2017年04月24日

桜追い(六)

 桜追いも(五)の思い出の楊貴妃で終わりと思いきや、今年は花の時期が品種によって少しずつずれて長く楽しめている。 「緑色の桜」として有名な「御衣黄」も、ピンク色になりつつ未だ緑色を留めて咲いていた。 桜追い(六)に緑(りょく)の桜とはぴったりだ。

【ギョイコウ(御衣黄)】
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 咲き始めは、葉っぱと見まごうほどの緑色の花弁。 段々とこの写真のように薄紅色になるがそれでも緑色の筋を残す。

【カンザン(関山)】
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 メモをし忘れたが、多分カンザン? 咲き始めの頃は葉も花色も紅色が濃く沢山の花弁を持つので、咲き始めの蕾は、桜の塩漬け⇒桜湯に用いられる。

 最後に見慣れない名前の桜を見た。 

【バイゴジジュズガケザクラ(梅護寺数珠掛桜)】
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 桜なのに「梅を護る寺」の名入り、しかもお数珠を掛けた桜とは・・・また勝手に自分とシンクロさせて考えてしまう。 

 真ん円の数珠玉のような花房が鈴なりで圧倒されたが、少し離れて見るとなるほど丸く輪になったお数珠を掛けたようだ。 

 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏・・・ 
posted by 山桜 at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | さくら・桜・櫻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鳥の姿を借りて?

 洗濯物を干している時、どうも何やら視線を感じると思ったら・・・

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 桃の木にキジバトがどっしり腰を落ち着けていて、私が見ていても身じろぎもしない。 やれやれ、随分なめられたものだと諦めて手を動かしていると、今度は突然、右手から高らかにガビチョウ(画眉鳥)が鳴き出した。 

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 気持ちの良い天気、咲き始めた花水木の中で随分とご機嫌のようだ。 元々中国や台湾で鳴声の鑑賞用に飼われていたのが逃げ出して日本でも繁殖してしまった鳥なので、なんとも真似しづらい複雑な音色で、
ピ〜ロロヒュ〜ロロピロピロピロ〜チチチチ〜ピロ〜ピロ〜 

まぁ飽きることなく鳴き続けること。 写真やビデオを撮っても逃げようともせず、自慢ののどを30分程も披露してくれただろうか。 

 日本在来の可愛いウグイスを大声で駆逐しているような気がして、普段はあまり好ましく思わず「ガビ!」なんて呼んでいたけれど、流石にこれだけ私の為?に一生懸命歌ってくれているのを見ては、鳥の姿を借りた主人が、

 「ほら、元気出せよ〜 頑張れよ〜!」

と、言ってるに違いないと思うしかないではないか。

 『本当に傍にいてくれてるなら、証拠を見せて・・・』と願ったから、早速見せてくれたのね。
 
 ありがとう、すごい! なかなかやってくれますね。 
 信じます。 一緒に居てくれていること、信じてますよ。
 
posted by 山桜 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月23日

心配してくれる人がいる幸せ

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 日曜日は沈んでいるなんて書いていたら何かを察して下さったのか、思いがけず次々とお便りやメールやお電話まで戴いて驚きました。 
 
 ケロや両親や兄弟姉妹に親戚、小学生時代幼馴染から学生時代の友人、ケロ繋がりのママ友、ガールスカウトの皆さん、お稽古の先生・先輩・仲間、FITの先輩や仲間達、このブログ等を通じてネットで知り合った方々、主人の友人や会社の方々・・・未だお付き合いの浅い方までも、私を心配して心を寄せて下さる方々が、こんなにも大勢いて下さる幸せを心より有難く、また心強く感じております。 

 哀しい涙ではなく、いま、嬉しい涙でいっぱいです。

 主人が、降り注ぐお日様の光に包まれて水晶の玉のような涙をポロポロ流しながら遺してくれた言葉で御礼を申し上げたいです。

 「こんな自分なのに、こんなにしてくれて、
  この感謝をどうやって表せばいいんだろう・・・」

 「ありがとう、ありがとう、
  ホント感謝の言葉しかないよ。 ありがとね・・・。」


posted by 山桜 at 19:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日曜日が来ると

 主人が亡くなったのが日曜日だった所為なのか、日曜日が来ると気持ちが沈む。 休日を過ごす楽しそうな家族連れの姿に触れるのが辛くて外にも出たくなくなる。 こんな素晴らしく気持ちの良い天気に、勿体ないと思うのだけれど。 

 私は忌中で参加できなかったが、今頃FITの同期の皆は、集って下見会を行っている筈だ。 FITの活動に復帰したら、もう少し元気が出てくるかなと思う反面、主人がこんなに早く逝ってしまうと分かっていたら、FITになど参加せず、もっともっと一緒にいて残りの時間を大切に過ごしたかったという思いが込み上げて来て堪らなくなる。

 「俺はもう一緒に山へは行けないから、行っておいで」
と主人は言ってくれていたけれど、大好きな山へ行けなくなって一人家で私を見送るのはどんな気持だったことか。

 今、主人はもう、息も上がらず心臓も苦しくならず自由の身になって、いつも私と一緒に何処へでも行けるようになったのだから、私が閉じ籠っていてはガッカリしているかな。 明日は元気出して出かけるから、今日は家で静かに過ごすこと、許してください。 さて、ラム・レーズンが漬かった頃かな、パンに練り込んで焼いてみよう。 きっといい匂いで元気が出る。
posted by 山桜 at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月22日

こんな所に、キンラン!

 心臓に鉛の重石がのったような苦しさがとれず、4月の初めに呼吸器科で調べて貰った時は気管支肺炎の疑いがあったが結局異常なしとなった。 それでも依然として重苦しさから解放されず、この日は循環器科を訪ねに山道を歩いていたら、思いがけない所でスラリとした立ち姿に目がとまった。

「うわ、こんな所に、キンラン!」

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 主人の元へ毎日足早に通ったこの山道に咲いてくれたことが嬉しかった。 カメラも持たず風の強い斜面で時間なく急いでガラケーで撮影だったのが残念。

 私はキョロキョロしていてそそっかしく、よく躓いたり転んだりする。 
こういう場所にさしかかると、いつもは振り返りもしない主人の声が飛んだ、
 「すべるぞ、気を付けろ」
 「よそ見して転ぶなよ」
 「ビーケアフル!」
今も変わらず聞こえて来て、嬉しくて、ちょっと泣いた。

 変わらずに見守っていてくれて、その上、キンランまで見せてくれて、ありがとう!
posted by 山桜 at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月21日

だいこんの花

 いつまでたっても喉の痛み、声嗄れ、リンパ腺の腫れが治らないので、耳鼻科へ行った。 これまでは、とても自分の病院通いまでは出来なかった。 今、私の抱えているストレスはどう考えても相当なものだろうし、少し真面目に自分の身体もオーバーホールしていかねばと思う。 

 鼻から細い内視鏡スコープを入れての検査。 私は鼻の中もその奥も狭いのか、これが苦手だ。 いつも鼻の奥と喉の辺りが傷つき後あとまで治らず、却って症状が酷くなる事さえある。 結果、喉の腫れはあるものの、悪いものはなく、相変わらずの処方薬が出た。 これでは多分、対して改善は期待できないだろう。

 いつも症状があって苦しいのに、検査しても原因が分からない。 そんなことの繰り返しだ。 もやもやを抱えての帰り道、広い畑の片隅で大根の花をみつけた。

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 この花を見ると、昔むかしに見た森繁久彌と竹脇無我の親子のドラマを思い出す。 森繁演じる父親が亡き妻を「だいこんの花のように素朴で美しく控えめな人だった」「妻を娶るならだいこんの花のような人を」と息子に望む。 何故だか子供心に「だいこんの花のような女性」になって「お嫁さんになる」ことに憧れていたものだった。 

  人知れず忘れられた茎に咲き
  人知れずこぼれ散り
  細かな白いだいこんの花 (久彌)

 そんな話、一度も主人にしたことは、なかった。
 私は「だいこんの花」になれたのかな、
そんなことも聞いて見たかったなぁ・・・ 

 
タグ:ダイコン
posted by 山桜 at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月20日

白い花のメッセージ

 2011年、東日本大震災に襲われた年の春にも咲いた白いショカッサイが突然に姿を見せた。

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 あの年以来、一度も咲かなかったのに、家の主を悼んで咲いてくれたのだろうか。

 去年咲いていた場所を掻き分けても見つからず、消えてしまったかと思っていたニリンソウが、いつの間にか地下茎を伸ばしてお気に入りの場所を見つけて移動し、大株になってたくさん花をつけていた。

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 一つの茎から仲良く二輪の白い花を咲かせるニリンソウ。 

 「いつだって、ほら傍に居るよ」

 「清楚な白い花が好きだったね。」
 
 目に映る全てのことは、メッセージ・・・
posted by 山桜 at 20:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月19日

桜追い(五)

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『桜追い』もこの町のシンボル桜「楊貴妃」が咲くとクライマックスで、
「ああ、今年の桜の季節もとうとう終わってしまうなぁ」
という気持ちになる。

 東京の外れの小さな駅で朝昼晩、どれだけの人に愛でられ、また見送り迎えて来たことだろう。 

 私達家族にとっても、折々に思い出深いこの桜の木。 去年はケロの旅立ちの日、この木の下でかわるがわる写真を撮った。 皆それぞれに名残惜しさを秘めた複雑な表情で写っていたが、今見ても主人の顔の寂しそうなことと言ったら・・・ あの日、とうとう私一人置いて、ケロと一緒に大阪まで付いて行ってしまった。 少しでも長くケロと一緒にいたかったのだろう。 

 一年後にはもうこの世にいないこと、この桜の下に立てないこと、分かっていたのだろうか?

 本当に仲の良いの父と娘だった。 何だか二人の邪魔をしてはいけない気がして、私も行くとは言えなかった。 二人して家具を買いに行ったり飲みに行ったり、新婚さんのようなひと時を味わったのではないだろうか。 主人が帰って来た時、
 「買物につき合わされて、疲れた〜! クッタクタだよ・・・」
とは言っていたが、いつになく饒舌でとても楽しかったのだろうことが手に取るようにわかった。

 今年はそんなことを思い出すのが辛くて、とても「楊貴妃」は見に行けないと思っていたが、命日に母が来てくれたので駅まで見送りに行き、丁度花盛りの姿を見ることが出来た。 心行くまで花を愛で、母の乗る電車をはらはら散る花びらの下で見送った。 去年のあの日と同じように、見えなくなるまで手を振って。
タグ:楊貴妃
posted by 山桜 at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | さくら・桜・櫻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月18日

所用ついでの自然観察

折角の爽やかな季節、家に閉じ籠らないように、所用を片付ける為どこに行くにも歩いて出掛ける。 我ながら良く歩く、この日も距離にしたら10キロ弱。 出来るだけ川沿いや公園や山の中を通るので、少々遠回りにはなるけれど重いザックを担いでいる訳でもなく、心地よい疲れで良く眠れるから有難い。

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川沿いの唐茱萸の大木は花盛りで、遠くからでも黄色く霞んで見えて直ぐに分かった。 余りにも沢山咲いていたので、つい花ばかりみてしまったが、夏茱萸と似ているので、今度は葉を良く見て来なくては。
花付きよく身も沢山つくので、「唐」茱萸と名付けられた(昔は唐のものは良いもののイメージ)ようだが、在来種らしい。 

 どうも主人と良く寄っていたお蕎麦屋さんから胡麻油のいい香りが漂って来て、誘惑に負けてしまった。 おまけに軽くセイロで済ますつもりだったのに、「山菜天」の文字を見たら、
「ああ、今年はとうとう好物の蕗の薹の天ぷらも揚げない内に・・・」
とウルッと来そうになった時、
「バッケ(秋田弁で蕗の薹のこと)食べたい食べたい!」
の声が聞こえて来たので、それはもうご希望に応えて・・・

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 目ぼしい山菜は終わってしまった時期なので、蕗の薹、独活、雪ノ下、コゴミ、タラノメ の他に、アスパラや人参が入っていたのは仕方ないけど、天ぷらの塩がいつもは色々工夫してあるのに、只の焼き塩だったのは初めてで残念。 でもカラリと揚がっていてもたれることも無く満足。

 お蕎麦はもう終いの時間なので、打ち立てでは無くツヤが少々足りなかったけれど、女将さんの笑顔で帳消しの美味しさに。 

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カリン(花梨)は木の姿も花姿も丹精な大陸の美女の風情がする。

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桂の若葉は、まだ小さなハート型でひらひらと一斉に風にそよぐ

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ああ、ここでも様々な新緑の織り成す点描の世界が広がってる

駅を超え街中を足早に通り過ぎ、やっと辿り着いた市役所で用事を済ませた帰り、見慣れない木が目に留まった。 何やら中国との親善交流の記念樹らしいが、樹木表示板がない。 後で調べておきますね。

<2017-06-02追記> 偶然同じ木をハーブ園で見かけ、名前が分かりました。
【ギンドロ(銀泥)】別名:ウラジロハコヤナギ ヤナギ科ヤマナラシ属
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posted by 山桜 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月17日

ニオイタチツボスミレ 見つけた!

高尾山では、私は未だみつけたことのない「ニオイタチツボスミレ」を、昨日のガイドウォークの帰り道で見つけてビックリ!! 主人は目のいい(遠くは見える)人だったので、やはり二人力で能力アップしたのか強い味方になってくれているようだ。

ニオイタチツボスミレは、図鑑の写真でしか見たことが無かったので、恥ずかしながら単に色が濃い目のタチツボスミレの一種くらいにしか思っていなかったが、実際に観察してみると異なっている部分が多い。 また「匂い」は、微かに感じる程。 もっと群生するようになれば香って来るのだろうか。 踏みつけないように大事に見守っていきたい。

ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫)
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・花弁はやや濃青紫色で中心が白く抜けて目立つ。
・花弁は5弁とも円みがある。 側弁基部無毛。
・ほのかな香りがする。
・花柄にビロード上の毛がある。 小包葉はない。
・距は太めで跳ね上がる。
・根生葉はハート形。 茎葉は長めの三角形も混じる

タチツボスミレ(立坪菫)
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・花弁は淡青紫色でヘラ状。
・花柄は無毛。 
・花柄上部に小包葉あり。
・距は花色とほぼ同じで細め。
・葉はハート形で櫛状の托葉が顕著な特徴
・地下茎も地上茎もあり、しばしば大群落をつくる

珍しいものは遠くまで行かないと見られないと思っていたけれど、考えてみればこの辺りは十分に山の中なのだった。 正に「看脚下」、自分のフィールドをもっとよく観察しようと改めて思う。
posted by 山桜 at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月16日

狭山公園ガイドウォーク・5月

 未だ自分が人前で話す自然観察会などに復帰できる心持にはなれないが、人の話を聞くだけなら気分転換にもなるし、若しかしたらやる気が湧いて来るかもしれないと思い、都立公園のガイドウォークに参加してみた。

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多摩湖線の下の斜面は、ショカッサイ(諸葛菜)<別名:ムラサキハナナ(紫花菜)・花大根・オオアラセイトウ(大紫羅欄花)> で紫色に染まっていた。 タンポポもこの季節だと在来種のカントウタンポポの方が勢いが良く、たくさん見ることが出来る。

トウカエデの林の下は、ムラサキケマンの花盛り。 よく見ると赤紫〜白まで個体差も様々だ。
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ムラサキケマン(紫華鬘)ケシ科キケマン属

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左:レンジャーさんが見せてくれたオオスズメバチの女王蜂
右:シュンラン(春蘭)

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オナガグモ(尾長蜘蛛) 蜘蛛の巣にかかった松葉に擬態する

P4164097 (207x310).jpgP4164095 (207x310).jpg ペタペタの芽鱗が残るトチノキの芽吹きの様子を触って確かめる
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既に展開した若葉が光に透けて美しい

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マルバアオダモ の花 モクセイ科トネリコ属

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右:イロハカエデ の花

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ヌマエビの仲間 2種
ヌマエビの判別は、このぼやけた写真では私には難しい・・・ 参考ページ
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新緑と山桜のコラボはここでも未だ見られた

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この同じ場所で萌えるような紅葉の下を歩いていた大切な人の姿は見えなくなってしまっても、何事も無かったように季節は変わらず廻ってくるのですね・・・

初めて見たオナガグモのこと、アズマヒキガエル、アカガエル、ヤマアカガエルの卵の形の違いとその理由(産卵場所の水嵩や条件)など、知らなかったことも教えて戴き、久しぶりに元気な子供達とも話が出来、思い切って参加してみて正解だった。 余計なことを言って解説の邪魔をしないように気を付けたが、やはりポツポツ、口を出してしまったような・・・ やりにくくなかったことを願うばかり。

ただ、仲良く散歩されているご夫婦や家族そろっての賑やかな様子は、未だ眩しくて羨ましくて見るのが辛かった。 この大きな喪失が癒えるまでの道のりは遠いのだろう。 焦らず自然に少しずつ、この新しい生き方に慣れて行かねは、と思う。

【その他の観察リスト】ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、カキドオシ、カラスノエンドウ、ヤブニンジン、ミツバツチグリ、ヘビイチゴ、タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、ニョイスミレ(ツボスミレ)、ヤマウルシ、ヤマツツジ、ラクウショウ / ヨシノボリの幼魚、アズマヒキガエルのオタマジャクシ / シジュウカラ、ウグイス、ガビチョウ、ムクドリ、コムクドリ / キタキチョウ、尺取虫のブランコ、アブラムシ、テントウムシ など
posted by 山桜 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モッコウバラ咲く

 この日、モッコウバラが咲き始めた。
八重のモッコウバラは良く見かけるが、私はこの一重のモッコウバラが好きだ。 秋になると赤い可愛い実を付けるのも嬉しい。

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 可憐な花姿に似合わず、生育力旺盛なのでコントロールが難しい。 シュートを切り落とせば、また更に勢いよく枝を伸ばして抑制が効かなくなる。 マメに刈り込んで生垣のようにすれば大人しくなるのだが、それではこの薔薇の良さが出ない。 悩ましいところだ。
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の庭(園芸) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月15日

八国山の芽吹き時

 一年で里山が最も劇的に美しく変化する、心躍る芽吹きの季節がやって来た。

 新芽が吹いてまだきらきら光る柔らかな葉が展開しきらない頃は、葉の色や質感の個性が様々なので、丁度その頃に咲く山桜の薄紅色と織り成す彩りは例えようもなく美しく、幾ら見ていても飽きることが無い。 この夢のようなひと時をこころゆくまで愉しみたい。

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 森林インストラクターとあらば、この様々な緑を見てなんの木か分からねば・・・。 さて、幾つか分かるかな? 一番上の白っぽい緑は産毛の多い「コナラ」の木、2番目は「ヤマザクラ」と低木はネジキとか? 3番目の赤味を帯びているのは「イロハカエデ」、4番目の黄土色っぽくて花房が沢山下がっているのは「クヌギ」 クヌギのアップの下は カキノキの若葉と花芽 そして一番下は ケヤキ です。

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左:ホウチャクソウ(宝鐸草)ユリ(イヌサフラン)科チゴユリ属         
右:ヤマツツジ(山躑躅)ツツジ科ツツジ属

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高圧線の鉄塔下が帯状に伐採されて明るい草地になっていました。 こうして人の手が入り、暗かった林床に光が当たるようになると、今まで眠っていた植物が甦って来ます。 去年まで殆ど限られた場所でしか見られなかったジロボウエンゴサクがものすごい範囲に広がっていて驚きました。

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ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)ケシ科キケマン属

きっと最近増えて来たキンランやギンランももっと出て来るのではないかな。

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左:クサイチゴ(草苺)バラ科キイチゴ属
右:カラスノエンドウ/ヤハズエンドウ(烏/矢筈豌豆)マメ科ソラマメ属

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左:ミツバツチグリ(三葉土栗)バラ科キジムシロ属
右:オオジシバリ(大地縛り)キク科ニガナ属

こんな素敵な季節に一緒に散歩したかったけど、ずっと花粉症でダメだったなぁ  今は何の障害もなくなって、いつも一緒に歩いてくれている。 否応なく・・・いや、きっと興味が湧いてきているに違いない。 専属森林インストラクターと歩いて面白くない訳ないです・・・よね。
posted by 山桜 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月14日

桜追い(四)八国山再び

 1人堂々巡りの思いの中に閉じ籠らないように、人に伝えられる形にして書くことで気持ち整理をしています。 もがきながらどうやってこのトンネルを抜けていけるのか、出口がどこにあるのか分かりませんが、書き表すことが世の中へ繋がる扉となるように願いつつ。 

 とはいえ、家の中にばかり居る訳でなく、相変わらず野山を歩き回っていますのでご安心ください。 撮り溜めしたままだった桜たちを忘れてました。

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葉と花の調和が美しい大好きな山桜は、大体樹形が箒型で花が高い所に咲くので写真を撮るのが難しい。 坂の途中から身を乗り出して風のおさまりを待ったけれど・・・。

こちらは染井吉野のように枝を広げた大木に、小振りの八重の花をつけていた里桜。 品種名不明
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病院の裏に下りてきたら、病室の窓から見ていたあの染井吉野は花吹雪に。
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八重咲きの枝垂桜        同じバラ科でもリンゴ属の「花海棠」

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同じバラ科でもナシ属の「梨の花」 品種は「豊水」かな? 
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こちらは「幸水」かな?

この日、ツバメの初飛来を見ました。

posted by 山桜 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | さくら・桜・櫻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月13日

「人は死なない」

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3年前、一体どんな状態で行われたのか想像するだに怖ろしい、執刀医曰く『どこの医者もやりたがらないだろうね』という、声帯と嚥下機能を温存し癌を取り除く喉と頸部の手術を主人が受けることになった時、私は必ず助かると信じていた一方で、どういう心境からか、恐らくは元々持っていた「生と死」への興味から、

「人は死なない−ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索」
矢作直樹 著
(東京大学大学院医学研究科・医学部救急医学分野教授 医学部付属病院救急部・集中治療部部長)救命医療から緩和ケアまで様々な現場を経験してきた臨床医が自らの体験を通しての、

 「神は在るか、魂魄は在るか。」
 「生命の不思議」「宇宙の神秘」「宗教の起源」「非日常的現象」

などについて思索を記した書を読んでいたことを思い出し、再びその書を手に取った。

 いきなり容態が急変しあらゆる手を尽くしても亡くなる人がいる一方で、極めて重篤な状態であったにも関わらず予想を超えて命を繋ぐ人もいる。 飛躍的に医療が進んだと思われている現代においても、人の生命の力については分からないことばかり、それは途方もなく複雑で精緻かつ絶妙なバランスで営まれている。 人が生き残る為の強力な戦略である「多様性・個人差」が、全体像を掴む妨げにもなっている。(近年注目の遺伝子表現形が、安価・短時間・確実に判定できるようになれば道が開かれるかもしれないが。)

「人は必ずこの世を去る」
「自然科学としての現代医学が生命や病気について解明できているのはほんの僅かな部分でしかない。
「人の寿命を医師が覆すことは出来ない」

今、読み返してみて、この辺りの記述に納得を覚える。 
明らかな医療ミスがあった訳でもなく、自分が、また医師が、どこかで何かを間違えたから寿命が縮んだのではなく、これが主人の寿命だったのだ。 それどころか、発病以来16年間、本当によく頑張って生き延びて来てくれたのだ。 強い意志で病に立ち向かう一方で、柔らかな心持を保って「心で治す」を実践して来てくれた賜物だと思う。

科学と宗教についての思索も大変興味深いが、ここではその一部を抜粋・まとめて紹介する。

「人間は、事物現象のメカニズムは解明できても、それらの事物現象が存在する理由について解明することは難しい。 メカニズムが解明されればされるほど、全てが完璧に出来ていることを思い知り、その完璧さこそが人智を超えた『摂理=神』のわざ としか思えない。」

今、大きな哀しみの中にいる私が最も共感するのは、自身の幾度かの臨死体験やご両親が亡くなった時の体験等に基づく次のような言葉の数々だった。

「人は死なない。 肉体は消滅した後も魂は存在し続ける」
「人が持っている本来の能力は、我々の想像をはるかに超えたものである」
「他界した人はいつも自分を見守っていてくれ、いつの日にか再会できる」
「誰かが見ていてくれるという潜在意識が人の良心を保つ」
「足るを知り、必要以上に求めない」

これらの言葉は、主人が旅立ってから後、私を苦しめてきた様々な思い、

「あの時ああしていれば、こうしていれば助かったのではないか」
「私はどこで間違えてしまったのだろう?」
「もっと色んなことをしてあげたかった」
「もっとたくさんの言葉をかけたり貰ったりしたかった」
「なぜ、入院していたのに悪化してしまったのか」
「何一つ変わらない家の中で、主人の姿だけが見えず触れられず辛い」
「たった一人で日々を何の為に生きよと言うのか」

それらに答をみせてくれた。



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病棟の皆さんへ

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3月31日 水芭蕉の花       4月13日 水芭蕉の成長した葉

 この日、お世話になった病棟の皆さんに、御礼の品と主人の気持を代筆した手紙を添えてご挨拶に伺った。
 容態が急変した悪夢のような3月13日から丁度1ヶ月、最後に入院費の精算に訪れた3月31日から既に2週間が過ぎていた。

 主人は、この病院の皆さんの優しさ温かさにとても感激していて、お一人お一人の名前を忘れないようにしたいと、私に名前と似顔絵のメモを作って欲しいと言っていた。 そんなにお顔をじろじろ観察できないので何となくそれらしいものを作ってみたけれど、主人の医療麻薬でぼんやりしていた頭ではとうとう覚えることは出来なかった。 主治医の先生のお名前は、最後のメールでも間違っていて、あらら?だったけど、何だか可愛らしくて・・・。 
「〇〇先生が、奥さんが来たら一緒にご飯食べてねと言ってる」

 容体が急変し他の病棟に運ばれてカテーテルを入れての検査、大変な一夜を過ごした後に元の病室に戻って来た時、病棟の皆さんに、
「〇〇さ〜ん、お帰りなさい!」
「〇〇さん、良かったね〜」
「わ〜、お帰り〜!」
と沢山の拍手で迎えられたこと、
「こんな俺なのに、みんなで良かったよかった〜って迎えてくれて・・・」
と涙をポロポロ流しながら話してくれた。

 後でこの日の事を話した看護士さんは、
「〇〇さんはやさしいから〜 もう一日いなかっただけで寂しくて〜」
と言って下さり嬉しいやら、またここでも女性に優しかったんだなとちょっと複雑やら。

 きっと良くなって退院出来ていたら、お一人お一人に心からのありがとうを伝えたかったのだろう。 代わりに私にその気持ちを伝えてくれと言われているようで、病棟に行くのは辛かったけれど思い切って訪れてみると、最後を看取って下さった看護士さんにお会いすることが出来た。 やはり主人の強い思いの引きあわせなのだろう。
posted by 山桜 at 20:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月12日

熊本メロン顛末

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やっといい香りがして来てケロと食べようと思っていたのに、正味で24時間も無かった週末の滞在で、すっかりメロンのことなど忘れてしまっていた。 そ〜っと包丁を入れると完熟の芳醇な香り・・・主人はこれにブランデーかウィスキーを掛けて食べるのが好きだったけれど、そんなことをしていたらもう果汁が後から後から流れ出てしまう! いそいで果汁をこぼさないように果肉を切りだして冷凍パックに詰め込んだ。 

次にケロが帰って来た時は、贅沢なメロンジュース祭だね。
タグ:メロン 熊本
posted by 山桜 at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月11日

大きな転換期

昨年から今年にかけて、私の周りから大切な存在が次々と去っていくのは、何故なのか。 私には今、どんな転換期がやってきているというのだろうか。 神様は私に、一体何をどうして生きていけと仰るのだろうか。

当たり前のように3人仲良く暮らしていた家族から、去年の春ケロが独り立ちし、寂しさの中にも新しい意欲と生活を応援し、なんとか夫婦二人だけの生活に慣れだして、『また新婚生活が戻ってきたようだね』と言いながら、陽だまりのソファに並んで腰掛けのんびりほのぼのと睦ましい日々を送っていたのに、気付かぬうちに重い病が主人に静かに忍び寄り、束の間の幸せな思い出を残し、あっという間に向こうの世界へ旅立っていってしまった。

思えば、昨年、庭で一番大きな桃の木がいつの間にか大きく傾き、その根元に生えていた植物たちが次々と枯れていったのを見て、言いようのない不安を感じていた。 何とか手を打たねばと思いながら、大きな木は私の力ではビクともせず、主人は背中の痛みが強く力仕事は無理な状態で、枝を大幅に切り落として様子を見るだけになっていた。 その後もいつのまにやら庭の中の大切な植物たちが、幾つも枯れたり消えたりしていくのを止めることが出来ず、不安は募るばかりだった。

初夏のような陽気で庭に出てみる気持ちになって眺めていたら、いつもなら双葉葵のつやつやの葉の中から何株も元気に咲きだしている筈の桜草が、下草を掻き分けても掻き分けても一つも見つからない。 福寿草の茂みの後ろで毎年大きくなっていた春蘭の姿もない。 増えて増えてどうしようかと思っていた鈴蘭水仙は一体どこにいってしまったんだろう? 鉢底を破るほどに元気な根をのばしていた赤と黄色のピラカンサは枯れてしまっていた。 大切にしていた山紫陽花や椿の幼苗も新芽を吹いきていない。 
 
桃の木の傾きで、下草や木々は根っこを引きちぎられてしまったのかもしれない。 丁度それが暑くなってきた時期と重なり、私の入院で水やりもして貰えず力尽きたのだろうか。 何だか主人も庭の植物も、私の所為で手当てが遅れたばかりに可哀想なことになってしまったようで、胸が苦しくてたまらない。

外の世界では、デビュー時期と私達の新婚時代が一緒で、いつも元気と笑いを貰っていたSMAPが残念な解散をしてしまい、娘のように応援してきた浅田真央ちゃんもとうとう選手を引退、それぞれ新しく生きる道を求めて進んでいくのだろう。 私も涙の雨で潤した心の中から、新しい元気の芽生えを感じる日を待っている。
posted by 山桜 at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夢で会えた

 この日の朝、初めて主人の夢を見ました。

 いつものように大股で外から帰って来て、庭からカーテン越しにこちらを覗き込んで笑っています。

「わぁ、おかえり〜!」

と、私は手をバタバタ振って慌てて玄関に迎えに出る所で目が覚めてしまいました。

 ああ、勿体ない。 
そんなに慌てて騒がずに、もっとよ〜くあの笑顔を見ておけばよかった・・・。

 何だかちょっと若くてふっくらとしていて元気そうでした。 
 そういえば、自慢の髭がなかったような・・・。
 人は旅立つと、自分の好きな歳になれるのだと聞いたことがあります。

 未だ病気になることなど何も考えていなかった、私が恋していた頃のあなたに戻ったのでしょうか?

 ああ、今度は声を聞きたいです。 何か話しかけてくれたらどれだけ嬉しいか。
 
posted by 山桜 at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月10日

なりたい見本の先輩

 この日、ケロも帰ってしまい一人ポツネンとしていたら、FITの先輩から有難いメールが届いた。

 このような境遇にいる者に、何か言葉をかけると言うのは、優しい気持ちの方ほど気の重いことだと思う。 却って気を使わせるからとか、何を言っても慰めにはならないからとか思い、ついつい控えてしまうことが多くなる。 私もそうしたことがあるし、その気持ちはとても良く分かる。 それでも、やはり思い切って一歩踏み出し、心を寄せてお便りなど書いて下さることは本当に嬉しく有難く、どんなに勇気づけられることか。 それが心からよくよく分かったから、前にもどこかで書いたけれど、私はもうそうすることを躊躇しない。 

 先輩からのお便りには、
 他の皆さんも心配して下さっている。
 状況が良く分からないのでどのように声を掛けたら良いか悩んでいる。
 引きこもってしまうのが心配。 
 少しずつ復帰しませんか。 
 無理に返信は無用です。
 みんなが待っています。

そのようなことが簡潔に認められていた。
簡潔だけれども一つ一つの言葉が温かく、何一つ傷つけるようなことのないように細心の注意が払われているように感じられた。 私もこういう大人になりたいものと思う。
posted by 山桜 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ケロと過ごした週末

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 ケロが帰って来て、久しぶりに夜遅く眠くなるまで喋って喋って、一緒のお布団にくるまって寝た。 翌朝、ケロのリクエストのパンを焼く仕込をし、お昼は焼き立てのふわふわパン。 主人が食べたがって何度か焼いたけど、手許にあった小麦粉がイマイチだったので、美味しい小麦粉を注文したら届いたのは入院後。 その小麦粉をようやく使う気になった。 

 ケロは美味しい美味しいと言って一人であっという間に半分ほども食べてしまい、お腹がパンパン。 それなのに、ピザ用の小麦粉も見つけて、『夕飯はピザを焼いて!』という。 そうそう、そのピザを焼く為の鉄皿も買ってあったっけ。 野菜・きのこ・食べ残しのカマンベール・チーズもモッツァレラ・チーズもみんな乗せて出来た豪華なピザを頬張って、満足気のケロの笑顔が嬉しい。 でも本当は、私が何かを作ることで元気が出るように、甘えて見せていたのかな。 

 たった一泊だったけれど、その一泊の為に遥々帰って来てくれたケロの優しさに包まれて幸せな2日間だった。 また静かになった我が家の庭では、桃の花が満開だった。

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タグ:モモ
posted by 山桜 at 12:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月09日

大河ドラマの「直虎」

 入院中の主人に、
「何だか直虎、鶴が可哀想で見るの辛くて。 
もう見るの止めようかな・・・」
 と言ったことがある。 答はどうだったか・・・相変わらず、
「ふ〜ん」
なんて言って、ちょっと寂しそうな顔をしていた気がする。

『毎年、どんなのでも欠かさず見ていたのに、
 俺がこんなだから落ち着いて見られないんだろうな、ごめんな・・・』

 若しかしたら、そんな気持ちだったのかもしれない。 いつもこうやって、主人の心の中を想像する癖は、生きていた時から同じだった。 

 この日、ケロを見送って家で一人、久し振りに「おんな城主 直虎」を見た。

 思えば直虎は、愛する人(幼馴染の亀)とは添えぬまま、その人は殺され、結婚もせず子もなさず、領民の為、井伊家存続の為に女城主として生きてゆく。 そんな人生もあるのだ。 人生の幸不幸を客観的に他の人と比べることは愚かなことだろうが、その姿を見て学ばねばと思い直した。 

 そしてこの日出てきた、

 「清風払明月 明月払清風」

の言葉にドキドキ胸が高鳴った。 そこに主人の法名が入っていたのだ。 こんな偶然ってあるだろうか?

 さっきはケロの忘れ物から満開の夜桜を一緒に見せてくれて、今度は見るともなく何となく見ていた大河ドラマでこんなことが・・・。 これはもう絶対に主人が私に何かを伝えようとしてくれている、 

「ほら、いつも傍に居るんだ、俺は」
「気持ちを伝えようとしているんだよ」

ありがとう、そう信じさせてくれて、ありがとう。
タグ:直虎
posted by 山桜 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3人で見た「夜桜」

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 電車の時間ぎりぎりまでお腹いっぱい頬張っていたケロが、慌ただしく荷物を纏めて家を出発。 哀しくなるから玄関で見送るねと、見えなくなるまで手を振って部屋に戻ると、ハッとさっきケロが荷物を纏めていた場所に忘れて行った大事な手帳に目がとまった。 直ぐにケロに電話するも出ない、急いで手帳を持って飛び出し追いかけた。 その間にケロからコールバック、
「一本遅らせるから走らないでいいよ!」
時計を見れば、頑張れば未だ乗る予定の電車に乗れそうで走り続けた。

 するとケロがこちらに戻って来ていたので鉢合わせ。
「もう、走らないでいいって言ったのに〜危ないなぁ・・・
 一本遅らせたんだから、桜、見に行こう」

 この週末、折角の満開の桜だったのに、雨降りだったり忙しかったりでとうとう見に行けず残念に思っていたが、こんな思いがけないことでケロと夜桜を見ることが出来た。 これは、どう考えても主人の演出ではなかろうか? 手帳を忘れて行ったのも、直ぐにそれき気付いたタイミングも奇跡的で絶妙すぎる。 

「バタバタしてないで、みんなで今年の桜を見ようよ」
そんな主人の計らいで、今年も家族3人で桜を見ることが出来たのだ。

ふっと気付けば、慌てて飛び出した私は主人のダウンジャケットを羽織っていた。 
posted by 山桜 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月08日

ほら、カイドウ!

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 北国の春は「三春」とも言われ、梅・桜・桃の花がみんな同じ頃に一度に咲く。 出会った頃の主人は、それでその三つの花の区別が出来ないと言う。 それから毎年根気強く、花の付き方や特徴を教えて段々と区別が出来るようになると自慢げに、
「春一番先に咲いて良い匂いの、これは梅だろ」
「あれは柄が長いし、さくらんぼがなる桜」
「これは桃色の花だから桃だな」
「りんごの花は分かるんだけど、あれは何?」
「桜みたいに花の柄は長いけど、りんごに似てるけど色が濃いし・・・」
「なんか綺麗だな・・・これいいじゃない。 家にある?」

 それは「カイドウ(海棠)」の花でした。 どこか好みにあったのか、他と違って分かり易かったのか、それとも名前の響きが気に入ったのか、それから海棠は主人のお気に入り=絶対に名前の分かる花となり、毎年得意げに、
「カイドウ!!」
と指さして笑い、教えてくれたものだった。
 
「何年前だったかな、あなたを見舞った病院の帰り道、私を元気づけようとしてケロが買ってくれたのよ。 家にあるって、知ってた? 今年も咲いたの、『あ、カイドウ!』ってみつけてね。」
タグ:カイドウ
posted by 山桜 at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

待ってよ〜!

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「お父さん、待ってよ〜!」
ガウガウ鳴きながら、カルガモの一家が川を上って行った。
いつかのどこかの私達家族みたいに。

この日はケロが帰って来る日、郵便を出しに行ってスミレを見つけ、ケロが筍が食べたいと言うので買いに行った八百屋さんはお休み。 急いで帰ってケロの好物の五目ずしや茶碗蒸しを作った。 先輩の引っ越しの手伝いを済ませてから、遠くからにも関わらず心配して帰って来てくれて、優しい子です。

主人の入院中も毎週帰って来てくれて、
「ケロはほんとやさしい、涙でる。」
・・・主人が残したメールにまたホロリ。 
タグ:カルガモ
posted by 山桜 at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スミレ と ヒメスミレ

スミレの仲間の開花期間は割に短くて、いい時に写真を取り損なっうと、いつの間にか閉鎖花だらけで花が咲かなくなってしまう。 と言う訳で、人目も憚らず車の往来の多い道路の歩道に蹲って撮影敢行。 こちらは日本のスミレの代表であるその名もずばりの、
【スミレ】
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細長い披針形の葉と同じ位の長さの葉柄にはっきりした翼があるのが特徴
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側弁基部有毛(下の拡大写真参照)

北海道〜屋久島まで、日当たりの良い路傍、草地、林縁などに普通。 というが、そこら中で咲いているタチツボスミレに比べると、それ程多くは見かけない。 しかし、毎年決まった所では見られるので、好みの場所が限られるのかもしれない。 試に何度か種を採って庭の似たような場所に蒔いたり、蟻に運んで貰ったりしたが、未だに定着したことがない。
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そう書いてから庭をみると、今年、蒔いていない筈の鉢の中に「スミレ」らしきスミレが咲いていた。 花の色合いが少し上のものより淡いが、花色は個体巾があるようだ。 

同じ歩道の車道側、より乾燥している(より危険な)敷石の隙間いっぱいに咲いていた小型のスミレは、
【ヒメスミレ】
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花はスミレより小さく青みがかり条腺目立つ  
葉は縁が波打つ 葉柄に翼は殆どない 裏は紫を帯びることが多い
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上弁がウサギの耳様に立つ 側弁基部有毛 距は白っぽく太い

今年はスミレ探しの遠出はせずに、近場のスミレをじっくりと見てみたい。
今まであまり興味を示してくれなかったあの人にも、これからは一緒によ〜く見て好きになって欲しいから。
posted by 山桜 at 15:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月07日

桜追い(三)小金井・野川

 武蔵小金井駅の発着メロディが🎵さくら〜さくら〜であるように、小金井は東京の桜の名所の一つに数えられる。 玉川上水沿いや小金井公園の桜が有名だが、ここ野川沿いの桜も年月を経てなかなか見ごたえのある風情に成長していた。

 この川沿いの道を幾度家族で歩いたことか。 実家の家族みんなと、そして新婚時代には二人で、ケロが生まれてからは仲良し3人家族で。 今、ひとり歩く桜道は、上を向いて歩こう 涙がこぼれないように・・・。

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 天を仰ぐと、雑木林の新緑が青空に映えて揺れていた。 
 あの人の目は光の加減でほんのり緑色に見えることがあって、私は丁度新緑の萌える木の下で、その思いを寄せて「若葉の君」と呼んでみたことがあった。 それを彼は照れながらも、
「そんなことを言ってくれた人は初めてだ」
と、とても喜んでくれていた。 
 私はといえば、どこにでも咲いているような平凡でまんまるのタンポポだった。 せめてこのシロバナタンポポくらい綺麗だったら良かったのに。

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桜は両岸から、川の流れに向かって水を求めるように枝を伸ばす。

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桜の幹側から見れば、その枝の伸ばし様は狂おしいほどで、
伸ばしても伸ばしても触れることの出来ない人を求めるが如く

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あなたを探している内に、忽ち桜の波に飲み込まれてしまった。

posted by 山桜 at 23:33| Comment(8) | TrackBack(0) | さくら・桜・櫻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月06日

BOB DYLANと共に

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片付け中に目に留まったBOB DYLANのパンフレットを手に取ると、中に封筒に入ったSS席のチケットが2枚、大切そうに挟まれていた。 初めて見て、こんなに高いチケットだったことに驚き、それを2枚予約して私を連れて行ってくれた気持ちが嬉しくて、また心の底からこみ上げる気持ちが止まらない。 一足早い結婚30周年のお祝いの気持だったのかもしれない。

去年の4月6日、まだ少し肌寒さを感じるも気持ちのよい春の宵、二人で出掛けたBob Dylanのコンサート。 それは開演前、本当に久しぶりの二人だけの夜の外出に舞い上がっていた私の記憶は余り定かでないけれど、2人きりでちょっとおしゃれしてイタリアン・レストランでワインも飲んで・・・のデートらしいデートの最後となってしまった・・・。

彼は相変わらずさりげなくお洒落でカッコよかった。 私はどんな格好で出掛けたか記憶がない。 釣り合う程に少しキレイ目にして出かけた気がするけれど、彼の目にはどんな風に映っていただろう。 連れて歩いて自慢できるような女性でありたかったのに、こんな私でごめんなさい。 

ディランは「風」のように、変幻自在で同じところに留まらない。 古き良き時代を懐かしみ、当時の演奏を期待しても叶えてはくれない。 今、自分がやりたいことを好きなように自由やってみせる。 長年のファンが聞いても、一瞬なんの曲か分からないくらいのアレンジで、今の気分で歌ってみせる。 極め付けにシャンソン「枯葉」を歌い出した時は、「えっ、まさか?」と思ったけれど、今はこういう曲を歌いたくて、歌ってしまうディランなのだった。

そんなことやディランの相変わらずのセンスの服装だとか、水ばっかり飲んでるなぁとか、腰が痛そうだなぁとか、こんなに近くで表情まで見えてすごいわぁとか、私の興味はそんなでSS席が勿体ないようだけれど、「最高だ! すごい演奏だ!」と夢中になって嬉しそうな彼の隣で一緒にディランを聞いているのは、夢のような幸せだった。 笑顔が何より素敵な人だったから。

Bob, Thank you so much for giving us a lot of memories with you.
He has been your very big fan from his school days, and forever.

     *          *          *

一貫した姿勢を貫き通すとかこだわりを崩さないとか、そんな偶像化や神格化したい向きの期待とは異なって、自分の気持ちに素直で他の誰がどう思うかなど、ディランには関係ないことなのだろう。 私には、ノーベル賞に纏わる一連の行動も、そんなディランの心持が感じられるように思える。

ディランの日本公演には必ず駆け付け、ディラン関係のものはひとつ残らず揃えているようなこのコレクションに浸れば、私の中の彼は一層生き生きといてくれるだろう。
posted by 山桜 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

桜追い 君追い歩く 花霞

2年前の4月1日、
「桜、見に行くか?」
といって、いつも通り長い足ですたすたと前を歩き振り返りもせず、私はひたすら速足で追いすがっては、はぁはぁしながら、あれやこれやと話しかけていました。

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でも、喋りながら歩くというのは、彼にとっては既に厳しいことだったのです。 聞き流しているのか、返事がしんどかったのか、一方通行の会話でした。 どんな気持ちでこの日の桜を見ていたのでしょう。 何を考えているのかなぁ・・・と、いつもいつも背中を追ってばかり。

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パスワードでロックされたスマホに残る彼の撮った桜を見ることは、もう出来ません。 私の写真を撮っていてくれたかも分かりません。 肩にかけていたこのバッグ、よく見たら、この1月、私に、
「これ、使っていいよ。 お、カッコイイじゃん」
と言って渡してくれたものでした。 今年は私が肩にかけ、一緒に桜を見に行きましょう。
posted by 山桜 at 22:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月04日

桜追い(二)八国山

入院費の精算に訪れた病院の帰り、病室から毎日二人で、
「少しピンクになって来たかな?」
「雨が降って暖かくなれば早いんだけどね」
そんな風に待ち遠しく眺めていたあの桜の木の下に立ってみた。 

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「やっと咲いたね、やっと一緒にみられたね」
右手には私にだけ分かる主人の手がしっかりと握られている。

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「一分か2分咲きかな。 近くで見るには一番きれいな頃ね」
「そうだなぁ ホントきれいだなぁ」

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「幹に直接咲くのはキモチワルイとか言ってたけど、観察するにはいいのよ」
そんなことを言いながら、パチリパチリと写真を撮る私のことを、
「『まただよ・・・』と言いながらも、そんなに嫌そうでもなく見ていたんだよ。 待っててはくれなかったけどね。」
「何でも興味を持ってのめり込んでいくとこ、好きだったんじゃないかな」
と、ケロから最近聞いた。 

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「16年前の手術の後、この道を点滴をぶら下げてリハビリに通ったね。 あんな大手術の後なのに、早く復帰してやろうと言う気迫を感じてた。 ホント、ずっとずっと頑張ったよね」

 透き通るような若葉が青空に映えて、
「若葉の君って呼んでいたの、覚えてる?」
「覚えてる・・・ふふっ」

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「柔らかそうな蕗ね、今年はバッケ(ふきのとう)摘みそこなっちゃった」
「天ぷら食べたかったなぁ。 もう無いかな?」
もし、あっても薹が立ってとっくに花が咲いてると思いつつ、下を探すと、

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タチツボスミレやショカッサイ(諸葛菜/紫花菜、花大根、大アラセイトウとも)が咲いていた。
こんな散歩道で美味しそうな春の味覚が取り残されている訳がない。

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例の如く、呆れ顔の主人に待ってもらいながら、コマコマと観察し写真を撮りながら尾根道に上がった。(観察記録はまた別の機会に)

P4043946 (210x140).jpgP4043945 (210x140).jpg 尾根道を挟んで、南側(写真左)が東京都、北側(写真右)が埼玉県所沢市の管理下にある。
低い擬木の柵の南側と有刺鉄線付きのフェンスで囲われた北側、色々な事情が垣間見られる光景だ。

山から下りて線路沿いの道に出ると、ふわっとハチミツの匂いに包まれた気がした。

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満開の菜の花の中で、ミツバチたちが懸命に蜜を集めて飛び交っていた。
「ぼんやりしてばかりいないで、すべきことを一つ一つやっていかねばね。」
「わるいなぁ、よろしくね」
「困ったときは、ちゃんと助けてね」

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まだ植え込まれたばかりの細い枝にちいさな花が揺れていた。 
posted by 山桜 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | さくら・桜・櫻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする