2014年12月31日

今年もありがとうございました!

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皆様、今年も大変お世話になりました。

 
 来年は、年明け早々から新しいことが次々と待ち受けています。 健康に気を付けて、挫けずにどんどんと挑戦していきたいと思います。

 
 明くる年が皆様にとっても幸多かれと心よりお祈り申し上げます。

 山桜 拝
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2014年12月22日

朔旦冬至

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平成26年(2014年)12月22日はほぼ19年に一度のおめでたい日とされる「朔旦冬至」。  旧暦の11月1日と冬至が一致する日です。

「冬至」: 太陽の南中高度が最も低く、昼が最も短い日(北半球)

 「朔」: 一日(ついたち) 漢字は月が元に戻るの意

 「旦」: 朝、夜明け   漢字は朝日が昇る象形

 旧暦では冬至が暦の起点(冬至の日を含む新月〜新月前日を11月とする)でしたが、毎年その日を計算して暦を作らねばならなかったので、1日と冬至がピッタリと重なるということは、とてもすっきりとして気持ちがよかったのでしょうね。 数字的にも1が三つ並んでますし^^

 伊勢神宮の式年遷宮が20年に一度なのも、朔旦冬至と関連があるのでは?という説もあるそうです。

 12月の暦をめくり目にした「朔旦冬至」について検索中、以前お世話になっていながら連絡先も分からなくなっていた方のことをふと思い出し気になっていたら、思いがけない出来事から消息が分かって驚きました。 ご縁とは複雑に絡み合っていたかと思うとふっと解けて繋がる・・・不思議なものですね。

 冬至関連の記事も公開し直しました。 下のタグの「冬至」からも飛べます。

 「朔旦冬至」について、「こよみのぺーじ(byかわうそ@暦さん)」の「朔旦冬至」の記事が詳しいです。
http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlwa/201310120.htm
タグ:冬至
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2014年12月05日

森の案内人の卵に

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 出掛けにポストに大きな茶封筒を発見。
『これは・・・結果通知!?』
一刻も早く開けたい気持ちを抑えつつ時間に追われ足早に目的地へ。

息せき切って席につき、とうとう我慢できずに封筒の口をコッソリ開けて覗き込むと・・・

平成26年度森林インストラクター資格試験
合 格 者 各 位


の文字が見えました・・・
バンザ〜イ!\(^o^)/るんるん よかった〜ぴかぴか(新しい) 

 これで何とか新しい道へ進む足がかりを得ることができました。
まだ「卵」になる資格を戴いただけですけれど、まずは先輩方のお手伝いをしながら好きなことを日々学び続けることが出来るのがうれしいです。 そしていつかは学んだことを沢山の方々に伝えられたら・・・ハートたち(複数ハート)

お休みしていた「天地に遊ぶ」もゆっくりと中仕舞いを解き、舞台を広げつつ復活したいと思います。

今までの記事も少しずつ見直して再更新するかもしれません。
(2014.12.07 小石川植物園関連の記事を2つ開きました。) 

ひっそりとの再開です。 
もしもひょっこり覗かれてお目に留まりましたら、どうぞ宜しくお願い致します。

山桜 拝

<写真: メタセコイア(曙杉アケボノスギ) 2014.11.16 2次試験日に小石川植物園にて>
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2014年11月16日

秋の小石川植物園

森林インストラクターの2次(実技・面接)試験は茗荷谷の林業会館で行われましたが、試験順番は遠方からの受験生が先となり東京在住者は末尾となります。 私は午前中から夕方まで待ち時間があったので、歩いて(入口の正門まで)20分程の小石川植物園で、普段身の回りではなかなか見られない樹木をのんびりと観察して過ごしました。

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アサダ(カバノキ科アサダ属)
短冊状に反り返るのが特徴の樹皮

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カゴノキ(クスノキ科ハマビワ属)
鹿子(カノコ=カゴ)斑模様が特徴の樹皮

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タラヨウ(多羅葉・モチノキ科モチノキ属)
上:実
下:葉裏「字が書ける葉」というと試す人も・・・「東大」の試し書きを発見。

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中国にでも迷い込んだような花梨(カリン)の林

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ハゼノキ(櫨木・ウルシ科ウルシ属)
やがて真っ赤に染まり「櫨紅葉」と言われるほど。

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東京大学総合研究博物館 小石川分館(旧東京医学校本館)

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人の近づけない池の畔でアオサギが悠然と水面を見つめていました。

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西南の角の出口(入園不可)外で咲いていた椿(品種名不明)
花弁の先がほんのり桃色にそまって優しい風情でした。
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2014年07月07日

真央さんの表現する愛

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グスタフ・クリムト「接吻」1907-1908 オーストリア・ギャラリー蔵(ウィーン)

 「世界ふしぎ発見!」に、選手生活休養中の浅田真央さんがミステリーハンターとして登場!という、嬉しいサプライズがありました。 今まで、彼女は言葉で表現するのは余り得意ではないのかな…と思っていたのですが、とんでもない! 心に響いた感動を素直に伝えてくれる彼女の感受性豊かな言葉の数々に私は感激してしまいました。 恐らく、選手としてのこれまでのインタビューの受け答えは、あらゆる方面への気配りと用心の末に選びに選んだ言葉だったのでしょうね。 

 クリムトの「接吻」を前にした真央さんは・・・(走り書きのメモから起こした彼女の言葉の概要です。)

 「これが世界で最も有名な「キス」の絵ですね。 カップル競技の選手などが、最初のポーズに使ったりするのでよく見ます。 この手の位置とか・・・すごい・・・」

 「男性も女性もキスをすることによって、すごく心の中から本当にこの体の全体から輝いていたというのが伝わりますね。 そしてキスをすることによって心の光と言うのが明るくなって・・・花もあって・・・金色に輝いているというのが伝わってきます。」

 「多分彼女も男性にキスをされて、花のような気持になったのかな〜って・・・」

 「圧倒されますね。 素晴らしいなって。 一枚の絵ですごい愛を感じます。」

 真央ちゃんも素敵な恋をしているのかな? それとも未だ恋に憧れているのかな? 

 続いて2010年から2シーズン、フリーの演技で滑った「愛の夢」の作者リストの記念館で、リストの肖像画の数々を目にした真央さんは、

 「カッコイイ! 憧れちゃいます・・・惚れちゃいます!」
 「高い目標のある感じが伝わってきますね。」
 「リストの顔を知っていたら、演技も変わっていたかもしれません。」 
 「こんな人に会えたら・・・なんて思い浮かべて・・・」

 リストは本当にイケメンさんで、ご自分でもそのことを自覚していたようで、ハンサムな横顔の左右を観衆に見せられるように、ピアノを左右2台用意していたのだそうです。

 大きく手を広げたリストの像に出会うと、力強く宙を掴むようなその指に何度も触れながら、
「ありがとうございます。」
って・・・最愛のお母さまとの悲しいことのあったシーズンを支えてくれた曲の作者への思いが伝わって・・・。

 大ホールでは、真央さん一人の為に、「愛の夢」のピアノ演奏が・・・そして、原曲の歌まで披露されたのです。 真央さんの目に溢れる涙・・・その歌詞に私も心を打たれました。 目を覚まされた思いです。 

     「愛の夢」
  おお 愛しうる限り愛せ!
  愛の為に尽くせ
  どんな時も彼の者を喜ばせよ
  どんな時も悲しませてはならない
  おお 愛しうる限り愛せ!

 
 そして、町に出て、颯爽と歩く真央さんの姿の美しいこと! 楽しそうなこと!

 芸術って素晴らしい!と感激したり、民族衣装をまとって踊ったり、フィギュアスケートの歴史に触れ、氷穴の中の元スケートリンク(今は斜め!)に『初心者になったみたい!』と、恐る恐る立ってみたり、日本人の世界的バレリーナご夫婦に出会ったり、土地のお料理をご馳走になったり・・・ 

 色々なことを経験して、きっとスケートでもっともっと新しい表現をしてみたくなってくれるに違いない・・・などと淡い期待を持ちつつも、今も、あの真摯さも厳しさも包み込んだこの天使のような柔らかな笑顔に癒され、とても幸せな気持ちにして貰えていることに気付いた私でした。

 真央さん、ありがとう! また心躍る旅のレポート、待っています♪
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2013年11月21日

久し振りの散歩

 「いい夫婦の日」とやらには一日早かったけれど、念願かなって久しぶりに二人だけで「ただの散歩」に出かけることができました。  
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 紅葉が盛りでした。

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 病み上がりの癖に相変わらず歩くのが早くて、ちょっと写真を撮っている内に、振り返りもせずにすいすいと行ってしまう…。 すっかり姿を見失って「どこに居るん?」と電話すると、「もう家に着くよ」ですって。 本当にまぁ…相変わらずです。 でも、「相変わらず」って素晴らしい…か。 

タグ:紅葉
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2013年11月20日

ひつぢ田

 
 ひつぢ田に紅葉ちりかかる夕日かな   蕪村

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 刈り取り後の田んぼから、再び稲の青葉が伸びてきた様子を「ひつぢ田」と呼ぶのだそうです。 最初に聞いた時には「羊田」と思い込み、
 「なるほど、羊雲のように羊の群れが連なっているようで可愛らしいからかな?」
などと、いつものように早合点。 さて、よくよく考えると、山羊ですらそう見かけなかったであろう昔の日本人が、たくさんの羊が群れている様子を思い浮かべるのは不自然です。 

 季語を調べてみると、「ひつじ田」ではなく「ひつ田」と書かれていました。 「ひつぢ」の漢字は、禾魯(櫓の木ヘンがノギヘン)ですが、意味はどうやら「乾土」「干土」のようで、稲穂を刈った後、水を抜かれて「干上がった田」の様子ということなのですね。

 この写真では、雨の後で田んぼがぬかるんでいるので、厳密にいうと乾土田ではありませんが、そのぬかるみが午後の日差しにきらきらと光り、健気に再生した稲の葉を照らして出している様子が優しげで、暫く見惚れておりました。 蕪村の句の様に紅葉が散りかかるのももうすぐでしょう。
 
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2013年10月17日

神嘗祭の出雲に神様降臨

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10月17日 午後3時35分、島根県出雲市 西村大輔さん撮影 (産経新聞より)


 全国から神様方がお集まりになる出雲の神在(かみあり)月の17日、三つの太陽・それを囲む光の環・その上に懸かる逆さの虹、が同時に現れるという、珍しい「光景」が見られました。 正に神々しいそのお姿を写真でだけでも拝めることができ幸いでした。 貴重な瞬間を撮影し新聞社に提供してくださった西村さんに感謝です。
 
 中央が本物の太陽、左右の太陽の様な光は「幻日(げんじつ)」、3つの太陽の周りを囲む光の環は「内暈(うちがさ)、逆さまの虹は「環天頂(かんてんちょう)アーク」と呼ばれる大気光学現象だそうです。

いずれの現象も無数の氷粒で形成された薄雲に光が屈折して生じるのですが、それが3つも同時に重なっているなんて、とても珍しいのではないでしょうか。 日本が良い方向へ導かれていく吉兆と思いたいです。
posted by 山桜 at 23:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 自然現象・天文等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月10日

2013年 最後の蝉

10月というのに、最高気温28.4℃とまるで夏が戻ってきたようにジリジリと暑かったこの日、恐らく今年最後のミンミンゼミの声を聞きました。
タグ: セミ
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2013年10月06日

金木犀開花

この秋、山桜テリトリーで見かけたキンモクセイの初開花日です。
薄黄モクセイは9月25日開花でした。
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2013年09月26日

真っ赤な実り

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 紅玉リンゴを庭に植えてから17年程?、リフォームの為に植え替えをしてから3年めの今年、新しい場所が気に入ったのか初めて5つの実をつけ、その内の3つのリンゴが無事に残って真っ赤に色づき、通りかかる方々もその成長と色づきを楽しんでくださいました。 

 16日の台風で一つ落ち、昨晩からの強風でまた一つ落ち、一人ぼっちでは可哀想なので残りの一つも今朝ようやく収穫しました。 仲良く揺れる3つのリンゴの様子が私たち3人家族のようで愛おしく、なかなか収穫できずにいたので、お味の方は抜けてしまったかな〜と思いきや、とてもリンゴらしい濃い甘酸っぱさで感激でした。 このところの昼夜の気温差の大きさがよかったのかもしれません。

 流動食〜刻み食を経て、昨日、やっとバナナも食べられた主人にも食べて貰える日が早く来ますように…。
posted by 山桜 at 10:17| Comment(10) | TrackBack(0) | 私の庭(園芸) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月25日

百舌(モズ)の初鳴き

るんるんキィーーーーキチチチチチッexclamation

 今朝、高らかに響き渡るモズの初・高鳴きを聞きました。

 降ったり止んだり薄日が差したりと目まぐるしい空模様でしたが、台風はこの里に秋の使者も連れて来たようです。
posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月18日

ヒガンバナ開花

 今年は気を揉ませることなく、お彼岸(入りは20日)に先立ち、あちこちで早々と咲き出してくれました。

 彼岸花で有名な高麗(こま)の巾着田では、開花が予想より遅れ特別急行が運休になったそうですが、今や一大人気スポットで人も車もいっぱい、その上彼岸花を見るのも有料になったのだとか…。 一面真っ赤な群落も壮観でしょうけれど、畑の畔や野辺や河原のあちこちで、ポッポッとひとかたまりずつ咲いている風情が私は好きです。 あそこにも、あ、ここにも…と、赤とんぼと追いつ追われつにそぞろ歩いてみつける楽しさを味わいたいです。
 
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月08日

2020東京五輪決定!万歳!!

”TOKYO 2020!!”
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 遅くに帰宅してからも全然眠れず、ドキドキドキドキ…し続けながら待ち続け、とうとうその瞬間(5:20)の感激を味わうことが出来ました!

 やった〜〜! バンザ〜イ!!\(^o^)/
 (T0T) な、涙が・・・


 高円宮久子妃殿下の美しい微笑みを湛えたフランス語と英語のメッセージから始まった東京のプレゼンテーションは、委員の皆さんの熱い思いが伝わって来て、手に汗・目に涙で心震わせながら一緒に舞台に立っているような気持でおりました。 日本中で同じような気持ちで見守っていらした皆さんと喜びを共有できて、本当に嬉しいです!
 
 一生懸命に力を尽くして、大きな夢を実現した人の涙は美しい!  私も例え小さな夢でも、一生懸命に取り組んで、いつの日かあのような嬉し涙を流してみたいです。

 マドリードもイスタンブールもかつて訪れた魅力あふれる都市です。 でも、東京は、世界でただ一つの私の生まれ故郷! 自分のふるさとでオリンピックが開かれる…なんという幸せでしょう! ああ、空も明るくなって来ました。 お日様、ありがとうございます! 東京にオリンピックが参ります!

 色々なご意見もあるでしょうが、これで日本がもっともっと元気になることは間違いありません。 気持って大事ですよね。 気持を一つにして、この夢を実現できたことが何よりの証拠です。 原発のことも世界に向けて安倍首相が約束したのですから、東電まかせでなく、国を挙げて解決に全力を注ぐでしょう。 この危機を克服すれば、世界中で原発を抱えている国々にとっても大きな支えになり、日本への信頼も大きく増すでしょう。 廃炉へ向けての技術開発でも先頭を切って進みつつ、それまでの万全の安全稼働と代替エネルギー開発もたゆみなく進めて欲しいです。

世界に誇れる、身も心も「美しい国、日本」である為に、教育が何より大切です。 大人が襟を正し、毅然として手本を示せる存在であり続けたいと思います。 ああ、もう、眠れそうにありません。 今日も一日元気にガンバリま〜するんるん
posted by 山桜 at 05:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月30日

小さくて大きな喜び

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 「コ…クン」
 生々しいガーゼの下で、貴方の喉は、生まれたての赤ちゃんが初めての母乳を飲みこような初々しさで、ゆっくりと上下しました。 見間違えではありません。 微かな音も聞きました。 確かに動きました。

 それだけではありません。
 
 「あ・い・う・え・お」
 「か・き・く・け・こ」
 「さ・し・す・せ・そ」
 「た・ち・つ・て・と」

 ゆっくりと確かめるように口を動かしているので、耳を近づけると、なんと、微かながら聞き分けられる声が出ているではありませんか! 喉に穴が開いていて声は出ない筈なのに…。 

 『飲みこめる! 話せる!』

 ごく普通に自然に出来るようなことが出来たことがこんなにも嬉しい。 私たちですらバンザイして飛び上がりたい程ですから、本人はどれだけ嬉しかったことか…。 8時間以上の手術から目覚めたばかり、疲れるから、もう身体を休めるようにと言っても、次から次へと話そうとします。 喜びが込み上げ溢れてくるのでしょう。 

 ああ、神様、仏様、ご先祖様、いつもいつもお守り下さり、ありがとうございます。

 難しい手術を執刀してくださった先生方、看護師の皆さま、ありがとうございます。 

 術後はもう、ゴクリと飲み込むことは難しいでしょうと言われていた喉でした。 発声も難しくなるかもしれないと覚悟の上の手術でした。 勿論まだまだ油断はできませんし、これからまた一歩一歩の努力を積み重ねてゆかねばなりませんが、『最悪のシナリオだ…』と寂しそうに呟いていた貴方の口から再びこぼれた喜びの声を、私は一生忘れません。 
 
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2013年08月21日

岡倉天心・六角堂

盆参りの折、北茨城市まで足を伸ばし、「東洋のバルビゾン」五浦(いづら)の岡倉天心記念館・天心邸・六角堂などが保存されている茨城大学・五浦美術文化研究所を訪ねて来ました。 横山大観・菱田春草・下村観山・木村武山ら気鋭の画家たちを集め五浦で天心先生の目指された「東洋のバルビゾン」、今の五浦にはちょっと気恥ずかしい呼称に感じられますけれど、少し先の丘にある茨城県天心記念五浦美術館はいつも楽しみな企画展を繰り広げて下さり、その名に恥じない芸術の息吹があります。

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復元された「六角堂」

幾度か訪れた馴染みの場所でしたので、2011年3月11日の東日本大震災の大津波による六角堂流出のニュースには大きな衝撃を受けましたが、多くの方々の尽力により、翌2012年4月17日、以下の様に流失前より一層創建時に近い姿に復元されていました。(復元なので残念ながら登録有形文化財としての認定は抹消)

・昭和38年の改修工事で撤去されていた堂の中心にあった六角形の炉を復元
・天辺の宝珠を破片を基に復元、海底より発見された水晶(六角柱)を納める
・同改修で変更されていた南側出窓を記録を検証し創建時の姿に復元
・同改修で葺き替えられていた瓦を創建時の桟瓦(8寸巾)に復元
・窓ガラス製法を当時のものに再現(イギリスに特注)
・塗装を創建時のベンガラ彩色に復元


入り江の磯に波濤砕け、先は広い世界へと通じる太平洋を望み、天心先生は思索を巡らせ、時にこの六角形の炉(上の写真で半分覗いているのが見えます)で湯を沸かし茶を点て過ごされたのでしょうか…同じ場に立ち、海を眺め、感慨深いものがあります。

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こちら(上)は、荒廃・放置されていた元料亭「観浦楼(かんぽろう)」の古材を用いてと伝わる、天心設計により改築して実際に住まわれていた天心邸です。 (登録有形文化財)

 
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天心邸跡の長屋門(登録有形文化財)を出て道を隔てた階段を上った所にある天心のお墓です。 六角堂や記念館に比べると訪れる人も少なめでひっそりとしていましたが、木漏れ日の中で穏やかに眠られて…いや、今の現世(うつしよ)を常世(とこよ)からご覧であれば、とても心穏やかではないでしょう。 岡倉天心先生に学び直さねばなりません。

復興支援・岡倉天心生誕150年/没後100年記念の映画「天心」のロがあったらしく、ポスターが随所に掲げてありました。 天心役が個人的には余り好きでない役者さんなのが…う〜ん。 

そうそう、有名なエピソードですが、ボストンの街角で弟子の横山大観・菱田春草らを伴い、羽織袴で歩いている時、アメリカ人に、
"What sort of nese are you people?  
 Are you Chinese, or Japanese, or Javanese?"
と問われた時、
"We are Japanese gentlemen.
 But what kind of key are you?
 Are you a Yankee, or a donkey, or a monkey?"
とユーモアも交え、すかさず切り返したとは、その余裕…流石、「カッケー!」です。


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巻末に横浜で英語塾に通い9才にして既にネィティブ並み、フェノロサの通訳も務めた天心先生が英語で書かれた原文“THE BOOK OF TEA" が付いています。
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2013年07月20日

陣馬山の植物

2013-07-02 陣馬山への道で出会った植物のアルバム

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正常なマタタビの実 マタタビ科
DVC00560.JPGマタタビの虫こぶ(虫えい)=マタタビフクレフシ=木天蓼(モクテンリョウ)マタタビ酒の原料となる薬効の高い漢方薬 マタタビミタマバエが寄生し発生 (ピンボケで…すみません)
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マタタビの白葉 6〜7月の花の頃、ハンゲショウのように白化してよく目立つのは、梅雨時の雨を避けて葉陰で咲く下向きの花の代わりに虫を呼ぶ為ではないかな? その花は香りも素敵で、姿を隠しているもののおもてなしの心は人一倍のようだ。

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チドリノキ(千鳥の木)別名ヤマシバカエデ(山柴楓)ムクロジ科カエデ属
シデ類の葉に似るが、葉の付き方はカエデの特徴である対生。 実の形を千鳥の群舞と見た命名?

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コクサギ(小臭木)ミカン科
「コクサギ型葉序」=葉が2枚ずつ交互につく互生が見られる。

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オカトラノオ(岡虎の尾) サクラソウ科
明るい林縁には多様な植物が見られ、ついつい立ちどまってしまいます。

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ヤマユリ(山百合)のつぼみ ユリ科
葉の上で満腹昼寝中?寧ろ防御ポーズ?の黒いイモムシ(何の幼虫かな?)

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ヤブレガサ(破れ傘) キク科
嘗て初めて庭に芽を出したフタマタイチゲをヤブレガサと間違えたことがありました。 トリカブトとニリンソウを間違え食中毒を起こすことがありますが、私もフタマタイチゲの葉を天ぷらにして食べてしまいました。 何とも無かったけれど…むしろ美味しかったけれど…食用の記載はないです。 不確かなものを口にするのは禁物。 あ、ヤブレガサの若芽は美味しい山菜です^^

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オオバギボウシ(大葉擬宝珠)のつぼみ ユリ科 
お馴染みの花が咲く前のつぼみの固まり。 この形自体も花のようで、ひと時の美しさにドキドキします。
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2013年07月16日

ミンミンゼミ初鳴き

 
夏いづこ 初鳴きみんみん しわがれて   (山桜)

 気だるくしわがれ声で鳴き始めたミンミンゼミ、今年の初鳴き日はエアコンいらずの涼しさでした。
タグ:セミ
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2013年07月02日

陣馬山

 夏の団キャンプに向けて、キャンプ地とハイキング・コースの実踏へ行って来ました。 陣馬山行は、夏の暑い時期、ハイキングというにはきつく特に低学年の子には厳しいかも… 登山口から登らず、キャンプ地から上の方だけ往復のコースに変更など再検討。

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 陣馬山(854.8m) 頂上からの展望は360度のパノラマ、条件が良ければ富士山、南アルプス、丹沢山塊、秩父山系、筑波山、房総半島まで望むこともできるそうです。 広くなだらかな山頂は、成る程ここなら陣場を張れたかもしれないと思われます。
(元は北条氏の滝山城を攻める為、武田氏が陣を張った=陣「場」山、いつしか、陣「馬」山の字となり、観光客誘致策の山頂に白馬像建立で「馬」の印象が定着)

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途中からの眺め

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山頂までの急登、↑ 来し方  ↓ 行く末
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富士山展望ポイントの和田峠でしたが、残念ながら世界遺産登録で賑わう富士山は心の目で拝みました。

 先日登った高尾山と同じ山系、その植生の豊かさは高尾に引けを取らず素晴らしい! 高尾山のように交通の便が良くないので人も少なく静かな山歩き・自然観察ができました。 自然観察の記録は別に記します。

 それにしても、暫く歩けなかったので衰えたのか急ぎ足で登り過ぎたのか、ふくらはぎとお尻がパンパンで数日間苦しみました〜。 情けないなぁ…
 
タグ:陣馬山
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2013年07月01日

ヒグラシ初鳴き

 世界遺産に登録された富士山の山開きが注目された日も暮れ、ほんのり染まった夕焼け空に涼しい風が梢の葉を揺らし、林の方からヒグラシの初鳴きが…カナカナカナカナ… たちまち小学生の頃の夏休みにタイムスリップさせてくれるような心の奥に沁みる声です。

 随分と、早いのでは!? と思ってブログを書き始めてからの記録を調べてみると、1〜2週間も早かったことになります。 

 2005年 7月13日 
 2006年 7月 7日
 2007年 記録せず
 2008年 7月14日
 2009年 7月11日
 2010年 7月14日
 2011年 7月12日
 2012年 7月15日
 2013年 7月 1日


 それにしても半袖では肌寒い程ヒンヤリとした風です。 今年は朝晩と日中との気温差がとても大きく感じられます。 果物は甘くなりますね。 人間は風邪ひきそうですけど、鍛えられて甘味を増すでしょうか??  
タグ:ヒグラシ
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2013年06月25日

貞恭庵・嘉祥の祝

 家人と増上寺近辺を散歩中、観光客もなかなか足を踏み入れない、やや奥まった所にある和宮様ご縁のお茶室「貞恭庵」へと潜入?しようとしますと、丁度第4日曜の公開日で貞恭庵でお茶とお菓子を戴けるとのお誘いを受けました。 家人が面倒がるかな…と思いきや、思いがけず「いいよ」と言うので、嬉しい! 幸運にも嘗て和宮様が寛がれたであろうお茶室へ…。

 『あら…何だか開放的?』 そう、お公家さん方の使われるお茶室には躙り口はないのだそうで、広々と空いた縁側から茶室内へ。 理由はよく聞こえなかったのですが、烏帽子やらおおすべらかしやら衣装やらで、狭い躙り口から入るには色々大変だったのかもしれません。 お茶室は、どんな身分の人も頭を垂れ狭き躙り口から入る分け隔ての無さが…とは言え、寛ぎの私的茶室、例外は有りのようですね。

貞恭庵.gif
芝・増上寺(徳川家の菩提寺)和宮様ご縁の貞恭庵
(江戸城にあった茶室ではなく明治になってからお使いの茶室を移築)庵名は和宮様ご戒名「静寛院宮贈一品内親王好誉和順貞恭大姉」から。(写真・東京寺院ガイド・増上寺より)

掛物は甲冑を着けた童子の絵、床には三宝に載った七種のお菓子。(参考写真・図:とらや公式ブログより)
嘉祥菓~1.JPG
七ヶ盛~1.JPG
江戸末期、虎屋により復元された献上嘉祥16種の菓子のうち、
16⇒1+6=7種の菓子 (詳細は下記参照)

 『あ、これは確か和菓子教室で「和菓子の日」のお話の中に出てきた…』と、記憶の底からあれやこれやを手繰り寄せていると、

 席主(大日本茶道学会)の方が、ニコニコ微笑まれながら、詳しくお話をしてくださいました。

 お話の合間に主菓子「武蔵野」(村雨よりもっちりとした食感、上品な甘さ)と乾いた喉を潤す美味しい薄茶(奈良絵のお茶碗)を戴きつつ…

 「これは、嘉祥(嘉定 かじょう)の菓子といいまして…(以下、お話の記憶と戴いたリーフレット等を参考に作成)

 嘗て旧暦の6月16日には、「嘉祥」という餅や菓子を食べ厄除・健康招福を祈る行事がありました。 起源ははっきりとは分かりませんが、室町時代には武家や宮中で行われた記録が残っています。 元々は、848年(承和15年・嘉祥元年)の夏、仁明天皇がご神託に基づき6月16日、16の数に因んだ餅菓子などを神前に供え、厄除・健康招福を祈願し、「嘉祥」と改元したことに因むとも言われています。 

 鎌倉時代には、後の後嵯峨天皇が東宮となられる前の6月16日に、通貨16枚でお供えの菓子などを求めて献上、これが吉例となり皇位継承後も続けられました。 

 室町の頃には、この日、楊弓(ようきゅう) で負けた者は、中国の「嘉定通宝」16枚で食物を購い、勝者に供しました。 嘉と通が「か・つう」で「勝」に通じることから、武家に尊ばれました。 「御湯殿上日記」には、嘉祥の日に朝廷では主上に「かづう」(=女房言葉で嘉祥菓子、「かつう」「かずう」とも)を誘あげるのが吉例であったことも記されています。

 豊臣秀吉も「嘉祥の祝」を恒例としていたことを受け、徳川家康も江戸幕府に置いてこれを継承し、6月16日に将軍より、大名、旗本など御目見得以上の諸士に江戸城の大広間で菓子を振る舞いました。 これを「嘉祥頂戴」といい、白木の片木(へぎ)盆の上に青杉の葉を敷きその上に積んである菓子(総数2万個とも)を一人一つずつ取らせたと言われています。 菓子作りは大久保主水が担い、羊羹・饅頭・大鶉焼(大福の前身)・あこや(アコヤガイを模す)・きんとん・寄水(ねじり新粉餅)・平麩・熨斗がそれぞれ種別に盛られたようです。

 宮中では天皇から臣下へ1升6合の米を賜い、その米を虎屋か二口屋の菓子と換えていました。 また、井原西鶴の『諸艶大鑑(しょえんおおかがみ)』 には、京都島原で虎屋の羊羹など16品が出される嘉祥の様子が描かれています。

 庶民の間でも「嘉祥喰」といって、16文で菓子や餅16個を求めて食べるしきたりがうまれ、本来は嘉祥通宝で…といえども嘉祥通宝の流通量は少なく、代わりに米1升6合を持って餅・菓子を求めることも行われていました。
 
 その他、
 「嘉祥縫」…16歳の袖止め(振袖から詰袖にする)
 「嘉祥の梅」…6月16日に採った梅の梅干を旅立の日に食す災難除け。
 「月見と嘉祥」…宮中の成人式の一種で16歳になり月見をする。 
 和宮様も1860年6月16日にこの「月見の儀」をなされたそうです。

 明治となって、この「嘉祥の行事」は廃れてしまいましたが、昭和54年 (1979年)全国和菓子協会は、6月16日の意義を鑑み「和菓子の日」と制定しました。

<虎屋の嘉祥菓子> 
 浅路飴*1…白求肥を拍子木型に切り炒り胡麻をまぶす。
 伊賀餅*2…餅皮で白あん包み糯米の染飯を散らし蒸す。 
 桔梗餅…和三盆糖を精製する段階でとれる希少な「白下糖」を用いた外郎皮で漉餡を包み桔梗型に作る。

 源氏籬*3(ませ)…湿粉*4で象った源氏の籬型。 
 豊岡の里*5…淡紅色の方形餡入り落雁。
 味噌松風…薄く長方形に切った味噌松風。
 武蔵野…湿粉で羊羹を挟む。武蔵野の秋景色。

  *1朝路とも
  *2蔵王の銘菓「稲花(いが)餅」と似ているような… 
  *3籬=垣根や塀のこと。 数寄屋等の古い和風建築に用いる「源氏塀」の特徴「たすき」の傾斜した線を取り入れた意匠。

  *4湿粉=餡・餅粉・上新粉を混ぜてもみ、こし網で漉してそぼろを作り枠に入れ蒸したもの。「村雨」。

  *5古くより淡紅色の落雁のことを「豊岡の里」と呼ぶ。 由来は虎屋でもきちんと分からないとのこと。

<後記>
 記念に法然上人のお姿絵と「天下和順(てんげわじゅん)」の祝聖文(しゅくしょうもん)入った札(栞?)を戴きました。 主催は「茶雅馬(ちゃがま)茶道教室」MIHO企画さんでブログも書かれています。 

 それにしても、「嘉祥」は徹底した 1、6、16 また 7 に拘る行事です。 昔、こういう数字にまつわる伝えや教えに詳しい方がいらして、それはそれは色々なお話をしてくださり驚き、また大いに興味が広がったものでした。 今頃どうされているのでしょうか…? どうか、お元気でいらっしゃいますように。
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2013年06月23日

東京タワーの見える場所

 またここに立つ日が来てしまいました。 色々と気を付けてきた積りでしたが、敵もなかなかしつこい。 見つかったことを神様に感謝して最善の道がとれるよう家族で力を合わせます。 DVC00545.jpgDVC00546.jpg

 富士山の世界文化遺産登録の勢いにのって、2020年 東京オリンピック招致も成功なるでしょうか? 東京タワー・ライトアップも五輪カラーで2020です。 7年先もそのずっと先も…どうか元気で楽しく過ごせていますように!
タグ:東京タワー
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2013年06月18日

フタマタイチゲ

 幾度か載せたことがありますが、イチリンソウやニリンソウなどに比べると、余り知られていない花なので、群生した様子をご紹介します。(落葉樹の下の明るい日陰で湿り気のあり風通しの良い場所です) 山野草の好きな方に分けて戴いたシロバナノヘビイチゴの鉢に紛れ込んでいて、最初はヤブレガサが生えてきたかと思って喜んでいたら、あれよあれよと大きくなり白い花が咲いて2度ビックリ! 本当の名前がなかなか分からず苦労しました。

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<2013-05-30 撮影>
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<2013-05-21 撮影>

 一番上の葉の付け根から花茎が2本出ているのが名前の由来でしょう。 蕾のすぐ下にあるのは苞? 花の大きさといい風情と言い、こちらをニリンソウと呼びたいくらい(実際最初はニリンソウと間違っていました^^;)ですが、分布が北海道・北方領土の海辺の湿原ということで全国的には余り知られずにいて(アイヌ名は「オウシキナ」)、さて標準和名は…となった時、先に使われているニリンソウの名以外ででこの花の特徴を表すには…二股に出ているイチゲ(一華=イチリンソウの仲間)に似た花…考えた名付け親の苦労がしのばれるようです。 個人的には、二股というと途中で分かれている様子やら、浮気者やらを想像しますが…^^; つけられてしまったものは致し方なしです。

 <アイヌ語の古名「オウシキナ」について>

  そのままズバリの解説はみつからず、なんとなく近そうな言葉を拾ってみました。

  アウシ=角
  アシ=立ち上がった 大きな
  クナウ=フクジュソウの花

  「角のように二本伸びた または 背の大きな 福寿草に似た花」

  などと想像してみました。 どなたかご存知の方がこのページを見て教えて下さると嬉しいです。
 
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2013年06月14日

蛍袋・山蛍袋、そして…?


 数年前、地元自生種のホタルブクロの苗を分けて戴き庭に植えたところ、流石にこの土地の植物、あっという間に地下茎をそこら中に伸ばし、且つ、こぼれ種からも無数の苗が育ち、斑点の殆どない白から濃桃まで様々な色調の花が毎年新たに出現し咲き出しました。 ホタルブクロの変化の多様さは、「実に面白い」。 

 今年、一番早く咲き始めた花を飾ろうと、ハサミを入れつつ花を見ると何か違和感が…
「(‘jj’)/ じぇじぇ!?」
「ウソ〜! これって、もしかして?」
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 花の付け根を包んでいる萼(ガク)の部分…
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 ガクの一片と一片の間がプクリと膨らんでいるではありませんか! 

 これは「ホタルブクロ」の特徴です。 
(山ホタルブクロ=膨らんでいる  ホタルブクロ=めくれあがっている)

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 そういえば、その一株だけ、明らかに茎がしっかりしており背の伸びようが直立系で、茎が直線的でたわまない為か花の付き方の風情は、まるで「秋田の竿灯」のようです。 (支える竿はしっかりしていて提灯がぶら下がって揺れている感じ)

 一方、こちらが武蔵野の野山に普通に見られるホタルブクロ(我が家で生じた白花)
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ホタルブクロの特徴: ガクの長い一片と長い一片の間の短い一片がめくれあがっている

 株全体の風情は、最初の内は上に伸びていても、茎が細く柔らかめな為、段々と花や蕾の重さで先が下へ向いてゆくので、例えれば「七夕の笹飾り」のようです。(弓なりにたわんで横へ伸びていく感じ)
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 そしてそして、今年、更にじぇじぇじぇっっ! なホタルブクロが発生しました!!
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 濃い桃色、妖精のスカートのように外に跳ねる花弁の先(この写真は萎れ気味なのでその下の写真参照)、そして何より妙なのは…
ここまで読んでくださった方なら、ピンと来てらっしゃるかもしれませんが…そうなのです!
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 ガクが、無い!!
 学が無いのは私…いやいや、萼が無くては、何ホタルブクロか見当がつきません…最近よく見かけるようになった外来種でしょうか? そうだ、あるべき萼が消えているということは、若しかして…

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 思った通り、萼が花弁化しており、二重の花弁になっていました! なんとメルヘンチックな可愛らしさ〜♪ 若しどこかで売っていたとしても、決して私の庭には連れてこないタイプですけれど、神様が生み出された愛らしさに屈服です。(笑)

 それにしても、何故うちの庭に山ホタルブクロやら濃桃の二重咲ホタルブクロが出現したのでしょう? 山へ行った時に、靴か衣服に種が付着して持ってきてしまったか、どこかで求めた山野草の苗の土に混入していた可能性もあります。 二重の方はもしかして、我が家で自然に発生した変異なのかもしれません。 

 種や根から花が咲くまでは数年かかりますし、そこらじゅうホタルブクロが生えているのでいつやって来てどう育っていたものやら、今の所はっきり分かりませんが、これもご縁ですから家の仲間として大切にしてやりたいと思います。 来年はどんな花が咲くかしら〜と思うと、殖えてしまっても引っこ抜けないので困ります。
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2013年05月30日

カッコウ初鳴き

カッコウるんるん カッコウるんるん

 何年振りかでカッコウが戻って来ました。 最後にカッコウの声を聴いたのはいつだったか…忘れるぐらい長い間、どこか投げやりで寂しげな(山桜の勝手な思い込みです)ホトトギスばかりが鳴き盛っていて、高原を思わせる涼しげなカッコウの声が消えていましたので、復活してくれてバンザ〜イ!な気分です。 

 最も托卵される方の小鳥たちにとっては、ホトトギス(主にウグイスに托卵)もカッコウ(主にノビタキ、モズ、ホオジロ、オナガ等に托卵)も迷惑な存在ですね。 どうせなら、最近増殖中の中国鳥ガビチョウ(画眉鳥)の巣に托卵してくれないかなぁ… ガビチョウに罪は無いとはいえ、すっかり我が物顔、大きな声で鳴き騒ぎ、他の鳥や人間を縄張りから追いやる姿は目に余ります。 何とか自然淘汰で少しは減ってくれたらと、穏やかな共存に向けて切ない願いです。

 …と書いてから、もしやと思い調べてみると、ホトトギス⇒ガビチョウの托卵はもう始まっているようです。 ホトトギスが増えた理由の一つでしょうか? こんなところからも生態系が少しずつ変化していくのですね。

<記事中の鳥の名前をクリックするとリンク先の情報ページに飛べます。 それぞれの声も聴けますのでお楽しみください。> 
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2013年05月29日

5月に梅雨入り

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 本日5月29日、関東甲信地方が早くも梅雨入りと発表されました。 平年より10日、昨年よりも11日早い、史上3番目に早い梅雨入りだそうです。 最近ははっきりとした梅雨入り梅雨明けが無いような年も続きましたが、5月に梅雨入りというのは記憶に無く驚きました。 

 それでかどうだか、家の前に土石流がなだれ込み、撒いたばかりの種が〜〜!! …という夢を見てしまいました。 家の心配より種の心配をしているとは、私の見る夢らしい所です(。。;) 降れば土砂降りと言うことが少なくないこの頃、大きな風水害などが無いことを願うばかりです。

 <写真> 山アジサイ「新宮手毬」 淡青色を帯びた可愛らしい手毬型の山アジサイです。 熊野古道を歩くのに訪れた和歌山県の新宮に関係あるのかしらと思い求めたのですが、後で調べると愛媛県の旧新宮村(現四国中央市)産とのことでした。 それにしても¥250とは、山アジサイも人気でお安くなりました。 
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2013年05月23日

山桜桃梅(ゆすらうめ)

 今年は大粒の実が沢山鈴なりで、思わず「きゃ〜っるんるん」と歓びの声を上げて…えっと、実を収穫する前に写真を撮るべきでした…(。。;)
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 山桜桃梅…で「ゆすらうめ」と読むらしいのですけれど、一瞬、どこで意味が切れるのか混乱しそうですね。 恐らくは、「山桜」+「桃梅」ではなくて、「山」+「桜桃(さくらんぼ)」+「梅」で、「山になってるサクランボみたいな味の梅」というところでしょうか(笑)?

 調べてみますと、生薬としての名前が「山桜桃(サンオウトウ)」でおまけにサクランボにしては柄が無いので「梅」までつけてみたのかしら。 お花は白に近い薄紅色で柄のない桜といった控えめな風情ですし、この真っ赤な実の印象からの命名ですね。 それでも感じは春の花揃い踏みでまるで「三春」です。

 いっぽう和名の「ゆすら」というのもまた、ゆかしい響きで心惹かれます。 お花が揺れる風情から…などの記載も見られますが、食いしん坊の山桜的にはやはり鈴なりに実った赤い実を枝ごとゆすって収穫する図が浮かびます^^
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2013年05月21日

タケノコは何処へ?

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 もう5月も半ばを過ぎたというのに、春の大きな楽しみである新タケノコを味わっていません。 いつもは生協のチラシに九州から順に産地が北上しつつ、皮付きの産直タケノコが掲載されるので漏れなく恩恵にあずかれるのですが、見落としてしまったのか、これまで一度も注文できていません。 八百屋さんやスーパーの店頭でも無人販売コーナーでも見かけず、デパートでやっと見つけたのは、皮つきの小さなものが2つで1000円近く…皮を剥いたらその半分以下の大きさになりますから、まるで松茸並みの値段! とても手にする気持ちになれませんでした。 

 不作の原因として考えられるのは、この春の異常低温と少雨の影響でしょうか? 2011年、東日本大震災に襲われた年も不作だったようで、果物と同じように豊作と不作が交互にくるそうで、今年はその不作年にあたるのかもしれません。 それにしても全国的に不作?なのか、これほどあの魅惑的な姿を目にできないというのは生まれて初めてです。
 
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 「地震が来たら竹林に逃げ込め」と子供の頃に言われましたけれど、張り巡らされてはいるものの根が浅い(上の写真参照:穴の上部に竹の根の先が見え、その下は空洞)竹は、此の所続いている地震の揺れで、少なからずダメージを受けているのかもしれません。 イノシシやシカの食害も増えていると聞きます。

 先ほど、丁度竹林のお手入れをされている方がいらしたので、
「今年はタケノコが少ないようですが…」
と伺いましたら、
「いや、此処では沢山採れましたよ。」
と、意外なお答えをいただきました。 よく見れば、そこは北斜面で水脈があるのか余りカラカラに乾くことのない場所のようでした。 もう少し下って、水路沿いの竹林を見ると、

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 元気な若竹が沢山空に向かってグ〜ンと伸びあがっていました。 どうやら、多摩北部、水脈のある土地では不作とは無縁だったようです。 私が丁度タケノコの出ていた頃に地元にいなかっただけだったのでしょうか…??  嗚呼、筍を思う存分食べたい! 北国から豊作の便りが届くのが待ち遠しいです。
タグ:タケノコ
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2013年05月19日

ホトトギス初鳴き

 
キョキョキョッキョキョッ 
キョキョキョッキョキョッ 
キョキョキョキョキョ…

 夕暮れ道の薄闇の向こうから、今年のホトトギスの初鳴きが聞こえてきました。 日中の気温は上がっても宵の風はまだ涼しくて…と、思っていたらホトトギスが連れて来たのか、心なし湿度が上がり夏が近づいてきたような雰囲気です。
 
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2013年05月09日

生まれた〜!!\(‘jjj’)/

<<!注意!>>
  ウジャウジャ系が苦手な方は…
  ご覧にならない方がよろしいかと…(−−;)



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 生まれたばかりの小さな命達のなんと健気で愛らしいこと! 真っ黒な小さな瞳にジッと見据えられ、カメラを手に思わずたじろいでしまいました。 こんなに小さくても、立派な「生まれながらの狩人」です。 おお、もう既に勇ましくも鎌を振り上げているじゃありませんか…!

 親が晩秋に産み付けた卵の詰まった「卵嚢」と昔教わったのですが、今は「卵鞘(らんしょう)」と呼ばれるお麩状の物体から、次々と孵化して糸状のものにぶら下がりながら雫のように再度自分たちで塊りを作ったかと思うと、はしっこいものからてんでんにあちらこちらへばらけ散っていきました。 テリトリーは早いもん勝ちなんでしょうね。 エサを捉えなければ生きていけないし、一方木の上からは小鳥たちが目を凝らし、地面ではトカゲやカナヘビが舌なめずりしながら待ち構えていますし…。 生きていくのは厳しいなぁ… と、一昨年も同じようなこと書いていたようです(。。;)> 私も負けないように、ピシッと気合い入れなくっちゃです。

 <写真: 今年初めての真夏日となった日、オオカマキリの孵化 2013.05.09>
 

モヤッとするので、参考までに調べてみました。
 卵塊: 文字通り、卵の塊り。 卵嚢、卵鞘も含む。 
     (カエル、ウミウシ、アメフラシ、など)
 卵嚢: 卵塊が、袋状の(柔らかい)もので覆われているもの。 
     (クモ、巻貝=海ホオズキ、など)
 卵鞘: 卵塊が、鞘状(固型の)もので覆われているもの。 
     (カマキリ、ゴキブリ、など)
posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする