2024年08月03日

薬師岳 花紀行(13)ケルン→薬師岳山頂

ご訪問ありがとうございます

2024.07.23

花紀行と言いながら、流石にここまで登ると花は・・・雄大な景色を前にして目に入らなかった。

この大きなケルンは・・・
P7237562 薬師岳 ケルンm.JPG
昭和38年の愛知大山岳部13名の遭難慰霊塔。道理で素通り出来なかった筈だ。合掌

天井が抜けた避難小屋跡のすぐ上に立つ。
P7237564 ケルンと避難小屋跡m.jpg
ずっと登山者の安全を見守り続けてくれている。

        水晶岳
P7237566 水晶岳? ケルンml.jpg

薬師岳では、氷河が削った圏谷(カール)群が見られる。
大きなカールは、南稜カール・中央カール・金作谷カール・北カールの4つ。

<中央カール>
        野口五郎岳     水晶岳\常念岳
P7237567 ?カールml.jpg
さっきまで雲がかかっていた常念岳が水晶岳の肩にひょっこり頭を出した。
       
                    赤牛岳
P7237571 雪渓 赤牛岳 カールml.jpg
手前正面の目立って赤い山が赤牛岳

カールのモデルの様な綺麗なすり鉢状の地形
P7237563 中央カールml.jpg
雪形がヒナを連れた雷鳥に見えた。

薬師岳山頂の祠を望む
P7237568 薬師岳山頂を望むm.jpg

いよいよ山頂間近
P7237569 薬師岳山頂間近m.jpg

P7237570 カールml.jpg

薬師岳(2,926m)山頂
P7237572 薬師岳山頂m.jpg
2020年、クラウドファウンディングに資金を集めて再建された真新しい山頂の祠の中には、金色に輝く薬師如来像ともっと古く歴史のありそうな仏像や刀なども。今は有峰湖というダムの底に沈んでしまった有峰の里人(平家の落人説あり)により祀られた薬師さま。日々仰ぐ神宿る山に薬草を求めたこと、また夢枕に薬師如来が現れ、追い続けてこの山頂に至ったこと等から薬師如来信仰を深めたとのこと。

常日頃お世話になっている東京の高尾山薬王院の薬師如来さまのご縁で、ここまで導かれたように思う。遥かな高尾山にも思いを馳せ手を合せた。

P7237573 薬師岳山頂 薬師堂m.jpg

山頂到達!風が強くなって来る中、願いを込め鐘を衝くリーダー
1722836198912 薬師岳山頂s.jpg 1722836067489 (002) 薬師岳山頂の鐘s.jpg

(つづく)

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2024年08月02日

薬師岳 花紀行(12)薬師平→避難小屋跡

ご訪問ありがとうございます

2024.07.23

残雪脇を登る
P7237549 雪渓脇m.jpg

右手の深い斜面
P7237548 斜面m.jpg
ここで上昇気流に乗って遊ぶ?雷鳥を発見! まるで凧になったように気持ちよさそうに何度も風に乗って飛んでいた。良いカメラと腕を持っていなくて残念。心の目に焼き付けた。写ってないですよね・・・

黒部五郎岳の右に見えるのは・・・<追記>御嶽山でした!
P7237550 奥穂・北穂・西穂?ml.JPG

薬師平に立つ道標          ↓御嶽山
P7237551 道標m.jpg

薬師平 ケルンから槍ヶ岳・穂高方面を望む
DSC_1840 (002) 723 薬師平 ケルンm 800.jpg

あ、青い花・・・こ、これは!

チシマギキョウ 千島桔梗 キキョウ科ホタルブクロ属
P7237553 チシマギキョウm.JPG

大好きな花に、久し振りに会えて嬉しい♪ 昨年は、白山でイワギキョウに会えたなぁ

P7237554 チシマギキョウm.JPG

P7237556 チシマギキョウm.jpg
花冠の裂片(花弁)の縁にふわふわ毛が生えているのが特徴。イワギキョウは無毛。

ミヤマコゴメグサ or ホソバコゴメグサ 深山小米草 ハマウツボ科コゴメグサ属
P7237599 ミヤマコゴメグサm.JPG
ミヤマコゴメグサと思っていたが、よく観ると萼片が丸っこいでホソバコゴメグサかもしれない。

P7237557 ミヤマコゴメグサ ホソバコゴメグサ?s.jpg P7237558 薬師岳山荘s.jpg

薬師岳の圏谷群碑
P7237559 薬師岳の圏谷群碑m.JPG
「圏谷(けんこく)」とは、氷河の浸食により形成された馬蹄形の凹み地形のこと。日本語の「圏谷」よりも「カール」の方が、「千畳敷カール」などの呼称と共に知られているかも。

奥の尖り山は 笠ヶ岳、手前右は黒部五郎岳、その間に雲なくば乗鞍が
P7237560 笠ヶ岳 黒部五郎岳ml.jpg

前方ピークに小さく見えて来た避難小屋跡へ向かって登る
DSC_1843 (002) 723 833 避難小屋跡へm.jpg

避難小屋跡から薬師岳山頂を望む
P7237561 避難小屋跡から山頂を望むm.jpg

(つづく)

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2024年08月01日

薬師岳 花紀行(11)薬師平へ・槍ヶ岳現る

ご訪問ありがとうございます

2024.07.23

薬師平へ向かう途中、ふいに雲間から槍ヶ岳が浮かび出て・・・
P7237535 槍ヶ岳ml.jpg

槍の先が!
P7237538 槍ヶ岳m.JPG
あのテッペンに立ったのは、うら若きウン十年前・・・

光の矢が谷間に飛ぶ
P7237540 ?ml.jpg

タカネヤハズハハコ 高嶺矢筈母子 キク科ヤマハハコ属
P7237541 タカネヤハズハハコm.JPG
おお、光の矢が刺さったのか・・・矢筈というからには、矢羽根のような凹みを探してしまうが・・・どこが矢筈?

チングルマ 稚児車 バラ科チングルマ属
P7237542 チングルマm.jpg
この花が、やがてあの果実になる不思議

シナノキンバイ 信濃金梅 キンポウゲ科キンバイソウ属
P7237543 シナノキンバイm.jpg
図鑑の表記は、シナノキンバイソウ。キンバイソウ属なのでソウを付けた方が良さそうだけれど、失礼にも「シナキン」と呼んでしまっている。ごめんなさい(。。;)

P7237546 シナノキンバイm.jpg
葉は同じキンポウゲ科のトリカブトにも似ている。

槍ヶ岳
P7237544 槍ヶ岳ml.JPG

DSC_1835 (002) 槍ヶ岳 736m.jpg

豊かな沢水を生み続ける残雪
P7237547 雪渓m.jpg

(つづく)

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2024年07月31日

薬師岳 番外 デイダラボッチさま!?

ご訪問ありがとうございます

2024.07.23

昨日の投稿をふと見たら、最初の写真の左上、

P7237525 ダイダラボッチ?m.jpg

夜明けと共に森に帰っていかれるデイダラボッチさまが・・・

picture デイダラボッチm.jpg

森の木に宿り、やがて昼のシシ神さまのお姿に・・・
有り難きかな(ー人ー)

(つづく)

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2024年07月30日

薬師岳 花紀行(10)稜線に出る

ご訪問ありがとうございます

2024.07.23

沢の上の明るい稜線、ハクサンイチゲのお出迎え!
P7237525 ハクサンイチゲm.jpg

ハクサンイチゲ 白山一華 キンポウゲ科イチリンソウ属
P7237526 ハクサンイチゲm.jpg

ミヤマリンドウ 深山竜胆 リンドウ科リンドウ属
P7237527 ミヤマリンドウm.JPG

イワカガミ 岩鏡 イワウメ科イワカガミ属
P7237529 イワカガミm.JPG

ハクサンイチゲ
P7237528 ハクサンイチゲm.jpg

ミヤマダイコンソウ 深山大根草 バラ科ダイコンソウ属
P7237530 ミヤマダイコンソウm.JPG

ゴゼンタチバナ 御前橘 ミズキ科サンシュユ属
P7237531 ゴゼンタチバナm.JPG
草本と木本の違いはあるが、ヤマボウシに似てるなぁと思う。

黒部五郎岳
P7237532 黒部五郎岳m.jpg

ベニバナイチゴ 紅花苺 バラ科キイチゴ属
P7237533 クロイチゴm.JPG
最近、オランダイチゴ属で紅花種の園芸種を見るが、こちらはキイチゴ属。

ミツバオウレン 三葉黄蓮 キンポウゲ科オウレン属
P7237534 ミツバオウレンm.JPG
朝露に濡れそぼっていて見過ごす所だった。葉っぱは三出複葉。白い花弁に見える部分は萼片で、小さく黄色い雄しべのように見えるのが花弁なのはセツブンソウと似ている。既に結実し未熟の青い袋果が見える。

これだけ白い萼片が細ければ、ミツバノバイカオウレンと見間違わない。(三葉梅花黄蓮は名の通り、白い萼片が梅の花びらのように丸みを帯び互いに接する)

(つづく)

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2024年07月29日

薬師岳 花紀行(9)沢沿い更に登る

ご訪問ありがとうございます

2024.07.23

オオバタケシマラン 大葉竹縞蘭 ユリ科タケシマラン属
P7237511 オオタケシマランm.jpg
一捻りされたような曲がる花柄が特徴。(タケシマランの花柄は真っ直ぐ)

オオバタケシマラン 花の着き方
P7237513 オオタケシマランm.jpg
葉の真下に隠れるように咲いているので、上からの視線でみつけるのは難しい。

オオヒョウタンボク 大瓢箪木 スイカズラ科スイカズラ属
P7237514 オオヒョウタンボクm.jpg
ヒョウタンボク同様、二つの花の子房が合着しヒョウタン型の赤い実が生る。

振り返り見る太郎平小屋
P7237518 来し方 太郎平小屋ml.jpg
太郎平小屋が少し小さく見えるほど高さを稼いだ。

ハクサンイチゲ 白山一華 キンポウゲ科イチリンソウ属
P7237519 ハクサンイチゲm.JPG

ハクサンイチゲ
P7237520 ハクサンイチゲm.JPG

コイワカガミ? 小岩鏡 イワウメ科イワカガミ属
P7237517 コイワカガミ?m.jpg

コイワカガミ
P7237521 コイワカガミ?m.JPG

タカネヤハズハハコ? 高嶺矢筈母子 キク科ヤマハハコ属
P7237522 タカネヤハズハハコm.JPG

イワイチョウ 岩銀杏 ミツガシワ科イワイチョウ属
P7237523 イワイチョウm.jpg

ツマトリソウ 褄取草 サクラソウ科ツマトリソウ属
P7237524 ツマトリソウm.JPG

(つづく)

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2024年07月28日

薬師岳 花紀行(8)薬師峠→沢沿い登る

ご訪問ありがとうございます

2024.07.22

沢沿いを登る
P7237503 沢を登るm 621.jpg
大小の岩がゴツゴツで、ここをまた下るの嫌だな・・・と思いつつ登っていたら、今まで出会えていなかった花が次々と現れてウキウキ♪

オタカラコウ カイタカラコウ? 雄宝香 キク科メタカラコウ属
P7237500 メタカラコウm.jpg
図鑑を見ると先が尖る葉の形、花の着き方から、富山も分布域のカイタカラコウかも?と思ったが、花数が4〜11コとの記載あり、やはりオタカラコウとします。

モミジカラマツ 紅葉唐松 キンポウゲ科カラマツソウ属
P7237501 モミジカラマツm.jpg

何の蕾?
P7237502 何の蕾?m.JPG

オオバミゾホオズキ 大葉溝酸漿 ハエドクソウ科ミゾホオズキ属
P7237506 オオバミゾホオズキm.JPG

オオバミゾホオズキ
P7237504 オオバミゾホオズキm.JPG

クレソン? オクヤマガラシ? アブラナ科タネツケバナ属
P7237507 クレソン?m.JPG
こんな所にまでクレソン?ちょっと葉っぱを囓ってみたら、やはり味はクレソン・・・いや、タネツケバナの仲間の何かだろうか?
オクヤマガラシというのが、一番近いかな。

オオレイジンソウ 大令人草 キンポウゲ科トリカブト属
P7237508 オオレイジンソウm.JPG
オオレイジンソウと耳で聞いてもピンと来ない名前のようで漢字を言うと納得して貰えた。

キヌガサソウ 衣笠草 シュロソウ科キヌガサソウ属
P7237515 キヌガサソウm.JPG

(つづく)

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2024年07月27日

パリ五輪 開会式

ご訪問ありがとうございます

 27日未明の開会式を見ようと視聴予約して見始めたけれど、山の疲れが残っていたし、お国柄の特徴を楽しむ間もなくセーヌ川をどんどん流れていってしまう入場シーンが単調で、各国を迎える歓声の盛り上がりや興奮もなく、遂に睡魔に勝てず。

 川はスタジアムよりは涼しくパリの名所紹介にも都合よく、初の試みのアイディアと意欲は買いますが、やはり世界中から集まったアスリート達が一堂に会して喜び合うシーンを見たかったなぁ

 途中から物凄い雨になり、小さな船では揺れも激しくて、見ていてこっちまで船酔いしそう。鍛え上げた選手達は大丈夫だったのか。聖火を繋ぐレジェンド達の船で、テニスのセリーナ・ウィリアムスさんは、よろけて体操のナディア・コマネチさんに助けられていましたよね。コマネチさんと聞かなければ分からなかったけれど。

 もう一度、昼間のテレ朝の録画を見たら、松岡修造さんなどの解説が、
「えっと、ここはどこでしょう?」
「う〜ん、あれは誰でしょう?」
の連発。録画なのに調べてないのかしら・・・松岡さん、テニス選手の名前も出てこない・・・。

 気球型の聖火台?が飛んだことに凄く驚いていたけれど、気球なんだから飛ばないでどうする? 鳩を飛ばす代わりに聖火台が飛んだのね。

 雨にも風にも負けなかった聖火の燃焼部が日本製(新富士バーナー)と聞いて嬉しかった。

 エッフェル塔と気球は輝いていました(これらも日本の技術力が一役かってるのかな?)。

 選手達の本領発揮、活躍を祈るばかり。

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薬師岳 花紀行(7)太郎兵衛平→薬師峠

ご訪問ありがとうございます

2024.07.23

太郎平小屋の中は大勢の登山客で満杯、映り込みは避けられそうもないので撮影は控えました。私達はラッキーなことに連泊で個室でしたが、布団3枚引くと脚がつかえる程の広さ。男性だったらザックを外に出さないと脚は伸ばせないかもしれません。まぁ、お察しの通り、ず〜〜〜っと喋っていた?ので、室内も夕・朝食も写真に撮ることなど、すっかり忘れていました。

夜が明けた!
P7237489 朝日s.jpg P7237490 朝日s.jpg
今は晴れていますが、昼頃少雨ありの予報。お昼の太郎平小屋のラーメンとビールを楽しみに、薬師岳ピストンです。

シナノオトギリ? オトギリソウ科オトギリソウ属
P7237487 シナノオトギリ?m.jpg

薬師岳に向けて出発!
P7237491 太郎兵衛平発m 550.jpg

振り返り見た太郎平小屋
P7237492 太郎平小屋m.jpg

    黒部五郎岳        北ノ俣岳
P7237493 黒部五郎岳 北の俣岳ml.jpg

黒部五郎岳
P7237497 黒部五郎岳ml.JPG

イワショウブ 岩菖蒲 チシマセキショウ科チシマセキショウ属
P7237495 イワショウブm.JPG

イワショウブ         テントが点々と・・・
P7237496 イワショウブsl.jpg P7237498 テント場s.JPG

薬師峠のテント・サイト(太郎平キャンプ場)
P7237499 テント場から黒部五郎岳m.jpg
太郎兵衛平から一山越えて20分ほどの薬師峠とも呼ばれる鞍部にキャンプ場があります。管理は太郎平小屋。

沢水が豊富で景色も良く快適そう。その分、上の沢からの水の流れを読んでテントを張らないと、大雨時は大変なのでは・・・等とついつい考えてしまう。

(つづく)

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2024年07月26日

薬師岳 花紀行(6)太郎平小屋着→夕日

ご訪問ありがとうございます

2024.07.22

太郎平小屋前到着 13:05
P7227461 太郎平小屋前s 1308.JPG DSC_1814~2 (002) 太郎兵衛平 1311s.jpg

鷲羽岳方面          
P7227463 鷲羽岳方面m.jpg
水晶岳・鷲羽岳・双六岳・三俣蓮華岳と展望図に描かれていたが、見えていたのは鷲羽岳と手前の山?

          鷲羽岳(わしばだけ)
P7227462 鷲羽岳.jpg
どうしても鷲羽の文字を見ると、力士の鷲羽山(わしゅうやま)を思い出し「わしゅうだけ」と言ってしまう(^^;)鷲羽山は岡山にあるのだそう。

(仮称)デコ岩とニッコウキスゲ ワスレグサ科キスゲ属
P7227464 デコ岩とニッコウキスゲm.jpg
山の上に目立つハーフドームあり、小屋の方に聞いても「名前はない」とのことで山桜が愛着を込めて「デコ岩」と命名。
<追記>BSで「薬師岳」を観ていたら、私が岩の名前をお尋ねした方は小屋のご主人の五十嶋さんだったようです。

太郎平小屋前ベンチで寛ぎホッと一息、缶ビールで乾杯!
P7227467 太郎平小屋前ベンチs.JPG DSC_1816 (002) 太郎平小屋前 乾杯 1333s.jpg
はぁ〜山はこの至福の乾杯があるからヤメラレナイ!

ヨツバシオガマ?もしくは クチバシシオガマ
ハマウツボ科シオガマギク属
P7227465 ヨツバシオガマ クチバシシオガマ?m.jpg
クチバシシオガマは、花を横から見ると「花冠上唇の上側にくびれがあり、嘴が長い」とあり、そう言われればそうかな・・・
どう見ても鳥さんの嘴に見えてくるけれど、ヨツバシオガマとの違いを比べてみたい。

ウサギギク 兎菊 キク科ウサギギク属
P7227466 ウサギギクm.JPG
何故ウサギ?対生の葉っぱがウサギの耳に見えるからかな?

イブキボウフウ? セリ科イブキボウフウ属
P7227481 イブキボウフウ?m.jpg
セリ科は図鑑と付き合わせても難しい・・・葉の切れ込み具合が一番近かった。

18:45 太郎小屋前から夕日に照らされ光る木道
P7227468太郎平小屋前 夕日m 1845.jpg

18:47 ニッコウキスゲに夕日色が宿る
P7227470太郎平小屋前 夕日m 1847.jpg

18:49 小屋の後ろに聳える太郎山
P7227476太郎平小屋前 夕日 太郎山m .jpg

18:54 富山湾が見えて来た
P7227482太郎平小屋前 夕日富山湾m .jpg

18:54 ニッコウキスゲに見送られる夕日
DSC_1817 (002) 太郎兵衛平 夕焼け ニッコウキスゲml.jpg
お日様、どうか明日もまた良いお天気にしてくださいませ
(−人−)

18:55
DSC_1818 (002) 太郎兵衛平 夕日 ニッコウキスゲml.jpg

18:59
DSC_1819 (002)  太郎兵衛平 夕日 ニッコウキスゲml.jpg

19:00 沈む前に一瞬明るくなるのはお日様の「おやすみ」のご挨拶?
DSC_1821 (002)  太郎兵衛平 夕日 ニッコウキスゲml.jpg

m1722836145940 (002) 夕焼け 太郎平小屋前.jpg
お日様さようなら・・・また明日〜!
(防寒着は必携。食堂はストーブ有りでも寝所は寒い。山桜もこの後ダウン装着。)

19:05
DSC_1827 (002)  太郎兵衛平 夕日 ニッコウキスゲm.jpg
すうっと一気に暗くなり、色を失う太郎兵衛平

19:08
DSC_1828 (002)  太郎兵衛平 夕日 ニッコウキスゲm.jpg
まばゆさが消えた中から、富山湾が浮かび上がり里に光が灯り出す。

(つづく)

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2024年07月25日

薬師岳 花紀行(5)五光岩→太郎兵衛平へ

ご訪問ありがとうございます

2024.07.22

イワショウブ 岩菖蒲 チシマセキショウ科チシマセキショウ属
P7227440 イワショウブm.JPG
まるでキンコウカが白くなったような感じ。キンコウカのように群生せず、ポツリポツリと見かける位。花茎に腺状突起があり粘つく。

聞こえてくる轟く水音の方向を見る
P7227444 滝m.JPG
なんと、あの遠い滝から聞こえるのか

滝にズーム
P7227442 滝m.JPG
あの滝の名前を未だ知らない

ニッコウキスゲ群生
P7227445 ニッコウキスゲm.jpg

P7227446 ニッコウキスゲm.jpg

来し方の岩の段々を振り返る
P7227447 登ってきた道m.jpg
登山道の両側に荒れが広がっているのが分かる。登山道は整備して下さっているが石ゴロゴロで歩きづらいので、つい脇に逸れたい気持になるが、この浸食を見れば己を律する気持を強く持たねばと思う。

キンコウカ チングルマ
P7227448 キンコウカ チングルマm.jpg

ニッコウキスゲ
P7227449 ニッコウキスゲm.jpg
鏡写しのように仲良しのニッコウキスゲ

タカネニガナ 高嶺苦菜     ヤマハハコ 山母子
P7227450 タカネニガナs.jpg P7227451 ヤマハハコs.jpg

ミヤマリンドウ
P7227455 ミヤマリンドウm.JPG

チングルマ
P7227457 チングルマm.jpg

ニッコウキスゲ
P7227459 ニッコウキスゲm.JPG

エゾシオガマ 蝦夷塩竃     太郎平小屋はもうすぐ!
P7227458 エゾシオガマs.jpg P7227460 太郎平小屋間近s.jpg

(つづく)

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薬師岳 花紀行(4)2011→五光岩ベンチ

ご訪問ありがとうございます

(編集中・・・)

2024.07.22

2,011m地点ベンチ 10:49
P7227416 2011m地点道標s.jpg P7227417 2011m地点ベンチs.jpg 

タテヤマリンドウ       ゴゼンタチバナ
P7227412 タテヤマリンドウ(白花)s.jpg P7227414 ゴゼンタチバナs.jpg
尾瀬で沢山出会ったタテヤマリンドウは淡青紫〜淡ピンク、薬師岳では殆ど白花なのは何故?
下の方では既に赤い実だったゴゼンタチバナもこの標高なら白い花に会えた。

続くゴロ石階段        タテヤマリンドウ
P7227418 続く階段s.jpg P7227420 タテヤマリンドウs.jpg

斜面を黄色に染めるキンコウカ
P7227422 キンコウカ群生m.jpg

未だ未だ続く階段       食べ散らかされたハイマツの実
P7227425 続く階段s.jpg P7227423 ハイマツの松ぼっくりs.jpg

ウラジロハナヒリノキ
P7227424 ウラジロハナヒリノキ?m.jpg
ハナヒリノキとは文字通り、葉の粉が鼻に入るとクシャミがでるからとか。鼻の粘膜に自信が無いので怖くて試せない。葉裏が白っぽいウラジロは日本海側の変種。

チングルマの果実の群れ
P7227426 チングルマ群生m.JPG

果てしない岩の段々・・・    ニッコウキスゲ
P7227428 階段続くs.jpg P7227429 ニッコウキスゲs.jpg

車で走ってきた街?を遠望
P7227432 街が見えたm.jpg

ミヤマリンドウ
P7227433 ミヤマリンドウm.JPG
最初は裂片(大きい方の花びら)基部の白い模様も花びらに見え、タテヤマリンドウの八重?と思ったのですが、よく観るとどうも別種のよう・・・調べてミヤマリンドウと分かりました。白花もあるらしいので、白いタテヤマリンドウと見誤ったのもあるかも。

こうして写真で見比べると、5つの裂片の間の小さい副片の先が裂けているのが特徴でしょうか。(タテヤマリンドウの副片は割れていない)

薬師岳
P7227435 薬師岳m 1131.jpg
こんな良い天気でもガスの中でしたが、ようやく姿を現わしてくれました。

神様のアート作品
P7227436 神様の意匠アートm.jpg
思わず立ち止まって後ずさりする程の見事さ! 何がどうしてこうなったのでしょう? 鉱物に詳しい方に伺いたい。

五光岩 11:44
P7227437 五光岩m 1144.jpg
五光岩が見える所にもベンチがあり、ここで昼食休憩。五光岩の名前の由来は、友人も知らないとのことでざっと検索してみましたが未だ分かりません。

金沢名物「笹寿司」でランチ
P7227438 笹寿司ランチs.jpg P7227439 笹寿司ランチs 1153.jpg
金沢在住のリーダーが今回も芝寿司さんの笹寿司を(連子鯛と紅鮭)用意してくれました。先人の知恵、常温で日持ちが良いので山に持ってこい。山で頂くとまた格別、美味しかったぁ♪ 金沢土産にも最適です。

(つづく)

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2024年07月24日

薬師岳 花紀行(3)三角点→

ご訪問ありがとうございます

2024.07.22

1860.3m 青淵三角点ベンチ 9:38   オオコメツツジ
DSC_1809 (002) 1870.6m三角点 938.jpg P7227391 コメツツジs.jpg
三角点ベンチまで来れば、漸く勾配も緩くなって先は長いけれどヤレヤレです。この途中に「アラレちゃん休憩所」があるとのレポを見ましたが、気づけず残念。

シロバナハナニガナ? 白花花苦菜 キク科ニガナ属
P7227393 シロバナハナニガナm.JPG

イワナシ 岩梨 果実 ツツジ科イワナシ属
P7227394 イワナシm.JPG

ミヤマママコナ 深山飯子菜 ハマウツボ科ママコナ属
P7227395 ミヤマママコナm.jpg

有峰湖 9:59
P7227398 有峰湖 959.jpg

木道 10:01
P7227399 木道 1001m.jpg

キンコウカ 金黄花 ノギラン科キンコウカ属
P7227400 キンコウカm.jpg

オオコメツツジ 米躑躅 ツツジ科ツツジ属
P7227401 コメツツジm 1003.JPG

ミヤマアキノキリンソウ 深山秋の麒麟草
           キク科アキノキリンソウ属
P7227404 ミヤマアキノキリンソウm.JPG

P7227403 ミヤマアキノキリンソウm.JPG

ゴロ石の道          積雪を測る塔?
P7227406 ゴロ石の道s.jpg P7227408 積雪を測る塔?s.jpg

エゾシオガマ ハマウツボ科シオガマギク属
P7227411 エゾシオガマm.jpg
シオガマギクの仲間はピンク色が多いですが、こちらは淡黄色で上から見るとトモエシオガマのような巴型

(つづく)

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2024年07月23日

薬師岳 花紀行(2)太郎坂→

ご訪問ありがとうございます

2024.07.22

折立登山口から暫くするとクマザサの中の急登「太郎坂」が続くが、余裕のペース配分なので自然観察と撮影をしては追いつくの繰り返しが出来て大助かり。

ゴゼンタチバナ 御前橘 果実   ヤマトユキザサ 大和雪笹 果実
   ミズキ科サンシュユ属     キジカクシ科ユキザサ属
P7227375 ゴゼンタチバナs.jpg P7227376 ヤマトユキザサs1.jpg
下の方のゴゼンタチバナは花が終わり既に赤い果実。ヤマトユキザサの緑の果実に。

ツクバネソウ 衝羽根草 シュロソウ科ツクバネソウ属
P7227377 ツクバネソウm.JPG
ツクバネソウの花もほぼ終わり。

マイヅルソウ 舞鶴草 果実 キジカクシ科マイヅルソウ属
P7227378 マイヅルソウm.JPG
マイヅルソウの未熟果は、鶉模様に白い鉢巻で貴石のよう。

樹間からの展望 8:51
P7227379 樹間からの展望m.jpg

トリアシショウマ 鳥足升麻 ユキノシタ科チダケサシ属
P7227384 トリアシショウマm.JPG
大きな鳥足升麻の花穂が空に向かってゆったり揺れる。

マユタテアカネ♀
P7227387 マユタテアカネ♀?m.jpg
黒い眉があるから、そうかなと・・・

ギンリョウソウ 銀龍草 果実 ツツジ科ギンリョウソウ属
P7227388 ギンリョウソウm.JPG

ミヤマママコナ 深山飯子菜 ハマウツボ科ママコナ属
P7227390 ママコナm.JPG
ピンクの花弁に白い米粒2つが目立つ。ミヤマママコナは確か黄色っぽい筈なのだけど、標高的、また、苞に鋸歯が無いのでミヤマママコナかと。 

P7227389 ママコナm.JPG

キンコウカ 金黄花 ノギラン科キンコウカ属
P7227392 キンコウカm.JPG
キンコウカは今が盛りで一番綺麗な時。

オオコメツツジ 米躑躅 ツツジ科ツツジ属
P7227391 コメツツジm.JPG
初めて見て名前が分からず調べたら、ママコナに続いてこちらも白くて小さな大切な「お米」。花冠は5裂と図鑑にあるが、薬師岳で見た花は4裂ばかり。<追記>花冠が4裂で花がやや大きいものは、変種コメツツジ「オオコメツツジ」とのことで訂正しました。

(つづく)

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2024年07月22日

薬師岳 花紀行(1)折立登山口→

ご訪問ありがとうございます

2024.07.22

昨年は共に白山に上った元ワンゲル・チームと今年は薬師岳に。
金沢市内の友人宅から、朝4:00起床、車で出発し2時間程のドライブ。有峰の里の沈んだ有峰湖を過ぎトンネルを抜けると折立の駐車場。既に車は満杯というか、未だ入山した人が下りて来ていない時間なので仕方が無い。

駐車場            登山口へ向かう 7:15
P7227342 折立駐車場s.jpg P7227341 登山口へ向かうs.jpg
辛うじて空いていた端っこに車を止め、最近、熊が出たとのことで車中で朝食を摂り、手早く支度を調えて登山口へ。トイレは2箇所あり、手前のトイレの中にはベンチがあり身支度や荷物置きに助かる。

オオミズアオ 大水青 ヤママユガ科ヤママユガ亜科
P7227343 オオミズアオm.jpg
そのトイレの前に止まっていた「月の女神」とも言われる美しい蛾のオオミズアオ(触角の色などからオナガミズアオではないかなと)

一般車両通行止めゲート    薬師岳登山口 7:25
P7227345 一般車両通行止めs.jpg P7227344 薬師岳登山口s.jpg
車両通行止めゲートの手前右が登山口 

北アルプス鳥獣保護地区図 7:26
P7227346 北アルプス鳥獣保護地区ml.jpg

「太郎山を経て薬師に至る」7:27  十三重(とみえ)之塔 7:28
P7227347 太郎山を経て薬師に至るs.jpg P7227348 十三重の塔s.jpg
十三重之塔は、薬師岳遭難者(昭和38年の豪雪・猛吹雪の中で遭難の愛知大学山岳部員13名)の慰霊塔。手を合せ山行の無事を祈り、出発。

ツルアリドオシ 蔓蟻通 アカネ科ツルアリドオシ属
P7227350 ツルアリドオシm.jpg
アリドオシには蟻を突き刺すような鋭く長い棘があるが、ツルアリドオシには無く、穏やかな風情。
P7227353 ツルアリドオシm.jpg
今まで赤い果実しか見たことが無かったのに、今年は青梅で初めて花を見て、薬師岳でもまた会えた。花とのご縁も面白い。

タケシマラン果実 竹縞蘭 ユリ科タケシマラン属 
P7227352 タケシマラン 果実m.jpg
タケシマランは既に赤い果実。この後、オオバタケシマランの花にも遭遇。

ギンリョウソウ果実 銀龍草   ツルリンドウ
P7227355 ギンリョウソウs.jpg P7227356 ツルリンドウs.jpg
青い目のギンリョウソウは果実に、ツルリンドウは蕾がほころびそう。

モウセンゴケ 蕾 毛氈苔
P7227360 モウセンゴケm.JPG
モウセンゴケというと湿原の植物のイメージなので、こんな所に生えているとは思いもせず、熱心に写真を撮っていたお父さんと男の子に教えて貰って気がつく。この素敵な親子さんとは、この後も度々出会う。
P7227361 モウセンゴケm.jpg

ツルリンドウ  ツルアリドオシ
P7227362 ツルリンドウ ツルアリドオシm.jpg
蔓性コンビのそろい踏みが微笑ましく・・・

ジンバイソウ? ラン科ツレサギソウ属
P7227364 ジンバイゾウ?m.jpg
ツレサギソウの仲間では花形が一番近く思う。ジンバイソウの特徴を示す葉を撮っておらず残念。

ミヤマホツツジ 深山穂躑躅 ツツジ科ホツツジ属
P7227368 ミヤマホツツジm.JPG
ホツツジに比べて葉は小さく倒卵形で鈍頭

ギンリョウソウ 銀龍草 ツツジ科ギンリョウソウ属
P7227369 ギンリョウソウ モウセンゴケm.jpg

樹間から展望開ける 8:15
P7227371 展望開けるm.jpg

アカモノ 果実 ツツジ科シラタマノキ属
P7227372 アカモノ 果実s.JPG P7227359 アカモノ 果実s.jpg
シラタマノキ属のアカモノってねぇ(^^) 

ツキノワグマが上っていた虫食いの木 8:27
P7227374 熊が上っていた木m.jpg
下山して来る方々が口々に、
「熊がいるから注意して!」
と教えてくださり、恐る恐る登って行くとガサガサっと音がして熊が木から下りて逃げていった。木の中に巣くっていた虫を食べていたのかな? 逃げていってくれて本当に良かったけれど、暫く獣の臭いに敏感になり緊張。

(つづく)

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2024年07月21日

御岳渓谷 植物観察会下見(7)

ご訪問ありがとうございます

2024.07.10

御岳橋を渡って御嶽駅の下に戻り、また中華屋さんの右横の階段から渓谷に下ります。この先は、今までと違って大分植栽が入って来ています。

ハンゲショウ 半化粧
P7107315 ハンゲショウm.jpg
本来の「半夏生ず」の半夏(カラスビシャク)ではなく、葉が半分白くお化粧しているので半化粧

ミソハギ 禊萩
P7107316 ミソハギm.jpg

オトギリソウ 弟切草
P7107318 オトギリソウm.JPG

キンシバイ 金糸梅      東屋
P7107321 キンシバイs.jpg P7107322 東屋s.jpg

東屋からの川景色
P7107323 東屋からの景色m.jpg

鵜ノ瀬橋          青柿
P7107324 鵜ノ瀬橋s.jpg P7107326 青柿s.jpg

御岳渓谷案内図
P7107325 御岳渓谷案内図ml.jpg

クサギ 臭木
P7107327 クサギm.jpg

ヤブカンゾウ 藪萱草
P7107328 ヤブカンゾウm.JPG

ヤブミョウガ 藪茗荷
P7107329 ヤブミョウガm.JPG

楓橋を渡った先にあるのは鐘のある寒山寺
P7107331 楓橋s.jpg P7107330 寒山寺s.JPG 

小澤酒造 ままごと屋などの澤乃井園
P7107332 小澤酒造 ままごと屋s.jpg P7107333 小澤酒造 澤乃井園s.jpg

小澤酒造
P7107336 小澤酒造s.jpg P7107334 小澤酒造s.jpg

P7107335 小澤酒造m.jpg

P7107337 小澤酒造m.jpg

帰りにここに寄って見たい方がおいでかなと思ったのですが、観察会を終えてここから沢井の駅までかなりの距離を歩いて上らねばならないので、希望者のみにした方が良さそうです。

(おわり)

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御岳渓谷 植物観察会下見(6)

ご訪問ありがとうございます

(編集中・・・)

2024.07.10

御岳渓谷 多摩川の流れ
P7107300 御岳渓谷の流れm.JPG
水音が大きく、観察会での解説がマイクを通して聞こえるか心配・・・。

対岸のネムノキ
P7107299 ネムノキm.JPG
刷毛のようなピンクの花は異国風のイメージながら、本州〜沖縄に自生。

サラシナショウマの蕾
P7107301 サラシナショウマm.jpg
高尾山では大体お彼岸過ぎに咲きますが、今年は早い?

倒木
P7107303 倒木m.jpg
通れないことはありませんが、跨ぐのは結構大変なので安全のため本番はこの道を通らないことにします。

ヌスビトハギ         キンミズヒキ
P7107304 ヌスビトハギs.jpg P7107305 キンミズヒキs.jpg

ヤブミョウガ
P7107306 ヤブミョウガm.jpg

白い岩 急流
P7107307 御岳渓谷 白い岩m.JPG

岩上のオオバギボウシの群生
P7107308 オオバギボウシm.JPG
苔むした大岩の上に見事な群生が見えました。水が滴る場所なのでしょう。

ヤブデマリの果実
P7107312 ヤブデマリ 果実m.JPG
ヤブデマリは外側の装飾花が大きく目立つので、満開時には真っ白で見事でしたでしょう。今年は秩父で沢山の花に出会えました。

チダケサシ
P7107314 チダケサシm.jpg
茎に乳茸というきのこを刺して持ち帰ったのだそうです。触ると結構固いきのこで傷つけると乳液がでるので、茎に刺して運ぶのが都合がよかったのでしょうか。丁度乳茸の発生時期に花穂がでるのも良いタイミングですし。乳茸は美味しい出汁が出ますが、食感はボソボソしてイマイチなのが残念。

(つづく)

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2024年07月20日

御岳渓谷 植物観察会下見(5)

ご訪問ありがとうございます

2024.07.10

ノリウツギ
P7107278 ノリウツギm.jpg
神路橋橋脚手前

ミゾホオズキ
P7107281 ミゾホオズキm.jpg

ミゾホオズキ         キハギ
P7107280 ミゾホオズキs.jpg P7107279 キハギs.jpg

ヤマユリ
P7107282 ヤマユリm.JPG

武蔵御嶽神社の赤い鳥居    マルバマンネングサ
P7107283 武蔵御嶽神社 一の鳥居s.jpg P7107285 マルバマンネングサ?s.jpg
神路橋の袂に上がると目の前に赤い鳥居が聳えます。潜って上れば御岳山。

ヒメフウロ
P7107284 ヒメフウロm.JPG

光仙橋欄干         琴平滝石碑
P7107287 光仙橋欄干s.jpg P7107289 琴平滝石碑s.jpg

イワタバコ群生
P7107288 イワタバコの群生m.JPG
近くで見られた株では、未だ小さな蕾でした。

オノマンネングサ
P7107291 オノマンネングサs.jpg P7107292 シダs1.jpg

御岳苑地 東屋         タマアジサイの蕾
P7107295 御岳苑地 東屋s.jpg P7107296 タマアジサイs.jpg
この辺りで昼食予定予定

NAMAでランチ休憩
DSC_1800 (002) 御岳渓谷ランチm.jpg
下見ではきり山でお蕎麦を・・・と思っていましたが定休日。御岳苑地の駐車場&お手洗い上の牛肉レストランNAMAで、一寸贅沢して美味しいランチを頂きました。ヒレ肉のステーキも牛のトマト煮込みは勿論、付け合わせのお野菜にライス、スープまで大変美味しゅうございました(^^)

(つづく)

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御岳渓谷 植物観察会下見(4)

ご訪問ありがとうございます

(編集中・・・)

2024.07.10

チダケサシを見つつ奥多摩フィッシングセンター側に渡ります。
P7107239 奥多摩フィッシングセンターm.jpg
結構な水量でした。本番でもっと多いと渡れない可能性あり?

P7107240 この先を右へs.jpg P7107241 小橋を渡るs.jpg
下下見時は、フィッシングセンターの敷地内を通らせて頂きましたが、外から回る時はこの先を右へ曲がって上ります。

ウバユリの蕾
P7107242 ウバユリm.jpg
大分大きく育っていましたが本番まで後5日、咲くかなぁ

ヤマジオウだといいな。   ハナミョウガ
P7107243 ヤマジオウ?s.jpg P7107245 ハナミョウガ?s.jpg
ヤマジオウを探し歩いていたので、そうだったらいいなぁと願いましたが・・・花も無くう〜ん??

キツリフネ
P7107248 キツリフネm.JPG
橋の下に群生していましたが、ちょっと下りて見るのは無理。

道標            コチャルメルソウの葉?
P7107249 道標s.jpg P7107251 コチャルメルソウs.jpg

ハグロソウ
P7107253 ハグロソウm.JPG

ムシトリナデシコ
P7107257 ムシトリナデシコm1.JPG

フジウツギ
P7107258 フジウツギm.jpg

ヤブデマリの果実
P7107268 ヤブデマリm.jpg

フジカンゾウ
P7107270 フジカンゾウm.jpg

キツリフネ
P7107271 キツリフネs.jpg P7107272 キツリフネs.jpg
別の場所で、やっと近づいて見ることが出来ました!

(つづく)

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2024年07月19日

御岳渓谷 植物観察会下見(3)

ご訪問ありがとうございます

2024.07.10

ハグロソウ 葉黒草
P7107225 ハグロソウm.JPG

メマツヨイグサ 雌待宵草   マツカゼソウ 松風草
P7107210 メマツヨイグサs.JPG P7107206 マツカゼソウs.jpg

フジウツギ 藤空木
P7107213 フジウツギm.jpg

P7107213 フジウツギm1.JPG

イタドリ 虎杖
P7107214 イタドリs.jpg P7107226 ヤブミョウガs.JPG

クルマバナ 車花
P7107217 クルマバナs.jpg P7107218 クルマバナs.JPG

アブラチャン 油瀝青
P7107227 アブラチャンm.JPG

ミツバウツギ 果実      コクサギ 果実
P7107229 ミツバウツギ 果実s.JPG P7107230 コクサギ 果実s.jpg

ヤマホロシ 花        葉と蔓
P7107231 ヤマホロシm.jpg

      P7107232 ヤマホロシ 葉s.jpg

オオバギボウシ 大葉擬宝珠
P7107233 オオバギボウシm.JPG

ノカンゾウ 野萱草 ヤマユリ 山百合
P7107236 ノカンゾウ ヤマユリm.jpg

チダケサシ 乳茸刺
P7107238 チダケサシm.jpg

(つづく)

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御岳渓谷 植物観察会下見(2)

ご訪問ありがとうございます

(編集中・・・)

2024.07.10

ノカンゾウ咲く渓谷の道
P7107176 ノカンゾウm0.jpg

チダケサシ
P7107171 チダケサシs.JPG P7107177 チダケサシs.jpg

消防隊出動?         あれは・・・?
P7107170 消防レスキュー隊?s.jpg P7107174 射撃の的?s.JPG
川の方からパンパン!と射的音が聞こえ、消防隊の方々も気にされていましたが、先を急いで行かれました。管轄外なのかな? 川の中に石を積んだような人型が・・・あれをBB弾か何かで撃っていたのでしょうか??

イヌドクサ          ヤブジラミ
P7107179 イヌドクサs.JPG P7107185 ヤブジラミs.JPG
イヌドクサは、先だけ見るとツクシンボウそっくり。
ヤブジラミの果実は、シツコイひっつき虫。

エビヅル?          サンカクヅル?
P7107183 エビヅルs.jpg P7107194 サンカクヅル?s.jpg
小さな葉で裏が真っ白、葉先が鈍頭気味なのでエビヅルかなと。ヤマブドウの幼樹の可能性も??
これも今や写真だけで怪しいですが、葉の形からサンカクヅルか。エビヅルとサンカクヅルが交雑するといので、近くに生えていたら益々ややこしい。

消防隊のボート訓練
P7107184 何事か?m.jpg
大勢集結していた消防隊の皆さんは、ボートでの救助訓練でした。去年の12月の官ノ倉山ではヘリでの救助訓練、今度はボート・・・どちらも訓練で良かったです。こうして有事に備えてくださっているのですね。有り難いことです。そして貴重な様子を垣間見られて興味津々・・・。

テリハノイバラ 花
P7107190 テリハノイバラm.jpg

テリハノイバラの這性のつると葉
P7107191 テリハノイバラs.jpg P7107192 テリハノイバラs.jpg

ネムノキ
P7107195 ネムノキm.jpg

コマツナギ
P7107196 コマツナギm.JPG

イボタノキ果実        虫コブ(植物名メモ忘れ)
P7107197 イボタノキ 果実s.JPG P7107204 虫コブs.jpg
イボタノキもすっかり青い実に・・・この虫コブは、オニグルミだったかな?

ヤブカンゾウ
P7107205 ヤブカンゾウm.jpg
ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ニッコウキスゲ、オニユリ、コオニユリ、クルマユリ、ヒオウギズイセン・・・緑の中にオレンジ色が映える季節の到来です。

(つづく)

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御岳渓谷 植物観察会下見(1)

ご訪問ありがとうございます

梅雨の合間というよりも、猛暑の谷間をぬって、御岳渓谷に植物観察会の下見に行って来ました。今年の夏はどうなっているのやら・・・

2024.07.10

JR御嶽駅          産直わさび
P7107139 御嶽駅s.jpg P7107140 駅前ワサビ売りs.jpg

ジャノヒゲ         野生化した?アサガオ
P7107141 ジャノヒゲs.jpg P7107143 野生化したアサガオ?s.JPG

ハエドクソウ
P7107145 ハエドクソウm.JPG

ハンショウヅル果実     マメヅタ胞子葉
P7107146 ハンショウヅルs.jpg P7107147 マメヅタs.jpg

P7107148 ?コケs.jpg P7107149 ?シダs.jpg

s P7107150 ?シダ.jpg P7107151 ?シダs.jpg

ノカンゾウ
P7107152 ノカンゾウm.JPG

P7107153  ?s.jpg P7107178 ミスジマイマイs.jpg

P7107165 ?シダs.jpg P7107166 ?シダs.jpg

ヤブラン          ハグロソウ
P7107167 ヤブランs.jpg P7107168 ハグロソウs.jpg

ヒメヒオウギズイセン
P7107169 ヒメヒオウギスイセンm.JPG

マタタビ 白化した葉    雄花
P7107172 マタタビs.jpg P7107175 マタタビs0.jpg

(つづく)

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2024年07月18日

小さな盛土穴たくさん・・・何!?

ご訪問ありがとうございます

2024.06.14 高尾山

カチカチに踏み固められた土の表面に無数の小さな穴(直径3mm程)が無数に。
「うわ、これ、何!?」

P6146880 地面の穴と盛土 何の巣?m.jpg

掘り立て?の穴の周りにはフカフカの盛土があり、盛土がなくなった穴もその周りに沢山。

「アリの巣?」
と思ったのですが、アリはこんなに沢山巣穴を並べないし、アリの姿は全然見えません。

同行の知識の泉のような大先輩が、
「ニワハンミョウでは?」
「穴に糸や細い草などを差したら釣れるかも」
と仰るので、
「それは面白い!」
と盛り上がりましたが、今日は観察会の下見、いつまでも遊んではいられない。

しかし、沢山の目で穴を見ている内に、穴に出入りする小さなハチ?をみつけました。幸い一人の帽子に止まったので撮影。

P6146881 ?m.jpg
後肢には黄色い花粉が沢山ということは、花に集まるハチの仲間なのでしょう。

帰宅して調べると、どうやら「コハナバチ」の仲間(その仲間だけで100種もいるらしい)のようです。地面に穴を掘り、壁を蝋でで固め、集めてきた花粉を固めて丸めた花粉団子に産卵するとか。

小型のハチで、ヒサカキなどの小さな花にも入り込め、花粉を運んでくれる大事な媒介者。どこもアスファルトや砂利や草避シートが敷かれ、土間のような「踏み固められた地面」が少なくなるにつれ、数を減らしているのだそうです。

もしも居なくなれば、受粉出来なくなる植物も出るかもしれない。

生物多様性を謳いながら、環境を一変するような開発があれば、
「知らぬ存在の昆虫が、知らぬ間に姿を消してしまう」
そんなことが世界中で起きているのでしょうね。

生存環境の多様性も守って行かねばならない。人間にとって都合の良い環境ばかりになれば、生きていけない生物が存在することを、改めて思い知った日でした。

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'24年7月 高尾山 稲荷山コース(3)

ご訪問ありがとうございます

2024.07.06(土) 

花の無い時期と言われますが、遂に山の女王の如き圧倒的存在感を放つスターの出番です。

ヤマユリ
P7067094 ヤマユリm.JPG

次の登板を待つ蕾たち
P7067092 ヤマユリm.JPG

ヤマホトトギス
P7067095 ヤマホトトギスs.jpg P7067096 ヤマホトトギスs.jpg
早くも秋の花ヤマホトトギスも咲き始めました。

ヤブレガサクキフクレズイフシ  ハダカホオズキ解説中
P7067098 葛西班 ヤブレガサクキフクレズイフシ解説中s.jpg P7067100 槙田班 ハダカホオズキ解説中s.jpg

梅雨時の山の二大巨頭、ヤマユリ アジサイ
P7067101 ヤマユリ アジサイm.JPG

ツチアケビ          ミミガタテンナンショウ
P7067102 ツチアケビs.jpg P7067103 ミミガタテンナンショウs.jpg
土の中からムクムク湧き出して異彩を放つツチアケビ
トウモロコシのような実が色づきだしたミミガタテンナンショウ。この毒々しく禍々しいオーラを放つ果実を誤食する人って、本当にいるのでしょうか・・・? 敢えて口にする人はいるようですが、真似しないでくださいね。口が曲がるほど苦くて渋くて刺さるような痛みもあり、長いこと苦しむそうです。

イワタバコ
P7067106 イワタバコm.jpg
イワタバコの蕾が一つ咲きそうになっていました。

アジサイ
P7067107 アジサイs.JPG P7067108 アジサイs.JPG
様々な色に染まってきています。

オオバギボウシ
P7067110 オオバギボウシm.jpg
頭上から見下ろされている視線を感じ、存在に気づきます。

P7067111 オオバギボウシ.JPG

キハギ
P7067112 キハギm .jpg
キハギまで! 今年は秋の花が早いのかな? 秋に終わっていませんように・・・

(おわり)

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2024年07月17日

'24年7月 高尾山 稲荷山コース(2)

ご訪問ありがとうございます

2024.07.06(土)

山頂の東屋傍のクヌギの木にて

ミノムシ           クヌギハマルタマフシ(虫コブ)
P7067077 ミノムシs.jpg P7067079 クヌギハマルタマフシs.jpg

オオバギボウシの蕾      オカトラノオ
P7067080 オオバギボウシs.jpg P7067082 オカトラノオs.jpg

伐られてしまったナラガシワ
P7067083 ナラガシワm.jpg
ナラ枯れで立派な幹が伐られた後、沢山のひこばえが生えてきて「生きてて良かったね〜!」と喜んでいたのですが、ひこばえも伐られてしまい、ガッカリ・・・また芽吹いてきてくれることを祈るばかり。

ルリボシカミキリ
P7067084 ルリボシカミキリm.jpg
昆虫界の宝石の一つ。ただ、木材に潜り込んで囓ってしまうので、林業的には害虫で・・・

オカトラノオ
P7067085 オカトラノオm.JPG

ハンショウヅル(果実)     オオバウマノスズクサ(果実)
P7067086 ハンショウヅルs.jpg P7067087 オオバウマノスズクサs.jpg

黒いハバチの仲間?の幼虫   レンゲショウマ(蕾)
P7067088 ホトトギス葉 幼虫s.jpg P7067089 レンゲショウマs.jpg
この黒い細い幼虫はクルリと丸まって糞に擬態するタイプかな?

ムラサキニガナ
P7067090 ムラサキニガナm.JPG
咲き残っている淡赤紫色の花に綿毛になった果実が光を添えて

ヒヨドリバナ ヤマユリ
P7067091 ヒヨドリバナ ヤマユリm.JPG

(つづく)

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2024年07月16日

'24年7月 高尾山 稲荷山コース(1)

ご訪問ありがとうございます

(編集中・・・)

オオバノトンボソウ 9:06
P7067035 オオバノトンボソウml.jpg

オオバノトンボソウ 9:06   素敵な笑顔 9:07
P7067034 オオバノトンボソウs.jpg 

ノウタケ 脳茸        種子が沢山の糞
P7067045 ノウタケs.jpg P7067046 何の糞?s.JPG

赤いきのこ(未同定)     キジョランのつぼみ
P7067055 赤いきのこs.JPG P7067056 キジョランs.JPG

ヤブコウジ         白いきのこ(未同定)
P7067059 ヤブコウジs.jpg P7067061 白いきのこs.jpg

茶色いきのこ(未同定)
P7067063 茶色いきのこm.JPG
あ、傘にザトウムシがいました♪

オオバジャノヒゲ      ツクバネウツギの萼片
P7067064 オオバジャノヒゲs.jpg P7067068 ツクバネウツギs.JPG

オオカモメヅル
P7067069 オオカモメヅルs.JPG P7067071 オオカモメヅルs.jpg
大きいのは葉だけで、花はコバノカモメヅルよりもずっと小さく余り気づいて貰えないけれど、なかなか凝った造りで愛らしい。


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2024年07月15日

ニッコウキスゲ 日光黄菅

ご訪問ありがとうございます

ニッコウキスゲ 日光黄菅 別名 ゼンテイカ 禅庭花

北海道〜中部以北に沢山の群生地がありますので、ニッコウキスゲよりもゼンテイカが相応しいようにも思いますが、余りにもニッコウキスゲの名前で知られていて、ゼンテイカを普及させるのは難しそうです。シラネアオイしかりハクサンイチゲしかり、愛されている名前が一番でしょう。

森吉山(秋田県)
P7018470 ニッコウキスゲm.jpg

P7018337 ニッコウキスゲm.JPG

P7018356 ニッコウキスゲm.JPG

種差海岸(青森県)
P6308209 ニッコウキスゲm.jpg

P6308039 ニッコウキスゲ ゼンテイカm.jpg

P6308019 種差海岸 ニッコウキスゲm.jpg

白山(石川県)
P7188843 白山 ニッコウキスゲ ゼンテイカm.jpg

P7199098 白山 ニッコウキスゲ 残雪m.jpg

尾瀬
尾瀬 ニッコウキスゲ P7130003.JPG

尾瀬ニッコウキスゲP7130012 (2).JPG

ニッコウキスゲ Hemerocallis dumortieri var. esculentia
日光黄菅 別名 ゼンテイカ 禅庭花
ワスレグサ科ワスレグサ属
「ゼンテイカ」よりも「ニッコウキスゲ」の名で広く親しまれる

分布: 北海道、本州(中部地方以北)
花期: 7〜8月 花被片: 6枚(一重咲) 花径: 7〜8cm 
花茎 : 60〜80m 花筒: 2cm 花柄あり(エゾゼンテイカは花柄が殆どない)
葉巾: 約2cm 葉身: 60〜70cm

カンゾウの仲間よりも黄色味のあるオレンジで、優しく上品な印象を受けます。ニッコウキスゲなら「憂いを忘れるほどの美しさ」と言われても納得してしまいます。

それぞれの土地により、少しずつ雰囲気が異なるように感じます。同じ人間でも住む場所によって変わるのと同じでしょうか。

ノカンゾウ等と同様、食用になりますが保護されている状態では専ら鑑賞用です。人間が食べなくとも鹿の食害が広がり、黄色い絨毯は影を潜め、鹿除けネットが欠かせない地域も増えました。保護地の皆さんのご努力で回復しつつありますが、油断ならない状態です。

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2024年07月14日

ヤブカンゾウ 藪萱草

ご訪問ありがとうございます

2024.07.10

清楚な一重咲き好きな私には、苦手な花の一つでしたが、蕾も八重咲きなのでボリュームあり、葉巾も広いので若芽もふっくらと大きく、また性質も丈夫のよう(私が見た限り、圧倒的にヤブカンゾウの個体数が多いので)なので、「山菜としての価値」は上位だと思われます。

圧倒的に多いのも「美味しく沢山食べられる」ので栽培が広がったのかもしれないですね。

ヤブカンゾウ 藪萱草
P7107205 ヤブカンゾウm.jpg
雄しべが花弁化して八重になるので、葯や雄しべの名残が見えます。
P7107181 ヤブカンゾウm.jpg

P7107328 ヤブカンゾウm.JPG
「忘れっぽくなる」と言われるミョウガ(茗荷)も一緒に生えていました。春は萱草の仲間、夏は茗荷で憂いを忘れてスッキリですね。

ヤブカンゾウ Hemerocallis fulva var. Kwanso 
ワスレグサ科ワスレグサ属
藪萱草 別名: オニカンゾウ
分布: 北海道、本州、四国、九州 (有史以前に中国より渡来)
花期: 7〜8月 花被片: 多数(八重咲) 花径: 約8cm 
花茎 :0.8〜1m 花筒: 2cm
葉巾: 2.5〜4cm 葉身: 40〜60cm
・ホンカンゾウ(シナカンゾウ)の変種とされる。

ホンカンゾウ Hemerocallis fulva var. fulva 
ワスレグサ科ワスレグサ属
漢名:萱草 別名:シナカンゾウ、忘憂草 
英名:(Orange) Daylily
分布:中国南部、ネパール、タイ
(山菜、生薬として日本でも栽培)
花被片: 6枚(一重咲) 花筒: 2〜2.5cm(ノカンゾウより短い)
葉巾: 2〜3cm(ノカンゾウより広い)
・蕾=金針菜(タンパク質、ミネラル、VB、VC、カロテン、
 アミノ酸のアスパラギン酸、鉄分はホウレンソウの20倍)、
 アスパラガスの様な味がすると聞き、俄然、試してみたくなりました。
 若芽 クセ、苦みなくシャキシャキ感
・金針菜(蕾を乾燥させたものは通年利用可能。食用、薬用)
・萱草根(生薬: 利尿、消炎、止血、膀胱炎、不眠症)

ワスレグサの名前の由来は「一日で枯れてしまうから」と書かれていることが多いようですが、
・ 憂いを忘れる程の「美しさ」
・ 憂いを忘れるほどの「美味しさ」
・ 消炎作用、不眠症解消などの「憂いをとる薬効」

この中でも私は、特に「忘憂草」という名もある程の薬効が大きいように思います。

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2024年07月13日

ノカンゾウ 野萱草

ご訪問ありがとうございます

2024.07.10

ノカンゾウ 野萱草
P7107163 ノカンゾウm.JPG

P7107152 ノカンゾウm.JPG

P7107160 ノカンゾウm.jpg

P7107176 ノカンゾウm.jpg

ノカンゾウ Hemerocallis fulva var. disticha(2列の)
ワスレグサ科ワスレグサ属
野萱草 別名: ベニカンゾウ
分布: 本州、四国、九州、沖縄
花期: 7〜9月 花被片: 6枚(一重咲) 花直径: 約7cm 
花茎:70〜90cm 花筒: 3〜4cm
葉巾: 1〜1.5cm(ヤブカンゾウ、ハマカンゾウより細長い)
・ホンカンゾウ(シナカンゾウ)の変種とされる。

ホンカンゾウ Hemerocallis fulva var. fulva 
ワスレグサ科ワスレグサ属
漢名:萱草 別名:シナカンゾウ、忘憂草 
英名:(Orange) Daylily
分布:中国南部、ネパール、タイ(山菜、生薬として日本でも栽培)
花被片: 6枚(一重咲) 花筒: 2〜2.5cm(ノカンゾウより短い)
葉巾: 2〜3cm(ノカンゾウより広い)
・蕾=金針菜(タンパク質、ミネラル、VB、VC、カロテン、
 アミノ酸のアスパラギン酸、鉄分はホウレンソウの20倍)、
 アスパラガスの様な味がすると聞き、俄然、試してみたくなりました。
 若芽 クセ、苦みなくシャキシャキ感
・金針菜(蕾を乾燥させたものは通年利用可能。食用、薬用)
・萱草根(生薬: 利尿、消炎、止血、膀胱炎、不眠症)

ワスレグサの名前の由来は「一日で枯れてしまうから」と書かれていることが多いようですが、
・ 憂いを忘れる程の「美しさ」
・ 憂いを忘れるほどの「美味しさ」
・ 消炎作用、不眠症解消などの「憂いをとる薬効」

この中でも私は、特に「忘憂草」という名もある程の薬効が大きいように思います。

前にもご紹介した万葉集の和歌

 忘れ草 我が下紐(したひも)に付けたれど 
    醜(しこ)の醜草(しこくさ) 言(こと)にしありけり
                     (大伴家持)

(身につければ嫌なことを忘れられるという「忘れ草」を下紐に付けてみたけれど、名前ばかりでちっとも効かないじゃないか憎らしい草め)

大伴家持はワスレグサを身につけるのではなく、食せばよかったのかもしれませんね。

因みにムラサキ科の「ワスレナグサ(勿忘草)」は、英名 Forget-Me-Not で、ワスレグサと一文字違いですけれど、意味は反対ですね。

こぼれ種で庭に咲いたワスレナグサの仲間
P3293802 (440x293).jpg

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2024年07月12日

奥多摩秘境の会 6月(4)

ご訪問ありがとうございます

2024.06.08

もう、普通のハイキング・コースとなりました。
P6086851 ハイキング・コースs.jpg P6086852 こちらへ進むs.JPG

また、同じラン科の蕾     鉄塔下
P6086854 ラン科?s.JPG P6086855 鉄塔s.jpg

鉄塔から鉄塔へと伸びる送電線
P6086856 鉄塔から鉄塔へ送電線m.JPG

鉄塔下からの眺め
P6086857 鉄塔下からの風景m.jpg

リスの展望広場
P6086860 リスの展望広場s.jpg P6086861 リスの展望台s.jpg

ムラサキシキブ        道標
P6086862 ムラサキシキブs.JPG P6086864 道標s.jpg
「おにぎり岩」に行ってみたかったけれど、皆さんはよくご存じのようでパスでした。

カンアオイ          「青梅の森」道標
P6086870 カンアオイs.jpg P6086866 青梅の森道標s.JPG

「青梅の森」
P6086868 青梅の森図m.jpg
ここに描かれていない道から上ってきたということですね。その後、コース図にある道を通り現在地

「風の子太陽の子広場」へ向かいます。
P6086872 コースs.jpg P6086873 コースs.jpg

P6086874 コースs.jpg P6086875 コースs.jpg 

P6086876 キャンプ場s.jpg P6086877 道標s.jpg

「風の子太陽の子広場」に到着
P6086878 終点解散m.jpg
ふりかえりと今後の話し合いの後、解散。青梅駅方面へ向かう方は、確か橋を渡りこの階段を登って行かれました。皆さん青梅市在住ということで三々五々歩いて帰途へ。私は東青梅駅へ連れて行って頂きました。土地勘がなくて何処に居るやらでしたが、やっとこうして振り返ってみて、少しずつ分って来たようです。次回はどこを探検するのかな、ワクワク!楽しみです♪

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