2021年03月15日

お久しぶりです。

 皆さま、お久しぶりです。 もうじきKさんが旅立ってから丸4年が経ちます。 家に独りでいるのが辛くて、山へばかり行っていたのですが、ここ2年ほど、無理がたたったかストレスが溜まったのか膝の不調で病院通いが続き、ブログを書く気力も失っていました。

 あの年は開花が見せてあげることが出来なかったソメイヨシノ、昨日の史上最速の開花宣言に励まされ、ようやく外歩きも少しずつ出来るようになってきたので、またブログ界に戻ってみようかと思い立ちました。 

 お休みしている内に、ブログのシステムも変わり、スマホからのアクセスが圧倒的多数となり、どうしたものかと迷いつつ、先ずはやってみようと再開です。 

 もう、ご覧になっている方も少ないかと思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 山桜 拝

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2019年10月23日

即位の礼・天のお祝い



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 即位の礼の朝は雨。出来れば雨があがって欲しいという気持ちと、ご成婚パレードの時のように、その時になれば奇跡のように日が差すに違いないという予感がありました。そして、それは本当に、予想を上回る美しさの天の慶びとして表われました。これはもう、何をおいても書き残しておかねばと、久し振りに出て参りました。

 素晴らしい瞬間のお写真を撮ってくださったこちら方々は、共有をお許しくださっていますので、撮影者を表記の上、ご紹介させていただきます。

即位の礼・虹(byおしざわ氏ツイッター).jpg
「即位の礼の13:00頃 東京の空にかかった大きな虹」
(おしざわ氏撮影・ツイッターより)

即位の礼・富士山(byりっちゃん氏ツイッター).jpg
「即位の礼の日、初冠雪の富士山を巻き上げた神秘的な雲」
 (りゅうちゃんさん撮影・ツイッターより)

 虹も雲も、どちらも龍の化身とされます。
その瞬間を寿ぎ、お力が天に湧き上がるが如き虹の神秘、
初冠雪の富士山に三重に巻き付いた龍雲の神々しい躍動感、
日本人に生まれ、天皇陛下のこの御力にお護りいただける
幸せに、言葉にならない感動を覚えました。

 天皇陛下は、天の中心・北辰。
北辰に従う北斗七星も龍であり水をもたらす柄杓。
龍は水の神であり、陛下のご研究は正に「水問題」。

 今、日本は水害の最中にあり、どれだけ御心を痛めていらっしゃることでしょう。 
この問題は地球的規模であり、今後日本のみならず世界的規模の問題となるでしょう。 日本から治水の大切さを発信しその技術を共有していけたら、それこそが陛下の御心にかなう日本のあり方と思います。

 この他にも、静岡の浅間神社の桜の花が丁度花開いたとか、三種の神器「天叢雲剣」を奉る熱田神宮から皇居に向けて、雨雲とその雨雲を断ち切る一太刀が振り下ろされたとか、神話の世界が目の前に繰り広げられたかのような話が広まっています。

 国民をこのような浮き立つ興奮の世界に導いてくださること自体…嗚呼、この気持ちを共有してくださる方々にはこれ以上の言葉は無用ですね。

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2019年09月11日

天陽くんと靖枝さん



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 あれもこれもブログに更新できない内に、あっという間に日が過ぎて行きます。 少し前の話題になってしまいますが、お許しください。

 「なつぞら」の天陽くんが、自らの手で子供の頃から開墾したジャガイモ畑の真ん中で、大空に麦わら帽子を放ち、空を仰ぎながら旅立って行きました。

 この北の大地に根を下ろし生涯離れることの無かった、そしてもう動くことも出来なくなった我が身の最後の力を振り絞って、
「俺はずっとここに居るぞ〜!」
と伝えに来たのでしょうか。 それとも、帽子に魂を乗せて自由な空に解き放ったのでしょうか?

 世は「天陽くんロス」と、ファンの方々の哀しみを伝えました。

 私は、最後の最後に、家に戻って家族に気持ちを伝え、大好きだった馬の絵を渾身の力を籠めて完成させ、自分の畑の真ん中で青空の下旅立って行けた天陽くんの死を羨ましいと思い、哀しみはありませんでした。

 ただ、残された苦労を共にしてきた妻の靖枝さんが、天陽君が倒れていたその畑の土に頬をつけ縋りつくように一人突っ伏していた姿を見て、あの半身を引きちぎられたような思いが甦り、久しぶりにボロボロ泣きました。

 32回目の、一人で迎える3回目の結婚記念日がやってきます。 
posted by 山桜 at 15:10| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月14日

鎌倉とんぼさん、お安らかに・・・

鎌倉とんぼさんの蓮215_1 (440x292).jpg
鎌倉とんぼさんご撮影の蓮の花 
長い間、山桜のPCの扉の背景に使わせて頂いておりました。

 思い起こせば、既に20年近くの長きにわたり勿体無いご縁を頂き、いつもいつも温かく癒し励まし救いの手を差し伸べて下さった鎌倉とんぼさんが、7月5日に急逝されていらしたとのお報せに昨日接し、愕然と言葉を失い震えが止まらず、ただただ今もって信じられない気持ちでぼうっと手を合せ佇んでおるばかりでした。

 このままでは、何をする気持ちにもなれないので、また書くことで落ち着けたらと思い、書き始めます。

 つい先月まで、いつもと変わらない元気なご様子で拙ブログにもコメントを頂戴し、「夏越の大祓」の為の「人形(ひとかた)」を送って下さっていました。 その時のお便りでお引越しをされたと伺い、SNSの書き込みで喉の痛み等も書かれていらしたので、お引越しで大分疲れていらっしゃるのではと心配してお送りしたメッセージにもお返事がなく、このようなことも初めてでどうされたのかと按じておりました。

 そして、いつもは大祓の後には直ぐにお札やお守りなどをお送りくだされていたのに、今回は一週間が過ぎ十日が過ぎ、二週間になろうとしてもお便りが無いので、流石にこれはご体調が勝れないのではと不安な思いでSNSを開いたところ、丁度その日に急逝のお報せが、おそらくはご家族さまによるプロフィールの更新の形で記載されていて、愕然、呆然自失。 何故か鎌倉とんぼさんが書いてくださった「吉祥天」の梵字(種字)が急に大きく目にとまり、手を合せたばかりのことでした。

 鎌倉とんぼさんには、本当にいつも助けて頂いてばかりでした。 この三月の主人の三回忌には、鎌倉とんぼさんに設計していただいた五輪塔を建立し、納骨と三回忌の供養を執り行うことが出来ました。 一人娘のケロがお墓の継承で悩むことのないように、いつかは五輪塔をと主人とも話し、願っていたことが実現したのも、鎌倉とんぼさんのお導きのお蔭です。

 清々しい白御影石に薬研彫で刻まれた、鎌倉とんぼさんの梵字(種字)や、五輪塔内に収められた経筒のお写経や来迎図等に守られて、お蔭様で主人も安らかに過ごしております。 

 沢山の方々の為にあらん限りのお力を尽くされ、この世のお仕事を全うされてのお旅立ち・・・あちらの世界に行かれても尚、ますます人々の為に尽くされていかれるのでしょうね。 本当に尊いありがたいご存在に頭が下がるばかりです。 

 これまでに頂いたお言葉、ご著書やHP等に残された貴重なお言葉の数々、そして優しい眼差しでシャッターを切られた素晴らしいお写真の数々を胸に、お教えいただいたことに恥じない人生を歩んでまいりたいと存じます。

 いつまでネット上に遺しておいて頂けるか分かりませんけれど、より多くの方々の目に触れることを祈って、鎌倉とんぼさんのHPのリンク先を貼っておきます。 神職の明階位をお持ちでありながら、仏教にも重きを置いて調和をとられた明治の神仏分離法以前を体現されていらした方と思います。

 京都の賀茂別雷神社(上賀茂神社)に縁をお持ちで、賀茂別雷大神を祀られておいででした。 雷鳴を耳にする度に、お姿を思い浮かべておりました。 それは、これからも変わりません。 どうぞお心安らかにと心よりお祈り申し上げます。 合掌

「矢島俯仰のページへようこそ」
 *貴重な日本全国の名墓録 の他、
 *「鎌倉の窓」(写真集)
  自然や風景に寄せる温かい眼差し
 *「神様のぶらんこ」(掲示板)
  悩んでいる方々のご相談への丁寧なお答え

  等に触れることが出来ます。
  但し、ここ数年は、SNSでお話しされることが増えていて、HPはお休み状態でした。
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2019年04月21日

夜桜に月



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<2019-04-18>
P4180116楊貴妃と月 (440x293).jpg

  桜越し 覗く月影 父笑ふ (山桜)

 一年前、父が旅立ったこの日、満開の夜桜にまぁるい月が宿っていた。 

 桜と共に逝った父が、いつも空から見守っていてくれる。
ラベル:夜桜 俳句
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2019年03月20日

テレビ新旧交代

 テレビが不調になったのは、いつだったろう? 台風だったか強い風が吹き荒れた後、突然、アンテナの受信状況が悪いというようなメッセージが出て映らなくなった。 この症状は以前にも何度かあり、アンテナのプラグを抜き差ししたり、電源をOFF/ONしたり、B-CASカードを抜き差ししたりで何とか直ってきたので、その内復帰するだろうと思っていた。 

 映ったり映らなかったりしつつ、段々とそれらの処置を繰り返しても映らなくなり、強く見たいという番組も無いので放置している内に、テレビのことを忘れていく自分が居た。

 ところが大阪で大きな地震があった時、ケロについて親戚中から安否の問い合わせあり、何も知らずにいた私は流石にこれはマズイと思い修理を頼もうと思い立ったが、そんな時に限ってまた気まぐれにチョコチョコ映りだすのだから、悩ましい。

 お盆に帰省したケロに遂にネット通信が不自由なガラケーからスマホに買い替えて貰い、情報収集が出来るようになったので、またしてもテレビから遠ざかり、あっという間の師走。 帰省する前に必ず直して置くようにとケロから厳命が下り、地元の電気屋さんに修理をお願いすると、何ともあっけなく格安に直って拍子抜け・・・喜んでいたらまたダメになり晦日近くに再修理。 何とか年末年始は映ってくれたものの、ほどなく不調に戻り、再度修理を依頼するのも躊躇われてそのままに。

 「無用なストレスは排除!」
とばかり、三回忌に帰って来たケロが新しいテレビを選びに同行してくれ、帰宅するとなんとテレビがまたケロリと映るではないか・・・。 捨てられたくなくて頑張っているのかと思うと、2007年にこのテレビを買って大画面を喜び、最後の入院の日まで毎日家で楽しんでいた主人がのり移ったようで泣けて来た。
 
 「ありがとう、ありがとう、よ〜く頑張ってくれてるね」
撫でて労い最後の頑張りを共に数日過ごしていたが、何と新しいテレビが来る日の朝、忽然と映らなくなった。

 私が古いテレビとの別れを後悔したり哀しんだりしないように、そっと役目を終えて新しいテレビにバトンタッチしたかのような潔さ。 物にも魂がある、感謝を籠め、そっと手を合せて見送った。  
posted by 山桜 at 21:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月19日

♪ミュージックの日



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アオイスミレ/葵菫

 今日、3月19日が「ミュージックの日」だと、今朝知りました。 音楽を聴くのも演奏するのも好きだったKさんが旅立ってから丸2年、三回忌の朝です。 

 春風に吹かれ、大好きなボブ・ディランを口ずさみながら、散歩に出かけるように旅立っていったKさんに相応しい記念日、嬉しくて山へ向かう足取りも軽くなりました。

 春霞のなか、真っ白な富士山も姿を見せてくれ、葵スミレ、高尾スミレの大群落にも出会え、佳き日となりました。

 三回忌の法要は鎌倉とんぼさんが設計してくださった美しい五輪塔の開眼と共に、お蔭様で16日に無事営むことが出来ました。 いつも見守っていてくれるKさんに余り心配かけないように、毎日を大切に前向きに生きていこうと思います。
ラベル:アオイスミレ
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2019年03月04日

「かわいそう」「ごめんなさい」と言わないで



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「味覚が鈍くなってしまって、可哀想」
「好きなものも食べられなくなってしまって、可哀想」
「すっかり痩せてしまって可哀想」 

 2年前の日々、知らず知らず主人に「可哀想」を繰り返していた私に、ケロから、

「もう可哀想って言わないで」
「可哀想って言われる方が可哀想だよ」
「可哀想な人生なんかじゃない!」

 と言われて、ハッとしました。

 辛く苦しい症状で横たわっている人が、悲しそうな顔で覗きこまれ「可哀想に」と言われたら、どんな気持ちになるか・・・。 本当に娘に言われるまで気付かないなんて、馬鹿な私は考えなしでした。 

 それなのに、今度は旅立ってしまった後、何につけても、

「もっと早く気付いてあげられなくて、ごめんなさい」
「自分が先に入院なんてしてしまったから、ごめんなさい」
「もっともっと優しくできなくて、ごめんなさい」
「あれもこれもしてあげられなくて、ごめんなさい」

 そんな風に「ごめんなさい」を繰り返しては泣いてばかり・・・。

 これには、流石に自分ながらいけないと気づきました。
 家族を残して旅立った人が、一番「ごめん」と思っているでしょうに、反対に謝って泣かれたら、どんな気持ちになるでしょう。 それこそまた「可哀想に」と言っているのと同じです。

 可哀想な人生などではなく、沢山の仕事をして後を継ぐ人も育て、私や娘を沢山笑わせて幸せにしてくれた人生。 人懐っこい笑顔と笑い声を沢山残していってくれた人生。 今、私がこうして生きていられるのも、みんな貴方のお蔭です「ありがとう」と、言えるようになりました。

 一人で決められない時、問いかければ、Kさんの声が聞こえて来て助けてくれます。 Kさんなら、きっとこう答える、こんな風に考える、そう心に浮かぶのは、それだけの長い年月共に暮らして来たからこそで、それこそがKさんが存在していた、いえ、存在し続けている証しです。

「いつも一緒にいてくれて、ありがとう」
「ありがとう、これからもよろしくね」
 
ラベル:Kさん
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2019年02月24日

2月の幸せと哀しみ



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 1周忌の次が三回忌ということが、今までは理屈では分かっていても腑に落ちていませんでした。 それがこうして自分の身に降りかかって、ようやく理解できた気がします。 

 毎日一緒に過ごし、共に病に立ち向かい、同じ方向を見て歩んでいた幸せな日々、そして突然やって来た苦しみと車を走らせた入院の日、あの2月、次の2月、そして今、3回目の2月です。

 抗がん剤の投与期間が終わり、少しずつ春めいてきた気配に誘われ、都心の病院まで行くための体力を回復せねばと、そろりそろりと散歩を始めておりました。 
 「やっぱり外は気持ちがいいな・・・」
そう言って、風を受け、柔らかな日差しを浴びながら目を細め途中何度も休んでいました。 休み休みでないと歩けなくなっていたのですが、それは筋肉が弱ってしまったせいだと思っていて、まさか肺炎の影が偲びこんでいたとは気付けずに・・・。

 朝昼晩と検温していて高い熱も出ず、毎日お風呂にも入っていて、お風呂上りはふうふう息が上がるなどと言っていたものの、それはずっと昔から湯上りの口癖のように言っていましたし、少し時間が経てば普通にしていたので、どれだけ苦しかったのか気付いてあげられませんでした。 ちょっとふざけて人を笑わせるのが好きな人でしたから、また大袈裟にふざけているのかとばかり・・・。 気付けなかった自分、直ぐに病院へ連れて行かなかった自分を責め、ずっとずっと悔やみ続ける日々でした。

 どれだけ悔やんでも、時計の針は2度と戻すことは出来ません。 私も毎日精一杯寄り添う看護の日々で、知らず知らず感覚がすり減っていたのかもしれません。 私の拙い能力の極限まで出来る限りの事はしていたのだと、他の誰も許してくれなくとも、今はあの時の自分を自分は許そうと思えるようになりました。 きっとKさんも頷いていてくれると思います。

 ただ、主治医の先生から抗がん剤の副作用の症状について、もっと詳しく説明を受けていたら、素早く正しい対処ができていたのにとは、今も思うのです。 

「抗がん剤を使っている間は、肺炎を起こしていても熱さえでないことがある」

 その予備知識さえあれば、もっともっと気を付けることができ、早めに抗生剤を飲ませることもできたのに・・・と思うのです。 池江選手、堀ちえみさん、まだまだ生きて活躍してほしい方々の発病を聞くたびに、ザクザクと心が裂かれます。 どこかで誰かが読んで少しでも役立ててくれることを願い、ここに書き残しておきます。 救える命が救われますように。
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2019年02月04日

あたたかな立春



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 目覚めた時にモヤっと暖かいなぁと思っていたら、なんと日中は最高気温17℃にまでなり、室内は23℃と暖房要らずの立春となりました。 まるで3月末の桜が咲く頃の気温です。

 これは大変、色々な芽が動き出す前にと急いで庭の手入れをしました。 赤い実が鈴生りで可愛いからと梅の木に巻き付くままになっていたカラスウリも、白梅の蕾が開く前に片付けました。

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 藪椿が一輪開いてるのをメジロがみつけて寄って来ました。 メジロは蜜を吸うぐらいですが、ヒヨドリは蕾や花びらまで齧って台無しにしてしまうので困りもの。 本当は込み入った枝を剪定して、蕾が開き易いようにしてやりたいけれど、ヒヨドリがみつけて突っつき易くもなってしまうので、ほどほどにしておきました。

 あちこち夢中になって手入れしている内に日が翳って・・・この時間になると懐かしい足音がして、お土産をぶら下げた主人が帰ってくるようで・・・ 

 「ほら、もう暗いぞ」
 「はーい、もうお終いにします! お土産なに?」

 そんな何でもない日が、今は、かけがえのない思い出。 
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2019年01月01日

平成30年(2019年)の幕開け



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 2年続けて、お祝詞の言えない新年を迎えてしまいましたが、新しい御代を迎える今年は、きっと良いことが沢山あるに違いありません。 人頼みにせず、願いを叶えるための努力を地道に積み上げていきたいと思います。

 皆さま、どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。 
ラベル:富士山 新年
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2018年12月24日

クリスマス・イヴ、か・・・

 去年は、気負ってか頑張ってか、いつも通りちゃんとクリスマス・ケーキを焼いて、クリスマスっぽい夜を過ごしてみたっけ。 今年は、ケーキを焼くどころか買う気にもならず、誰かにプレゼントを選ぶような気持ちにもなれず、ピカピカの電飾にも心動かず終い。

 クリスチャンでもないと、一緒に過ごす相手がいないクリスマスなんて、ただの普通の忙しい年末の一日なんだなぁ プラゴミ、ペットボトル、古紙、古着回収の年内最終日だったし、朝から黙々とよく働いたなぁ。 やっと痛みが薄れかけていた左手が、重いものを運んでまた腫れて痛み出したのが、ちょっと哀しくてケロに泣きのメールをしてしまったけれど。 

 冬至には柚子湯に入ったし、「ん」の付くものも頂いたし、日本人はそれでいいのだ、なんて。 なんだか落ち着いたクリスマス・イブでした。


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2018年12月23日

天皇陛下 お誕生日おめでとうございます

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ノジギク/野路菊 日本在来の野菊

天皇陛下 お誕生日おめでとうございます。

 皇太子殿下として、天皇陛下として、永く皇后陛下と歩んで来られた旅の道のりに思いを馳せられ、感極まられたご様子に、思わず共に涙した国民も多かったことと思います。 天皇皇后両陛下を象徴として、日本国民の生き方のお手本として、常に尊び、お優しい微笑みに温かく包まれ幸せでございます。

 今も尚、そしてご譲位のその時まで、象徴としての在り方を求め続けていらっしゃるお姿に、国民として多くを学ばねばならないと存じます。 どうぞ、明くる年も天皇皇后両陛下お揃いで、お変わりなくお健やかに過ごされますよう、心よりお祈り申し上げます。


 天皇陛下お誕生日に際し(平成30年)【宮内庁HP】
 http://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/25


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2018年12月12日

やっとギプスが外せた!



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 あれから4週間、なんとか一人でも右手だけでも暮らせて来たものの(というか、相変わらず山にも行ってたのですけれど^^;)、晴れてギプスがとれて、衣服の着脱も楽になりました〜バンザイ!

 未だ重たいものを持ったり、ねじる(ビンの蓋を開ける等)動作は痛みがあって出来ないのですが、一日恐る恐る使っている内にキーボードを打つことは、漸く出来るようになって嬉しいです。

 両手のありがたさを忘れないように、片手しか使えなくなって苦労したことを書き残しておきましょう。 同時に、時間さえかければ殆どのことは出来るということにも驚きましたが、やはりとても大変でした。
(直ぐに左手が『お手伝いしましょう』とばかり寄ってくるけれど、激痛でまるで役立たず敢え無く退散・・・)

・衣服の着脱
・ボタンをかける
・靴ひもを結ぶ
・ゴミ袋の口を結ぶ
・お茶碗を持つ
・熱い丼を運ぶ(御汁を減らし鍋つかみの手袋をして片手で何とか)
・食器を洗う
・包丁で切る(左手で押さえないと難しい)
・野菜や果物の皮を包丁で剥く
・文字を書く(これも左手で紙を押さえないと難しい)
・洗濯物を洗濯ばさみで止める
・ビンの蓋を開ける(仕方なく両足に挟んで開けていました)
・袋の蓋を開ける(鋏が必需品)
・右手の爪を切る
・ジップタイプの袋の口を開ける(自分の口が活躍、歯型を残す^^;)
・割りばしを割る(これも口が活躍。但し外では流石に出来ない)
 ・・・
 段々できるようになると、あんなに苦労したのに忘れてしまうから不思議です。 これからは不自由されている方がいらしたら、(必要であれば)さっとお手伝いできるのではないかと思います。

 傷めたのが利き腕でなくて幸いでしたが、片手の不自由さをこの歳で初めて経験し、今頃になってあの頃のお姑様の気持ちが良く分かりました。 夫を亡くし独り暮らしになり心労からかリュウマチになり、どれだけ辛かったことでしょう。 まるでお姑様の人生を追体験しているようで不思議な気持ちです。 今話せたら心底分かりあえて、どれだけお互い良いだろうと思うのに、ままならぬのが人生。 認知症となり施設で暮らす母には、心を乱すようなことを一切伝えてはならないと、お世話してくださる方に言われています。
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2018年12月09日

動く紀平梨花さんが見たい!

 あれは8月だったか・・・突然テレビが映らなくなった。 それまでも何度か同じような症状が出て、あちこちいじっている内に映るようになって来ていたので、そのうちフッと直るのではと放置していたら、いつの間にかテレビの無い生活にすっかり慣れてしまい存在自体も忘れてしまった。

 その後、地震や台風等災害が重なり、離れて住んでいるケロのことが心配だったが、幸い携帯やネットニュースで情報が得られるので、そう不自由さは感じずに済んだ。

 けれど、今回ばかりはテレビが見た〜い! 動く紀平選手の演技が見たい!!

 年末にはケロも帰ってくるし、テレビが映らないと怒られるだろうから、そろそろ修理を頼もうかな。

 その前に、もう一度あちこちいじってみようかな? ふっと直るかも??


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2018年10月17日

一輪の薔薇

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きっと天から届けてくれたのだと・・・ありがとう

そして、ケロから癒しの入浴剤・・・と思ったら”Vaitality”の効用があるものらしい(笑)元気出さなきゃね!
新しいお風呂セットもありがとう さすが気が利くなぁ
新しいものって、やはりテンションあがるのね。
節約ばかり考えて縮こまっていた自分を反省。

すっかり物欲を失ってしまっていたけれど、好きなもの、欲しいものに、少し心が動いて来たかもしれません。
節目の時に、素敵な切欠をありがとう!
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2018年09月30日

台風24号、通過中!

                    
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 首都圏のJRがすべて運休と聞き、なんて大袈裟な・・・と思いつつ、台風接近中でも無事にきのこ大豊作・きのこ祭だったきのこ研修のお土産きのこの食べ比べをしながら一杯やっていたら、20:00過ぎ頃から急に雨音が激しくなり轟音と共に家が揺らいでドキドキ・・・慌ててネットニュースを見たら、竜巻警報がでてました! 

 ああ〜神様仏様ご先祖様Kさま…どうか我が家をお守りください。 前の台風では、庭のリンゴの木が倒れてしまい、悲しい思いをしたばかりです。 一刻も早くこの風雨が過ぎ去りますように・・・台風一過の青空を無事に迎えられますように・・・。
ラベル:台風
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2018年08月21日

まんづ、よ〜ぐ頑張ったなぁ 金農!

                    
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 はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜、竿灯に続く秋田の夏祭りが終わってしまいました〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 
 
 解説者が『今の所、吉田選手の方が上・・・』と言い終えるかどうかの瞬間のワイルドピッチでいきなりの3失点。 うわ・・・いやな予感の始まりでした。 それでも1点返して3−1とした頃は、『金足、まだまだ行けるぞ〜』と気合十分でしたが、まさかの3ランを浴び、更に追加点も許し・・・初めて打川選手に継投、 金農はもう1点返したのが精一杯、12−2 大阪桐蔭の圧勝となってしまいました。 

 選りすぐりのエリート集団と言われ、余りの強さからヒール扱いとなってしまった大阪桐蔭ですが、幾ら才能があり恵まれた環境であって、そこまでに上り詰める為に積み重ねた努力は日本一に相応しいものである筈です。 春夏連覇も見事、おめでとう!

 第1回大会も秋田(秋田中)が準優勝、第100回大会も秋田(金足農)が準優勝、節目に決勝に出て来ては2位という所が、何だか秋田らしい奥床しさだなぁ…  選手も応援していた皆さんも、お疲れ様、湯っこさ入ってゆっくり長まって休んでくだんせ。 その前に秋田なら、まんづ酒っこ飲まねばなんねぇなぁ! んだんだ!! んだなっす!

 (な〜んて、俄か秋田弁で失礼しました。 秋田市出身でもKさんに訛りはありませんでしたので、生の秋田弁は義母からの伝授?です。  秋田弁しゃべれば嬉しそうに笑ってたKさんの顔、なづかしごと… 今日は一緒に応援出来て楽しかったです。)

佐々木希さんが金農に送った本当の秋田弁です。
 「しったげ、かっこよがった!! まんず、ゆっくり、休んでけれな」
可愛い子がしゃべると、秋田弁もまた一段とやさし〜い雰囲気になるんですよね〜いいなぁ
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2018年08月20日

金足農業(秋田)決勝へ!

                    
                      自然観察ランキング
 明日はいよいよ秋田県勢103年振りの甲子園決勝、東北勢初優勝へ向けての決戦です! えがったなぁ
秋田市出身のKさんが元気で居たら、もう今頃、どれだけ盛り上がっていたことか…もしかしたら、ケロも向こうにいることですし、甲子園まで応援に出掛けていたかもしれません。
 
 秋田県立金足(かなあし)農業高等学校は、今年で丁度創立90周年。 きっと何かを持ってるに違いない! (新婚時代、甲子園に出場していた「金足」を「かなたり」と読んでKさんに笑われたのが、昨日の事のよう…) そうそう、あの美しい佐々木希さんも在籍されていたそうで、ちょっとびっくり! ←ごめんなさい、これはどうやらデマだったようです。

 あちこちの有名校から選手を集めたエリート集団大阪桐蔭と正反対、生粋の秋田っ子ばかりでここまで勝ち抜いて来たなんて、まるで、どこか野球漫画の世界のよう。 全試合完投を目指すエース吉田輝星選手の奮闘に、日替わりで次々と活躍する選手たちに、手に汗握る日となりそうです。  

 秋田県の人々も信じられない驚きと興奮の坩堝の中にいるようで、秋田の放送局のツィートもこんな勢いで、笑ってしまいました。

 「あああ秋田の皆さん!! なんと明日13:55から #甲子園 を!AAB秋田朝日放送で中継放送することが!!決まりました...!!弊社甲子園の放送は初めてです!!秋田だけのCMもありますので是非・・・是非・・・一緒に応援しましょう!!13:55からですよ!!」

 うわ〜、もう秋田朝日放送を見て応援したくなっちゃいます。 

 ファッションビル「秋田オーパ」さんのツィートも(笑) 落ち着いてないのはご本人ですよね?

「えっ?!マジマジ?!大まじ?!?!大丈夫?!?!?秋田県民呼吸してる?!?!?!生きてる?!?!」
「県民みんな息してないwwwみんな落ち着いて!」

日本、いや世界中の秋田県人の方々、一緒に応援しましょうね〜〜!!! 勝っても負けても、きっといい試合、名勝負を見せてくれるに違いありません。   
posted by 山桜 at 23:59| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月19日

今年は生り年?

                    
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P8185244りんごとブルーベリー (443x332).jpg

 山ではブナやイヌブナの実が鈴生り、家でも紅玉リンゴやブルーベリーがたわわに実って枝垂れる程。 できるだけ熟してから収穫したいのですが、そこは空の上から熟し時を狙って待っている鳥との駆け引きの為所…涼しい秋風が吹き出したこの日に思い切ってもぎ取ることに決めました。

 リンゴは日当たりで真っ赤になったものを2つだけ、ブルーベリーは力を入れずとも採れるものだけを集めたら600g弱ありました。 先日、裏高尾のブルーベリー園で皆で摘ませていただいたものにも引けを取らない甘さでした。 雨が少なく日照が多かったせいでしょうか。 その代り実は少し小さ目でした。

 今日は17回目の月命日、主人が私に遺してくれた庭の実りを感謝を籠めて供えました。 大好きだった焼きリンゴやアップルパイ、作りましょう。 はいはい、ブルーベリーは混ぜちゃダメなのね。 分かってますから、ダイジョウブ!
posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする