2008年05月25日

雨天中止

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 余程の荒天で無い限り、私達の野外活動には「雨天中止」は無い。
全ての野外活動が「訓練」であり「そなえよつねに」であるからだ。
キャンプ中ならば、雨だからと言って食事を作らない訳にはいかない。
雨の中での炊事は必要な訓練の一つだ。

 前の晩から続く激しい雨は、朝になっても降り止まない。
自転車で遠路来る予定のリーダーは、この雨では厳しいと伝えて来た。
子供たちの中にも自力で自転車で来る予定が何人かいる。

 決行・中止の決定連絡の締め切り時刻が近づく。
遠い人の為に1時間半前には決定しなくてはならない。
その2時間前から空を睨み、刻々と変わる局地天気予報図をチェック。
ギリギリ決行できると私の中では判断しつつも、資材を運ぶ係の人が
この豪雨の中作業することも考えると迷いが生ずる。

 結局、雨が激しいだけでなく低温であることから、親にも子にも無理
をさせないと苦渋の決断をした。 これまでの準備も無になるが、仕方
無い。 各部門に連絡網を回した。

 連絡網が終わった頃、あれ程降っていた雨が小降りになった。
しかし、今更、中止の撤回は出来ない。 次の予定がつまっており、
集合時刻を繰り下げる訳にもいかなかった。

 こんな時は、胃がでんぐり返って口から出そうな程キリキリ痛む。
 「あ〜あ、やれば出来たのに…」
 「私は止むと思ったのに…」
そんな言葉を誰かが言った訳でもないのに、自分が自分を責める。

 イッソノコトどしゃぶりが降り続いてくれれば気も楽になるのに、
悩んで苦しんで中止を決めた時に限って、ぱぁっと薄日なんかが差して
くるものだ。 微妙な天気図だからこそ苦しむのであって、それは仕方
がないのだけれど、天を恨みたくもなる。 嗚呼、神様ごめんなさい。

 その後も降ったりやんだりで結局昼前にはすっかり上がってしまった。
心の救いと言えば、丁度集合時刻の頃に激しい降りがあったこと。
あの中を来れば、何人かはびしょぬれだったろう。

 しかし結果的には「出来た」天候だった。 私の判断ミスだった。
楽しみにしていたあの子にもこの子にも、本当にごめんなさい!

 もっともっと沢山の子供が楽しみにしている運動会や遠足の朝、天候
が微妙な時の先生方のご心痛はいかばかりか…お察し申し上げます。

 (大分凹みが長引いて、一週間も経った頃にやっと書きましたふらふら。)


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2008年04月13日

ユニセフ・ラブウォーク

 日本ユニセフ主催の「ラブ・ウォーク」に参加、12キロコースを歩いて
参りました。http://www.unicef.or.jp/osirase/cal/0803b.htm
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  コース全図       目黒川沿いは今まさに「柳緑花紅」
1クリックで拡大                    (同行者撮影)

 参加費が募金となる「ラブ・ウォーク」は、イギリスで生まれ、
日本では1983年から始まりました。

 今回の実施テーマは「エイズから子供を守ろう」
現在、エイズ関連の死亡者の6人に1人、また新たに感染する7人に
1人は15歳未満の子供であり、子供自身が感染していなくとも、
両親などの養育者をエイズで亡くした「エイズ孤児」は全世界で
1500万人にものぼり厳しい生活を強いられているのだそうです。

 今回の参加費(大人500円/子供200円)の中からユニセフに
贈られる募金は、HIV母子感染予防、子供への治療、青少年への予防
教育、エイズ孤児への支援の為に使用されるということです。


 皆様のお近くでも、このような行事がありましたら、ご自分の健康と
世界の恵まれない子供たちの双方に有益なことですので、参加されて
みてはいかがでしょうか。 こういう機会でもないと、なかなかこれ
だけの距離を歩こうとは思いませんし、思いがけない発見もあって
楽しいものです。

ユニセフ行事情報 http://www.unicef.or.jp/osirase/cal.html

 出発地点のユニセフハウスは高輪にあり、コースの中には目黒不動尊
もありました。 帰宅して大河ドラマ「篤姫」を見ていると、高輪の
斉興・お由羅の方の元に乗り込み、その真意を探るというお話で、
なんとお供に西郷隆盛を連れて行くではありませんか! 

 目黒不動尊が西郷隆盛に縁の深いお寺であることも番組の最後に紹介
され、お参りしてきたばかりのお不動さんが映っていて、何だか歴史
の中を今さっき歩いて来て戻ったような、不思議な気持になりました。

 目黒川に平行した道沿いでは、今まで見た中で一番大きいのではと
思われる巨大な五輪塔群も見かけ、後で調べると細川家の墓所らしい
ことが分かりました。 大きな神社やお寺も多く、品川という古い町の
歴史をもっともっと知りたくなった思い出深い一日となりました。


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2008年01月20日

花炭「瓢箪・烏瓜」

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柊の葉とくっついたカラスウリ 瓢箪
 
 今年も花炭作り・里山散歩・野外料理の楽しいひと時を堪能致しました。 去年は大きなドラム缶で火の調節が難しかったのか、燃えすぎたり半生だったり爆ぜて崩れてしまったりと失敗が多かったのですが、今年はとてもいい按配で美しい照りのある花炭が焼き上がりました。

 同じ仕組みで作っても、表面に艶が出たのは私たちのチームだけだったようで、これも火の神様のなせる技、蓋をあけるまで分らないところがまた面白いのです。

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 火を入れる前の花炭の材料を隙間なくどんどん燃やして…籠に入れて缶の中に重ねて入れます。

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           焼きあがった花炭

炭を焼き上がるのを待つ間に、冬の里山散歩&野外料理に舌鼓♪

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  香草ディルとチップの香り漂う鱒の燻製、最高でした〜!

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 こちらは竹輪とイカの燻製…ビールが欲しかったのは云うまでも無し! 

 里山散歩では先ず、積み上げられた太い伐採赤松の山を見ながら、松枯病の恐ろしさを伺いました。 

 松枯病を引き起こすマツノザイセンチュウを媒介するマツノマダラカミキリムシ*などが幹に産卵するだけでから樹液を吸う時に移染し、あっという間に松の中に線虫が蔓延り、何十年もかかって成長した立派な松も、早ければほんの数ヶ月で枯れてしまうのだそうです。 

 そして感染した松の中に産み付けられた卵から羽化した幼虫にまた線虫が寄生し、忌まわしい伝染の輪が廻り始めます。 この線虫は外国から昭和初期に入ってきたものですが、近年また猛威をふるうようになった理由の一つは例によって温暖化の影響が考えられそうです。 

 私達が生れる前から根を下ろし、私達が彼岸に旅立った後も千年の翠を保つ筈だった美しい日本の松が、次々と立ち枯れていく姿はあまりに哀しい…。 丁度原油高でもありますし、できる限り燃料を消費しない生活を心掛けたいです。 

 一方火に焼かれても、傷つけられてもその傷口を地道に表皮で包み込んで再生していくという木の逞しさも教えて戴きました。 ですから剪定する際は、できるだけ木が傷口をカバーしやすいように切ってやることが大事で、中途半端な部分で切れば、カバーできる部分より先は枯れてしまいます。 何だか人間の心身の傷とも似ていますね。

 *マツノマダラカミキリ(松の斑カミキリ) 
  以前はこちらやゾウムシなど、目に見えて松に喰いつく虫を 「松喰い虫」と呼んでたが、現在は真犯人のマツノザイセンチュウ(松の材線虫)の方を「松喰い虫」と呼ぶ。


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2007年08月25日

布の優しさ

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 使い捨ての紙おむつ全盛時代に、毎日山盛りの布おむつを洗い、干し、畳んで使っている人達がいます。 どんなに使い心地が良くなったと言われても、紙おむつを当てている不快感は女性なら概ね察しがつくでしょう。

 私はごく自然に娘を布おむつで育てました。 妊娠初期から母からも祖母からもおむつ用のの生地が届きましたし、お腹が大きくならない内におむつを縫って用意する、そういうものだと思っておりました。 

 紙おむつは病院を退院する際に戴いたものを外出時にだけ用いていましたが、使い切らぬうちに新生児用サイズは小さくて使えなくなりました。 布おむつはこんなことにはなりません。 畳み方、枚数、当て方で成長、体調に相応しい使い方が工夫できます。

 おむつを洗い上げてお日様の下、満艦飾にはためかせて干す爽快感、そして一枚一枚、柔らかな可愛いお尻に当たった時痛くないようにと、皺を寄せずに伸ばしたり畳んだり組み合わせたりするひと時に、母になった喜びをしみじみと感じたものでした。

 上の写真のおむつの山は、ある療育院のもので、ボランティアの方々の手によって、日々丁寧に畳まれています。 私達の団でも微力ですが、お手伝いさせて戴いております。 少女達も最初は戸惑うこともありますが、特に嫌がりもせず、多くの人に「ありがとう」と言われ微笑まれ、人の役に立つことの喜びを感じてくれているようです。

 「おむつ」の語源は他にもあるのでしょうが、私は睦ましい情を結ぶ「お睦」であって欲しいと願っています。


<<追記 2007-09-14>>
  あやめさんから耳寄り情報が寄せられました!

  あやめさんのお母様、お祖母様のお話によると、
  「一反の生地から丁度6枚作れるので『お六(むつ)』と呼ばれた」
  のではないかと言うことです。

  オムツの語源に、目から鱗の新たな一説が加わりましたね!
  割り切れて丁度いい按配の大きさになるオムツのようにスッキリです!

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2007年08月12日

奥多摩の奥

 奥多摩駅から奥多摩湖沿いに西へ西へ、奥多摩湖のその又奥のキャンプ地です。
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            キャンプ地内の一番高い場所からの展望
     (最奥左から 大平山  千本ツツジ  高丸山  日陰名栗の峰)

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       ?          タマゴ茸?          小鳥の卵の殻
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     節黒センノウ      タマアジサイ蕾    タマアジサイ開き始め

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                  姥百合(ウバユリ)
       花の咲く頃には葉(歯)が無いことから姥百合との説明を
       よく目にしますが、実際には葉があることの方が多いです。
       私は、むしろ花の中が黒っぽい所がオハグロを連想させて
       =姥のイメージと思うのですが、どうでしょう?

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      線香花火のように装飾花が枝垂れる変わった額紫陽花

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         岩を覆う見事な苔が木漏れ日に輝いて…

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          ダム(奥多摩湖)が出来る前にあった村の「旧加茂神社」
          今は神様はお遷り(小河内神社に合祀)になり、鳥居の
          代わりに紅葉の木が二本茂っていました。

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一人ずつしか渡れない木の橋まで下ると一層ひんやりした冷気に包まれ…


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   目の前には轟音と共に飛沫を上げる荘厳な程に美しい瀧が…
   東京都民であれば、今水道をひねってグラスに汲む水の2割は
   ここ奥多摩を源流とする水だそうです。 この瀧を流れ落ちて
   行った水もきっとそのグラスの中に… 


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     リスが齧った青胡桃     ボタンヅル(クレマチスの仲間の在来種)

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       そこら中ナナフシだらけ^^;       カンボクの若い実

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      キャンプファイヤーの残(なご)り火で作った地上の星
 

 また暫く続けて出かけて参ります。 
戻りましたら、宜しくお願い致します。
皆さまも、素敵な残りの夏の日々をお過ごし下さいませ。
posted by 山桜 at 00:00| Comment(19) | TrackBack(0) | 青少年活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月08日

花炭焼き

 今日は先生のお宅での初釜の日。
丁度お稽古仲間の皆さんが和服を召して優雅なひと時を過ごされていらっしゃるであろう頃、私はこちらの先約優先で、炭手前ならぬ花炭焼きに、冴え渡る青空の下、元気に参加しておりました。

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 大きなドラム缶の中へ、鉄網のカゴに様々の炭材を入れ、3段に重ねフタを閉じ、下から周りからどんどん薪をくべ火を燃やします。

 最初の内は炭材の中の水分が水蒸気になって、白い煙がドンドンと出ます。中の温度が上がるに従って、褐色の煙、もっと温度を上げて紫の煙が出るようになるまで燃やし続け、隙間からチョロチョロと赤い火が漏れ出した頃、火を落とします。

 焦って早くフタを開ると、燻っていた所に酸素が供給されて、パッと火が燃え上がってしまうので、注意が必要です。 放って置けば、黒炭から白炭へ、そしてたちまち灰になってしまいます。

 炭が焼きあがる前に、美味しいスモークレバーが焼きあがりました。
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命の恵みに感謝しつつ、いただきま〜す! う〜ん、そのままでも、オリーブオイルと塩を振っても、喉の鳴る美味しさ。 普段はレバーが苦手という子供にも好評でした。 大人の私は出来れば、ビールが…。 

 さて、そうこうする内、こんなに色々な花炭が焼きあがりました〜
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 松ぼっくり       栗      栃の実
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瓢箪(金柑付き)    カラス瓜     蜜柑
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南天の実       桐の実     モミジバフウの実

急にモノクロームの世界ですね。 
静寂さと厳粛な気持を感じました。 黒の美、です。



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ラベル: 花炭
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2006年12月17日

灯し火

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 所属団体の創立者がキリスト教精神を柱としていることもあり、また
日本の子供にとっても既にクリスマスが心浮き立つ嬉しい年中行事と
なっていることもあり、我が団に於いても毎年の活動の締めくくりは
「クリスマス会」となっています。 地域のお友達もお招きしました。

 上の写真は、オープニングセレモニーの様子です。
全ての明かりを消した中、手に手に捧ぐ蝋燭のともし火だけを頼りに
「きよしこの夜」を唄いながら入場して行きます。

 火は大切なものですが、常に危険を伴いますので、どうしても普段
子供から遠ざけられたものになっているのではないでしょうか。

   「髪の毛や洋服などに燃え移らないように、
    自分の体、そしてお友達や他の人の体からも
    充分に離して持つこと。」

   「溶けたロウがこぼれないように
   (体につくと熱い、床に落ちると汚れる)
    ロウソクは傾けず、まっすぐに持つこと。」

 この2つを守るように言い聞かせ、一定の緊張感を与えつつ、
幼稚園生・小学1年生の子等にも1本ずつロウソクを持たせました。

 このように「火」を間近に見たのは初めての子もいたでしょう。
火を見詰める目の輝きと一生懸命さに、私の方が感動を覚えました。

 一人ずつ「来年したいこと」などを言い、その願いが叶うように
心を込めて自分のロウソクを吹き消していくのですが、初参加の子の
願いは…

 「来年もまたクリスマス会に来れますように。」

 未だ始まったばかりなのに、そんな風に思って貰えただなんて…。
なにかの「ともし火」が、その子の心にも灯ったのでしょうか。
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2006年08月21日

奥多摩キャンプ

 行って参りました。 もう帰宅してから、かれこれ一週間になります。
自然の中で五感+第六感を研ぎ澄まして暮らしていましたので、
人工的な光や音などが強すぎて、PCのフタも開けたくない状態でした。

 仕事などで已む無く触った後は、嫌なものが帯電したようで、一刻も
早く手を洗いたくなるような、ちょっと過敏になった一週間でした。

 そんな中、やっと昨日、所属団体のブログにキャンプ記録をアップ。
もうこちらへ同じようなことを書くのも気が進まないので、15日に
掲載した三釜の滝に加えて、もう少し山の精気をお届け致します。

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                奥多摩 海沢(うなさわ)渓谷上流 大滝

 この大滝の滝壷に下りていく途中、ヒンヤリと冷気に包まれる瞬間が
あります。滝からほとばしる飛沫に冷やされたマイナスイオンいっぱいの
冷気溜まりの境界線です。ここに来るのは3度めですが、これほど
はっきりと感じられたのは初めてで、一緒に歩いていたみんなも、
「すごい! ここから温度が全然違う!」
と大感動の声を上げていました。

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                   玉川杜鵑草 タマガワホトトギス

 普通のホトトギスは白地に赤紫の斑点で渋好みですが、こちらは
地色が黄色で少し明るい雰囲気です。
 
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              岩煙草 イワタバコ

 滝の飛沫が滴り落ちるような瑞々しい岸壁に群生しています。
照り輝く大きな葉と対照的に、小さな花を長い柄の先に集めて咲きます。
まるでレフ板の光を受けてポーズをとる美しいモデルさん。
薄暗い場所でも自分を目立たせる方法をちゃんと知っているんですね。

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                 ザックにとまった蝶 墨流し スミナガシ

 一見地味な蝶に見えますが、近くで良く観察すると、まるで水に流した
墨の描く波紋に油滴が虹色に混ざり合ったような美しい色合いに気付き、
その神様の意匠の見事さに思わず声を上げてしまうでしょう。

 またこの幼虫は、横に長く伸びた触角に可愛らしい?顔、オレンジ白の
ボディ(終齢幼虫)と、とてもユニークな姿をしています。 
宇宙人かポケモンか?? ご覧になったことの無い方は是非、
[スミナガシ 幼虫]で検索してみて下さい。 びっくりしますよ〜!^^

 <<追記 2006-08-22>>
   お薦め昆虫観察サイト「晶子のお庭は虫づくし」
   http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Tama/1915/index.html
    『スミナガシの観察日記』
     http://shoko.web.infoseek.co.jp/suminagasi1.html



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2006年05月07日

野営指導者研修・戸隠

 が降ったので、冬季装備が必要との連絡は受けていた。 しかしまぁ、夏日もあったことだし所々雪が残っている位だろう・・・との予想は見事に裏切られ、戸隠のキャンプ場は雪に埋もれていた。

画像 156.jpg
キャンプ場手前の牧場より戸隠連峰を望む
(写真を1クリックすると原版に拡大します)

 何かあった時畳まずに移動可能とのことで、いつもの△テントではなく、慣れないドーム型テントを設営。簡単とのイメージとは裏腹に、訳の分からない構造に四苦八苦。 夕闇迫る中、何とか張り終えた。

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 (↑やや水場とトイレに遠いものの、雪の上を避け高めの乾いた地面に設置した我々のテントはここには写っていない。)

 水場(飲料水生活用水汲みと汚水捨て)本部までの雪上の往復は、最初のうちは足がとられて大変だったが、最後には雪ウサギのように軽やかに?駆け回れるようになった。 雪の上を駆けるのが何だかとても気持ちが良くて笑いたくなる。 疲れてきて、ちょっと危ない「スノー・ランナーズ・ハイ」かも?

 いよいよ雪の中での生まれて初めての就寝・・・
 「朝、目覚めなかったりしてね・・・。」
などと半分引きつったような冗談を言い合いつつ、ありったけの衣類を重ね着し、毛糸の帽子を被りシュラフで目以外の全身を覆いミイラ状態。 その上、正に鰯の缶詰状態のテント内では寝返りも不可能。

 「神様、どうか全員無事に朝を迎えられますように・・・。」
鵺ヌエの鳴き声の正体とも言われるトラツグミの、ヒーィキィー ヒィーキィー ヒィーキィー
(文字で表現するのも声で再現するのもとても難しい・・・)
という不気味な鳴き声が闇夜に響き渡る中、真摯に祈った。

 朝の光がテントを透かして見えた時、大袈裟ではなく、
「嗚呼、生きてて良かった! 神様ありがとうございます。」
と心の中で叫ぶ私がいた。土の上に張ったテントは思ったよりずっと暖かだった。後で聞くと雪上に張ったテントはかなり寒かったそうだ。 そして、人間は思ったよりずっと丈夫だった。(笑) 

 2日目は、様々な野営の技術講習(救急法・ネイチャーゲーム・ロープワーク・スカウツオウンサービス・雪ダルマ作り)をラリー形式で受け、野営に必要な調理台・棚・食卓・椅子・スノコ・物干し台などを竹と麻紐で組んで作った。(キャンプクラフト) 

 毎夕食後には、満腹・疲労・寒い戸外→暖房の室内、という睡魔地獄(苦笑)の中、野営指導者に必須の安全講習などの大切な講義を受けた。

 3日目は、それぞれの選択毎に分かれての活動。 私は奥社へのハイキングに参加。 少しキャンプサイトから下っただけでも、もう見られないかと諦めていた水芭蕉が、雪の合間の水の流れから健気に純白の仏包炎を開き始めていた。(これ以上は近寄れなかったので遠いぼやけた写真でお許しを。)

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 奥社も入り口から暫くまで以外は雪の中だったが、車で来た人の中にはサンダル履きの姿も見られた。 霜焼けになったかも?
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 奥社、九頭竜社の奥から溢れる冷涼なご神気に触れ、全身に天手力男神(アメノタヂカラオノカミ)*、龍神様の力強さを授かったように思えた。 これまでの山桜とはちょっと違うかもしれませぬ、ふふふ・・・(←感化されやすい人・笑)

 参拝後、参道横のお店で「熊笹・黒ゴマ」のミックスソフトクリームを戴き小休止、森林植物園経由でみどりが池まで歩き、帰路についた。

 牧場入り口向って右の家族的雰囲気のお蕎麦屋さんでやっとお昼。 色彩々のお漬物や思いがけず山菜(コシアブラ)と茄子の天ぷらまでご馳走して戴いて、今までの疲れも吹き飛ぶ。 お蕎麦屋さんご一家の優しい気持ちに包まれて温かく幸せいっぱいになった。

 この写真は着いた日のお昼を戴いた向かって左のお店の山菜蕎麦。 揚げたての蕗の薹の天ぷらから立ち昇る春の香りに恍惚感・・・。
画像 154.jpg

夜はこれまた初めての雪上キャンプファイヤー
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火は焚けども流石に雪の上は寒く、昼間のソフトクリームがじわじわと効いて来て、なかなか辛いものが・・・((><)) しかし、それぞれに趣向をこらしたパトロール毎のスタンツが、その辛さも払い飛ばしてくれた。 しんしんと深まる寒さの中、満天の星空の下、私達の元気な声や姿を戸隠の神々さまにも喜んでご覧戴けたのではないだろうか。

 4日め別れの時が来た。 自然に抑えきれない涙が込み上げて来る。 全国から集まった、色々な才能を持つ意欲溢れる素晴らしいリーダー方に、大いに刺激され勉強させて戴いた。 苦しい時を共に過ごして乗り越えた仲間との別れは寂しいが、この活動を続けている限りきっと何処かで又会う事が出来るだろう。
  
             *     *     *

 暫しの別れ・・・皆さんの全国各地でのご活躍を心より祈っております! いつか又、必ずお会いしましょう。 その日を楽しみにしております。 どうか、益々お元気で素敵な笑顔を輝かせていて下さい。

いつもスカウトの傍で見守り共に成長し続ける
「蕎麦の花パトロール」のみなさんへ
                 山桜 拝
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私達の体温で目覚めた菊咲一華(キクザキイチゲ)



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2005年11月27日

公園「友の会」

 近くの大きな公園が「友の会」という形で、公園内の花壇の手入れなどを主にする
ボランティアを募集した。 私は担当している青少年団体の自分の部門でも、何か
地域に密着した活動をと考えていた矢先だったので早速応募、今日はその初日だった。

 管理事務所長さんの優しいそして意欲を駆り立てて下さるお話により、子供達も俄然
やる気満々に(笑) 自分の名前入りの黄色い腕章を付け、シャベルや鍬を担いだり、
ネコ(土などを手で押して運ぶ一輪の台車)を押したり、球根の箱を抱えたりして、
まるで白雪姫に出てくる七人の小人たちのように意気揚々と公園に繰り出した。

 先ずは、公園入口のコンクリート製の大きなプランターへのパンジーの苗植え。
子供達なりに、花の彩り・配置・高低さまで考えて、色々な意見を出しながらも、
見事に意見をまとめつつ着々と作業を進めていく姿を見て、成長ぶりが頼もしかった。
水遣りも、花に水がかからないようにと手が濡れるのも厭わず、ジョウロの水から
必死に苗をかばう優しい子供達だ。

 公園などの花苗は、どこでも植え付け後の管理がイマイチで、苗が干からびたり
花がらを摘まないで種ばかりになったりしているのを見かける。
ここの花壇がこの先どうなっていくかは、私達友の会会員の心意気に掛かっている。 
子供達が自分の植えた苗の様子を気にかけて、何かと覗いては面倒を見てくれる
ことを期待したい。

 次は、花壇を鍬で耕して、チューリップと水仙の球根植え。
鍬を使うのは子供達は勿論私も初めてで、やや興奮気味。
鍬はさすがに重く、上手くその重さを利用して使わないと非常に疲れる。

 「あ〜腰が痛くなった!」とは小学生の言葉。(笑)
やはり何でも体験してみるに越したことはない。 お米や野菜を作って下さる
方々のご苦労がほんの少しでも身にしみて、食前食後の感謝の言葉にももっと
心がこもると嬉しいのだが・・・。 

 鍬で耕すそばから、掘り残された水仙の球根などがゴロゴロと出てきた。
まるで網に魚が掛かったような、何か収穫の喜びを感じて心が浮き立つ。
子供達の目も一層輝き、夢中で掘り起こしていた。

 チューリップは虹のイメージの配色と植え方に、水仙はその両脇を飾ることに
なった。 ちゃんと芽がでるかな? 思ったとおりに花が咲くかな?
皆の心の中には、きっと早くも満開の春の花園が浮かんでいたことだろう。
posted by 山桜 at 18:04| 東京 🌁| Comment(6) | TrackBack(0) | 青少年活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月05日

無事帰還(カエル)

 身体は何とか下界に帰還。
しかし、心は未だ森の中を彷徨っている。
目を閉じれば鬱蒼とした森、高みからピーロロロ・・・とオオタカの甲高い声。
足元には薄紫の釣鐘を連ねたギボウシと歩く度に飛び跳ねる無数のアカガエル達・・・

 毎年のことだが、完全な社会復帰には暫く時間がかかる。
季節の様に人間にも「土用」の期間が必要なのだろうか。
posted by 山桜 at 11:30| Comment(4) | TrackBack(0) | 青少年活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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