい味も忘れられません。 お友達に戴いたリンゴとシナモンのジャムも美味しくて、ケロの所に居る内に既に一瓶食べあげてしまいました。 

 貴重な資料を見せて戴きながらの書のお話、古文書のお話、流石に皆さんの目の色が変わってました! 遺された書を通して遥か昔の人の姿や性格まで浮かび上がって来て、対面対話できてしまうのですから、やはり書の世界は深いです。 端っこにしがみついて続けて行きたいです。

 取りに戻って持って来てくださった素敵な帯留の絵は、問題が生じてもいけないの載せませんでした。 須佐神社へもお参りしたいです。 ジャムもご馳走様でしたと、どうぞよろしくお伝えください。

 凛々しい少年隊(初夏の暑さでへばってましたけど)のお祭りの行列の予行演習も垣間見られ、
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ヨーコさんに嵐電の駅まで送って戴き、お蔭様で嵐山もいい風に吹かれてブラブラすることが出来ました。

 美味しいものと興味あるものに囲まれ、素晴らしいお友達と引き合わせていただき、久方ぶりに悲しみを忘れて幸せなひと時を過ごすことが出来ました。 こんな私の為に温かいお心遣い、ありがとうございました。 このお気持ちに応え、しっかり自分の道を生きて行かねばと思いを新たに致しました。
ラベル:京都
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2017年05月06日

忌明け

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 緑いっぱいの森の中で
 真っ白な朴の木の花がほころびました
 若葉の季節の風にのって 
 あの人がふいに笑ってくれたようで嬉しくて
 慌てて拙い絵を描きました

 皆さまのお蔭で、何とか忌明けを迎えることが出来ました。

 山桜 合掌
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2017年05月03日

羨ましかった涙

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 私はずっと甲子園球児やオリンピック選手などが勝って流す嬉し涙、負けて流す悔し涙、どちらも『何て羨ましいのだろう・・・』と思って見ていました。 

 それは本当に一生懸命、己に負けず人にも負けずに一意専心、長いこと頑張って来たからこそ、流せる涙に違いないからです。 自分はそんな風に情熱を込めて生きていない、もう一生そういう涙も流せないのだろうと人生も半ば過ぎの諦めの境地でした。

 今は違います。 一生懸命、全身全霊を込めて愛したから、彼の為に生きて尽くしたから、喜びも悲しみも分け合って夢を持って共に歩んできたから、恋しくて懐かしくて悔しくて悲しくて寂しくて、声が聞こえたり気配を感じたりして嬉しくて・・・こんなにも涙が後から後から流れ落ちるのだと思います。

 これは情けない涙なんかじゃない、
 あの「羨ましかった涙」のように、
 懸命に生きたからこその誇らしい涙です。 

 ごめんなさい、あなたの嫌いな自慢話、かな。
 叱られる、かな。
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2017年04月29日

優しい花束

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 尊敬するFITの素敵なお姉さまから、思いがけず花束が届きました。
 
 ピンクが基調でバラやストロベリーキャンドルやカモミールの入った可愛らしいブーケは、主人の仏前に、というよりもきっと私を励まして下さるための、私の為のプレゼントと思いました。 そのお心遣いが嬉しくて、花束の中に顔をうずめて泣いてしまいました。 花の香りに心優しく包まれて、幸せでした。 ありがとうございます。
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2017年04月28日

すずらん忌

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 「父さんは、野に咲く可憐な花が好きだった。」
 「お前のようだから、なんて言って、フフフ」

今日は主人の父の34回目の命日。 母のそんな言葉を思い出して(まるで「野菊の墓」ですね、父は文学青年だったようです。)、秋田の家から移植して我が家で増えたスズランの花を仏前に供えました。 

「今度の誕生日が来れば、お父さんと同じ歳だね。」
「お父さんより長生きできて、親孝行できたね。」

そう言っていたのに、誕生日が来ることが当たり前のように思っていたのに、まさかその日を迎えることが出来ないとは・・・ 人生、本当にほんのさきのことも分からないものなのですね。

 お父さん、苦しむ主人を見るに見かねて
 「もう楽になっていいんだよ・・・」
と迎えに来てくれたのですね。 
主人はお父さんに迎えられ安心して笑って旅立てたのですね。
ありがとうございます。
これからは、主人も一緒に見守っていてくれると思うと心強いです。
ラベル:スズラン
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2017年04月27日

検査結果は異状なし

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キンラン

ご報告が遅くなり、ご心配おかけしてしまい申し訳ありません。
(4月27日のことを後から書いています。)
 
もういつからこうだったか覚えていないのですが、ずっとずっと胸に鉛の重石が乗っているように重苦しく動悸を感じて、最初の頃は余りにも悲しすぎて胸が塞いでいるのだろう、その内治るだろうと思っていました。 それが一向に良くならず、幾らなんでもおかしい、

「やった方がいいと思ったことは躊躇わずにやれ!」

というのが主人の遺言と肝に銘じていますので、先ずは4月の初めに呼吸器科を訪ねました。

 レントゲンを見た医師は、
「刷毛で履いたような白い影が見える。 気管支肺炎かもしれない。」
といい、抗生物質などを処方してくれつつ、他の検査も受けました。 
 「私まで肺炎? そんなことって・・・」
と不安を抱えつつ待った数日後の検査結果では異状なし。 結局、症状はあるのに、身体に異常はなしということで処方された薬を飲み終えて終わりになりました。

 それでも身体に異常なしということなので、心配なく野山を歩くことが出来るようになり、体を動かせば夜もよく眠れるので助かりました。 ケロが週末に帰って来てくれて、薬も無くなったのでお酒を少し飲んでみたら、これもすっと胸が楽になるようで飲みすぎなければ晩酌も良いのかなと言う感じでした。

 ところがまた一人になって主人の思い出の中で生活しつつ、何日までに何をしなければ・・・漏れなく手続きできているだろうか? という緊張が続く日々を過ごしている内に、また胸の重苦しさがきつくなり、とうとう以前にも出たのと同様の3回目の発作が起きてしまいました。 一度目は山行から戻って荷解きをしている時、1人きりだったのでこのまま死ぬのではないか救急車を呼ぼうと思う内に何とか収まりました。 2度目は11月の主人の入院先の病院でだったので、車いすで運ばれて検査を受ける内に収まりました。 
 
 3度目の発作は軽くて深呼吸で収まったものの、いよいよ怖くなって、25日に今度は循環器科で心臓の検査を受けましたが、これも全く異常なし。 普通の人の心臓周りの血管よりずっと綺麗なんだそうです。 血液検査も問題なし。 免疫力も落ちていない。 主人の為に続けてきた食事療法を継続しているお蔭かもしれません。 お医者様も自分の口でそういうことは言いたくないけれど、
 「やはり自律神経などの心の問題ではないかと思います」
と仰り、不安や緊張を抑える薬を処方してくださいました。

 そのお薬は効くようです。 効くと思うから効くのかもしれませんが、即効性があるので苦しい時には助かります。 そんなに心が柔だとは思っていなかったのですが、やはりこの悲しみは尋常なものではないようです。 自分の状態を客観的に見ることが出来ないので、外の人に見て戴けて良かったです。 
ラベル:キンラン
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2017年04月24日

鳥の姿を借りて?

 洗濯物を干している時、どうも何やら視線を感じると思ったら・・・

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 桃の木にキジバトがどっしり腰を落ち着けていて、私が見ていても身じろぎもしない。 やれやれ、随分なめられたものだと諦めて手を動かしていると、今度は突然、右手から高らかにガビチョウ(画眉鳥)が鳴き出した。 

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 気持ちの良い天気、咲き始めた花水木の中で随分とご機嫌のようだ。 元々中国や台湾で鳴声の鑑賞用に飼われていたのが逃げ出して日本でも繁殖してしまった鳥なので、なんとも真似しづらい複雑な音色で、
ピ〜ロロヒュ〜ロロピロピロピロ〜チチチチ〜ピロ〜ピロ〜 

まぁ飽きることなく鳴き続けること。 写真やビデオを撮っても逃げようともせず、自慢ののどを30分程も披露してくれただろうか。 

 日本在来の可愛いウグイスを大声で駆逐しているような気がして、普段はあまり好ましく思わず「ガビ!」なんて呼んでいたけれど、流石にこれだけ私の為?に一生懸命歌ってくれているのを見ては、鳥の姿を借りた主人が、

 「ほら、元気出せよ〜 頑張れよ〜!」

と、言ってるに違いないと思うしかないではないか。

 『本当に傍にいてくれてるなら、証拠を見せて・・・』と願ったから、早速見せてくれたのね。
 
 ありがとう、すごい! なかなかやってくれますね。 
 信じます。 一緒に居てくれていること、信じてますよ。
 
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2017年04月23日

心配してくれる人がいる幸せ

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 日曜日は沈んでいるなんて書いていたら何かを察して下さったのか、思いがけず次々とお便りやメールやお電話まで戴いて驚きました。 
 
 ケロや両親や兄弟姉妹に親戚、小学生時代幼馴染から学生時代の友人、ケロ繋がりのママ友、ガールスカウトの皆さん、お稽古の先生・先輩・仲間、FITの先輩や仲間達、このブログ等を通じてネットで知り合った方々、主人の友人や会社の方々・・・未だお付き合いの浅い方までも、私を心配して心を寄せて下さる方々が、こんなにも大勢いて下さる幸せを心より有難く、また心強く感じております。 

 哀しい涙ではなく、いま、嬉しい涙でいっぱいです。

 主人が、降り注ぐお日様の光に包まれて水晶の玉のような涙をポロポロ流しながら遺してくれた言葉で御礼を申し上げたいです。

 「こんな自分なのに、こんなにしてくれて、
  この感謝をどうやって表せばいいんだろう・・・」

 「ありがとう、ありがとう、
  ホント感謝の言葉しかないよ。 ありがとね・・・。」


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日曜日が来ると

 主人が亡くなったのが日曜日だった所為なのか、日曜日が来ると気持ちが沈む。 休日を過ごす楽しそうな家族連れの姿に触れるのが辛くて外にも出たくなくなる。 こんな素晴らしく気持ちの良い天気に、勿体ないと思うのだけれど。 

 私は忌中で参加できなかったが、今頃FITの同期の皆は、集って下見会を行っている筈だ。 FITの活動に復帰したら、もう少し元気が出てくるかなと思う反面、主人がこんなに早く逝ってしまうと分かっていたら、FITになど参加せず、もっともっと一緒にいて残りの時間を大切に過ごしたかったという思いが込み上げて来て堪らなくなる。

 「俺はもう一緒に山へは行けないから、行っておいで」
と主人は言ってくれていたけれど、大好きな山へ行けなくなって一人家で私を見送るのはどんな気持だったことか。

 今、主人はもう、息も上がらず心臓も苦しくならず自由の身になって、いつも私と一緒に何処へでも行けるようになったのだから、私が閉じ籠っていてはガッカリしているかな。 明日は元気出して出かけるから、今日は家で静かに過ごすこと、許してください。 さて、ラム・レーズンが漬かった頃かな、パンに練り込んで焼いてみよう。 きっといい匂いで元気が出る。
posted by 山桜 at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月21日

だいこんの花

 いつまでたっても喉の痛み、声嗄れ、リンパ腺の腫れが治らないので、耳鼻科へ行った。 これまでは、とても自分の病院通いまでは出来なかった。 今、私の抱えているストレスはどう考えても相当なものだろうし、少し真面目に自分の身体もオーバーホールしていかねばと思う。 

 鼻から細い内視鏡スコープを入れての検査。 私は鼻の中もその奥も狭いのか、これが苦手だ。 いつも鼻の奥と喉の辺りが傷つき後あとまで治らず、却って症状が酷くなる事さえある。 結果、喉の腫れはあるものの、悪いものはなく、相変わらずの処方薬が出た。 これでは多分、対して改善は期待できないだろう。

 いつも症状があって苦しいのに、検査しても原因が分からない。 そんなことの繰り返しだ。 もやもやを抱えての帰り道、広い畑の片隅で大根の花をみつけた。

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 この花を見ると、昔むかしに見た森繁久彌と竹脇無我の親子のドラマを思い出す。 森繁演じる父親が亡き妻を「だいこんの花のように素朴で美しく控えめな人だった」「妻を娶るならだいこんの花のような人を」と息子に望む。 何故だか子供心に「だいこんの花のような女性」になって「お嫁さんになる」ことに憧れていたものだった。 

  人知れず忘れられた茎に咲き
  人知れずこぼれ散り
  細かな白いだいこんの花 (久彌)

 そんな話、一度も主人にしたことは、なかった。
 私は「だいこんの花」になれたのかな、
そんなことも聞いて見たかったなぁ・・・ 

 
ラベル:ダイコン
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