2024年12月15日

ニッセイ緑の財団 木工イベント

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2024.12.15

埼玉県越谷レイクタウンにて行われたニッセイ緑の財団の木工イベントに、森林インストラクター埼玉会のメンバーと参加しました。

木のキーホルダーの材料
mDSC_2231 (002) ニッセイ緑の財団 キーホルダー材料1.JPG mDSC_2232 (002) ニッセイ緑の財団 キーホルダー材料2.JPG
こちらは、森林インストラクター宮城会の仲間が宮城の木を用いて作ってくれたものと伺い、遠い地の仲間の気持と活動が繋がって感動でした。

木片のキーホルダー
ニッセイ緑の財団 キーホルダーm.jpg
選んで頂いた木についての説明などをしてから、選んだスタンプを押しストラップを付けて完成。簡単なようですが、木の種類、緑か赤の色、スタンプの種類、インクの付け方、押し加減など、向きなど、練習を重ねた後の一発勝負はなかなかの緊張感で、思い通りに出来た!の笑顔が沢山花開いて、こちらもプレゼントを頂けたイベントでした。

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2024年12月14日

ガガイモ 種子飛ぶ

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今年はガガイモの生り年なのか、あちこちで沢山の果実を見ました。
未だ爆ぜていないもの、飛び去っていないものもあって長く楽しめています。

紅葉の中、葉の上でひと休みしているガガイモの種子あり。
2024.12.05 狭山丘陵
ガガイモ 蘿藦 キョウチクトウ科ガガイモ属
R0010107 ガガイモ 種子m.JPG

R0010106 ガガイモ種子m.JPG
休んでいるのか、はたまた、葉の鋸歯に冠毛が絡まってしまったのか・・・

R0010109 ガガイモ種子ml.JPG
優雅に舞っているようにも、絡んだ糸をはずそうと藻掻いているようにも・・・

R0010110 ガガイモ 種子m.JPG
この後、そよと風が吹いてふわり空に吸い込まれていきました。

ガガイモの果実は、細くて小さなゴーヤのような形。二つに割れて、中から冠毛のついた種子が飛び立ちます。
2022.12.16 狭山丘陵
ガガイモの果実と飛び出す前の種子の配列
PC162431ガガイモm.JPG

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2024年12月13日

多摩よこやまの道(4)

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 「よこやまの道」は多摩丘陵の尾根に東西に延び、奈良時代から都と府中国府、板東、奥州を結ぶ主要道、鎌倉時代の鎌倉と北関東を結ぶ複数の南北に延びる古道と稜線上でほぼ直角に交差しています。そしてこの付近は、古戦場、多摩の志士が多く参加していた「新撰組」に関わる史跡も多く残されています。

古道五差路 道標
PC109421 古道五差路 道標m.JPG
多くの古道と交差する「よこやまの道」の中でも特徴的な五差路

5つの道がわかりますでしょうか・・・
PC109422 古道五差路s1 .JPG PC109423 古道五差路s2.JPG
尾根で交差しているので、それぞれの道が下っているのが何となく分かります。

歴史に思いを馳せてる一方で、こんなものに目を留めてしまうのが自然観察好きな我々の性質で・・・

ナガコガネグモの卵嚢
PC109424 ナガコガネグモ 卵嚢m.JPG
キラキラ光って綺麗

クロガネモチ 黒金糯 モチノキ科
PC109425 クロガネモチm.JPG

一本杉公園 道標      落ち葉を踏み分け進みます
PC109426 一本杉公園分岐 道標s.JPG PC109427 前進s.JPG
この後だったか手前だったか、細いケヤキの枝を持つ奇妙な株立ちをみつけ、
「ケヤキはこんな生え方はしない」
「だけど、この枝葉は確かにケヤキ・・・」
やがて少し先の同様の株立ちの中にトサミズキの残り葉をみつけて、やっとトサミズキの中からケヤキの実生枝が伸び上がって来たという結論に達して「な〜んだ(笑)!」
そんなこんなで、同好の仲間(先輩方なのですが・・・)と好きなだけ道草を食いながら、楽しくあーだこーだとお喋り出来るのが「花木くらぶ」の本当に嬉しいところなのです。葉の落ちた木々の皮目だけの同定も流石で楽しかったなぁ♪

さて、「一本杉公園」は、「よこやまの道」のほぼ中央にあり、今回のハイキングではゴール地です。その手前で・・・

うわ〜小さな柿がいっぱい! もしかして、禅寺丸?
PC109428 小さな柿m.JPG

拾ってきた柿と落ちていたキーウィ
PC109432 キーウィ 柿m.JPG
小さいといっても豆柿ほどではなく、キーウィ位の大きさです。

PC109435 拾った柿m.JPG
落ちていた柿なので外側には触れず、慎重に中の方だけ試食・・・まぁまぁ甘かったのですが、後味が渋く残りました。帰宅後、ちょっとお腹が痛くなったのは、この柿の所為かなぁ 

タマノカンアオイ 多摩の寒葵 ウマノスズクサ科
PC109429 タマノカンアオイm.JPG
タマノカンアオイは、多摩丘陵で発見され今も主要な自生地でもありますが、ぽんぽこ狸同様、ニュータウン開発の波に呑まれて絶滅危惧種となっています。学芸大学名誉教授 小泉武栄先生のお話では、狭山丘陵、加住丘陵、高尾山等にも点在することから、嘗ては地理的に連なっていたことが考えられるとのこと。確か飯能南部でも群生があったと何かで読んだ覚えがあります。人知れず生き残っていてくれている内に保護が進むと良いのですが・・・。

旧有山家住宅
PC109434 旧有山家住宅s.JPG PC109433 旧有山家住宅s.JPG

旧加藤家住宅
PC109436 旧加藤家住宅s.JPG PC109437 旧加藤家住宅s.JPG

PC109440 旧加藤家住宅s.JPG PC109439 旧加藤家住宅s .JPG

PC109441  旧加藤家住宅m.JPG

防人の歌の歌碑
PC109442 歌碑m.JPG
 赤駒を 山野に放し 捕りかにて 多摩の横山 徒歩ゆか遣らむ
 (あかごまをやまのにはなし とりかにて たまのよこやま かしゆかやらむ)

赤馬を多摩に横たわる丘陵に放していて捕まえられない。遠く防人に向う夫に馬なしの徒歩で行かせられないのに・・・。
遠く遥かなる地に夫を送る妻の心情が切なく心に響きます。

ああ、今日の日も傾いて、
PC109443 夕日の一本杉公園m.JPG
バス停まではやや遠し・・・後ろ髪を引かれながら、我々も帰途につきました。

参考サイト
多摩市よこやまの道
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2024年12月12日

多摩よこやまの道(3)

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先程から「よこやまの道」の解説板等の雰囲気が変わったと思ったら、いつの間にか川崎市に入ったようです。

黒川はるひ野の解説板
PC109408 黒川はるひ野の解説板ml.JPG
「黒川」と言われると水が濁っていたのかと思いきや、余りにも澄んでいて川底が透けて黒く見えたのだそうです。

「多摩丘陵」と言えば、ジブリ映画「平成狸合戦ぽんぽこ」「平成ぽんぽこ狸」≪うろ覚えで適当なタイトル書いてすみません(。。;)実はどうも苦手で一度だけしか観ていないので・・・≫の舞台でもあり、開発が進んで居場所を失ってゆく狸たちの戦いが描かれていましたが、「ぽんぽこ狸」の訴えもこの地の保護に一役かっているのでしょう。

良かったねぇ 狭山丘陵同様、きっと今でも狸たちは逞しく生き残っていることと思います。

尾根道と畑
PC109409 尾根道と畑m.JPG
(※)反対側に堀り割った様な平らな道が続いています。それが古街道跡だったのでしょうか?

丹沢の山々と富士山
PC109410 富士山 丹沢m.JPG

三頭山  大岳山
PC109411 三頭山 大岳山m.JPG
展望図が出ていて、やはりあの特徴的なデベソ山容は大岳山、その左は三頭山でした。

丹沢の海側の最後が大山(左端)
PC109413 大山 丹沢m.JPG

ゴンズイ ミツバウツギ科
PC109416 ゴンズイm.JPG
ゴンズイの赤い実と紅葉が青空に一際映えます。
PC109418 ゴンズイm.JPG

PC109419 紅葉m.JPG

大きく堀り割った古街道跡の解説標
PC109420 道標m.JPG

(つづく)

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2024年12月11日

多摩よこやまの道(2)

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2024.12.10 花木くらぶ月例会

小田急多摩線の南側に広がる多摩丘陵の尾根に「よこやまの道」はあります。やっとよこやまの道の入口に到達。

「よこやまの道」入口
PC109394 よこやまの道入口s.JPG PC109395 よこやまの道へs.JPG

因みに「よこやまの道」の名前は、万葉の昔、奈良時代、武蔵の国府が置かれていた府中からこの山並みを眺めると、東西に長々と峰を連ねるその様を「多摩の横山」「眉引き山」などと、中央より赴任していた国司らが呼んだことに由来します。

また「万葉集」にはこの地から出征した兵士を思う「防人歌」が撰ばれ、奈良の都の人々にも知られた名でした。現在、この丘陵の尾根に全長約10qのハイキングコースが整備されています。

丘の上広場よりの展望
PC109397 展望ml.JPG

PC109398 展望ml.JPG
この見覚えのある山容はもしかして大岳山? こんなに近くに見える??

PC109399 紅葉m.JPG

関東の鎌倉古道
PC109400 関東の鎌倉古道m.JPG
多摩丘陵よこやまの道は東西に延びて、北の狭山丘陵とほぼ平行ですね。鎌倉古道上ノ道で繋がっています。

多摩の尾根道と古道
PC109401 多摩の尾根道と古道m.JPG
やっと最近歩いている場所の点と線が繋がって来ました。

多摩丘陵とよこやまの道
PC109402 多摩丘陵とよこやまの道m.JPG

よこやまの道案内図・右
PC109403 よこやまの道地図ml.JPG

よこやまの道案内図・左
PC109404 多摩丘陵とよこやまの道ml.JPG

諏訪ヶ岳 四等三角点   道標
PC109405 諏訪ケ岳 三角点s.JPG PC109407 道標s.JPG

PC109406 道標m.JPG
去年気になって追っていた「禅寺丸柿」も運んでいた道なのですね。やはりご縁があると、いろいろ繋がってくるなぁ・・・

(つづく)

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2024年12月10日

多摩丘陵よこやまの道(1)オオイタビ他

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2024.12.10 花木くらぶ月例会

京王線若葉台〜防人見返りの峠〜一本杉公園
歩行距離 約5q 緩やかなアップダウンあり

京王若葉台駅で下車、暫くショッピングセンターの裏手の道を上がると左手に道標も何もありませんが「よこやまの道」へ続く歩道があり、左折します。
PC109373 若葉台〜アプローチ入口s.JPG PC109374 横山の道 アプローチ歩道s.JPG

よこやまの道に続くアプローチの部分で、観察好きの皆が直ぐに引っかかったのが、斜面を覆う蔓草です。

オオイタビ クワ科イチジク属
PC109376 オオイタビ 果実m.JPG
イチジクの仲間でそっくりな果実が生っていました。この大きさはオオイタビで間違いないのですが・・・

PC109375 オオイタビ 成葉と幼葉m.JPG
上の方の葉と下の方の葉の大きさも様子も大分異なるので、下は別種のヒメイタビではないか?説が出ました。
確かに大きさ、形、質感も大分異なるのですが、山桜的にはテイカカズラと同じ様に幼形葉と成形葉の形態が異なるのではと・・・
帰宅後に調べると、やはり上下の葉は同種のオオイタビの成形葉と幼形葉でした。

オオイタビ 成形葉
PC109385 オオイタビ 成葉m.JPG

オオイタビ 幼形葉
PC109378 オオイタビ 幼葉m.JPG
このぐらいの小さい葉の内に鉢植えにされたものが園芸店では、フィカス・プミラの学名のまま売られています。
ヒメイタビの幼形葉には切れ込みが入ることが多く、オオイタビにはありません。

コトネアスターの仲間 バラ科シャリントウ属
PC109379 コトネアスターの仲間m.JPG
これも植え込まれたもので、品種名までは分かりませんでした。
PC109380 コトネアスターの仲間m.JPG

エゴノキタケ
PC109387 ?きのこm.JPG

PC109388 ?黄葉m.JPG
コナラやケヤキの黄葉は個体差があってグラデーションが美しい。

大通りに出て信号を渡ります。 洒落た校舎
PC109389 信号渡るs.JPG PC109390 恵泉?s.JPG

トキリマメ マメ科
PC109391 トキリマメm.JPG

アメリカイヌホオズキ ナス科
PC109393 アメリカイヌホオズキm.JPG

(つづく)

多摩市よこやまの道

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2024年12月09日

干し柿づくり(2)

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11月28日に渋柿を干してから・・・
PB289306 干し柿m.JPG

12月9日 12日目の様子です。
DSC_2217 (002) 干し柿m.JPG
ご近所のアンテナの入り方からすると、ほぼ、同じアングルの筈ですが、大分小さく萎んで来ました。

1週間程経って外側が固まってきたら、3日に一度軽く揉むと早く渋が抜けるそうです。
触ってみると、一つ一つ微妙に硬さが異なるのですね。
これもやってみないと分からないことでした。

電柱の上から狙っているようだったカラスも今の所、やって来ていません。
シャカシャカビニールの効果かな?
黒いビニールをカラスの亡骸のような形にして、吊り下げるという技も伺いましたが、何となく気持ち悪くて・・・。

*撮影時は青空の下に吊しましたが、普段は軒下の夜露が当たらない場所に吊してあります。

プロペラ4発の飛行機が写り込んでいたので調べてみると、
自衛隊のC-130H 輸送機「ハーキュリー」のようかな?
https://www.mod.go.jp/asdf/equipment/yusouki/C-130H/index.html

被災地の応援に向かっているのでしょうか。ご活躍を祈ります。

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ラベル:干し柿 自衛隊
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2024年12月08日

裏高尾 高尾天満宮・千代稲荷・蛇滝

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高尾天満宮
PC079354 高尾天満宮s.JPG PC079353 高尾天満宮s.JPG
「天神水」の前は通っても、その上の天満宮へお参りする方は少ないかなと思います。天神様好みの梅が沢山ですので、梅の花の咲く頃にまたお参り出来たらと思います。

千代田稲荷大明神へ
PC079357 千代田稲荷階段からの紅葉m.JPG

PC079356 千代田稲荷神社拝殿跡m.JPG 

PC079359 千代田稲荷拝殿跡m.JPG

詳しくは、こちらの以前お参りしたときに記事をどうぞ

千代田稲荷大明神

苔に紅葉が映えます。
PC079360 千代田稲荷 苔に紅葉m.JPG

千代田稲荷から見える紅葉
PC079358 千代田稲荷 紅葉m.JPG

タマノカンアオイ
PB309316 タマノカンアオイm.JPG

イワタバコ          ヤマミズ
PB309317 イワタバコs.JPG PB309320 ヤマミズs.JPG

蛇滝(水行場)        青龍堂
PB309318 蛇滝s.JPG PB309319 青龍堂s.JPG

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2024年12月07日

裏高尾 駒木野・小仏関所跡〜小仏川遊歩道

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2024.12.07

高尾山GREEN CLEAN作戦、この12月は「蛇滝コース」。先ずは駒木野の小仏関所跡からスタートです。

駒木野(小仏)関所跡に残る「手形石」と「手付石」
PC079352 駒木野関所跡s.JPG
小仏関所は、江戸時代には甲州道中でもっとも堅固と言われた関所。
天正の頃、北条氏照が武蔵国と相模国境の要衝として小仏峠の頂上に築き、後に麓に下ろし、北条氏滅亡後の天正18年(1590年)、徳川家康により現在地に移設され整備されたとのこと。

明治の太政官布告により関所は廃止され建物は取り壊されました。現在は通行人が手形を置いた手形石と吟味を待っている間に手をついていた手付石が残っています。

明治21年(1888)、甲州街道は小仏峠を通る道から、現在の大垂水を越える道へ路線変更されています。

開会式で準備体操を始めると、ジョウビタキが傍にやって来てしきりに鳴いていました。縄張りの公園を大勢で占領されて不機嫌だったのかもしれませんね。

小仏川遊歩道への橋を渡る (撮影 ミッキー)
IMG_2377k_小仏川遊歩道の橋を渡るm.jpg

コクサギ         ミツバウツギ
PB309307 コクサギs.JPG PB309309 ミツバウツギs.JPG

サイカチの実の解説 (撮影 ミッキー) サイカチの果実(莢と種子)
IMG_2387k_サイカチの実の解説s.jpg P3023797 サイカチ 果実s.JPG

アキノタムラソウ     ミヤマフユイチゴ
PB309310 アキノタムラソウs.JPG PB309314 ミヤマフユイチゴs.JPG
秋の花の名残と冬の果実の共演でした。アキノタムラソウは「日本のサルビア」という学名ですが、サルビア同様にとても花期が長く楽しませてくれます。
ミヤマフユイチゴも熟して食べ頃。特に日向のものは美味しいです。

ツタウルシの紅葉
PB309311 ツタウルシm.JPG
触れれば殆どの一がかぶれるというツタウルシ。サーモンピンクの紅葉が美しいですが、落ち葉をうっかり拾わないように、特徴を説明しました。

霜に覆われた枯葉
PB309313 枯葉に霜m.JPG
キラキラと美味しそうなシュガーフロスティング状態でした。

オオモミジの黄葉
PB309315 オオモミジm.JPG
オオモミジは、イロハカエデより大きな葉で鋸歯が細かいものを言います。

(つづく)

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2024年12月06日

大高取山(4)幕岩・桂木観音・虚空蔵尊

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第 12回 大高取山自然観察会
主催:公益社団法人日本山岳会埼玉支部 自然保護委員会
期日:2024年11月24日(日)
集合:9:00 法恩寺東武・越生/JR八高線・越生駅 徒歩 1分 
行程 : 9:30法恩寺出発〜 越生神社〜 高取山・要害山・高取城跡
   〜西山高取下〜白岩様〜大高取山 (昼食)〜 幕岩(好展望)
   〜桂木観音/柚の里(給水・WC)〜 虚空蔵尊(給水・WC)
   〜 15:00法恩寺 (解散)
累積標高差: 574m 歩程:約 5時間

 大高取山から桂木観音へ向かう途中、好展望の開けた平場に出ました。「幕岩」の真上で、ここから幕岩は見えません。
断崖絶壁、覗き込んだら危険!

「幕岩」展望台からの展望
PB249184 幕岩からの展望1m.JPG

PB249185 幕岩からの展望2m.JPG

コースから外れ、巻き込んで下から見上げた「幕岩」
PB249186 幕岩 展望台からm.JPG
「幕岩」は、高さ 約16m、巾 約36mのチャートで、まるで幕を張ったような大岩。またしてもチャートですよ。深い海の底に堆積していた筈がこんな山の上に・・・しかも地層が縦になってます!大地変動の壮大なドラマが頭の中でゴゴゴ〜と・・・

この辺りから下には、和紙の材料となるミツマタの木が見られました。次に訪れる桂木観音辺りで行基さんが感じた香りはミツマタだったのでしょうか。

道標 先ずは桂木観音へ向かい、その後、虚空蔵尊へ向かいます。
PB249187 道標s.JPG

桂木観音
PB249188 桂木観音m.JPG
養老3年(719) 伝 行基創建。この辺りで何とも言えない芳しい香りに包まれ、草庵を建てて一心に観音経を唱えたのが始まりだそうです。
ご本尊の千手観音は榧(カヤ)材の一本造りで県内最古とのこと。
珍しい四等三角点があった筈らしいのですが、見当たらなくなっていました。

桂木観音への階段
PB249189 桂木観音m.JPG

ヤマユリの果実       ランの仲間?
PB249190 ヤマユリの果実s.JPG PB249192 ?s.JPG

虚空蔵尊
PB249193 虚空蔵尊?m.JPG
虚空蔵尊 (菩薩)は梵語の “akasa"の訳語で一切の限定を越えた絶対の世界を表わすとのこと。私は宇宙的存在かなと思っています。

法恩寺に戻り解散、越生駅へ向かいました。懐かしいFIT同期に会うことができ、初めて奥様にもお目にかかれ、また日本山岳会埼玉支部の方々による詳細な資料、解説を賜り、歴史・地質・植生など大いに学ばせて頂き、新しいご縁を広げることもでき、大変貴重な1日となりました。

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2024年12月05日

大高取山(3)クリッペ・白岩様・大高取山山頂

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第 12回 大高取山自然観察会
主催:公益社団法人日本山岳会埼玉支部 自然保護委員会
期日:2024年11月24日(日)
集合:9:00 法恩寺東武・越生/JR八高線・越生駅 徒歩 1分 
行程 : 9:30法恩寺出発〜 越生神社〜 高取山・要害山・高取城跡
   〜西山高取下〜白岩様〜大高取山 (昼食)〜 幕岩(好展望)
   〜桂木観音/柚の里(給水・WC)〜 虚空蔵尊(給水・WC)
   〜 15:00法恩寺 (解散)
累積標高差: 574m 歩程:約 5時間

高取山(越生神社奥の院・要害山・高取城址)から、大高取山へ向かう途中に露出していた大きな岩は古い時代のチャート。

PB249176 地層m.JPG
この下にチャートよりも新しいみかぶ緑色岩の層があります。新しい地層が下に?それがこの地の特徴「クリッペ」です。

チャート(英chert) 熱変成珪質岩:
・約1億6千万年前の中生代ジュラ紀中世、緻密で細かい石英からなる固い堆積岩。生物起源と非生物起源のものがある。
 生物起源: 放散虫などのシリカの殻を持つ微生物の死骸が遠洋深海底で堆積したもの。
 非生物起源: 水中での熱水活動に伴って放出されたシリカが積もったもの。
・褐色、赤茶色、緑色、淡緑灰色、灰色、黒色など様々な色のものがある。この違いは、堆積した環境(特に酸化還元状態)の違いや、堆積語の二次的な変質・変成作用によって構成鉱物にる。 
 赤褐色・茶色: 微細な酸化鉄鉱物(赤鉄鉱hematiteなど)を含む。
 黒色・灰色: 硫化鉄(主に黄鉄鉱pyrite)や炭素化合物(石墨や不定形炭素、有機物など)を含む。
 緑色: 二価の鉄を含む緑色の粘土鉱物を含む。
・割れ口は貝殻状になるものが多い。
 鋭利に尖るので刃物やヤジリ等に利用された。

みかぶ緑色岩
約1億4千万年前の中生代ジュラ紀新生に火山活動で作られた。関東山地の御荷鉾山周辺をはじめ,三波川変成帯と秩父帯中・古生層との境界に沿って,断続的に分布する玄武岩質火山岩類。
*「みかぶ」という謎の呼称は、この「御荷鉾(みかぼ)山」から来ている筈ですが、どこかで誤記が生じてそのままに・・・よって漢字表記されずカナで書かれているとのこと。

大高取山は、古いチャートが上に、新しいミカブ緑色岩が下に、通常の堆積とは上下逆になっている「クリッペ」という珍しい構造とのこと。

クリッペ(独 klippe) 横移地塊、根無し地塊: 
衝上断層により押し出された岩体がずり動いて別の岩体の上に乗り、その後の浸食によってつながりが切られ、基盤岩体とは違った岩体が孤立している地形をいう。
山用語では単に「断崖・絶壁」という意味でも使われます。

山笑(やまにこ)会で先日上った堂平山もクリッペ構造だったのですね。みかぶ緑色岩とは何か、もう少し調べる内、一番分かり易かったのはこちらです。↓

参考サイト:詳しく知りたい方は、こちらへ!
*山で宝探し*
「関東山地東部の秩父帯とみかぶ緑色岩類」
「みかぶ緑色岩と木呂子緑色岩メランジュ」

聞き慣れない用語が次々と出てきて頭がおいつきません。こうして帰宅後に調べても、未だ薄ぼんやりとした理解で情けないです。思えば、森林インストラクター受験勉強でも、地質は用語が覚えられずに苦労したのに既に大半は忘れて・・・興味はあるのですが、記憶力が落ちているのは致し方なし。それでも繰り返し学べば少しは残るかな。

ヤブムラサキ        道標
PB249177 ヤブムラサキs.JPG PB249178 道標s.JPG

白岩様(石灰岩の露頭)
PB249179 白岩様ml.JPG
説明板によれば、「白石様」と呼ばれ信仰の対象として祀られているそうですが、どんな信仰なのかの記載はなく不明。
約3億年前の地殻変動で転がり落ちてきたものらしく、良く観れば表面にウミユリの化石がみられるそうです。
ここから切り出された石は大宮神社などにも用いられているとのこと。

石灰岩:海底でサンゴ、貝類、コウサン虫などが堆積してできた岩石。セメント原料、ガラス工業の原料となる。

大高取山山頂(376m)越生10名山
PB249181 大高取山山頂m.JPG
こちらからは、先にも見えた筑波山がよく見えました。

大高取山山頂からの展望(多分反対側、曖昧な記憶)
PB249182 大高取山山頂からの展望ml.JPG

 こちらでお昼休憩。筑波山側に開けた展望がみられる側はこの時間帯は日陰で、良くご存じの皆さんは反対側の日向斜面で寛いでいらっしゃいました。見晴らしを優先した我々も食事を終えて早々に日向に引っ越しました。

(つづく)

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2024年12月04日

大高取山(2)高取山・越生神社奥の院・アリドオシ

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ご訪問ありがとうございます

第 12回 大高取山自然観察会
主催:公益社団法人日本山岳会埼玉支部 自然保護委員会
期日:2024年11月24日(日)
集合:9:00 法恩寺東武・越生/JR八高線・越生駅 徒歩 1分 
行程 : 9:30法恩寺出発〜 越生神社〜 高取山・要害山・高取城跡
   〜西山高取下〜白岩様〜大高取山 (昼食)〜 幕岩(好展望)
   〜桂木観音/柚の里(給水・WC)〜 虚空蔵尊(給水・WC)
   〜 15:00法恩寺 (解散)
累積標高差: 574m 歩程:約 5時間

越生神社を出て、次は大高取山の手前、大の付かない高取山へと向かいます。

PB249163 大高取山へm.JPG
コースの右手は里の人々が薪炭等として利用して来たクヌギ、コナラ、山桜などの広葉樹林。左手はスギ・ヒノキの針葉樹林。広葉樹林は日が入って明るく、針葉樹林は薄暗く明暗が分かれ植生も異なります。

コアジサイ         アカマツの幼樹
PB249162 コアジサイs.JPG PB249164 アカマツs.JPG
黄葉せず未だ青いままだったコアジサイ。
理由を伺い損ねましたが、結界のように守られていたアカマツ他の実生苗。アカマツは松枯れで経年木が減ったので実生幼樹は大切にされているのでしょう。

越生神社 奥の院 (高取山・要害山・高取城 170m)
PB249165 越生神社 奥宮s.JPG
関東平野が一望できるため、越生二郎が物見砦を置き、児玉四郎基行が館を築いたとも。
越生氏が館を構えるに当たり、琴平神社を守護神として勧請したのが始まりとも。
館跡とされる場所は平らで、空堀や土塁で画された曲輪の遺構がみられます。

高取山から関東平野(筑波山方面)
PB249167 筑波山方面m.JPG

双耳峰の筑波山が良く見えました。
PB249168 筑波山m.JPG

アリドオシ 蟻通 アカネ科
PB249169 アリドオシm.JPG
越生町は、北が山で寒風が遮られる為、暖温帯の植物が生育できるのだそうで、絶滅危惧種アリドオシが群生していて驚きです。
蟻を突き刺すという鋭い棘が見えています。
敵兵の侵入を防いだスコットランドのアザミのように、鋭い棘で魔を祓ってくれているのでしょう。

アリドオシ(一両)とヤブコウジ(十両) サクラソウ科
PB249170 アリドオシ ヤブコウジm.JPG
お正月の縁起物として知られる千両や万両と一緒に植えると「千両・万両・有り通し」となって、更に縁起が良いとされていますが、ここでは十両と一緒に自然に生えていました。そんなに大金持ちでなくとも、十両程が品が良いですね。(因みに江戸時代の一両は今で言うと8万〜20万円位の間で変動していたそうなので、10万として考えると十両は約100万円ほど?)

石祠と塚
PB249171 塚m.JPG
どうも何かを感じる場所を撮るとボケてしまう・・・

石祠・塚を守るご神木のスダジイ
PB249172 スダジイm.JPG

(つづく)

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2024年12月03日

大高取山(1)法恩寺・越生神社

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ご訪問ありがとうございます

第 12回 大高取山自然観察会
主催:公益社団法人日本山岳会埼玉支部 自然保護委員会
期日:2024年11月24日(日)
集合:9:00 法恩寺東武・越生/JR八高線・越生駅 徒歩 1分 
行程 : 9:30法恩寺出発〜 越生神社〜 高取山・要害山・高取城跡
   〜西山高取下〜白岩様〜大高取山 (昼食)〜 幕岩(好展望)
   〜桂木観音/柚の里(給水・WC)〜 虚空蔵尊(給水・WC)
   〜 15:00法恩寺 (解散)
累積標高差: 574m 歩程:約 5時間

 FIT同期手作りの「久那小屋」中心に活動しているちちぶ里森の会つながりで、歴史のある寺社、「クリッペ」と呼ばれる新しい地層の上に古い地層が乗る珍しい地層の大高取山(376m)、絶滅危惧種「アリドオシ」等の豊かな植生を、日本山岳会埼玉支部自然保護員の方の解説を頂き乍ら観察して歩いて来ました。

 先ずは、越生(おごせ)駅から正面へ徒歩1分の「法恩寺」に集合です。越生(おごせ)は難読地名の一つで、私も長年間違っておごぜと読んでたので変換できず、やっと今回誤りに気がつきました。

松渓山法恩寺(しょうけいさん ほうおんじ) 真言宗 智山派
中門
PB249136 法恩寺m.JPG
正徳元年(1711)建立。
明治34年の火災でも焼け残った越生最古の建造物の一つ

松渓山の名の通り見事な松
PB249142 法恩寺の松m.JPG

本堂
PB249137 法恩寺m.JPG
ご本尊は大日如来。越生―族の氏寺。

鐘楼            地層
PB249139 法恩寺 鐘堂s.JPG PB249138 法恩寺 地層s.JPG 
享保6年(1721)建立。
中門と共に明治34年の火災でも焼け残る。
境内を広げる為に手掘りで掘削した後とのこと。

武州 越生 松渓山法恩寺HP

天平10年(738)行基大師が東国遊行の際、大日如来、釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来、観音菩薩の5体を発見して祀り霊場としたと伝えられている。境内のソメイヨシノは樹齢100年の現役。

越生神社 

入口の石碑群
PB249145 越生神社m.JPG

鳥居
PB249148 越生神社 鳥居m.JPG

狛犬たち
PB249150 越生神社 狛犬s.JPG PB249149 越生神社 狛犬s.JPG

拝殿
PB249153 越生神社 拝殿m.JPG
ご祭神: 素戔嗚尊(スサノオノミコト)、饒速日命(ニギハヤミノミコト)
明治42年(1909)金毘羅神社、八幡神社、日吉神社、八坂神社、稲荷神社を合祀し造営。
7月下旬の越生祀りは牛頭天皇を祀る八坂神社の祭典(祇園祭の系譜)

稲荷社の狐さんたち
PB249156 越生神社 稲荷社s.JPG PB249155 越生神社 稲荷社s.JPG

稲荷社           境内のチャートの石垣
PB249157 越生神社 稲荷社s.JPG PB249151 越生神社 石組s.JPG

サカキの果実        大イチョウ
PB249154 サカキ 果実s.JPG PB249158 越生神社 大イチョウs.JPG
サカキの果実は結構めずらしい。

神社の脇から抜けた道     アキノノタムラソウ
PB249159 越生神社 抜けた道s.JPG PB249160 アキノタムラソウ?s.JPG 
神社の脇から抜けた道沿いにアキノタムラソウに似た花が咲いていましたが、羽状複葉形の葉ではなく丸い葉ばかりでした。

フクラスズメ 蛾
PB249161 フクラスズメ 蛾m.JPG
派手にダンスをする幼虫は良く見かけますが、成虫をきちんと観察できたのは初めてで、帰宅後調べてやっとフクラスズメと分かりました。普通、こうして止まっている時には、後翅の瑠璃色模様は見えない筈で迷いましたが、前翅の模様で判断しました。

(つづく)

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2024年12月02日

ピーチパイン栽培記

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今年の5月、ケロの嫁ぎ先のご実家(沖縄)で世にも美味なパイナップル2種(ご本家の西表島のパイナップル農場直送)をごちそうになりました。

ゴールド・バレル(奥の2つ)/ピーチ・パイン(手前)
DSC_1658 (002) ピーチパイン 脇芽矢印入m.JPG
黄金色に輝き、これ程香り高く甘くて美味しいパイナップルは生まれて初めて!何も知らずにパクパクと頂いてしまいましたが、帰りに空港で売られているゴールド・バレルのお値段を見てビックリ(当時約8,000円、今はもっと高額に・・・)! とても自分では手が出ませんので、このご縁がなければ一生味わえなかったかもしれません。ありがたや・・・。

写真手前(お皿の上も)少し小型でピンク色、見た目も「ピーチ」なピーチ・パインは、味も食感もまるで「桃のよう」、ゴールド・バレルとはまた違う美味しさでパインの酸味が苦手な方はこちらがお好みかもしれません。但し、ピーチ・パインは実が柔らかで日持ちしないため、殆ど流通していないそうです。

さて、ご主人様は、そのピーチ・パインの頭の部分をおもむろに捥ぎ取られ、忽ちポキポキっと芽を搔き私にくださいました。
ピンク色を帯びたピーチ・パイン
mDSC_1662 (002) ピーチパイン.JPG

ピーチ・パインの吸芽 まるで小さな筍のようです。
DSC_1659 (002) ピーチパイン脇芽m.JPG

その時は聞き慣れない用語で聞き取れなかったのですが、調べてみるとパイナップルの芽には、
・冠芽 かんが  ヘタ crown  果実の上の冠
・吸芽 きゅうが 脇芽 sucker ,pup 冠の葉の間から生える
・裔芽 えいが  新芽 slip  果実の下から生える
の、三種類があり・・・

冠芽 から育てる方法は良く聞きますが、葉の間から出てくる吸芽(一番上の写真の青い矢印)から育てる方が少し早く(適地で1年半ほど)収穫出来るそうです。因みに冠芽からだと適地で2年ほど。

更に果実の下方から出てくる「裔芽 えいが」からなら、適地で1年で収穫可能とか。これは栽培地でしか手に入りませんね。

面白いことに、この裔芽は暫くすると自らポロリと下に落ち、環境の良い所に転がれば発根して増えていくようです。生存方法が何通りもあって逞しいなぁ

帰宅後、「掻き落とした部分を乾かしてから」適度な酸性で水はけのよい土を調合して植え付けました。貝殻粉も混ぜてみました。
DSC_1672 (002) ピーチパインの脇芽m.jpg

数週間、1ヶ月と経っても根が出て来ず心配(パイン発根には気温が低かった?)・・・挙げ句に左の鉢は台風で吹き飛ばされ(用土も鉢も軽かった)行方不明に・・・生き残った右の芽は猛暑の夏に沖縄を思い出し元気を盛り返したか、根を張りグンと葉も伸ばし出しました。

2024.10.30 猛暑を越えて成長
DSC_2039 (002) ピーチパインm.JPG

やっと元気に育ち始めたと思ったのも束の間、関東の丘陵地の我が家では急に冷え込んで来たので、霜が降りる前に空の水槽にガラスの蓋をした中に避難させました。その後、直ぐに2回も霜が降りたので危機一髪。

さて、無事に冬越しが出来るか・・・最低耐寒温度が10℃の記載もあるので、家の中に取り込むのが無難なのでしょうね。家の中に鉢物を入れない(そこまで無理して育てない)主義でしたが・・・。

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2024年12月01日

ガーデン・ハックルベリー

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田島ヶ原の観察会でイヌホオズキの仲間のお話を聞き、
「アメリカイヌホオズキだけでなく、他にも色々あるんだなぁ・・・」
と、少し闇が晴れて来て嬉しかったのですが、多摩丘陵でまた見たことも無い大きなイヌホオズキの仲間に出会しました!

もう、興奮して
「な、なんじゃ、こりゃ〜!」状態 

巨大イヌホオズキ(仮称) 2024.11.13 多摩丘陵
PB139043 ガーデンハックルベリーm.JPG
この写真だけ見ても、大きさが分かりませんので、手モデルのご協力を得たのが下の写真。

PB139047 ガーデンハックルベリーm.JPG

PB139048 ガーデンハックルベリーm.JPG

この時点で、既に「ハックルベリーなんとかじゃない?」という流石のサジェスチョンがO先輩から出ていましたが、帰宅後、直ぐに手モデルをして下さったN先輩より解決メールが届き、
「ガーデン・ハックルベリー」と同定されました。ありがとうございます!

ガーデン・ハックルベリー 果実 ナス科
PB139044 ガーデンハックルベリーm.JPG


PB139045 ガーデンハックルベリーm.JPG

草姿
PB139046 ガーデンハックルベリーm.JPG

北米原産、ツツジ科スノキ属などの小さい酸っぱい果実の総称(俗称、方言的)の「ハックルベリー」に似て、家の庭でも簡単に栽培できることが「ガーデン・ハックルベリー」の語源。ナス科であり、全く違う植物ですが、同じ様にジャムやソースなどに利用出来ます。

その場で少しだけ舐めてみた限り、独特の臭みがあり美味しいものではありませんでした。
また、未熟果には毒性の強い「ソラニン」(ジャガイモの芽に含まれることで有名)があるので、見かけても生で口にするのは避けましょう。
日本で見られるイヌホオズキの仲間も食用にはなりませんのでご注意ください。

***

話は変わりますが・・・
その昔、”ハックルベリー・フィン” と言えば、”トム・ソーヤ” の親名の名前としてしか知らなかった私、長じて「ムーン・リバー」の歌詞で再会した時、懐かしさと共に、アメリカの人々の心の中で「ハックルベリー」の名前が持つ、幼い頃を思い出す郷愁のようなものに共感しました。日本だったら「桑の実」でしょうか。

Two drifters, off to see the world
There’s such a lot of world to see
We’re after the same rainbow’s end
Waiting ’round the bend
My huckleberry friend
Moon river, and me

ハックルベリー・フィンの様な、又は、ハックルベリーを共に摘んだ幼馴染み、冒険仲間、のような意味合いなのかな。
口の中を紫色に染めて笑い合った友達の顔が思い浮かびます。

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2024年11月30日

イヌマキの果実

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イヌマキの不思議な形の果実は、図鑑等で目にしたことはありましたが、実物を初めて見て味わうことも出来ました!

2024.11.13 多摩丘陵
イヌマキ 犬槙 マキ科
R0010068 イヌマキ 果実m.JPG
赤と緑の串刺し団子のような独特な果実

R0010069 イヌマキ 果実m.JPG
赤く熟した(花托→種托)
緑の套皮(とうひ)に包まれた種子。
赤い方は薄甘く粘り気があって食べられる。緑の方は人間には有毒。

PB139010 イヌマキ 果実m.JPG
さて、味見・・・薄甘く粘る・・・ヤドリギの実を食べたときのトラウマが甦る。

美味しい部分が下なので、種子も一緒に食べて貰おうというのか、または邪魔なので先に落として貰おうと言うのだろうか?
無駄な進化はしない筈なので、こうなった理由がある筈・・・今度は鳥が食べるところを見てみたい!

そう言えば、「呪術廻戦」の一年組は三人とも植物関連名(虎杖、伏黒、野薔薇)だけれど、2年組の狗巻先輩も漢字違いでイヌマキで植物、しかも葉っぱは棘のよう・・・あ、禪院先輩もマキで植物! パンダ先輩は・・呪骸(樹骸)これは強引すぎでした。 

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オオミゾソバ 大溝蕎麦?

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ミゾソバの変種、オオミゾソバという存在を初めて教えて頂きました。手持ちの図鑑類には記載がなく、ネット検索情報を総合して比べてみました。

2024.11.13 多摩丘陵
オオミゾソバ? 大溝蕎麦 タデ科 
R0010077 オオミゾソバm.JPG
・○草丈がミゾソバより大きく立ち上がる。
・△花はミゾソバより大きく、花被片の先が尖っている。
・△花色はミゾソバより濃いものが多い。

R0010081 オオミゾソバm.JPG
・○葉の中央部のくびれが大きい。
・○葉柄にハッキリとした翼がある。
・△葉柄の翼が幅3oと大きくて目立つ。

R0010078 オオミゾソバm.JPG
・○閉鎖花の着く地中茎が長い(10〜30cm)
・○閉鎖花の花柄が長い(5cm以上)

今までミゾソバと思っていたものの中にオオミゾソバがあったかもしれません。
↓これなどは、花の特徴だけみるとオオミゾソバに合致します。
2022.09.25 飯能
P9251252 (2)ピンク色のミゾソバ.JPG
葉の特徴他、次に行ける機会があれば捉えて来ますね。

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2024年11月29日

干し柿づくり(1)

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2024.11.28
毎年、故郷の柿で干し柿を作って下さるMさんが、
「干し柿、作ってみる?」
と、今年は手に平に余るほどの大きな渋柿と作り方プリントも持ってきて下さいました。掘り立てのサツマイモも!

干し柿用の大きな渋柿(甲州百目)
PB289298 干し柿m.JPG
一つ300〜500gにもなる大きく縦長の柿です。
百目とは百匁(375g)から来ているそう。

「干し柿の作り方」を参考にしながら作業開始!

➀水で洗う
 作り方には書いておらず不要なのか、若しかしたらお湯で洗った方が良いのか?などと迷いましたが、ヘタの下をみると毛虫の脱殻やらクモの糸などが出てきたので、一応水で洗って乾かしました。

Aヘタを切って小さく整える。枝はT字形に残す。
PB289300 干し柿m.JPG
左がそのままのヘタ。右が小さく整えた後。

Bヘタの周りの皮を一周剥く。
 PB289301 干し柿m.JPG

C皮むき器(ピーラー)で縦に皮を剥く。
 (平たい柿は横にクルクルが剥き易い)
 PB289302 干し柿m.JPG

D1本の紐の両端に一個ずつ茎の部分を縛る。
 PB289303 干し柿m.JPG
振り分け荷物のようにお互いの重さのバランスで吊り下げる為。

E沸騰したお湯に10秒ぐらいずつ潜らせる。(殺菌・消毒)
 PB289304 干し柿m.JPG

F陽当たり風通しの良い軒下などに、柿が重ならないようにズラして干す。
 PB289306 干し柿m.JPG
これは青空がきれいだったので軒外で撮りましたが、夜露を避けるために軒下が良いです。夜は室内に取り込む、直射日光は避ける、と書かれたサイトもあり、色々家伝の方法があるようです。皆さんはどうされていますか? 大量だったら取り込むのは無理ですよね。 

G1週間ほどで表面が固くなってきたら、3日に一度ほど揉むと早く渋が抜ける。

H2〜3週間で食べ頃。40日ほども干すとしっかり固くなって保存性が上がる。(冷凍すれば更に長く保存可能)

4つなので、あっという間でしたが、暖簾のように沢山干すのは大変な手間ですよね。いつも有り難く頂いておりましたが、今年は自分で干したものの出来上がりが楽しみです。

鳥に取られないように対策を考えないとマズいかな?

<追記>
 鳥も賢いので渋い内は突きに来ないかなと思いつつ、シャカシャカするビニール袋を周りに吊り下げてみました。今の所無事です(^^;)

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ラベル:干し柿
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2024年11月28日

多摩丘陵・小山田探検隊(4)

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2024.11.13
小田急 唐木田駅〜よこやまの道〜巡礼古道〜車道〜お墓脇の里道〜ぞ〜っとする不気味な道〜開けた畑地〜長池公園(昼食)〜小山田〜無名の谷戸〜巡礼古道〜切通〜唐木田駅

ゴンズイ ミツバウツギ科
PB139052 ゴンズイm.JPG

長池公園(ランチタイム)
PB139054 長池公園m.JPG

お腹いっぱいになり、上小山田に戻って、隊長命名「無名の谷戸」に向かう。

ガマズミ レンプクソウ科→ガマズミ科
PB139055 ガマズミm.JPG

アリタソウ 有田草 ヒユ科
PB139057 アリタソウm.JPG
ほうれん草の仲間のシロザに似ているとかゴウシュウアリタソウではとか、その場では結論が出ず、後で先輩より「アリタソウ」との連絡あり。

アカネ 茜 アカネ科
PB139059 アカネm.JPG

ハチオウジアザミ? 八王子薊? キク科
PB139060 ハチオウジアザミ?m.JPG
タイアザミ(トネアザミ)に似ているが、花色が濃く、花数がとても多く、雰囲気が異なりました。博識の先輩方より「八王子薊では?」との声。但し、「はっきりハチオウジアザミとされているのは、保護されている公園内のものだけ」なのだそうです。

道標            ゆけゆけ、FIT探検女子!
PB139061 道標s.JPG PB139062 FIT探検女子は行くs.JPG

大きな柿の木、たわわの実り
PB139064 カキm.JPG

オオミゾソバ 大溝蕎麦 タデ科
R0010077 オオミゾソバs.JPG R0010078 オオミゾソバs.JPG

R0010081 オオミゾソバm.JPG
オオミゾソバなるものを初めて教えて頂きました。葉柄部分に翼あり。

道祖神
PB139067 道祖神m.JPG

ノコンギク 野紺菊 キク科
R0010082 ノコンギクs.JPG R0010083 ノコンギクs.JPG
総苞の形はワイングラス、種子に付く冠毛が長いのが特徴。

スッポンタケ        ヒメユズリハ
PB139068 スッポンタケs.JPG PB139070 ユズリハs.JPG
突然現れた季節外れのスッポンタケにビックリ!
ヒメユズリハは、葉が余り垂れ下がらず葉脈の網目が細かい。

サルトリイバラ       冬支度           
R0010084 サルトリイバラs.JPG PB139071 冬支度s.JPG
赤い実の季節ですね。冬支度に大事そうに藁を巻かれたのは何だったのでしょう。ちょっと剥いて見たかったけれど・・・我慢。

お土産のキクイモ
PB139072 キクイモm.JPG
レンコンの様な食感、ゴボウの香りで、家畜の餌用というイメージでしたが、予想以上に美味しかったです。キンピラに合いそうです。

今回もK隊長の下、FIT探検女子は元気もりもり、好奇心いっぱい、晩秋の里歩きを満喫しました♪ 

(おわり)

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2024年11月27日

多摩丘陵・小山田探検隊(3)

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小田急 唐木田駅〜よこやまの道〜巡礼古道〜車道〜お墓脇の里道〜ぞ〜っとする不気味な道〜巨大植物生息地?〜

クズススキが揺れる里山風景
PB139040 クズ ススキm.JPG
ぞ〜っとする不気味な道を抜けると、穏やかな秋の里山風景が広がってホッと一息・・・も、束の間!

「えっ、この巨大メナモミは何!?」
「うわ、こっちは巨大イヌホオズキ!?」

ここは巨大植物が生える土地柄なのかと騒然!・・・画像検索が発達した今、「ヤーコン」と「ガーデンハックルベリ−」と判明。

ヤーコン キク科
PB139041 ヤーコンs.JPG PB139042 ヤーコンs.JPG
そう言えば、このヤーコン、以前、立川辺りの畑でみかけて、同じ様に「大きなメナモミ!」と騒いだのにすっかり忘れていて情けない。

ガーデンハックルベリー ナス科
PB139043 ガーデンハックルベリーs.JPG PB139045 ガーデンハックルベリーs.JPG
ご覧の通り、イヌホオズキにそっくりなのに巨大!
ツツジ科のハックルベリーに似ていて家庭菜園でも栽培できるのが名前の由来。

どの位大きいのか、手モデルに出演して頂きました。
PB139048 ガーデンハックルベリーm.JPG

キチジョウソウ 吉祥草 キジカクシ科
PB139049 キチジョウソウs.JPG PB139050 キチジョウソウs.JPG
葉を鹿にでも食べられたのか、蕾だけみたらニクウツボか何かかと思ってしまいましたが、咲いたのを見ればキチジョウソウでした。

コマユミ 小檀 ニシキギ科
PB139051 コマユミm.JPG
ニシキギそっくりで枝に翼がないコマユミは、ニシキギ同様の美しい紅葉。

(つづく)

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2024年11月26日

多摩丘陵・小山田探検隊(2)

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2024.11.13
小田急 唐木田駅〜よこやまの道〜巡礼古道〜車道〜お墓脇の里道〜ぞ〜っとする不気味な道〜

お地蔵様、道祖神? 
PB139013 道祖神m.JPG
巡礼古道の面影を留めています。

等間隔で飛ぶ飛行機群
PB139015 等間隔に飛ぶ飛行機m.JPG
この光景は時々、多摩湖でも見かけます。飛行訓練なのでしょうか?

明るい畑地の縁を行く    薫炭?草木灰?を焼く煙
PB139016 明るい畑地s.JPG PB139017 畑地の煙s.JPG

古道と別れ車道を西進、お墓脇の里道へ ベニバナボロギク
PB139018 ぞ〜っとする?s.JPG PB139020 ベニバナボロギクs.JPG

車止め?の柵(人は通れる)の奥へ・・・
PB139022 車止めの柵s.JPG PB139023 車止めの奥へs.JPG

道は崩落箇所あり薄暗く不気味・・・ここが「ぞ〜っ」の道らしい。
PB139024 竹藪の道m.JPG

こうなっては竹林ではなく竹藪そのもの
PB139025 竹藪m.JPG

ビッシリ生えた竹藪     〆殺しの蔓も僅かな抵抗
PB139026 竹藪s.JPG PB139027 締め殺しs.JPG

行く手を阻まれようとFIT探検女子は行く
PB139032 竹藪の道m.JPG

写真では静かに見えるがお喋りもとまらない♪
PB139033 竹藪の道m.JPG

う〜ん、かぐや姫もここへは舞い降りまい・・・
PB139034 竹藪の道s.JPG PB139035 竹藪の道s.JPG

いつ落ちてもおかしくない「ギロチンの木」がブラリ!
PB139036 ギロチンの木m.JPG

竹に絡みとられたり、封じ込められたり、木の陣地は狭められ・・・
PB139037 竹に絡みとられた木s.JPG PB139038 竹に封じ込められた木s.JPG

竹藪の圧勝か・・・もう、筍狩りとか竹細工利用とかないのかなぁ
PB139039 竹藪の勝利m.JPG

(つづく)

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2024年11月25日

多摩丘陵・小山田探検隊(1)

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2024.11.13
小田急 唐木田駅〜よこやまの道〜巡礼古道・・・

K探検隊長率いるFIT 探検女子一行、さて今日は何に出会えるか、楽しみ楽しみ♪

ウメモドキ 梅擬
PB138995 ウメモドキm.JPG
通り道の庭先。こんなにぎっしり実の着いたウメモドキを初めて見ました。

唐木田駅から「よこやまの道」へ入り、途中で「巡礼古道」へと別れて南に進みます。
PB138996 道標s.JPG PB138997 棚原の屋敷跡s.JPG

棚原の館跡の説明
PB138997 棚原の屋敷跡m.JPG
どこが館跡?と思いつつ、先へ・・・次があったら探訪してみたい。

土の法面を観察中       蟻地獄を発見
PB138998 観察中s.JPG PB139000 アリジゴクs.JPG

突然開けた目の前に広がる畑地風景
PB138999 畑園風景m.JPG

PB139002 畑園風景m.JPG

シロノセンダングサ      木漏れ日の道
PB139003 シロノセンダングサ コシロノセンダングサs.JPG PB139005 木漏れ日の道s.JPG

収穫中の大豆畑        ダイズ
PB139006 大豆畑s.JPG PB139007 ダイズs.JPG
豆として収穫するときの大豆は、枯れた枝豆の姿。この豆が弾けた莢付き大豆の枝と串刺しの鰯の頭は、節分に活躍。

丹沢の大山?
PB139009 大山m.JPG

イヌマキ 犬槙 果実
R0010068 イヌマキ 果実m.JPG

R0010069 イヌマキ 果実s.JPG PB139010 イヌマキ 果実s.JPG
赤と緑の串刺し団子のような独特な果実は、
赤く熟した(花托→種托)+緑の套皮(とうひ)に包まれた種子。
赤い方は薄甘く粘り気があって食べられる。緑の方は人間には有毒。
さて、味見・・・粘りにヤドリギの実を食べたときのトラウマが甦る。
美味しい部分が下なので、種子も一緒に食べて貰おうというのか、または邪魔なので先に落として貰おうと言うのだろうか?回りくどい戦略。

リュウノウギク 竜脳菊
R0010070 リュウノウギクs.JPG PB139011 リュウノウギクs.JPG
左の舌状花の白い花弁部分は14枚、右は少なくとも20枚以上。
葉を少しちぎってすり潰してみると、微かに樟脳に似た香りが確認出来ました。
竜脳というのは、インドネシア(スマトラ島、ボルネオ島)、ブルネイ、マレーシアに分布する、フタバガキ科のリュウノウジュの香り。

コスミレ
R0010072 コスミレm.JPG
春一番、早咲きのスミレが季節を先取りしてしまったようで、数輪日だまりに咲いていました。

ゴミグモ
R0010073 ゴミグモ?m.JPG
丸く貼った網の中央に食べカスや脱皮殻を集め「ゴミリボン」を作った中に身を潜めています。真ん中に丸まって隠れているのが見えますか?

(つづく)

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2024年11月24日

玉川上水〜鷹の台 散策路観察会(3)

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2024.11.07

今月のFIT(森林インストラクター東京会)「花木くらぶ」観察会
西武拝島線・玉川上水駅〜西武国分寺線・鷹の台 玉川上水散策路

玉川上水の流れ
PB078953 玉川上水m.JPG
先日(1)で書いたように、厳密に言えばここの流れは水道用の「上水」ではなく、再生処理水によって清流を復活させています。嘗ては太宰治が心中した程の水量があったそうですが、今は昔。

ツルウメモドキ ニシキギ科
PB078952 ツルウメモドキm.JPG

サルトリイバラ サルトリイバラ科 ノイバラ バラ科
PB078954 サルトリイバラs.JPG PB078955 ノイバラs.JPG
全く違う植物ですが、どちらもトゲがあり蔓状に伸び赤い実を着けます。

ゴンズイ ミツバウツギ科
PB078959 ゴンズイm.JPG

フタバハギ 双葉萩/ナンテンハギ 南天萩 マメ科
PB078960 フタバハギ ナンテンハギm.JPG

テングチョウ 天狗蝶
PB078961 テングチョウm.JPG
天狗の鼻のように頭の咲きがとんがっています。

ルリタテハ
PB078963 ルリタテハm.JPG
幼虫は、サルトリイバラやホトトギスなどの葉を食べます。

サルノコシカケ        ムクロジ ムクロジ科      
PB078964 サルノコシカケs.JPG PB078967 ムクロジs.JPG
ムクロジは、頂小葉(てっぺんの葉)がない羽状複葉が特徴

PB078970 玉利堂s.JPG ランチは玉利堂のカレー

DSC_2044 (002) 玉利堂 カレーm.JPG
二種類のカレーの合い盛り。お米は白く細長いインドの高級米(バスマティ?)だそうです。パクチー、ヨーグルト、ひよこ豆、アチャール(インド風ピクルス)などを少しずつ加えて味変を楽しみながら頂きました。

シロダモ         葉裏のロウ質を溶かす実験中
PB078965 シロダモs.JPG PB078966 シロダモs.JPG
シロダモも赤い実。葉裏は白くロウ質で覆われています。

エビヅル 海老蔓 ブドウ科
PB078971 エビヅルm.JPG
野生のブドウの一種。果実は甘酸っぱく美味しい。皆で摘まんで頂きました。

ツリガネカズラ 釣鐘葛 ノウゼンカズラ科
PB078972 ツリガネカズラs.JPG PB078973 ツリガネカズラs.JPG
また見慣れない植物を発見・・・帰宅後先輩がアメリカ中南部原産「ツリガネカズラ」と同定して下さいました。

シャクチリソバ 赤地利蕎麦  玉川上水散策路
PB078974 シャクチリソバs.JPG PB078975 玉川上水 散策路s.JPG
ここでもまたシャクチリソバの白い花が咲いていました。川沿いに広がり続けているようです。
今日歩いて来た玉川上水散策路の反対側の小径。

さぁ、鷹の台駅はもうすぐ、今日も汲めども尽きぬ知識の泉の先輩方の興味深いお話が盛りだくさん、楽しいワクワク観察会でした〜♪

(おわり)

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2024年11月23日

玉川上水〜鷹の台 散策路観察会(2)

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2024.11.07

今月のFIT(森林インストラクター東京会)「花木くらぶ」観察会
西武拝島線・玉川上水駅〜西武国分寺線・鷹の台 玉川上水散策路

センニンソウノコンギク 野紺菊 キク科
PB078936 センニンソウm.JPG

センニンソウ 仙人草 キンポウゲ科センニンソウ属
PB078942 センニンソウm.JPG

ムラサキシキブ 紫式部 シソ科  シオデ シオデ科
PB078937 ムラサキシキブs.JPG PB078939 シオデs.JPG

ウラギンシジミ♂ 表
PB078940 ウラギンシジミ♂m.JPG

ウラギンシジミ♂ 裏
PB078941 ウラギンシジミ♂m.JPG

マユミ 檀 ニシキギ科
PB078944 マユミm.JPG

ムラサキシジミ
PB078948 ムラサキシジミm.JPG

アオツヅラフジ        センニンソウ
PB078947 アオツヅラフジs.JPG PB078950 センニンソウs.JPG

ムラサキシキブ
PB078951 コムラサキm.JPG
今年はとても実付きが良いようです。

(つづく)

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ラベル:小平市 玉川上水
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2024年11月22日

玉川上水〜鷹の台 散策路観察会(1)

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2024.11.07

今月のFIT(森林インストラクター東京会)「花木くらぶ」の観察会は、西武拝島線・玉川上水駅〜西武国分寺線・鷹の台 玉川上水散策路。

玉川上水駅から玉川上水に出て直ぐにある、水道局の小平監視所。
PB078914 玉川上水s.JPG PB078915 玉川上水s.JPG
ここで多摩川から取水し羽村取水堰〜ここまで上水を流れてきた水のゴミなどを除去して東村山浄水場へ地下水路で送っています。

ということは、ここより下流に現在流れている水は、多摩川の水でも水道水として利用する水でもないので、厳密に言えば「上水」とは言えない訳ですね。

殆ど枯れ堀と化してしまった玉川上水の荒廃(壁面の崩壊など)を危惧し「清流復活」運動が高まり、今は再生処理水を流しているのだそうです。

以前、この下に降りて歩いた時、再生処理水が流れ出ている滝状の施設を見ましたので、写真があれば後程掲載しておきます。

ヤクシソウ 薬師草 キク科    根生葉(ロゼット)
PB078911 ヤクシソウs.JPG PB078912 ヤクシソウs.JPG

最近、訳の分からないアサガオのなかまが野生化していて、知恵の泉のような大先輩方でも把握しきれていないそうです。
PB078916 ?アサガオs.JPG PB078917 ?アサガオs.JPG
これは同じアサガオですが、朝にもかかわらず既に退色してピンクになっている花があるということは、昨日から咲いていた? もはや「朝顔」と呼べないのでは・・・?

未同定のイネ科
PB078918 ?イネ科m.JPG
長い芒(のぎ)が伸びていました。

ゴンズイ 権萃 ミツバウツギ科
PB078921 ゴンズイm.JPG
ゴンズイの実が弾ける季節。赤い部分は肉質の果皮(この用語が正しいか皆で悩み・・・今も不安)黒いのは種子。
PB078928 ゴンズイs.JPG PB078929 ゴンズイs.JPG

カラスノエンドウ畑 マメ科
PB078922 カラスノエンドウ畑m.JPG
昔のレンゲ畑の様に、根粒菌で窒素を畑に取り込んでいるのでしょうか? 恐らく種子を蒔いたのでしょう。きれいに四角く生えていました。

サワラ
PB078930 サワラml.JPG
裏の白い気孔の形がXかHに見え「サワラないでH」と覚えた方が多いのでは? ヒノキに比べて葉の密度が薄く「さわさわしてる」イメージ。

クロガネモチの実       クマシデの果穂
PB078923 クロガネモチs.JPG PB078925 クマシデs.JPG
「苦労がねえ金持ち」縁起が良いと庭木に人気。
クマシデは果穂は大きいけれど、イヌシデやアカシデに比べると背丈が低めなので、近くで観察しやすい。

ホトトギス 杜鵑 ユリ科
PB078926 ホトトギスm.JPG
住宅街が近いので自生種か逸出したものか分かりませんが、在来種のホトトギス。
花は葉腋毎に1〜3コ、上向きに咲き花被片は反り返らない。

エビヅル 海老蔓 ブドウ科
PB078927 エビヅルm.JPG
野生のブドウの仲間。果実は美味しい。

ノコンギク 野紺菊 キク科
PB078932 ノコンギクs.JPG PB078933 ノコンギクs.JPG
花は薄紫色〜白色。総苞はワイングラス型(縦長)。総苞の上縁が紫色を帯びることが多い。

アキアカネ
PB078935 アキアカネm.JPG
急に冷え込んだ日で、昆虫類は寒さで動きが鈍く、写真が撮りやすくて助かりました。アキアカネがとまっているのはコヤブタバコかな?

(つづく) 

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2024年11月21日

RICOH R10 撮影会(7)極小ラン バルボフィルム・ファルカタム

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神代植物公園の大温室、華麗なランの花が咲き誇る中、花径4mm、高さ8mm程の極小のランの花に目が留まりました。ピントが合うか・・・

バルボフィルム・ファルカタム ラン科
R0010063 小さなランm.JPG

あまりにも小さくて、昆虫にも、クモにも見えて来ます。

なんだか笑われているようにも・・・
R0010065 小さなランm.JPG

撮れた!と喜んでばかりで種名のメモを忘れました。グーグル先生も教えてくれず・・・

<追記>
 種名不明でしたが、今朝の検索で英語サイトがヒットし判明しました。バルボフィルム・ファルカタム 'ジャングル・ジェム’
 バルボフィルム(鱗茎から葉が出ている)属のファルカタム(鎌のような花茎の様子から)

 アフリカ中西部・標高1,400m以下原産の着生ラン。

 この花茎の先の方がヘラのように広がっている様子を「鎌」とも「コブラ」とも見立て「コブラ・オーキッド」の別名も。

 「かぎけん花図鑑」さん内に飛びます。
 バルボフィルム・ファルカタム ’ジャングル・ジェム’

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ラベル:ラン科 温室
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2024年11月20日

RICOH R10 撮影会(6)アリストロキア・トリカウダタ

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神代植物公園の大温室、ウマノスズクサ科の変わった花をもう一つ。

アリストロキア・トリカウダタ ウマノスズクサ科
R0010059 アリストロキア・トリカウダタm.JPG
こちらは、森の長老・・・といった風情。
いきなり森の中でこんな顔がぶら下がってるのに遭遇したら、声をあげてしまいそう!

学名のアリストロキアは「最良の出産:胎児のような花型から?」、トリカウダタは「3本の尾」の意。
メキシコ原産の絶滅危惧種。日本では温室でも結実していないとのこと。
日本にはいない、受粉に必要な昆虫などが決っているのでしょうか?

R0010060 アリストロキア・トリカウダタm.JPG
後ろ姿をみれば、
「ああ、ウマノスズクサ科の花だ」
と納得でした。

(参考)オオバウマノスズクサの花
P5045442 オオバウマノスズクサm.jpg

P5045445 オオバウマノスズクサs.jpg P5045443 オオバウマノスズクサs.JPG
横からみた蕾の頃の姿は正に「胎児」!

日本のウマノスズクサ、オオバウマノスズクサも、かなり変わった花型ですが、世界の環境に応じた多様性には驚くばかり。

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2024年11月19日

RICOH R10 撮影会(5)アリストロキア・サルバドレンシス

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大温室の中・・・突然、マックロクロスケの群れが!

アリストロキア・サルバドレンシス
PB128994 アリストロキア・サルバドレンシスm.JPG
カサコソこっちに向かって歩いて来る? 何、何、夢に見そう!
何でまた、地面に群れて這ってるの!?

R0010058 アリストロキア・サルバドレンシス.JPG
ダース・ベイダー? あれは伊達政宗公がモデルだったのでは? こっちも確かに似ている・・・

学名のアリストロキアは「最良の出産:胎児のような花型から?」、サルバドレンシスは「エル・サルバドルの」

ウマノスズクサ科は奇妙な形の花、しかも咲き方も多様で、毎度ビックリさせられます。

(つづく)

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2024年11月18日

RICOH R10 撮影会(4)クロマダラソテツシジミ、ヤマトシジミ

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2024.11.12 神代植物公園にて R10 撮影会。

キバナコスモスにヤマトシジミが群がり飛ぶ中、少し大きめで飛び方が異なる蝶が目に留まりました。
後翅に尾状突起があったのでツバメシジミ?と思ったら、即座に師匠が、
「ウラナミシジミ・・・違う! クロマダラソテツシジミ!」
いやいや聞き取れませんから・・・メモ帳を取り出してメモメモ・・・

飛ぶのが早くてジッとしていてくれず、特徴が分かるような静かにとまった姿は撮れませんでした。

クロマダラソテツシジミ
R0010031 クロマダラソテツシジミm.JPG
やっと「とまった!」と思った瞬間シャッターを切ったのに、結果は飛び立った後。目には裏翅のオレンジ斑もくっきり残って見えていたのになぁ シャッター切るのにタイムラグがあるのか、緊張で私の指が遅れたのか。

R0010031 クロマダラソテツシジミml.JPG

南アジア〜東南アジアの亜熱帯に分布する蝶でしたが、日本では沖縄には既に定着、じわじわと北上を続け関東地方にも現れ、遂に私にまでみつけられました。食草がソテツの仲間、低温には耐えられず越冬は出来ない筈とのことなので、飼育放蝶なのか、暖かい時期に繰り返し侵入して来ているのか・・・。

R0010038 クロマダラソテツシジミm.JPG

師匠によれば、やはり少しシャッターのタイムラグがあるそうで、
「確認時間をゼロにして手動で3枚連写する」
という対策技を伝授して頂きました。3枚手動で連写が難しい!

R0010039 クロマダラソテツシジミml.JPG
何とか撮れたのは、やなり表側。
表側からは見えませんが、裏側の尾状突起の上辺りのオレンジ斑(高温期型にあることが多く、低温期型にはないそう)、なんとかしてそれを撮りたかったけれど・・・残念。目にはしっかりと焼き付けました。

上手く撮れずに四苦八苦しながら、
「中古カメラで動作が悪いのでは・・・」
と泣き言を呟くと、
「どれ、貸してごらん」
と師匠がさっと私のR10で撮影してくださったのがこちら、

ヤマトシジミ
R0010035 ヤマトシジミm1.JPG

やはりカメラではなく、腕でした・・・。触角の先までキレッキレ、流石でございます(。。;)

(つづく)

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2024年11月17日

RICOH R10 撮影会(3)キンケハラナガツチバチ

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2024.11.12 神代植物公園にて R10 撮影会。

続いてツワブキに来る他の昆虫にフォーカス。
昆虫名は記憶もメモもできず、後で調べたので違っているかも・・・

キンケハラナガツチバチ
R0010026 キンケハラナガツチバチml.JPG

R0010028 キンケハラナガツチバチml.JPG

R0010030 キンケハラナガツチバチml.JPG
ツワブキの色も実物に近い色が出るように設定。

(つづく)

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