2015年02月27日

雨上がりのクリスマス・ローズ

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 今日も最高気温が16℃と上昇、2月4日に蕾の写真を載せたクリスマス・ローズは、たっぷり降った雨水を存分に吸い上げ春の光を身いっぱいに受けて、今を盛りと輝いています。

 さて、日本在来の春の妖精たちのお出ましは未だかとあちこちの土の膨らみをそっと探ってみましたら、福寿草と雪割草の蕾が少し覗いて来ていました。 こうなって来るともう、毎日庭のあちこちから目が離せません!
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2015年02月22日

建国記念日に寄せた校長先生のブログ

 愛知県一宮市の市立中学の校長先生が建国記念日の由来について中学生に語りかけるように書いたブログにクレームが入り、教育委員会の指摘を受けて削除されてしまいました。 その全文が産経新聞に掲載されていました。 下の産経新聞のリンク先記事からこちらに引用いたしました。 是非、私のコメントなどの先入観なしに一度読んで戴きたいと思います。

 そもそも、建国記念日にその由来を教えない国が世界中のどこにあるでしょうか? 多感な中学生という年頃に、このような素晴らしい校長先生の教えを受けられる子等は幸せです。 

 
 ≪愛知・一宮市立中学校長のブログ全文≫

 2月11日は建国記念日です。そこで、今日は日本のルーツ、日本の起源について、お話をしたいと思います。日本の建国は、今から2675年前の紀元前660年2月11日、初代、神武天皇が即位した日が始まりです。世界一広いお墓、大仙古墳で有名な、16代仁徳天皇が、ある日高台に登って遠くをご覧になられました。すると人々の家からは、食事の準備のために煮炊きする煙が少しも上がっていないことに気付いたのです。

 仁徳天皇は「民のかまどより煙がたちのぼらないのは、貧しくて炊くものがないのではないか。都がこうだから、地方はなおひどいことであろう」と仰せられ、三年間、税を免除されました。

 税を免除したために朝廷の収入はなくなり、宮殿は大いに荒れました。天皇は衣を新調されず、茅葦屋根が破れ、雨漏りがして、星の光が屋根の隙間から見えるという有様でした。
三年がたって、仁徳天皇が同じ高台に出られて、遠くをご覧になると今度は、人々の家々から煮炊きする煙が盛んに立つのをご覧になり、その時、仁徳天皇がこのように言われたということです。

 「高き屋に のぼりて見れば煙立つ 民のかまどは賑わいにけり」

 そして、一緒におられた皇后に「私は豊かになった。喜ばしいことだ」とおっしゃったということです。

 皇后はそれを聞いて「陛下は変なことをおっしゃいますね。衣服には穴があき、屋根が破れているのに、どうして豊かになったといえるのですか」

 すると「国とは民が根本である。その民が豊かでいるのだから、私も豊かということだ」と言われ、天皇は引き続き、さらに三年間、税をとることをお許しにならず、六年が経過して、やっと税を課して、宮殿の修理をお許しになりました。すると人々は命令もされていないのに、進んで宮殿の修理をはじめ、またたくまに立派な宮殿ができあがったといいます。

 この話は神話であり、作り話であるという説もあります。しかし、こうした神話こそが、その国の国柄を示しているとも言えるのです。

こうした天皇と国民の関係性は、何も仁徳天皇に限ったことではありません。敗戦直後の1945年9月27日、124代昭和天皇はマッカーサーと会見をしました。そして、その会見で昭和天皇はこのようにマッカーサーに話したのです。

 「今回の戦争の責任はすべて自分にあるのであるから、東郷や重光らを罰せず、私を罰してほしい。ただし、このままでは罪のない国民に多数の餓死者が出る恐れがあるから、是非食糧援助をお願いしたい。ここに皇室財産の有価証券類をまとめて持参したので、その費用の一部に充ててほしい」と述べたのでした。

 それまで、天皇陛下が、多くの国王のように、命乞いに来たのだろうと考えていたマッカーサー元帥は、この言葉を聞いて、やおら立ち上がり、陛下の前に進み、抱きつかんばかりにして陛下の手を握り、「私は初めて神のごとき帝王を見た」と述べて、陛下のお帰りの際は、マッカーサー自らが出口まで見送りの礼を取ったのです。

 このように、初代、神武天皇以来2675年に渡り、我が国は日本型の民主主義が穏やかに定着した世界で類を見ない国家です。

 日本は先の太平洋戦争で、建国以来初めて負けました。しかし、だからといってアメリカから初めて民主主義を与えられたわけではありません。また、革命で日本人同士が殺しあって民主主義をつくったわけでもありません。

古代の昔から、日本という国は、天皇陛下と民が心を一つにして暮らしてきた穏やかな民主主義精神に富んだ国家であったのです。

 私たちは日本や日本人のことを決して卑下する必要はありません。皆さんは、世界一長い歴史とすばらしい伝統を持つこの国に誇りを持ち、世界や世界の人々に貢献できるよう、一生懸命勉強に励んで欲しいと思います。(原文のまま)

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2015年02月12日

蕾ほころぶ

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ポカポカ陽気に誘われて、庭の梅の蕾がやっとほころびました。
「冬至梅」という早咲きの品種で、早い時は年内〜一月早々に咲くこともあるのですが、今年はゆっくりのお目覚めでした。

  枝々に蕾まろびて兆す春  山桜

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こちらは、山茱萸(サンシュユ)。 秋に赤い茱萸(グミ)* のような実がなりますが、日本では実よりもマンサク等と並んで春一番に咲く黄色い花が喜ばれ、「春黄金花(ハルコガネバナ)」とも呼ばれます。

<2015-08-11 追加訂正>
*「茱萸」と書いて「ぐみ」の訓読みがあてられていますが、日本でいう「(ナワシロ)グミ」に相当する漢名は「胡頽子」であり、「茱萸=グミ(の仲間)」の認識は誤りです。 

 元々漢字の「茱萸」は単に「朱い実」程の意味で、そこに「山」「食」「呉」等がついて、特定の植物を指す固有名詞になります。 但し、今や中国でも文献に残る古名が現在のどの植物に相当するのか特定が難しくなっている所もあり、日本で誤用されていた固有名詞の逆輸入現象もあるようで要注意です。
<「武蔵野自然塾 梅田彰様のご指摘により訂正いたしました。 
 梅田様、貴重な情報ありがとうございました。
 尚、過去の「山茱萸」関連記事「重陽の節供」にも梅田さまの情報を参考に訂正を入れましたので、ご興味がおありの方はご確認ください。> 

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2015年02月04日

聖心と清心

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 先日書きました「丁寧に生きる」の中でノートルダム「清心」学園 の文字をご覧になり、「聖心」の誤りでは? と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 東京では、皇后陛下美智子様、第8代国連難民高等弁務官・緒方貞子さん、小説家・曽野綾子さんなどの卒業された「聖心」女子大に馴染みがありますので、私も「あら?」と思いました。

 各大学のHPなどを読みますと、

「聖心」は、イエス・キリストの「愛の心」
「清心」は、聖母マリアの「清き心」

 を示す言葉のようです。

「聖なる」を意味する'sacred'は、「犠牲・いけにえ」を意味する’sacrifice'からの派生語だったと思います。 人々の罪を背負い身を捧げられたイエス・キリストの心こそが「聖なる」ものとされるのでしょうか。 「聖心」にはイエス・キリストの心臓そのものを示す意もあるそうです。

 「犠牲」という日本語は重苦しい言葉ですが、「無償の愛」と置き換えることができましょうか。 「無償の愛」はマリア様の「清き心」にもつながるような・・・。 すみません、幼い頃に日曜学校に通い、イエス様降誕の劇などをした思い出はありますが、カトリック信者ではないので、想像で書きました。 誤りがあれば、ご教示戴けると助かります。

<写真はクリスマス・ローズ・ニゲラ 白洲正子さん命名の別名「初雪おこし」>
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2015年02月03日

豆の力

 今日で大寒も終わり、節分の日です。
 豆まきで滞った邪気を払って新しい春を招きましょう!

 古来わたくしたちのご先祖様は、穀物に備わる生命力を尊び、魔除けの呪力を持つと信じて来ました。 あの一粒一粒に生命が宿っているのですから、それが集団となって襲いかかって来たら、たとえ鬼さんと言えども逃げ出す迫力に違いありません。 

 今日、鎌倉とんぼさんに、

 「人間マメに働けば、鬼も退散して魔も寄りつかない」 

 というお言葉を戴きました。 

 昨日書いた「丁寧に生きる」ということにも通じます。 こうして念を押すかのように、続けて教えて戴けたということは・・・どうやら今年の私の指針は決まったようです。 ありがとうございます!

 
 ところで、鬼さん縁の地方やお宅では、鬼さんも追い祓わないというお話は良く知られていますが、「豆を鬼に振る舞う」所もあるのだそうです。 つまり、鬼に豆をぶつけるのではなくて、「おいしいお豆をどうぞ〜」とばかりに撒かれるのにつられて、鬼さんもお豆と一緒に外へ行ってしまわれるのだとか。 何だか優しい心持になりますね。 
タグ:節分
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2015年02月02日

丁寧に生きる

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 時間の使い方は、そのまま
 「いのち」の使い方です。

 丁寧に時間を使うと
 丁寧な人生が残ります。

     <ノートルダム清心学園理事長 渡辺和子>


 どうも雑な使い方ばかりしているようで、ハッとしました。
 あれもこれもやりたがって時間が無い無いと言う一方で、やりたいことをやっている時でも、「やらなくてはならないこと」が終わっていないと気になって心から楽しめない。 

 「やりたいこと」 も 「やらなくてはならないこと」も どっちも中途半端。 雑な人生ばかりそこらじゅうに残してきて恥ずかしいことです。 

人はそう急に変われない? 
 それでも明日は節分、雑な自分を豆で追い、新しい春から丁寧な人生を紡いで行けるよう心がけてみましょうか。




 (写真: 池の氷が夕刻まで解けずに残っていました。)
 *−−−−−−−−−−*−−−−−−−−−−*

 危険地域に於いてもご自分の使命を信じ、丁寧に果たされ続け、丁寧な人生を残された後藤健二さんに哀悼の意を捧げます。

 各著書は現在一時的に在庫切れとなっていますが、重版されることと思います。 残されたご家族の為にも読み継がれていきますように。






タグ:渡邊和子
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2015年01月11日

ヒツジノツノ

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昨日の森林インストラクター新年会で石井会長が、12年に一度しか使えない干支関連のものとご紹介くださったのが、「ヒツジノツノ」と名前の付いたの標本。 (上の写真はネットの通販「ジャムコバヤシ」http://jamkobayashi.com/?pid=16449418さんのお写真を拝借)

さて、これは一体・・・?

ゼンマイの様なシダの仲間? と思いきや、パナマ帽を作るヤシに似た縦に裂ける葉を持つパナマソウ(パナマソウ科)の肉穂花序(ガマの穂のようにフランクフルト状に集まった小花の塊り)に縦に切り込みを入れて丸まったものを乾燥させた状態、だそうです。 パナマ帽を作る葉の部分は素直で丸まったりしない繊維ですが、肉穂の部分はタンポポの茎のように縦に切れ目が入るとクルクルと丸まる性質をもっているのですね。

「パナマソウ」についてもっと知りたい方は、
GKZ植物図鑑「パナマソウ」http://www.t-webcity.com/~plantdan/souhon/syousai/ha-gyou/ha/panamasou/panamasou.html

日本ではドライフラワーとして「タルホーン」の名で流通しています。 それにしても、ホーンはhornとして、タルってどんな意味なのでしょう? 後で調べてみますね。
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2015年01月07日

幸多き年でありますように!

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 松の内ぎりぎりのご挨拶となってしまいましたが、
 新年おめでとうございます!
 年初に皆様の幸多かれと心よりお祈り申し上げます。

 2015年は、森林インストラクターとして新しい世界へ一歩踏み出して参ります。 資格を得たからと言って機会が勝手に舞い込んでくれる訳でもなく、自分は何が出来るのか、どうやって歩んでいきたいのか、色々な視点から道を見渡しながら方向を定めて進む積りです。 

 今年の年賀状は「玉の浦(玉之浦)」という長崎県五島市で自然出現した覆輪藪椿の色出しに苦労したのですけれど、技が無いのでなかなか画面上に上手く再現できず・・・
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2014年12月31日

今年もありがとうございました!

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皆様、今年も大変お世話になりました。

 
 来年は、年明け早々から新しいことが次々と待ち受けています。 健康に気を付けて、挫けずにどんどんと挑戦していきたいと思います。

 
 明くる年が皆様にとっても幸多かれと心よりお祈り申し上げます。

 山桜 拝
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2014年12月22日

朔旦冬至

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平成26年(2014年)12月22日はほぼ19年に一度のおめでたい日とされる「朔旦冬至」。  旧暦の11月1日と冬至が一致する日です。

「冬至」: 太陽の南中高度が最も低く、昼が最も短い日(北半球)

 「朔」: 一日(ついたち) 漢字は月が元に戻るの意

 「旦」: 朝、夜明け   漢字は朝日が昇る象形

 旧暦では冬至が暦の起点(冬至の日を含む新月〜新月前日を11月とする)でしたが、毎年その日を計算して暦を作らねばならなかったので、1日と冬至がピッタリと重なるということは、とてもすっきりとして気持ちがよかったのでしょうね。 数字的にも1が三つ並んでますし^^

 伊勢神宮の式年遷宮が20年に一度なのも、朔旦冬至と関連があるのでは?という説もあるそうです。

 12月の暦をめくり目にした「朔旦冬至」について検索中、以前お世話になっていながら連絡先も分からなくなっていた方のことをふと思い出し気になっていたら、思いがけない出来事から消息が分かって驚きました。 ご縁とは複雑に絡み合っていたかと思うとふっと解けて繋がる・・・不思議なものですね。

 冬至関連の記事も公開し直しました。 下のタグの「冬至」からも飛べます。

 「朔旦冬至」について、「こよみのぺーじ(byかわうそ@暦さん)」の「朔旦冬至」の記事が詳しいです。
http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlwa/201310120.htm
タグ:冬至
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2014年12月05日

森の案内人の卵に

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 出掛けにポストに大きな茶封筒を発見。
『これは・・・結果通知!?』
一刻も早く開けたい気持ちを抑えつつ時間に追われ足早に目的地へ。

息せき切って席につき、とうとう我慢できずに封筒の口をコッソリ開けて覗き込むと・・・

平成26年度森林インストラクター資格試験
合 格 者 各 位


の文字が見えました・・・
バンザ〜イ!\(^o^)/るんるん よかった〜ぴかぴか(新しい) 

 これで何とか新しい道へ進む足がかりを得ることができました。
まだ「卵」になる資格を戴いただけですけれど、まずは先輩方のお手伝いをしながら好きなことを日々学び続けることが出来るのがうれしいです。 そしていつかは学んだことを沢山の方々に伝えられたら・・・ハートたち(複数ハート)

お休みしていた「天地に遊ぶ」もゆっくりと中仕舞いを解き、舞台を広げつつ復活したいと思います。

今までの記事も少しずつ見直して再更新するかもしれません。
(2014.12.07 小石川植物園関連の記事を2つ開きました。) 

ひっそりとの再開です。 
もしもひょっこり覗かれてお目に留まりましたら、どうぞ宜しくお願い致します。

山桜 拝

<写真: メタセコイア(曙杉アケボノスギ) 2014.11.16 2次試験日に小石川植物園にて>
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2014年11月16日

秋の小石川植物園

森林インストラクターの2次(実技・面接)試験は茗荷谷の林業会館で行われましたが、試験順番は遠方からの受験生が先となり東京在住者は末尾となります。 私は午前中から夕方まで待ち時間があったので、歩いて(入口の正門まで)20分程の小石川植物園で、普段身の回りではなかなか見られない樹木をのんびりと観察して過ごしました。

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アサダ(カバノキ科アサダ属)
短冊状に反り返るのが特徴の樹皮

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カゴノキ(クスノキ科ハマビワ属)
鹿子(カノコ=カゴ)斑模様が特徴の樹皮

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タラヨウ(多羅葉・モチノキ科モチノキ属)
上:実
下:葉裏「字が書ける葉」というと試す人も・・・「東大」の試し書きを発見。

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中国にでも迷い込んだような花梨(カリン)の林

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ハゼノキ(櫨木・ウルシ科ウルシ属)
やがて真っ赤に染まり「櫨紅葉」と言われるほど。

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東京大学総合研究博物館 小石川分館(旧東京医学校本館)

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人の近づけない池の畔でアオサギが悠然と水面を見つめていました。

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西南の角の出口(入園不可)外で咲いていた椿(品種名不明)
花弁の先がほんのり桃色にそまって優しい風情でした。
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2014年07月07日

真央さんの表現する愛

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グスタフ・クリムト「接吻」1907-1908 オーストリア・ギャラリー蔵(ウィーン)

 「世界ふしぎ発見!」に、選手生活休養中の浅田真央さんがミステリーハンターとして登場!という、嬉しいサプライズがありました。 今まで、彼女は言葉で表現するのは余り得意ではないのかな…と思っていたのですが、とんでもない! 心に響いた感動を素直に伝えてくれる彼女の感受性豊かな言葉の数々に私は感激してしまいました。 恐らく、選手としてのこれまでのインタビューの受け答えは、あらゆる方面への気配りと用心の末に選びに選んだ言葉だったのでしょうね。 

 クリムトの「接吻」を前にした真央さんは・・・(走り書きのメモから起こした彼女の言葉の概要です。)

 「これが世界で最も有名な「キス」の絵ですね。 カップル競技の選手などが、最初のポーズに使ったりするのでよく見ます。 この手の位置とか・・・すごい・・・」

 「男性も女性もキスをすることによって、すごく心の中から本当にこの体の全体から輝いていたというのが伝わりますね。 そしてキスをすることによって心の光と言うのが明るくなって・・・花もあって・・・金色に輝いているというのが伝わってきます。」

 「多分彼女も男性にキスをされて、花のような気持になったのかな〜って・・・」

 「圧倒されますね。 素晴らしいなって。 一枚の絵ですごい愛を感じます。」

 真央ちゃんも素敵な恋をしているのかな? それとも未だ恋に憧れているのかな? 

 続いて2010年から2シーズン、フリーの演技で滑った「愛の夢」の作者リストの記念館で、リストの肖像画の数々を目にした真央さんは、

 「カッコイイ! 憧れちゃいます・・・惚れちゃいます!」
 「高い目標のある感じが伝わってきますね。」
 「リストの顔を知っていたら、演技も変わっていたかもしれません。」 
 「こんな人に会えたら・・・なんて思い浮かべて・・・」

 リストは本当にイケメンさんで、ご自分でもそのことを自覚していたようで、ハンサムな横顔の左右を観衆に見せられるように、ピアノを左右2台用意していたのだそうです。

 大きく手を広げたリストの像に出会うと、力強く宙を掴むようなその指に何度も触れながら、
「ありがとうございます。」
って・・・最愛のお母さまとの悲しいことのあったシーズンを支えてくれた曲の作者への思いが伝わって・・・。

 大ホールでは、真央さん一人の為に、「愛の夢」のピアノ演奏が・・・そして、原曲の歌まで披露されたのです。 真央さんの目に溢れる涙・・・その歌詞に私も心を打たれました。 目を覚まされた思いです。 

     「愛の夢」
  おお 愛しうる限り愛せ!
  愛の為に尽くせ
  どんな時も彼の者を喜ばせよ
  どんな時も悲しませてはならない
  おお 愛しうる限り愛せ!

 
 そして、町に出て、颯爽と歩く真央さんの姿の美しいこと! 楽しそうなこと!

 芸術って素晴らしい!と感激したり、民族衣装をまとって踊ったり、フィギュアスケートの歴史に触れ、氷穴の中の元スケートリンク(今は斜め!)に『初心者になったみたい!』と、恐る恐る立ってみたり、日本人の世界的バレリーナご夫婦に出会ったり、土地のお料理をご馳走になったり・・・ 

 色々なことを経験して、きっとスケートでもっともっと新しい表現をしてみたくなってくれるに違いない・・・などと淡い期待を持ちつつも、今も、あの真摯さも厳しさも包み込んだこの天使のような柔らかな笑顔に癒され、とても幸せな気持ちにして貰えていることに気付いた私でした。

 真央さん、ありがとう! また心躍る旅のレポート、待っています♪
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2013年11月21日

久し振りの散歩

 「いい夫婦の日」とやらには一日早かったけれど、念願かなって久しぶりに二人だけで「ただの散歩」に出かけることができました。  
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 紅葉が盛りでした。

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 病み上がりの癖に相変わらず歩くのが早くて、ちょっと写真を撮っている内に、振り返りもせずにすいすいと行ってしまう…。 すっかり姿を見失って「どこに居るん?」と電話すると、「もう家に着くよ」ですって。 本当にまぁ…相変わらずです。 でも、「相変わらず」って素晴らしい…か。 

タグ:紅葉
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2013年11月20日

ひつぢ田

 
 ひつぢ田に紅葉ちりかかる夕日かな   蕪村

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 刈り取り後の田んぼから、再び稲の青葉が伸びてきた様子を「ひつぢ田」と呼ぶのだそうです。 最初に聞いた時には「羊田」と思い込み、
 「なるほど、羊雲のように羊の群れが連なっているようで可愛らしいからかな?」
などと、いつものように早合点。 さて、よくよく考えると、山羊ですらそう見かけなかったであろう昔の日本人が、たくさんの羊が群れている様子を思い浮かべるのは不自然です。 

 季語を調べてみると、「ひつじ田」ではなく「ひつ田」と書かれていました。 「ひつぢ」の漢字は、禾魯(櫓の木ヘンがノギヘン)ですが、意味はどうやら「乾土」「干土」のようで、稲穂を刈った後、水を抜かれて「干上がった田」の様子ということなのですね。

 この写真では、雨の後で田んぼがぬかるんでいるので、厳密にいうと乾土田ではありませんが、そのぬかるみが午後の日差しにきらきらと光り、健気に再生した稲の葉を照らして出している様子が優しげで、暫く見惚れておりました。 蕪村の句の様に紅葉が散りかかるのももうすぐでしょう。
 
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2013年10月17日

神嘗祭の出雲に神様降臨

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10月17日 午後3時35分、島根県出雲市 西村大輔さん撮影 (産経新聞より)


 全国から神様方がお集まりになる出雲の神在(かみあり)月の17日、三つの太陽・それを囲む光の環・その上に懸かる逆さの虹、が同時に現れるという、珍しい「光景」が見られました。 正に神々しいそのお姿を写真でだけでも拝めることができ幸いでした。 貴重な瞬間を撮影し新聞社に提供してくださった西村さんに感謝です。
 
 中央が本物の太陽、左右の太陽の様な光は「幻日(げんじつ)」、3つの太陽の周りを囲む光の環は「内暈(うちがさ)、逆さまの虹は「環天頂(かんてんちょう)アーク」と呼ばれる大気光学現象だそうです。

いずれの現象も無数の氷粒で形成された薄雲に光が屈折して生じるのですが、それが3つも同時に重なっているなんて、とても珍しいのではないでしょうか。 日本が良い方向へ導かれていく吉兆と思いたいです。
posted by 山桜 at 23:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 自然現象・天文等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月10日

2013年 最後の蝉

10月というのに、最高気温28.4℃とまるで夏が戻ってきたようにジリジリと暑かったこの日、恐らく今年最後のミンミンゼミの声を聞きました。
タグ: セミ
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2013年10月06日

金木犀開花

この秋、山桜テリトリーで見かけたキンモクセイの初開花日です。
薄黄モクセイは9月25日開花でした。
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2013年09月26日

真っ赤な実り

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 紅玉リンゴを庭に植えてから17年程?、リフォームの為に植え替えをしてから3年めの今年、新しい場所が気に入ったのか初めて5つの実をつけ、その内の3つのリンゴが無事に残って真っ赤に色づき、通りかかる方々もその成長と色づきを楽しんでくださいました。 

 16日の台風で一つ落ち、昨晩からの強風でまた一つ落ち、一人ぼっちでは可哀想なので残りの一つも今朝ようやく収穫しました。 仲良く揺れる3つのリンゴの様子が私たち3人家族のようで愛おしく、なかなか収穫できずにいたので、お味の方は抜けてしまったかな〜と思いきや、とてもリンゴらしい濃い甘酸っぱさで感激でした。 このところの昼夜の気温差の大きさがよかったのかもしれません。

 流動食〜刻み食を経て、昨日、やっとバナナも食べられた主人にも食べて貰える日が早く来ますように…。
posted by 山桜 at 10:17| Comment(10) | TrackBack(0) | 私の庭(園芸) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月25日

百舌(モズ)の初鳴き

るんるんキィーーーーキチチチチチッexclamation

 今朝、高らかに響き渡るモズの初・高鳴きを聞きました。

 降ったり止んだり薄日が差したりと目まぐるしい空模様でしたが、台風はこの里に秋の使者も連れて来たようです。
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2013年09月18日

ヒガンバナ開花

 今年は気を揉ませることなく、お彼岸(入りは20日)に先立ち、あちこちで早々と咲き出してくれました。

 彼岸花で有名な高麗(こま)の巾着田では、開花が予想より遅れ特別急行が運休になったそうですが、今や一大人気スポットで人も車もいっぱい、その上彼岸花を見るのも有料になったのだとか…。 一面真っ赤な群落も壮観でしょうけれど、畑の畔や野辺や河原のあちこちで、ポッポッとひとかたまりずつ咲いている風情が私は好きです。 あそこにも、あ、ここにも…と、赤とんぼと追いつ追われつにそぞろ歩いてみつける楽しさを味わいたいです。
 
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2013年09月08日

2020東京五輪決定!万歳!!

”TOKYO 2020!!”
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 遅くに帰宅してからも全然眠れず、ドキドキドキドキ…し続けながら待ち続け、とうとうその瞬間(5:20)の感激を味わうことが出来ました!

 やった〜〜! バンザ〜イ!!\(^o^)/
 (T0T) な、涙が・・・


 高円宮久子妃殿下の美しい微笑みを湛えたフランス語と英語のメッセージから始まった東京のプレゼンテーションは、委員の皆さんの熱い思いが伝わって来て、手に汗・目に涙で心震わせながら一緒に舞台に立っているような気持でおりました。 日本中で同じような気持ちで見守っていらした皆さんと喜びを共有できて、本当に嬉しいです!
 
 一生懸命に力を尽くして、大きな夢を実現した人の涙は美しい!  私も例え小さな夢でも、一生懸命に取り組んで、いつの日かあのような嬉し涙を流してみたいです。

 マドリードもイスタンブールもかつて訪れた魅力あふれる都市です。 でも、東京は、世界でただ一つの私の生まれ故郷! 自分のふるさとでオリンピックが開かれる…なんという幸せでしょう! ああ、空も明るくなって来ました。 お日様、ありがとうございます! 東京にオリンピックが参ります!

 色々なご意見もあるでしょうが、これで日本がもっともっと元気になることは間違いありません。 気持って大事ですよね。 気持を一つにして、この夢を実現できたことが何よりの証拠です。 原発のことも世界に向けて安倍首相が約束したのですから、東電まかせでなく、国を挙げて解決に全力を注ぐでしょう。 この危機を克服すれば、世界中で原発を抱えている国々にとっても大きな支えになり、日本への信頼も大きく増すでしょう。 廃炉へ向けての技術開発でも先頭を切って進みつつ、それまでの万全の安全稼働と代替エネルギー開発もたゆみなく進めて欲しいです。

世界に誇れる、身も心も「美しい国、日本」である為に、教育が何より大切です。 大人が襟を正し、毅然として手本を示せる存在であり続けたいと思います。 ああ、もう、眠れそうにありません。 今日も一日元気にガンバリま〜するんるん
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2013年08月30日

小さくて大きな喜び

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 「コ…クン」
 生々しいガーゼの下で、貴方の喉は、生まれたての赤ちゃんが初めての母乳を飲みこような初々しさで、ゆっくりと上下しました。 見間違えではありません。 微かな音も聞きました。 確かに動きました。

 それだけではありません。
 
 「あ・い・う・え・お」
 「か・き・く・け・こ」
 「さ・し・す・せ・そ」
 「た・ち・つ・て・と」

 ゆっくりと確かめるように口を動かしているので、耳を近づけると、なんと、微かながら聞き分けられる声が出ているではありませんか! 喉に穴が開いていて声は出ない筈なのに…。 

 『飲みこめる! 話せる!』

 ごく普通に自然に出来るようなことが出来たことがこんなにも嬉しい。 私たちですらバンザイして飛び上がりたい程ですから、本人はどれだけ嬉しかったことか…。 8時間以上の手術から目覚めたばかり、疲れるから、もう身体を休めるようにと言っても、次から次へと話そうとします。 喜びが込み上げ溢れてくるのでしょう。 

 ああ、神様、仏様、ご先祖様、いつもいつもお守り下さり、ありがとうございます。

 難しい手術を執刀してくださった先生方、看護師の皆さま、ありがとうございます。 

 術後はもう、ゴクリと飲み込むことは難しいでしょうと言われていた喉でした。 発声も難しくなるかもしれないと覚悟の上の手術でした。 勿論まだまだ油断はできませんし、これからまた一歩一歩の努力を積み重ねてゆかねばなりませんが、『最悪のシナリオだ…』と寂しそうに呟いていた貴方の口から再びこぼれた喜びの声を、私は一生忘れません。 
 
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2013年08月21日

岡倉天心・六角堂

盆参りの折、北茨城市まで足を伸ばし、「東洋のバルビゾン」五浦(いづら)の岡倉天心記念館・天心邸・六角堂などが保存されている茨城大学・五浦美術文化研究所を訪ねて来ました。 横山大観・菱田春草・下村観山・木村武山ら気鋭の画家たちを集め五浦で天心先生の目指された「東洋のバルビゾン」、今の五浦にはちょっと気恥ずかしい呼称に感じられますけれど、少し先の丘にある茨城県天心記念五浦美術館はいつも楽しみな企画展を繰り広げて下さり、その名に恥じない芸術の息吹があります。

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復元された「六角堂」

幾度か訪れた馴染みの場所でしたので、2011年3月11日の東日本大震災の大津波による六角堂流出のニュースには大きな衝撃を受けましたが、多くの方々の尽力により、翌2012年4月17日、以下の様に流失前より一層創建時に近い姿に復元されていました。(復元なので残念ながら登録有形文化財としての認定は抹消)

・昭和38年の改修工事で撤去されていた堂の中心にあった六角形の炉を復元
・天辺の宝珠を破片を基に復元、海底より発見された水晶(六角柱)を納める
・同改修で変更されていた南側出窓を記録を検証し創建時の姿に復元
・同改修で葺き替えられていた瓦を創建時の桟瓦(8寸巾)に復元
・窓ガラス製法を当時のものに再現(イギリスに特注)
・塗装を創建時のベンガラ彩色に復元


入り江の磯に波濤砕け、先は広い世界へと通じる太平洋を望み、天心先生は思索を巡らせ、時にこの六角形の炉(上の写真で半分覗いているのが見えます)で湯を沸かし茶を点て過ごされたのでしょうか…同じ場に立ち、海を眺め、感慨深いものがあります。

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こちら(上)は、荒廃・放置されていた元料亭「観浦楼(かんぽろう)」の古材を用いてと伝わる、天心設計により改築して実際に住まわれていた天心邸です。 (登録有形文化財)

 
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天心邸跡の長屋門(登録有形文化財)を出て道を隔てた階段を上った所にある天心のお墓です。 六角堂や記念館に比べると訪れる人も少なめでひっそりとしていましたが、木漏れ日の中で穏やかに眠られて…いや、今の現世(うつしよ)を常世(とこよ)からご覧であれば、とても心穏やかではないでしょう。 岡倉天心先生に学び直さねばなりません。

復興支援・岡倉天心生誕150年/没後100年記念の映画「天心」のロがあったらしく、ポスターが随所に掲げてありました。 天心役が個人的には余り好きでない役者さんなのが…う〜ん。 

そうそう、有名なエピソードですが、ボストンの街角で弟子の横山大観・菱田春草らを伴い、羽織袴で歩いている時、アメリカ人に、
"What sort of nese are you people?  
 Are you Chinese, or Japanese, or Javanese?"
と問われた時、
"We are Japanese gentlemen.
 But what kind of key are you?
 Are you a Yankee, or a donkey, or a monkey?"
とユーモアも交え、すかさず切り返したとは、その余裕…流石、「カッケー!」です。


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巻末に横浜で英語塾に通い9才にして既にネィティブ並み、フェノロサの通訳も務めた天心先生が英語で書かれた原文“THE BOOK OF TEA" が付いています。
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2013年07月20日

陣馬山の植物

2013-07-02 陣馬山への道で出会った植物のアルバム

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正常なマタタビの実 マタタビ科
DVC00560.JPGマタタビの虫こぶ(虫えい)=マタタビフクレフシ=木天蓼(モクテンリョウ)マタタビ酒の原料となる薬効の高い漢方薬 マタタビミタマバエが寄生し発生 (ピンボケで…すみません)
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マタタビの白葉 6〜7月の花の頃、ハンゲショウのように白化してよく目立つのは、梅雨時の雨を避けて葉陰で咲く下向きの花の代わりに虫を呼ぶ為ではないかな? その花は香りも素敵で、姿を隠しているもののおもてなしの心は人一倍のようだ。

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チドリノキ(千鳥の木)別名ヤマシバカエデ(山柴楓)ムクロジ科カエデ属
シデ類の葉に似るが、葉の付き方はカエデの特徴である対生。 実の形を千鳥の群舞と見た命名?

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コクサギ(小臭木)ミカン科
「コクサギ型葉序」=葉が2枚ずつ交互につく互生が見られる。

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オカトラノオ(岡虎の尾) サクラソウ科
明るい林縁には多様な植物が見られ、ついつい立ちどまってしまいます。

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ヤマユリ(山百合)のつぼみ ユリ科
葉の上で満腹昼寝中?寧ろ防御ポーズ?の黒いイモムシ(何の幼虫かな?)

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ヤブレガサ(破れ傘) キク科
嘗て初めて庭に芽を出したフタマタイチゲをヤブレガサと間違えたことがありました。 トリカブトとニリンソウを間違え食中毒を起こすことがありますが、私もフタマタイチゲの葉を天ぷらにして食べてしまいました。 何とも無かったけれど…むしろ美味しかったけれど…食用の記載はないです。 不確かなものを口にするのは禁物。 あ、ヤブレガサの若芽は美味しい山菜です^^

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オオバギボウシ(大葉擬宝珠)のつぼみ ユリ科 
お馴染みの花が咲く前のつぼみの固まり。 この形自体も花のようで、ひと時の美しさにドキドキします。
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2013年07月16日

ミンミンゼミ初鳴き

 
夏いづこ 初鳴きみんみん しわがれて   (山桜)

 気だるくしわがれ声で鳴き始めたミンミンゼミ、今年の初鳴き日はエアコンいらずの涼しさでした。
タグ:セミ
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2013年07月02日

陣馬山

 夏の団キャンプに向けて、キャンプ地とハイキング・コースの実踏へ行って来ました。 陣馬山行は、夏の暑い時期、ハイキングというにはきつく特に低学年の子には厳しいかも… 登山口から登らず、キャンプ地から上の方だけ往復のコースに変更など再検討。

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 陣馬山(854.8m) 頂上からの展望は360度のパノラマ、条件が良ければ富士山、南アルプス、丹沢山塊、秩父山系、筑波山、房総半島まで望むこともできるそうです。 広くなだらかな山頂は、成る程ここなら陣場を張れたかもしれないと思われます。
(元は北条氏の滝山城を攻める為、武田氏が陣を張った=陣「場」山、いつしか、陣「馬」山の字となり、観光客誘致策の山頂に白馬像建立で「馬」の印象が定着)

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途中からの眺め

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山頂までの急登、↑ 来し方  ↓ 行く末
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富士山展望ポイントの和田峠でしたが、残念ながら世界遺産登録で賑わう富士山は心の目で拝みました。

 先日登った高尾山と同じ山系、その植生の豊かさは高尾に引けを取らず素晴らしい! 高尾山のように交通の便が良くないので人も少なく静かな山歩き・自然観察ができました。 自然観察の記録は別に記します。

 それにしても、暫く歩けなかったので衰えたのか急ぎ足で登り過ぎたのか、ふくらはぎとお尻がパンパンで数日間苦しみました〜。 情けないなぁ…
 
タグ:陣馬山
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2013年07月01日

ヒグラシ初鳴き

 世界遺産に登録された富士山の山開きが注目された日も暮れ、ほんのり染まった夕焼け空に涼しい風が梢の葉を揺らし、林の方からヒグラシの初鳴きが…カナカナカナカナ… たちまち小学生の頃の夏休みにタイムスリップさせてくれるような心の奥に沁みる声です。

 随分と、早いのでは!? と思ってブログを書き始めてからの記録を調べてみると、1〜2週間も早かったことになります。 

 2005年 7月13日 
 2006年 7月 7日
 2007年 記録せず
 2008年 7月14日
 2009年 7月11日
 2010年 7月14日
 2011年 7月12日
 2012年 7月15日
 2013年 7月 1日


 それにしても半袖では肌寒い程ヒンヤリとした風です。 今年は朝晩と日中との気温差がとても大きく感じられます。 果物は甘くなりますね。 人間は風邪ひきそうですけど、鍛えられて甘味を増すでしょうか??  
タグ:ヒグラシ
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2013年06月25日

貞恭庵・嘉祥の祝

 家人と増上寺近辺を散歩中、観光客もなかなか足を踏み入れない、やや奥まった所にある和宮様ご縁のお茶室「貞恭庵」へと潜入?しようとしますと、丁度第4日曜の公開日で貞恭庵でお茶とお菓子を戴けるとのお誘いを受けました。 家人が面倒がるかな…と思いきや、思いがけず「いいよ」と言うので、嬉しい! 幸運にも嘗て和宮様が寛がれたであろうお茶室へ…。

 『あら…何だか開放的?』 そう、お公家さん方の使われるお茶室には躙り口はないのだそうで、広々と空いた縁側から茶室内へ。 理由はよく聞こえなかったのですが、烏帽子やらおおすべらかしやら衣装やらで、狭い躙り口から入るには色々大変だったのかもしれません。 お茶室は、どんな身分の人も頭を垂れ狭き躙り口から入る分け隔ての無さが…とは言え、寛ぎの私的茶室、例外は有りのようですね。

貞恭庵.gif
芝・増上寺(徳川家の菩提寺)和宮様ご縁の貞恭庵
(江戸城にあった茶室ではなく明治になってからお使いの茶室を移築)庵名は和宮様ご戒名「静寛院宮贈一品内親王好誉和順貞恭大姉」から。(写真・東京寺院ガイド・増上寺より)

掛物は甲冑を着けた童子の絵、床には三宝に載った七種のお菓子。(参考写真・図:とらや公式ブログより)
嘉祥菓~1.JPG
七ヶ盛~1.JPG
江戸末期、虎屋により復元された献上嘉祥16種の菓子のうち、
16⇒1+6=7種の菓子 (詳細は下記参照)

 『あ、これは確か和菓子教室で「和菓子の日」のお話の中に出てきた…』と、記憶の底からあれやこれやを手繰り寄せていると、

 席主(大日本茶道学会)の方が、ニコニコ微笑まれながら、詳しくお話をしてくださいました。

 お話の合間に主菓子「武蔵野」(村雨よりもっちりとした食感、上品な甘さ)と乾いた喉を潤す美味しい薄茶(奈良絵のお茶碗)を戴きつつ…

 「これは、嘉祥(嘉定 かじょう)の菓子といいまして…(以下、お話の記憶と戴いたリーフレット等を参考に作成)

 嘗て旧暦の6月16日には、「嘉祥」という餅や菓子を食べ厄除・健康招福を祈る行事がありました。 起源ははっきりとは分かりませんが、室町時代には武家や宮中で行われた記録が残っています。 元々は、848年(承和15年・嘉祥元年)の夏、仁明天皇がご神託に基づき6月16日、16の数に因んだ餅菓子などを神前に供え、厄除・健康招福を祈願し、「嘉祥」と改元したことに因むとも言われています。 

 鎌倉時代には、後の後嵯峨天皇が東宮となられる前の6月16日に、通貨16枚でお供えの菓子などを求めて献上、これが吉例となり皇位継承後も続けられました。 

 室町の頃には、この日、楊弓(ようきゅう) で負けた者は、中国の「嘉定通宝」16枚で食物を購い、勝者に供しました。 嘉と通が「か・つう」で「勝」に通じることから、武家に尊ばれました。 「御湯殿上日記」には、嘉祥の日に朝廷では主上に「かづう」(=女房言葉で嘉祥菓子、「かつう」「かずう」とも)を誘あげるのが吉例であったことも記されています。

 豊臣秀吉も「嘉祥の祝」を恒例としていたことを受け、徳川家康も江戸幕府に置いてこれを継承し、6月16日に将軍より、大名、旗本など御目見得以上の諸士に江戸城の大広間で菓子を振る舞いました。 これを「嘉祥頂戴」といい、白木の片木(へぎ)盆の上に青杉の葉を敷きその上に積んである菓子(総数2万個とも)を一人一つずつ取らせたと言われています。 菓子作りは大久保主水が担い、羊羹・饅頭・大鶉焼(大福の前身)・あこや(アコヤガイを模す)・きんとん・寄水(ねじり新粉餅)・平麩・熨斗がそれぞれ種別に盛られたようです。

 宮中では天皇から臣下へ1升6合の米を賜い、その米を虎屋か二口屋の菓子と換えていました。 また、井原西鶴の『諸艶大鑑(しょえんおおかがみ)』 には、京都島原で虎屋の羊羹など16品が出される嘉祥の様子が描かれています。

 庶民の間でも「嘉祥喰」といって、16文で菓子や餅16個を求めて食べるしきたりがうまれ、本来は嘉祥通宝で…といえども嘉祥通宝の流通量は少なく、代わりに米1升6合を持って餅・菓子を求めることも行われていました。
 
 その他、
 「嘉祥縫」…16歳の袖止め(振袖から詰袖にする)
 「嘉祥の梅」…6月16日に採った梅の梅干を旅立の日に食す災難除け。
 「月見と嘉祥」…宮中の成人式の一種で16歳になり月見をする。 
 和宮様も1860年6月16日にこの「月見の儀」をなされたそうです。

 明治となって、この「嘉祥の行事」は廃れてしまいましたが、昭和54年 (1979年)全国和菓子協会は、6月16日の意義を鑑み「和菓子の日」と制定しました。

<虎屋の嘉祥菓子> 
 浅路飴*1…白求肥を拍子木型に切り炒り胡麻をまぶす。
 伊賀餅*2…餅皮で白あん包み糯米の染飯を散らし蒸す。 
 桔梗餅…和三盆糖を精製する段階でとれる希少な「白下糖」を用いた外郎皮で漉餡を包み桔梗型に作る。

 源氏籬*3(ませ)…湿粉*4で象った源氏の籬型。 
 豊岡の里*5…淡紅色の方形餡入り落雁。
 味噌松風…薄く長方形に切った味噌松風。
 武蔵野…湿粉で羊羹を挟む。武蔵野の秋景色。

  *1朝路とも
  *2蔵王の銘菓「稲花(いが)餅」と似ているような… 
  *3籬=垣根や塀のこと。 数寄屋等の古い和風建築に用いる「源氏塀」の特徴「たすき」の傾斜した線を取り入れた意匠。

  *4湿粉=餡・餅粉・上新粉を混ぜてもみ、こし網で漉してそぼろを作り枠に入れ蒸したもの。「村雨」。

  *5古くより淡紅色の落雁のことを「豊岡の里」と呼ぶ。 由来は虎屋でもきちんと分からないとのこと。

<後記>
 記念に法然上人のお姿絵と「天下和順(てんげわじゅん)」の祝聖文(しゅくしょうもん)入った札(栞?)を戴きました。 主催は「茶雅馬(ちゃがま)茶道教室」MIHO企画さんでブログも書かれています。 

 それにしても、「嘉祥」は徹底した 1、6、16 また 7 に拘る行事です。 昔、こういう数字にまつわる伝えや教えに詳しい方がいらして、それはそれは色々なお話をしてくださり驚き、また大いに興味が広がったものでした。 今頃どうされているのでしょうか…? どうか、お元気でいらっしゃいますように。
posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 和菓子・洋菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月23日

東京タワーの見える場所

 またここに立つ日が来てしまいました。 色々と気を付けてきた積りでしたが、敵もなかなかしつこい。 見つかったことを神様に感謝して最善の道がとれるよう家族で力を合わせます。 DVC00545.jpgDVC00546.jpg

 富士山の世界文化遺産登録の勢いにのって、2020年 東京オリンピック招致も成功なるでしょうか? 東京タワー・ライトアップも五輪カラーで2020です。 7年先もそのずっと先も…どうか元気で楽しく過ごせていますように!
タグ:東京タワー
posted by 山桜 at 22:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする