2017年03月31日

心も身体も苦しくて

 この日は、入院費の精算、市役所への届け出などをしなくてはならなかったが、病院に3泊続いて葬祭センターに4泊と、殆ど家に戻れない生活をしていたツケが回って来たのか、胸に鉛の重石を載せられたような苦しさがずっと取れない。 

 折角病院に来ているのだからと思い切って受付に症状を伝えると、急患扱いで診て戴けることになった。 レントゲンの結果、肺に刷毛で掃いたような白い影があり気管支肺炎の疑いありと言われた。 気管支炎なら分かるが、気管支肺炎とは初耳で不安になり益々胸が苦しくなる。 主人を肺炎で失ったばかりなのに、私まで肺炎に・・・? 肺炎って伝染らない筈では? 抗生物質などを処方され、数日後に再び診断を受けることになった。 

 市役所に行く前に心を落ち着けようと、主人が退院したら一緒に行ってみようと思っていた川沿いの可愛らしいカフェに寄った。 
P3313882 (440x293).jpg
桜の季節のランチは、いつも我が家で食べているような家庭的なおかずだけれど、こうして木のお盆に盛りあわせたら何だかお洒落っぽくなるものだ。 元気に沢山食べられるようになれたなら、もっともっと心躍るような食卓にして、美味しいものをいっぱい食べさせてあげたかった・・・。 零れ落ちそうな涙と一緒に貰ったばかりの薬を飲みこんだ。
posted by 山桜 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月30日

銀河鉄道発車台?

P3303874 (440x293).jpg

湖畔を辿って散歩の途中、見慣れた風景の中に突如現れた違和感!

ああ、何にでも始まりと終わりの時がある。
どれだけ大勢の人々の歓声と恐怖を背負って、このジェットコースターは駆け抜けて来たことか。
私の見た最後の姿は、まるで銀河鉄道の宇宙へ向けての発車台のように突き抜けていて、何だか哀しくなくて良かった。
posted by 山桜 at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一緒に見た桜と花芽の今

2月20日、明日は都心の病院までPETを撮りに行かねばならないので、17日から始めた体試しの散歩に出ました。 冬枯れだった森の木々の芽が膨らみ、ほんのり緑色に染まって来たようで、
「もう春の気配だね」
と、ゆっくりの歩みを留めては休み、気持ちよさそうに外の空気を味わっていました。
「今年は雨が少ないから桜の花は小さ目かなぁ」
そんなことを話しながら歩いていたら、早咲きの河津桜の咲き始めをみつけました。
「河津桜は寒緋桜の血を引いているから、赤味が強いんだよ」
などという私の話などは、いつも通り
「ふ〜ん」
でしたが、その隣の木の花芽を見て珍しく、

DVC00706 (440x330).jpg
DVC00708 (420x560).jpg

「これは何?」
森林インストラクター等と言いながら、恥ずかしいことにその時、私は即答できず、
「あれ、ナンダロウ? キブシでもないし、先の芽に残っている芽鱗の形はリョウブのナポレオンハット(下の写真参照)に似ているけど幹の模様や他の様子は全然違うし・・・」
と、うろたえるばかり。 
「ああ、情けないなぁ これから毎日見に来て、何の木か突き止めるからね!」
けれども、その一緒の散歩が、あと僅か2日で終わろうとは・・・。

この日、病院に明日のPETキャンセルの電話をしました。 
この時、必要なことしか告げない主人の手から電話を奪い取り、主治医にもっと主人の病状の辛さを訴えていたら助かっていたのではないか・・・と幾度思い返しても、もう時は逆戻りできません。 ああ、本当にドラえもんがいてくれたら、どんなにいいかと。

3月30日、諸手続きの間にぽっかりと空いた1日、陽気に誘われ右手を他の人には見えない彼の腕に預けながら散歩に出ました。 あの日あの時、あのベンチに一緒に座ってアトリを眺めて・・・等と思うと、胸が押しつぶされそうになりますが、『そうだ、あの花芽はどうなっているかな?』の謎解きの好奇心の力で前に進むと、ぼうっと黄色の光に包まれて咲いていたのは、春に先駆け主人の故郷の北国の言葉で『まんず咲ぐ』が語源の「マンサク」の花でした。 

P3303845 (373x560).jpg

黄色の細長いひらひらの花びらが実り豊かな稲穂のようで、「豊年満作」にも結び付いたのかもしれません。

P3303843 (207x310).jpgP3303847 (207x310).jpg
左:一つの花は、黄色で細長い4枚の花弁、赤い4裂萼片、雌蕊1本、雄蕊4本から成る
右:未だリョウブのナポレオンハットに似たお帽子(芽鱗)をかぶった芽

花言葉:「霊感」「ひらめき」「神秘の力」「幸福の再来」 

P3303848 (440x293).jpg

カワヅザクラは、すっかり葉桜かと思いきや、まだ葉陰にお花が残り、その横では小さなさくらんぼが育っていました。 私がぐずぐず情けなく踏み留まっていても、季節は確実に移ろっていくのですね。

posted by 山桜 at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月28日

FORGET-ME-NOT

P3293802 (440x293).jpg
 
哀しみに浸る間もなく色々な所要の為に出掛けなければならない日々。 でもいつも一緒に付いて来てくれています。 さっき桜を教えて貰って、うきうきと帰宅してふと庭に目をやると、去年のこぼれ種から庭のそこここに勿忘草(ワスレナグサ)の小さな青い花が咲いていました。

 「忘れないでね・・・」
 「覚えていてね・・・」

 「まぁ、すっかり心配性になったのね」
 「忘れられる筈がないでしょう」
 「これからもいつもずっと一緒に傍にいてね、ありがとう」
 
posted by 山桜 at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

桜、咲いてるよ

  DVC00760 (310x233).jpg

「ほら、ここ、桜が咲いてるよ・・・」

少し暗くなって来た郵便局からの帰り道、耳元であなたが教えてくれました。
頭の上の高い所に咲いていた、二輪の仲良し桜。
私だけなら見逃してしまうところでした。

「桜が咲いたら、一緒に見に行こうね」の約束を守ってくれて、ありがとう。
posted by 山桜 at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あなたのために

P3233763 (440x293).jpg


旅立ちの日、あなたのために庭の花を摘みました 
帽子も花も似合う、お洒落で素敵なあなたへ
私が大切に育てた花をみんなみんな捧げたくて


P3233749 (210x140).jpgP3233756 (210x140).jpg
P3233751 (210x140).jpgP3293824 (210x140).jpg
P3293810 (210x140).jpgP3293809 (210x140).jpg
P3293813 (210x140).jpgP3293817 (210x140).jpg
P3233752 (210x140).jpgP3293823 (210x140).jpg
P3293826 (210x140).jpgP3293814 (210x140).jpg
P3233759 (207x310).jpgP3233754 (207x310).jpg
P3293818 (207x310).jpgP3293800 (207x310).jpg
P3293797 (207x310).jpgP3293828 (207x310).jpg
P3293815 (207x310).jpgP3293820 (207x310).jpg
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月27日

君逝きて花の春

P3233750 (440x293).jpg
P3233746 (440x293).jpg

私が恋焦がれ愛し続けた最愛の人が、「一緒に桜を見に行こうね」の約束も果たせぬまま、16年の病との闘いの末にとうとう浄土へ旅立って逝ってしまいました。

北国生まれの性格からか余り言葉や態度に表さない人で、追っても追っても心の奥底の読めないもどかしさに悩まされましたが、最後の半年程は一日中傍を離れず生活し、すっかり優しく朗らかに良く話す人となり、結婚してもうすぐ30年もの間、一度でいいから言ってくれたら・・・と願っていた言葉もようやくかけてくれるようになって、本当に心から幸せな日々でした。 

2月の末に入院後、少しずつ快方に向かっていたのに、容赦ない病の手が忍び込み急変し、お彼岸の最中に向こうの世界へと渡っていってしまいました。

今はもう、思うままにならないことの多かった身体を抜け出て、元通りの颯爽とした姿で自由に飛び回れていいると思うと、寂しさの中にも救われる思いがいたします。 実に安らかな微笑みをたたえたお顔でのお別れでした。

主人が旅立って数日後の3月22日(水)は朝から雨模様、何日も葬儀の日を待つ主人の枕辺で一人、後から後から湧き出てくる思いを携帯からこのブログのコメント欄に打ちこんでおりました。 そちらにコメントを下さった方々、ありがとうございます。 ずっとお返事も出来ずにいて、すみませんでした。

さきがけの河津桜を愛でし日は花より先に旅立つを知らず
    Posted by 山桜 at 2017年03月22日 14:02

ちちははの手をとり歩む幼子に遠き幸せ偲びて祈る
    Posted by 山桜 at 2017年03月22日 14:17

枕辺の桃花一つほころびて君の笑ふる気配ぞ嬉し
    Posted by 山桜 at 2017年03月22日 14:22

亀のごと歩む一歩の意志つよく治るものと信じたものを
    Posted by 山桜 at 2017年03月22日 14:29

久方の家に戻れば何一つ変わらぬままに君はもどらず
    Posted by 山桜 at 2017年03月22日 14:34

突然に半身をもがれし我が心むすめの愛の雫が満たす
    Posted by 山桜 at 2017年03月22日 14:40

父亡くし母くずれるを健気にも支える亜子に君の面影
    Posted by 山桜 at 2017年03月22日 14:43

白絹の下で変わらぬ微笑みに夢なら醒めよと幾度呼び掛け
    Posted by 山桜 at 2017年03月22日 14:52


今日もまた、朝から優しい雨が降り、何か歌えと囁かれているようです。 ああ、少し、薄日が差して参りました。

君去りし庭の花々次々とここにいるよと吾(あ)を呼び笑ふ 山桜

これからも、いつもいつも一緒に生きていくよと言ってくれているようです。 いつか私を迎えに来てくれる日その時まで。 合掌


花より君の心を読み取れればと願いつつ・・・
雪割草の花言葉:
「あなたを信じます」「信頼」「期待」「和解」「自信」「優雅」「内緒」「はにかみや」「悲痛」「少年時代の希望」

すももの花言葉: 
「誠意」「誠実」「幸福な日々」「甘い生活」「誤解」「困難」

posted by 山桜 at 18:06| Comment(12) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月17日

久し振りの散歩が・・・

投薬期間から休薬期間に入り、少し家人も元気が出てきたようで、春の気配に誘われて久しぶりに外に出てみました。 庭の花々も気づいてあげられぬ内に花を開いていました。
DVC00699 (420x315).jpg
サンシュユ(山茱萸)/ハルコガネバナ(春黄金花)

DVC00700 (420x315).jpg
常緑冬咲きクレマチス ホワイト・エンジェル

一足一足と元気なお年寄りに抜かれてしまう程の亀の歩み、それでも少し歩くだけで息切れを感じて休み休み、やっと辿り着いた陽だまりのベンチで空を見上げ、弱いながらも深呼吸し、
「やっぱり外は気持ちがいいな〜」

アトリの大群を教えると、
「あ、鳥!」
などとふざけるのは元気な時と変わりません。

表情も明るくなって、自然の力は大きいなぁ・・・と嬉しくなり、その後数日散歩に出たのですが、段々と歩ける距離が短くなり息苦しさが増し、一週間後に近くの病院を受診、即日入院しなければならないことになってしまいました。 気を付けていたのですが、高い熱が出なかったので気づくのが遅れてしまいました。 一番傍に居たのに、こんなことになり可哀想で責任を感じています。 少しばかり元気になったと言う時こそ、油断大敵です。
posted by 山桜 at 00:00| Comment(22) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月01日

初日の出・曙富士

 
 平成29年 2017年 あけましておめでとうございます。
 雲一つない快晴の夜明け、近くの湖の堤防に駆け上がり、心に染み入る様な眩しい初日の出を拝むことが出来ました。

P1013418 (440x293).jpg

P1013434 (440x293).jpg

  P1013453 (373x560).jpg

P1013452 (440x293).jpg

 ふりかえれば湖畔は朝日を受けて曙色に染まり、奥多摩の山々がくっきりと浮かびあがり、
P1013485 (440x293).jpg

 富士山も束の間のモルゲン・ロートに染まって・・・
P1013489 (440x293).jpg
 
 と思う内に忽ち青空に真白に聳える堂々たる富士の姿に
P1013492 (440x293).jpg

 東に天照大御神さま、西に木之花佐久夜姫さま、鎮守の氷川神社に素戔嗚大神さま を拝し、新しい歳の息吹を身体いっぱいに受け取り、新年の始まりです。

 昨年は、年頭から年末まで「驚き」と「人生の転機」の連続で、今まで生きてきた中で最も短く感じた一年でした。 特に11月以降は、クリスマスも年賀状のこともすっかり忘れてしまう程、一意専心に過ごした年末でした。 

 そんな「去る」歳も過ぎ去り、「とり」歳を迎えられました。 悪しきことは「取り去り」佳きことは「取り込み」のできる一年でありますようにと願っております。

 皆さまにとりましても、健やかで笑顔多き歳となりますよう、お祈り申し上げます。

P1013494 (440x293).jpg
初日の入り 夕日に浮かぶ影富士

posted by 山桜 at 23:45| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月22日

紅葉の散歩道

小さなトンネルをくぐると
DVC00704 (420x560).jpg
DVC00700 (210x280).jpgDVC00705 (210x280).jpg
モミジバスズカケノキ、トウカエデ、トチノキの黄葉の林の中の道。 栃と鈴懸の木はもう殆ど落葉して林床にその色を留めています。 トウカエデは日当たりの良い場所では黄色ではなく赤く色づきます。

DVC00706 (420x560).jpg
丘の上では存分に枝を広げたムクノキエノキが鮮やな黄色に染まっていました。

DVC00680 (440x330).jpg
湖に色を映す木々の彩り

DVC00707 (210x158).jpgDVC00709 (210x280).jpg
日当たりのいい階段は虫たちが暖をとる憩いの場

DVC00714 (420x560).jpg
森の中から覗き見た湧水池も紅葉に縁どられていました。

DVC00703 (420x560).jpg
斜面をのぼり道の上から紅葉越しの池

DVC00712 (440x330).jpg
透過光で見るもみじ・・・水面のさざ波の光に心も浮き立ちます。

DVC00907 (440x330).jpg
公園一の紅葉撮影スポットには三脚を持った大勢のカメラマンが来ていましたので、そちらは避けつつ合間を縫ってパチリ

DVC00696 (210x280).jpgDVC00700 (210x280).jpg

DVC00718 (210x158).jpgDVC00719 (210x280).jpg
ネジキの紅葉

DVC00721 (210x158).jpgDVC00722 (210x158).jpg
ムラサキシキブ と ガマズミ の実
posted by 山桜 at 00:00| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月01日

あけましておめでとうございます

平成廿八年 丙申歳
あけましておめでとうございます


PC261809 (420x280).jpg

PC281819 (640x427).jpg

魔去るの猿(申)歳、厄を祓う霊力のある桃の花を、降り注ぐ枝垂れ枝で埋め尽くして描いてみました。(実際の絵は縮尺の関係で全体を上手くアップできませんでした。)
桃太郎のお供には、来年の鶏(酉)、再来年の犬(戌)と続きます。
どうか皆さまに、佳い「兆」が訪れますように!

FIT(Forest Instructor Tokyo)の大先輩から、
枝垂桃の花言葉には、
「天下無敵」
の意味もあると教えて戴きました。 ありがとうございます!
可愛い花、美味しい実、その上何か特別の力を持っているようです。
中国での言い伝え、日本では古事記の中にもいろいろと…。
これからも調べて行きたい不思議な植物です。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

山桜 拝
posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月07日

幸多き年でありますように!

CIMG6239.JPG

DVC00410.jpg

 松の内ぎりぎりのご挨拶となってしまいましたが、
 新年おめでとうございます!
 年初に皆様の幸多かれと心よりお祈り申し上げます。

 2015年は、森林インストラクターとして新しい世界へ一歩踏み出して参ります。 資格を得たからと言って機会が勝手に舞い込んでくれる訳でもなく、自分は何が出来るのか、どうやって歩んでいきたいのか、色々な視点から道を見渡しながら方向を定めて進む積りです。 

 今年の年賀状は「玉の浦(玉之浦)」という長崎県五島市で自然出現した覆輪藪椿の色出しに苦労したのですけれど、技が無いのでなかなか画面上に上手く再現できず・・・
posted by 山桜 at 00:00| Comment(13) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月31日

今年もありがとうございました!

DVC00718.JPG
 
 

皆様、今年も大変お世話になりました。

 
 来年は、年明け早々から新しいことが次々と待ち受けています。 健康に気を付けて、挫けずにどんどんと挑戦していきたいと思います。

 
 明くる年が皆様にとっても幸多かれと心よりお祈り申し上げます。

 山桜 拝
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月21日

久し振りの散歩

 「いい夫婦の日」とやらには一日早かったけれど、念願かなって久しぶりに二人だけで「ただの散歩」に出かけることができました。  
DVC00649.jpg

 紅葉が盛りでした。

DVC00650.jpg

 病み上がりの癖に相変わらず歩くのが早くて、ちょっと写真を撮っている内に、振り返りもせずにすいすいと行ってしまう…。 すっかり姿を見失って「どこに居るん?」と電話すると、「もう家に着くよ」ですって。 本当にまぁ…相変わらずです。 でも、「相変わらず」って素晴らしい…か。 

タグ:紅葉
posted by 山桜 at 00:00| Comment(12) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月30日

小さくて大きな喜び

130809_101203_ed (3).jpg

 「コ…クン」
 生々しいガーゼの下で、貴方の喉は、生まれたての赤ちゃんが初めての母乳を飲みこような初々しさで、ゆっくりと上下しました。 見間違えではありません。 微かな音も聞きました。 確かに動きました。

 それだけではありません。
 
 「あ・い・う・え・お」
 「か・き・く・け・こ」
 「さ・し・す・せ・そ」
 「た・ち・つ・て・と」

 ゆっくりと確かめるように口を動かしているので、耳を近づけると、なんと、微かながら聞き分けられる声が出ているではありませんか! 喉に穴が開いていて声は出ない筈なのに…。 

 『飲みこめる! 話せる!』

 ごく普通に自然に出来るようなことが出来たことがこんなにも嬉しい。 私たちですらバンザイして飛び上がりたい程ですから、本人はどれだけ嬉しかったことか…。 8時間以上の手術から目覚めたばかり、疲れるから、もう身体を休めるようにと言っても、次から次へと話そうとします。 喜びが込み上げ溢れてくるのでしょう。 

 ああ、神様、仏様、ご先祖様、いつもいつもお守り下さり、ありがとうございます。

 難しい手術を執刀してくださった先生方、看護師の皆さま、ありがとうございます。 

 術後はもう、ゴクリと飲み込むことは難しいでしょうと言われていた喉でした。 発声も難しくなるかもしれないと覚悟の上の手術でした。 勿論まだまだ油断はできませんし、これからまた一歩一歩の努力を積み重ねてゆかねばなりませんが、『最悪のシナリオだ…』と寂しそうに呟いていた貴方の口から再びこぼれた喜びの声を、私は一生忘れません。 
 
posted by 山桜 at 00:00| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月23日

東京タワーの見える場所

 またここに立つ日が来てしまいました。 色々と気を付けてきた積りでしたが、敵もなかなかしつこい。 見つかったことを神様に感謝して最善の道がとれるよう家族で力を合わせます。 DVC00545.jpgDVC00546.jpg

 富士山の世界文化遺産登録の勢いにのって、2020年 東京オリンピック招致も成功なるでしょうか? 東京タワー・ライトアップも五輪カラーで2020です。 7年先もそのずっと先も…どうか元気で楽しく過ごせていますように!
タグ:東京タワー
posted by 山桜 at 22:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月29日

5月に梅雨入り

DVC00468.jpg

 本日5月29日、関東甲信地方が早くも梅雨入りと発表されました。 平年より10日、昨年よりも11日早い、史上3番目に早い梅雨入りだそうです。 最近ははっきりとした梅雨入り梅雨明けが無いような年も続きましたが、5月に梅雨入りというのは記憶に無く驚きました。 

 それでかどうだか、家の前に土石流がなだれ込み、撒いたばかりの種が〜〜!! …という夢を見てしまいました。 家の心配より種の心配をしているとは、私の見る夢らしい所です(。。;) 降れば土砂降りと言うことが少なくないこの頃、大きな風水害などが無いことを願うばかりです。

 <写真> 山アジサイ「新宮手毬」 淡青色を帯びた可愛らしい手毬型の山アジサイです。 熊野古道を歩くのに訪れた和歌山県の新宮に関係あるのかしらと思い求めたのですが、後で調べると愛媛県の旧新宮村(現四国中央市)産とのことでした。 それにしても¥250とは、山アジサイも人気でお安くなりました。 
posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月26日

卒業

DVC00063.JPG

 
 ケロの卒業式の朝、鎮守様の桜が青空に手を広げて笑っていました。 家で袴姿の着付けをし駅まで歩いて送っていった帰り道、これで私の子育てもめでたく卒業か…と、肩の荷が下りたようなぽかんと寂しいような気持が込み上げて前が霞んで見えました。 この道もあの道も二人手をつないで歩いた道です。 トウカエデの根元にタチツボスミレが咲いていました。
 
 
DVC00069.JPG

 「かわいいね〜 きれいね〜」
 そういって、しゃがみこみ小さな手でお膝をつかみながら見ていた幼い姿が浮かびます。
 
 社会に出てどんなに仕事や人間関係に疲れていても、ふと足元の可愛い花や小鳥や季節の移ろいに心を留めて微笑むことができる人であって欲しいと願っています。 

 貴女も私も、卒業、おめでとう!
 

posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月04日

春の声「至誠通神」

130204_122504_ed.jpg
クリスマス・ローズ・ニゲル(初雪おこし)の初蕾

 2月というのに桜が咲く頃の暖かさに包まれた日に、いつもいつも自分のことより周りの人のことを思いやって生きてきた若い友から、長年追い続けてきた夢の扉が遂に開いたという嬉しい便りが届きました。 その夢もまた「人の為にこの身を役立てたい」という稀有な優しい心根の持ち主ゆえに、今まで悩み苦しみ貴重な経験を積み重ねて来たのですけれど、それもこれも今となれば大きな宝となりきっと彼女を支えてくれることでしょう。

  「至誠通神」  おめでとう!! 

 
posted by 山桜 at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月14日

真っ白な日

130114_145118_ed.jpg

 朝からの冬とは思えぬ雨音が次第にポタポタと重みを帯び、
 『ああ霙になってきのだ…』
と空を仰ぐと、霙は早くも牡丹雪の固まりとなり庭をまだらに染め出していた。
 『これは積る…』
慌ててベランダのサンダルやら如雨露やら、埋もれては困るものどもを引っ込めて部屋へ戻り、台所仕事をしつつ手をとめ耳を澄ますと、いつしか表の音は消え去りシンと静まっていた。 濡れた手を拭き、
 『この時の為の雪見障子!』
とばかりに障子をあげれば、そこはもうほっこりと雪国になっていた。 何も出かける予定の無い日、
 『さて、雪見酒といきますか』

 成人式に集う晴れ着姿の若人には気の毒な天候だったけれど、何年か経ち振り返ってみれば、きっと印象的で思い出に残る成人の日だったと思うのではないでしょうか。 華やかな盛り髪、花飾り、「花魁」という肩を出した着付けなど、今年もビックリの装いで個性を主張しているお嬢さん方がいる一方、お祖母様、お母様、ご本人と三代に渡った素晴らしい晴れ着を身に着け、すっきりと髪を結い上げたお嬢さんが却って一番目に留まり、初々しく好もしく思えました。 何を選ぶのも自分、真っ白な新しい門出に幸多かれ!
タグ:
posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする