2026年06月30日

夏越の祓い

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 6月30日は半年分の祓い「夏越の祓い」。
 この機会に書くことで、厄落としをしておきます。

 5月10日、突然、左目の視界に銀幕がかかったように見えなくなるという衝撃的な出来事に見舞われました。 

 丁度母の日で、お土産を買って実家に向かう途中、
「えっ、まさか…嘘でしょう!?」
幸い右目が見えたので、歩くことができタクシー乗り場へ。

 その途中も、このままどうなってしまうのかと動転する自分、何をすべきかと考えている冷静な自分、その両方を俯瞰して既に体から離脱して見ているような自分がいました。

 幸い、タクシーに乗って実家へ向かう途中、恐らく症状が出てから10分もしないうちに銀幕が晴れて視界が戻ったので、
「これは目の疾患ではなく、脳か血管の問題だ」
「閃輝暗点に似ているけれど、片目だけの視界が閉ざされたので違うものかもしれない」
などと考えるうちに到着。

 母には心配かけたくありませんでしたが、一刻を争う事態であれば大変なので、訳を話し急いでスマホで症状を検索しました。

「一過性黒内障」というものが一番症状に近く、
「脳梗塞の重大な前兆である可能性が非常に高い」
という回答が出たので、それこそ目の前が真っ暗になりました。

 母と弟に慌ただしさを詫びて血流の刺激にならない様、そ〜っと静かに家に戻り、ネットで調べて翌朝一番の時間に脳神経外科に予約を入れました。

 血栓が脳へ行けば脳梗塞かと思うと、寝返りも打てず生きた心地のしない夜。ケロに「好きなように生きて、大好きな家族と一緒に過ごせてずっと幸せだったから悲しまないで…」と遺書まで書きました。

 暑さの中、そろりそろりと歩いて脳神経外科でCTとエコー検査を受けた結果、血栓もなく血管の異常もなく、閃輝暗点の血管の異常収縮が左目の近くで起こったのでしょう、という診断で、

「普段通りの生活で構いません。山へ行っても大丈夫。」
とのこと。

 張り詰めていた気持ちがプツンと糸の切れた凧のようになり、ふわりふわりと家に帰りつき、心配かけた家族、この日の参加予定をキャンセルした観察会の幹事さんに連絡をすませ放心状態。長い一日でした。

 その後も、単関節リウマチの治療を受けている国立国際医療研究センター病院で脳MRI、頸動脈エコー、眼科、と検査を受け、すべて異状なしでした。

 「死」を覚悟し、一度あちらへ行って戻ってきたみたいな妙な気持のままですが、死に損なうと長生きするらしいので、大丈夫と言われている内は、しぶとく好きなことで少しは人の役にも立てるように生きていきたいと思っています。

 実家の近くの神社と家の近くの神社にお参りし、半年分の穢れを祓って頂きました。

 4、5、6月と、殆ど休みなく続いた予定もひと段落し、酷暑が予想される7、8月は、野外活動もお休みとなり、自分の時間が持てそうです。

 心機一転、家と庭の片づけをしつつ、憧れの北アルプス最後の秘境と言われた「雲ノ平」目指してトレーニングに励みます!

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2026年06月29日

FIN斑尾高原研修(3)信越トレイル S1�A沼の原湿原 ハンノキ並木

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(編集中・・・ 
写真のないものはデジカメ撮影分。整理できたら掲載予定)

2026.06.21 斑尾高原 沼の原湿原

森林インストラクター長野会(FIN)の研修会2日目は「信越トレイルセクション1」を歩いての観察会

沼の原湿原 地図
260621102504358 斑尾 沼の原湿原ルートマップml.JPG
沼の原湿原に入って最初の十字路の所の地図看板

ニッコウキスゲ
260621102547863 斑尾 ニッコウキスゲm.JPG
看板のすぐ先、ニッコウキスゲの咲き初めでした。

そこから遠めにオレンジの花の群落が見え、一同さっそく足を向けることに・・・

ニッコウキスゲ でした。
260621104125483 斑尾 ニッコウキスゲm.JPG
咲き始めたばかりの初々しい群落でした。
まぁ、湿原内でこの季節、他にないですよね・・・ただ、当地では、未だ先ほどの咲いたばかりの一輪しか見ていなかったので、これほど沢山咲いているのはナンダロウ?といぶかしく思ったのでした。

カキツバタ
260621103732977 斑尾 カキツバタm.JPG
湿原内、花弁の色が青味、葉巾が広く中央に目立つ脈が無いのでカキツバタでしょう。旗弁基部が少し黄色く見えますが、咲初めは白く段々黄ばんでくることもあるようです。

トキソウ 10:47
260621104205235 斑尾 トキソウm.JPG
やっと今年も可憐なトキソウに会えました♪

カモメヅルの仲間? 10:52


ミヤマホタルイ? 10:52

ハンノキ ミズバショウ
260621104536297 斑尾 ハンノキ ミズバショウm.JPG
沼の原湿原の中を流れる水路沿いのハンノキ並木と水際に生えるミズバショウの花後の大きな芭蕉のような葉。

10:47
260621104707961 斑尾 ミズバショウm.JPG
大きな葉の下に垂れ下がって見えているのが、花後の若い果実の塊です。良く熟すと塊がほぐれゼリー状のぐじゅぐじゅに包まれて水の中を流れていき、うまいこと引っかかるのを期待して水辺に顔を出しているのかな。

沼の原湿原を行く面々
260621104548077 斑尾 湿原を歩く面々m.JPG

ハンノキ並木 遠景 10:57
260621103010220 斑尾 ハンノキ並木m.JPG

このあと、湿原を見晴らせる少し高い場所でランチ休憩。ここは昨年も訪れたので、広がる湿原の中に並ぶハンノキの懐かしい風景にほっとしました。その懐かしいレポを見ようとブログ内検索をしたら…ああ、何ということ、またしてもアップ出来ていませんでした。取り敢えず、その時の写真だけ・・・

2025.11.02 ハンノキ並木 遠景
PB024825 斑尾 沼の原湿原 ハンノキ並木m.JPG
訪れたのは秋だったのですねぇ そんなことも忘れていた自分に愕然とします。やはり忘れないうちに記録に残しておかないと…。

ミズチドリ 水千鳥 ラン科

湿地の背丈の高い草の中では埋もれがちですが、よ〜く見ると可憐に咲いているのがみつかります。この時は、木道沿いのヨシなどが刈られた後で丁度白い花が目立ってみえてラッキーでした。

ナルコユリ 11:33
260621113354817 斑尾 ナルコユリm.JPG

人家の痕跡のある平らな広場 11:35
260621113553490 斑尾 人家の痕跡m.JPG
湿原で稲作をしていたとのことで、家が建っていただろう平らな土地、石垣の名残も見られました。
あのハンノキ並木にも竿を渡し刈穂を干していたのでしょうか。想像が膨らみます。

(つづく)

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2026年06月28日

ヒグラシの初鳴き

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2026.06.28 狭山丘陵
 
 最近は暑さと日焼けを避けて、夕暮れ時に歩くことが多い。今年は久しぶりに梅雨らしい梅雨がありひんやりとする日もあり、ホタルも沢山飛んで夕散歩の楽しみの一つだ。それでも何かが足りなかった。それがこの夕暮れにやっと出て来てくれた。

 カナカナカナカナ・・・

 折しも一年ぶりに部活の友と集まった日の夕べ。懐かしい友がここにも戻って来てくれた。ここ数年、朝夕も暑いためか、声がしない日が多くて心配したが、静かに心に染み込むこの音色がいつまでも聞ける夏でありますように。

 気になって去年の「ヒグラシ 初鳴き」の記事をブログ内検索したら、なんと8月15日! 聞き洩らしていて、この日初めて気づいたのかもしれないが、遅かったことは間違いない。やはりヒグラシには梅雨冷えと梅雨明けが必要なのかもしれない。

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FIN斑尾高原研修(2)信越トレイル S1�@ドクウツギ発見!

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(編集中・・・ 
写真のないものはデジカメ撮影分。整理できたら掲載予定)

2026.06.21 斑尾高原

森林インストラクター長野会(FIN)の研修会2日目は「信越トレイルセクション1」を歩いての観察会

「信越トレイル」とは、長野県と新潟県の県境に連なる山々を繋ぐ全長110�qにも及ぶロングトレイルコースです。長野県の斑尾山〜関田山脈エリア〜新潟県の秋山郷・苗場山山麓エリア〜苗場山へと整備されています。
コース全容地図

セクション1〜10の区域がありますが、一度に全部を繋げて歩くのは大変。四国のお遍路よろしく、何回かに分けて踏破する為に、それぞれのセクションにアクセス可能な宿からの送迎があるとのことでした。

セクション1:斑尾山・万坂峠・赤池

数日続いた雨によりぬかるみが酷いとのことで、残念ながら斑尾山へは登れず赤池から沼の原湿原などを廻るコースに変更でした。

遊森の郷 豊葦遊森の館 周辺の地図 8:52
260621085242836 斑尾 赤池からコース地図ml.JPG

サルナシ 8:57
260621085738807 斑尾 サルナシm.JPG

アカイタヤ 9:04
260621090418423 斑尾 アカイタヤm.JPG
あ、これこれ、アカイタヤらしく先の方若い葉に赤みがあります。

エゾアジサイ
260621090448013 斑尾 エゾアジサイm.JPG
エゾアジサイはヤマアジサイの仲間の中でも、大きく色も澄んだ青で風格があります。

ヒメヘビイチゴ 9:04


クロヅル 9:07


ドクウツギ 毒空木 ドクウツギ科
別名 イチロベイゴロシ
260621090625842 斑尾 ドクウツギm.JPG
「ああ〜っ、ドクウツギだ〜!」
ドクウツギを発見した時の先輩方のどよめき興奮が凄かった〜!
「日本三大有毒植物」他の2つは、トリカブト、ドクゼリ。
猛毒過ぎて刈られてしまうので今やほとんど見ることが出来ない希少種。
果実が特に猛毒な筈ですが、なんと「甘い」のだそうで…食べた人、どうなったのか心配。
絶対にマネしないでくださいね! 神経毒で最悪死に至ります。

沼の原湿原への分岐
260621091204600 斑尾 沼の原湿原分岐s.JPG 260621091217929 斑尾 沼の原分岐道標s.JPG
ブナ林の中を上り、その先の沼の原湿原を目指します。

ツクバネソウ 9:13
260621091357514 斑尾 ツクバネソウm.JPG

ブナの根 9:19
260621091921912 斑尾 ブナの根m.JPG
風雪に耐えて生きてきたブナの生涯に思いを馳せながら歩きます。

ブナの枝
260621092239521 斑尾 ブナ 仲田さんm.JPG

ブナの幹 9:30
260621093029861 斑尾 ブナm.JPG

260621093107694 斑尾 ブナの幹m.JPG
今にも何かを語りだしそう・・・

ヒメアオキ 姫青木
260621092939303 斑尾 ヒメアオキm.JPG
アオキの日本海側多雪地方に多い変種。幹が倒れて斜めに匍匐していることが多い。高さ約1m、葉長約15�p程と小さめ。

ツルアリドオシ 9:30


シダの仲間 9:32
260621093217878 斑尾 シダの仲間m.JPG

オニシモツケ10:16
260621101653821 斑尾 オニシモツケm.JPG

イリコヤナギ
260621101659840 斑尾 イリコヤナギm.JPG

ウツボグサ 10:19


(つづく)

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2026年06月27日

FIN 斑尾高原研修(1)観察・座学・交流会

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(編集中・・・ 
 写真のないものはデジカメ撮影分。整理できたら掲載予定です)

2026.06.20

ご縁あり昨年に続き、長野県森林インストラクター会(FIN)主催の斑尾高原研修に2泊3日でゲスト参加させていただきました。

当日は、FISの総会がありましたが東京発では午後着なので、先ずはその後の「信越トレイルセクション」についての座学からの参加予定。

会場の「まだらお山の家」のテラスでお弁当を頂くと、早速目に留まった気になる見慣れぬ植物に吸い寄せられ観察開始。同好の士の集まりは遠慮なくこれが出来るのが最高に楽しいのですよね〜♪

アカイタヤ
260620115126184 斑尾 アカイタヤm.JPG

260620115126184 斑尾 アカイタヤm.JPG
アカイタヤは名前の通り、赤みのある芽吹き部分を撮ったと思うのですが…あれれ?

オニツルウメモドキ 
260620120301248 斑尾 オニツルウメモドキm.JPG
ツルウメモドキの変種 葉は大きく鋸歯粗い。裏脈上にうね状突起と突起毛。北海道〜本州の冷温帯分布。

これとは別のオオツルウメモドキは、脈沿いに屈毛、関東〜九州の温帯分布。

オクチョウジザクラ? 奥丁子桜
260620120526699 斑尾 オクジョウジザクラm.JPG
丁子ザクラの日本海側変種。
花が大きいこと以外は丁子ザクラに同じらしい。
葉は両面フサフサ、丸みの重鋸歯、先は急に尾状に伸びる
(改めて写真を見ると重鋸歯?はっきりしないなぁ)
花柄(果柄)に開出長毛、苞、托葉

260620120541307 斑尾 オクチョウジザクラm.JPG

260620120845587 斑尾 オクチョウジザクラm.JPG

「信越トレイル」についての講習会を受け、宿泊する斑尾バカンスビレッジにチェックイン。夕食は、皆で準備してのバーベキュー交流会です。

斑尾バカンスビレッジ コリーヌ棟
260622060047725 斑尾 バカンスビレッジ コリーヌm.JPG
右横のテントが夜のBBQ交流会場

室内
260622074253065 斑尾 バカンスビレッジ コリーヌ室内s.JPG 260622074246759 斑尾 バカンスビレッジ コリーヌs.JPG

 去年、夏秋(かしゅう)苺を持ってきてくださった長野会・安曇野の方が今年はキュウリとトマトを差し入れてくださり、これがもう美味しくて切り分けている内から、味見といいつつモグモグと消えていきました。そんなつまみ食いの影響など全くないほどの大量なので、こんなに沢山のキュウリとトマトを食べ続けたのは初めてというくらい、翌朝、また、翌日のお弁当にも頂くことが出来ました。本当に美味しい新鮮な沢山のお野菜、ごちそうさまでした〜!

 さて、いよいよBBQというころ、ますます雨脚と風が徐々に強まり、室内で準備した野菜などを雨具着用で外のテントに運びだして交流会の開始です。紙コップも吹き飛ぶ中での交流会、写真はありませ〜ん。

皆さんが持ち寄ってくださったお酒
260620193956121 斑尾 持ち寄りのお酒m.JPG
室内に避難して、ゆっくり盃を傾けました。

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2026年06月26日

田代山(帰路)〜帝釈山〜馬坂峠〜桧枝岐

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2026.06.13

【コース】民宿おぜぐちー長い林道(ダート)小1時間ー馬坂峠登山口(朝食)〜帝釈山山頂〜田代山弘法大師堂(避難小屋)〜田代山湿原〜木賊温泉分岐〜田代山山頂〜弘法大師堂(昼食)〜帝釈山山頂〜馬坂峠登山口ー森の温泉館 アルザ尾瀬の郷−西那須野塩原ICー佐野SAー浦和IC

田代山〜帝釈山へ下る木道


コミヤマカタバミ


タケシマラン


エンレイソウ

田代山を下り、帝釈山にとりつくと、またオサバグサが戻ってきました。境界線できれいに棲み分けているような不思議な花です。
(つまり、田代山域には全くなく、帝釈山と馬坂峠の先の台倉高山にだけ生えているようです。去年、尾瀬の至仏山にも生えていると聞き、教えて頂いた場所近辺を探しましたがみつかりませんでした。)

オサバグサ
260613104725622 帝釈山 オサバグサm.JPG

マイヅルソウ
260613105015552 帝釈山 マイヅルソウm.JPG

オサバグサ
260613105710755 帝釈山 オサバグサmb.JPG

ツバメオモト


ムラサキヤシオ


ミツバオウレン


アズマシャクナゲ


ハクサンシャクナゲ


イワナシ


オオバスノキ


ベニサラサドウダン


ツマトリソウ


イワカガミ


ミツバオウレン


ギンリョウソウ


オサバグサ


テングクワガタ

馬坂峠の奇麗なトイレのお世話になり、頼もしいN田号に乗って、いざ再び小一時間の悪路ドライブに出発!
皆さんは桧枝岐でアルザ尾瀬の郷でお風呂でしたが、山桜はちょっと車酔いしてしまい、温泉はパスしてのんびり風にあたっていました。本当になかなかのガタガタ道です。狭くてすれ違える箇所も少なく、普通車だとゆっくり走らないと危険なので、もっと時間がかかると思います。

皆さんがお風呂でさっぱりした後は、ジェラートに濃いエスプレッソコーヒーかけたの、何ていうのでしたっけ…検索中…アフォガート!らしきもので、
「なんちゃってアフォガート」だったかなぁ
そんな名前のデザートを頂きました。直ぐに列が出来て人気のようでした。多分コーヒーがエスプレッソではないのでしょうけれど、ジェラートはたっぷりで美味しかったぁ♪

帝釈山は期待にたがわぬオサバグサの宝庫、そのほかの高山植物、素晴らしい風景も心行くまで満喫しました。

企画してくださったマサさんに大感謝です。そして頼もしいランクルを運転してくださったN田さん、豊富な知識と美味しいコーヒーブレイクでもてなしてくださったK野さん、メンバーに恵まれて幸いでした。お世話になってばかりで申し訳ありません。心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

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2026年06月25日

田代山(2)田代山湿原後半〜山頂〜弘法大師堂

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2026.06.13 田代山

【コース】民宿おぜぐちー長い林道(ダート)小1時間ー馬坂峠登山口(朝食)〜帝釈山山頂〜田代山弘法大師堂(避難小屋)〜田代山湿原〜木賊温泉分岐〜田代山山頂〜弘法大師堂(昼食)〜帝釈山山頂〜馬坂峠登山口ー森の温泉館 アルザ尾瀬の郷−西那須野塩原ICー佐野SAー浦和IC

ピンク色のツマトリソウ
260613095151283 田代山 ツマトリソウ ピンクm.JPG
ピンク色のツマトリソウを初めてみて(この花は2つ目)ビックリして変な声が出ました〜(^^;) ほんのりピンク色に染まったくらいの花は見たことありますが、ここまできれいなピンク色、本当に興奮でした!

260613095140920 田代山 タテヤマリンドウ ツマトリソウm.JPG
タテヤマリンドウたちと仲良く並んでいました。

会津駒ケ岳を望む
260613095528423 田代山 会津駒ケ岳と湿原ml.JPG
此のあたりに広がる浅い池塘を見ると、かつて田代山湿原に田んぼがあった説も頷けます。

田代山山頂(1,926m)標 10:00
260613095737691 田代山 山頂m.JPG

260613100702689 田代山 湿原m.JPG

残雪の山々
260613093839968 田代山 残雪の山々m.JPG

湿原と池塘と青い空に白い雲
260613093922630 田代山 池塘と山々ml.JPG

キンコウカは未だ蕾 モウセンゴケ
260613094532404 田代山 キンコウカ モウセンゴケm.JPG
この葉の重なりを見れば、尾瀬のアヤメ平でキンコウカの群落をアヤメと間違えて名付けてしまった説にも信憑性を感じます。

モウセンゴケ
260613092259488 田代山 モウセンゴケm.JPG

コバイケイソウ
260613093239588 田代山 コバイケイソウm.JPG
玉原では既に咲いていましたが、ここでは未だこんな芽吹き状態。なかなか出会う機会なく、改めて美しい姿だなぁと目に留まりました。

時々、ウルイ(オオバギボウシ)と誤って採取され中毒を引き起こしていますが、似てるかなぁ…大分ごつくて葉もゴワゴワだと思うのですが、右下の伸び切っていない芽なら、沢山採るうちに混じることがあるのかもしれません。

チングルマ イワカガミ
260613101008833 田代山 チングルマm.JPG

イワカガミ
260613092600912 田代山 イワカガミm.JPG

260613100702689 田代山 湿原m.JPG
名残惜しい田代湿原をふりかえって・・・また来られるかなぁ

ベニサラサドウダン


弘法大師堂(避難小屋)に戻り、近くのベンチで早めの昼食

民宿「おぜぐち」特製お弁当は、山小屋製とは段違いにお結びの具もご飯もおかずも最高に美味しく感激でした。それなのに、写真撮らなかったんだなぁ…と今更です。

重いコンロと水を持ってきて、薫り高いコーヒーを淹れてくださったK野さん、その上、高級カステラまで✨ごちそうさまでした♪
260613102839168 田代山 コーヒーブレイクm.JPG

そうそう、この避難小屋近くには階段上る奇麗なトイレがあるのですが、なんと、靴を脱がずにそのまま履く大きめのスリッパが常備されています。

最初それが分からずに、靴を脱いで履き替えスリッパが土で汚れていて憤慨して掃除したのでした。後でもう一度お世話になった時、目の前で靴のままスリッパを履く人をみて仰天! 
「ええっ、そのままですか!?」
と思わず聞いてしまい、
「そうですよ〜、ほらここに…」
と指さされたところには、そのように使用する旨の張り紙がありました。
なるほどね〜郷に入っては郷に従え、ちゃんと周りを見てから行動せねば…でした。

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2026年06月24日

田代山(1)弘法大師堂〜田代山湿原前半

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2026.06.13 田代山

【コース】民宿おぜぐちー長い林道(ダート)小1時間ー馬坂峠登山口(朝食)〜帝釈山山頂〜田代山弘法大師堂(避難小屋)〜田代山湿原〜木賊温泉分岐〜田代山山頂〜弘法大師堂(昼食)〜帝釈山山頂〜馬坂峠登山口ー森の温泉館 アルザ尾瀬の郷−西那須野塩原ICー佐野SAー浦和IC

去年の果実かな?
ツルリンドウ 蔓竜胆 果実

弘法大師堂の先の湿原入口から湿原をめぐる一周の木道は「半時計回り」一方通行です。細い木道一筋なので尾瀬湿原のようにすれ違いは出来ません。

弘法大師堂・田代山避難小屋
RIMG1727田代山避難小屋.JPG2  弘法大師堂m 久保さん.JPG

コヨウラクラン


「プリン山」の愛称を持つ台形の田代山山頂周辺に広がる湿原
260613092103248 田代山 湿原m.JPG

260613093814618 田代山 湿原m.JPG

チングルマ 稚児車
260613100932901 田代山 チングルマ イワカガミm.JPG

イワカガミ 岩鏡
260613100938187 田代山 チングルマ イワカガミm.JPG

タテヤマリンドウ 立山竜胆
260613092450909 田代山 タテヤマリンドウm.JPG

260613093308208 田代山 タテヤマリンドウm.JPG

ヒメシャクナゲ 姫石楠花 ツツジ科
260613092010184 田代山 ヒメシャクナゲm.JPG

260613092138812 田代山 ヒメシャクナゲm.JPG

ワタスゲ 綿菅
260613092236805 田代山 ワタスゲm.JPG

260613092125936 田代山 ワタスゲm.JPG
ワタスゲの花後、結実すると白い刺針状花被片が長く伸びだし、タンポポの綿毛の様に丸く膨らんできます。ですので、この白い綿状態は「花」ではなく、かといってキク科のような果実に着く綿毛・冠毛でもなく、特有な姿…

白い地衣類?


チングルマの蕾
260613093221249 田代山 チングルマm.JPG
白い花被片の裏に赤い筋があるのを始めて知りました。

チングルマ イワカガミ
260613100955733 田代山 チングルマ イワカガミm1.JPG

アカミノイヌツゲ


(つづく)

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2026年06月23日

帝釈山(2)山頂〜尾根〜田代山への下り

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(編集中・・・ 
 写真のないものはデジカメ撮影分。整理できたら掲載予定)

2026.06.13 帝釈山 

【コース】民宿おぜぐちー長い林道(ダート)小1時間ー馬坂峠登山口(朝食)〜帝釈山山頂〜田代山弘法大師堂(避難小屋)〜田代山湿原〜木賊温泉分岐〜田代山山頂〜弘法大師堂(昼食)〜帝釈山山頂〜馬坂峠登山口ー森の温泉館 アルザ尾瀬の郷−西那須野塩原ICー佐野SAー浦和IC

ミツバオウレン
260613073617700 帝釈山 ミツバオウレンm.JPG

御池にも尾瀬でも見当たらなかったのに帝釈山に入ったら、オサバグサだらけ! 限られた場所にしか生えない本当に不思議な植物です。
それでも最盛期(いつ頃?)からしたら、かなり減っているのだそうです。 その頃はどれだけ凄かったことか!

オサバグサ 筬葉草 ケシ科ケマンソウ亜科
260613074217742 帝釈山オサバグサm.JPG

260613074753813 帝釈山オサバグサm.JPG

260613074838797 帝釈山 オサバグサm.JPG

この辺りからデジカメ撮影ばかり💦穴だらけですみません。早く整理しなければ…

ツマトリソウ


尾根道からの風景


帝釈山山頂


イワナシ


ツバメオモト


イワカガミ


ハクサンシャクナゲ


アズマシャクナゲ


尾根道からの風景


岩場の梯子


枯れ木の肌に咲くミツバオウレン


ムラサキヤシオ


オサバグサ


コミヤマカタバミ


ゴゼンタチバナ


タケシマラン


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2026年06月22日

帝釈山(1)馬坂峠登山口〜尾根

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2026.06.13 帝釈山

【コース】民宿おぜぐちー長い林道(ダート)小1時間ー馬坂峠登山口(朝食)〜帝釈山山頂〜田代山弘法大師堂(避難小屋)〜田代山湿原〜木賊温泉分岐〜田代山山頂〜弘法大師堂(昼食)〜帝釈山山頂〜馬坂峠登山口ー森の温泉館 アルザ尾瀬の郷−西那須野塩原ICー佐野SAー浦和IC

民宿「おぜぐち」さん特製お弁当をザックに詰め、いざN田号車で登山口へ!

帝釈山 馬坂峠登山口(1,785m)

ここまでのアプローチ林道は、整備はされていますが小石ゴロゴロのやや悪路、そして長〜い(慎重に走れば小一時間)。本当にN田さんのRCで助かりました。ありがとうございます。

駐車場に車を止め、支度を整え準備体操し、さぁ、オサバグサに会いに行くぞ〜♪

先頭は企画者マサさん、次いで山岳部出身のN田さん、山桜、殿は元レスキュー隊のK野さん。いずれも埼玉森林インストラクター会所属です。

輝く朝日が見送ってくれました。昨日出会った大阪からの女性お二人組にも再会しエールを交換。


奥会津森林生態系保護地域及び会津山域緑の回廊の解説版


最初はなかなかの急登が続きます。無理せず程ほどにがんばれ〜

「あ、あった〜!」第一オサバグサ発見!!

この後、数えきれない程のオサバグサに出会えますが、第一は格別です。

オサバグサ 筬葉草 ケシ科ケマンソウ亜科
260613061356215 帝釈山 オサバグサm.JPG
葉は織機の筬オサに似ていることからの命名。
シダのシシガシラにも良く似ています。

260613061414453 帝釈山 オサバグサm.JPG

恥ずかしながら嬉しくて夢中で撮影中 K野さん撮影
P6130866 帝釈山 河野さんm.JPG

ミツバオウレン 三葉黄連 キンポウゲ科オウレン属
260613064104678 帝釈山 ミツバオウレンm.JPG

260613065211377 帝釈山 ミツバオウレンm.JPG

ゴゼンタチバナ 御前橘 ミズキ科


開きかけの緑色から開ききって白くなったものが並んでました。


岩と根っこの道


向こうの稜線が見えてきました。


コヨウラクツツジ 小瓔珞躑躅 ツツジ科


ベニサラサドウダン 紅更紗満天星 ツツジ科
260613071039271 帝釈山 ベニサラサドウダンm.JPG
サラサドウダンは赤に白い筋がジャワ更紗風ですが、この変種は筋が消え真っ赤に近い。

260613071045958 帝釈山 ベニサラサドウダンm.JPG
雲海が見えました。遥か向こうの山々も…大分標高を稼いできました。

アズマシャクナゲ 東石楠花 ツツジ科
260613073157417 帝釈山 アズマシャクナゲm.JPG
葉の付け根が湾入しない
花色は淡紅(ピンク)色
葉裏は軟毛密生でスポンジ状

帝釈山山頂まで、もう一息!

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2026年06月21日

桧枝岐 ミニ尾瀬公園(3) & 民宿おぜぐち

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2026.06.12 桧枝岐 ミニ尾瀬公園

【コース】浦和IC−西那須野塩原ICー道の駅 尾瀬桧枝岐ー山の駅 御池〜御池田代散策ーミニ尾瀬公園散策ー民宿おぜぐち〜森の温泉館「アルザ尾瀬の郷」

クガイソウ
260612154746138 ミニ尾瀬 クガイソウm.JPG

カキツバタ
260612155345121 ミニ尾瀬 カキツバタm.JPG
アヤメとヒオウギアヤメとカキツバタが同じ場所で見られるのも公園植栽ならでは。
カキツバタは垂れ下がった大きな花びらに「白い目」がポイント。

リュウキンカ
260612160027000 ミニ尾瀬 リュウキンカm.JPG
リュウキンカは花後で果実の形が面白い。

未同定の白い花 ナデシコ科?


クモキリソウ

ちょっぴり蕾が出始めていました。

ヨツバヒヨドリ


クルマバソウ
260612161449269 ミニ尾瀬 クルマバソウm.JPG
輪生する葉の数が6〜10枚、葉先が尖る。
果実はひっつき虫

ヒメサユリ ニッコウキスゲ ヒオウギアヤメ
260612162527619 ミニ尾瀬 ヒメサユリ ニッコウキスゲm.JPG

戻ってきた民宿の駐車場に勢いよく生えていたのは、

クロヅル
260612164039935 桧枝岐 クロヅルm.JPG

260612164123618 桧枝岐 クロヅルm.JPG

民宿「おぜぐち」はゲレンデの真下なので、窓からリフト乗り場が見えます。


民宿「おぜぐち」の 心のこもった美味しい夕食
260612181238650 民宿 夕食m.JPG
先ずはビールで乾杯!イワナは塩焼きもお刺身も絶品。
様々な地元の幸にそれぞれ異なる味付けが素晴らしい。
山菜きのこご飯も美味しくてお替りしてしまいました。

山菜の天ぷら
260612181005610 民宿 山菜の天ぷらm.JPG
揚げたての天ぷら〜舞茸、コシアブラ、あと何だったかなぁ 伺ったのにすぐ忘れて情けない。

そして、写真を撮るのも忘れていただいてしまったお蕎麦がまた絶品でした!
これはもう日本酒も飲まずにいられないですよね。
大変美味しく頂きました。ごちそうさま♪

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2026年06月20日

桧枝岐 ミニ尾瀬公園(2)

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2026.06.12 桧枝岐 ミニ尾瀬公園

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万里姫像
260612153412010 ミニ尾瀬 万里姫像m.JPG
かつて尾瀬沼のほとりに住んでいたという万里姫。尾瀬を訪れた若者との身分違いの恋を実らせたという伝説があるそうです。

長い時間この場所で撮影中の方がいらして、なかなか近づけず…隙を狙ってサッと撮影!でも、ちらっと映り込んでしまいました。カメラマンさま、お許しを。

ヤマオダマキ 山苧環 キンポウゲ科
260612153342718 ミニ尾瀬 ヤマオダマキm.JPG
尾瀬沼のほとりで水鏡を覗く万里姫のごとく、静かに俯いて咲いていました。

ムラサキケマン?


ニッコウキスゲ
260612153007513 ミニ尾瀬 ニッコウキスゲ ゼンテイカm.JPG
こうして目線を低くしてみると尾瀬っぽい風情に…そして遠くに見えるのはもしかして燧ケ岳??

ヤグルマソウ


ラショウモンカズラ
260612154414704 ミニ尾瀬 ラショウモンカズラm.JPG
羅生門で切り落とされた鬼の腕に見えますか? 
命名者の教養と連想力、流石です。

山の神

尾瀬には十二さま、山の神が至る所に大切に祀られています。
山と共に生きてきた人々の心を伝えるものです。

オサバグサ
260612154341065 ミニ尾瀬 オサバグサm.JPG
「オサバグサに会いたい!」とのマサさんの熱望で実現したこの旅。奇しくも予想外の場所で最初に出会えたオサバグサの花は、群生(群植)の中で1つだけ、かろうじて花がチラホラと!

オサバグサ 花後
260612154351678 ミニ尾瀬 オサバグサm.JPG
他はみな花の終わった後で、軍配のような若い果実が出来ていました。

エゾハタザオ? 蝦夷旗竿 アブラナ科

念の為聞いてみたグーグル先生はオサバグサと仰いますが、明らかに違います。まだまだ本当に知りたいことには役に立たない…。これで私が写真をアップすれば検索データが増えるか。

シラネアオイ 果実

最近花よりも果実を見ることが多いので、直ぐに分かりました。果柄の下の葉は苞で、葉とは形が違って丸っぽいのです。

ウスバシロチョウ
260612161121019 ウスバシロチョウm.JPG
この子がいるので、あれはやはりムラサキケマン(ウスバシロチョウ幼虫の食草)なのかも。

ヒオウギアヤメ ウマノアシガタ ニッコウキスゲ
260612153032214 ミニ尾瀬 ヒオウギアヤメ ウマノアシガタ ニッコウキスゲm.JPG
最初に見たアヤメと、このヒオウギアヤメを見比べてみてください。

ヒオウギアヤメは、
水際や湿原に生える。
鉾が小さく目立たない。
花茎が分枝して途中にも花が着く。
花色が薄い。
葉は白っぽく巾が広めで扇型に広がる。

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2026年06月19日

桧枝岐 ミニ尾瀬公園(1)

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2026.06.12 桧枝岐 ミニ尾瀬公園

【コース】浦和IC−西那須野塩原ICー道の駅 尾瀬桧枝岐ー山の駅 御池〜御池田代散策ーミニ尾瀬公園散策ー民宿おぜぐち〜森の温泉館「アルザ尾瀬の郷」

御池から今度は桧枝岐のミニ尾瀬公園へ。
こんな梯子行脚が出来るのも、企画してくださったマサさん、今回は車を運転して下さったN田さんのお蔭で、ありがたい限りです。

最初に「ミニ尾瀬公園」という名前を聞いた時には、余り期待できない気持ちでしたが、先ほど立ち寄った観光案内所で案内をしてくださったガイドさんも、こちらをお勧めだったので期待が急上昇。

260612162841623 ミニ尾瀬公園 標柱m.JPG

260612163224482 ミニ尾瀬公園 案内板ml1.JPG
尾瀬ヶ原や尾瀬沼に行くには山装備で山越えして更に下らねば到達できませんが、ここなら足の不自由な方、小さなお子さんでも普段着で車で来て、尾瀬の花々を楽しむことが出来ます。

ハクロバイ 白露梅 バラ科
別名 ギンロバイ 銀露梅

キンロバイの白花種とのこと。初めて見ました。
入口手前の生垣風に植えられていました。

キンロバイ 金露梅 バラ科
260612154545872 ミニ尾瀬 キンロバイm.JPG
こちらの黄色の花が普通によくみられます。

アヤメ 菖蒲 アヤメ科
260612152713827 ミニ尾瀬 アヤメm.JPG
湿原に咲くヒオウギアヤメに比べると、
やや乾いた草原などに生える。(尾瀬に生えているかは?)
花の上に立ちあがる「鉾ほこ」=内花被がはっきり大きい。
花茎の先に一つの花(分枝しない)だけ。
花色が濃い。
などの違いがあります。

ウマノアシガタ


クリンソウ


ヒメサユリ ニッコウキスゲ
260612152845777 ミニ尾瀬 ヒメサユリ ニッコウキスゲm.JPG
百合の女王と呼ばれる美しさですが、自生地では今や絶滅危惧種。本来の「尾瀬」周辺では、長蔵小屋前の植え込みで見られるのみです。

こちらでは大事に保護育成されていて、丁度咲きたての初々しい姿に出会えました。ただ、やはり人の手が加わった感じが拭えず、それは写真にも出てしまいますね。
「え、そこに生える?」「栄養状態がいいなぁ」という不自然さと言うか…。

260612152859005 ミニ尾瀬 ニッコウキスゲ ヒメサユリm.JPG
株ごとに色の濃淡がありますが、これは濃い〜!

260612153050593 ミニ尾瀬 ヒメサユリm.JPG
そして花着き良すぎでは?

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2026年06月18日

尾瀬 御池(3)御池 復路

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2026.06.12 尾瀬 御池

【コース】浦和IC−西那須野塩原ICー道の駅 尾瀬桧枝岐ー山の駅 御池〜御池田代散策ーミニ尾瀬公園散策ー民宿おぜぐち〜森の温泉館「アルザ尾瀬の郷」

御池の燧ケ岳登山口を確認、更に登山口ではないその先の湿原の道を深く探りたかったのですが、この後の予定もあり、来たのと同じ道を引き返しました。

不思議なもので、来るときには見つからなかったものが見えるもので…

ムラサキコマノツメ? 紫駒の爪 スミレ科ニョイスミレ類
260612145938476 尾瀬 御池 ムラサキコマノツメ? ミヤマツボスミレ?m.JPG
ニョイスミレに似ているのですが、花の色が淡い赤紫色なので本種かな? ニョイスミレの変種で花弁に丸みありとの記載もあり、自信ナシです。
ムラサキコマノツメだとすれば、キバナノコマノツメ同様、名前に「スミレが付かないスミレ」です。

もう一つ、ニョイスミレに似たスミレが道中ずっと気になっていたのですが、写真撮っていなかったかなぁ…デジカメの方にあるかも?


モミジカラマツ 蕾

タネツケバナの仲間 種漬花 アブラナ科
260612150149837 尾瀬 御池 タネツケバナの仲間m.JPG
すみません、未同定です。平地のタネツケバナより背丈が小さく花は大きめに思います。但し、タネツケバナだとすれば、地域外来種のようで、日本在来種ですが他地域から侵入し定着しつつあるようです。

ヒロハツリバナ 広葉吊花 ニシキギ科
260612150228937 尾瀬 御池 ヒロハツリバナm.JPG
平地のツリバナが5弁花なのに対し、4弁花で果実も4裂、また果実にはプロペラのような翼があります。この果実は、玉原で撮影できているのですが、デジカメの中…。

オオカメノキ 大亀の木 ガマズミ科ガマズミ属
別名 ムシカリ 虫狩
260612150309892 尾瀬 御池 ムシカリ オオカメノキm.JPG
未だ青い果実です。真っ赤になったものは気づかれますが、青い実もカワイイ♪

モミジカラマツ 蕾


ノビネチドリ 延根千鳥 ラン科
260612150122237 尾瀬 御池 ノビネチドリm.JPG
行きに見つけたのと同じ個体ですが、再トライ! 今度の方が綺麗かな。下の方の大きな葉の縁が波打っているのが分かります。

マイヅルソウ 舞鶴草 キジカクシ科
260612150346887 尾瀬 御池 マイヅルソウm.JPG
行きには蕾でしたが、帰りにはきれいに咲いていて嬉しい♪ お日様の力はすごいなぁ

駐車場の残雪
260612150510643 尾瀬 御池 駐車場の残雪m.JPG
ここにだけ雪が残っていたので、もしかすると、駐車場で雪かきしたものを積んでいた名残かもしれません。

ショウジョウバカマ 猩々袴 シュロソウ科
260612150711106 尾瀬 御池 ショウジョウバカマm.JPG
花の終わった後の姿。数年前に見たときは、「これ、何!?」とビックリしたのでした。雪解けの中から咲く姿が好もしい。祖母の故郷新潟では「雪割草」とも呼ばれていました。

ミヤマツボスミレ? 深山坪菫 スミレ科ニョイスミレ類
260612150541505 尾瀬 御池 ミヤマツボスミレ?m.JPG
気になっていたスミレはこれです。ミヤマツボスミレなら、葉の表面に短毛ありとのこと。高山多雪地帯型のニョイスミレ=ツボスミレとのこと。標高的にそうかなと。但し、その短毛を確認しておらず、写真も葉にピントがあってなく…。

ミヤマシケシダ? 深山湿気羊歯
260612150658314 尾瀬 御池 ミヤマシケシダ?m.JPG
白い鱗片が密集しているのでハクモウイノデ?とも思いましたが、分布が冷温体の山地となっていましたし、こちらかなと。
グーグル先生はクサソテツ(コゴミ)だと…いくら何でもそれは違うでしょう。シダはまだまだデータ不足のようです。

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2026年06月17日

尾瀬 御池(2)御池 湿原

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2026.06.12 尾瀬 御池

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尾瀬の御池は燧ケ岳登山口の下に広がる湿原ですが、ふつう「御池」と呼ばれ、こちらの広い湿原部分は「御池田代」とも。

アプローチの木道を抜けると広がる湿原に出ました。 
260612145006440 尾瀬 御池 ミズバショウm.JPG

足元には可愛らしいミツバオウレンがあちこちに!
ミツバオウレン 三葉黄連 キンポウゲ科オウレン属
260612144922434 尾瀬 御池 ミツバオウレンm.JPG

ミズバショウ 水芭蕉 サトイモ科ミズバショウ属
260612145027373 尾瀬 御池 ミズバショウm1.JPG

レンゲツツジ 蓮華躑躅 ツツジ科ツツジ属
別名 オニツツジ
260612145618213 尾瀬 御池 レンゲツツジm.JPG

タテヤマリンドウ 立山竜胆


イワカガミ 岩鏡 イワウメ科
260612145543451 尾瀬 御池 イワカガミm.JPG

ゼンマイ 薇 シダ
260612145053309 尾瀬 御池 ゼンマイm.JPG

ムラサキヤシオ 紫八潮
260612145129994 尾瀬 御池 ムラサキヤシオm.JPG

260612145156171 尾瀬 御池 ムラサキヤシオm.JPG

ゼンテイカ 禅庭花 ワスレグサ科ワスレグサ属
別名 ニッコウキスゲ 日光黄菅
260612145746622 尾瀬 御池 ニッコウキスゲm.JPG
ニッコウキスゲの方が良く知られた名前なので、ゼンテイカというと不思議そうな顔をされることもあります。蕾の内は、平地で見られるノカンゾウと殆ど同じ様ですね。

ゴゼンタチバナ 御前橘 ミズキ科
260612145337025 尾瀬 御池 ゴゼンタチバナm.JPG
花びらの様に見える部分は花序を包んでいた苞葉で、真ん中の小さな花たちが開く前は緑色です。虫の呼び時には白くなって役目を果たします。

(つづく)

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2026年06月16日

尾瀬 御池(1)登山口・アプローチ木道

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2026.06.12 尾瀬 御池

【コース】浦和IC−西那須野塩原ICー道の駅 尾瀬桧枝岐ー山の駅 御池〜御池田代散策ーミニ尾瀬公園散策ー民宿おぜぐち〜森の温泉館「アルザ尾瀬の郷」

今回は、尾瀬公認ガイドのマサさんの「オサバグサに会いたい!」の熱意に誘われ、埼玉森林インストラクターの面々と総勢4名で尾瀬国立公園の北側に位置する「帝釈山」「田代山」へと向かいました。今回の運転は悪路にも強いランクルで登場のN田さん! ありがとうございます💓

初日、先ず、情報収集のために立ち寄った「道の駅 桧枝岐」にて、「御池」の湿原散策を勧められ向かいました。尾瀬への燧ケ岳経由での登山口「御池」です。 その後、桧枝岐の「ミニ尾瀬公園」へ。オサバグサには会えないであろう地域ですが、他の植物との出会いも楽しみです♪

山の駅 御池
260612142158719 御池 山の駅m.JPG

御池 登山口
260612142559352 御池 登山口m.JPG
次は、こちらから燧ケ岳経由で尾瀬沼・尾瀬ヶ原へと向かってみたいなぁ

260612142613007 御池 登山口m.JPG
階段を下って木道に出ると、早速迎えてくれたのは、

ズダヤクシュ 喘息薬種 ユキノシタ科ズダヤクシュ属
260612142714231 尾瀬 御池 ズダヤクシュm.JPG

マイヅルソウ 舞鶴草 キジカクシ科
260612145414126 尾瀬 御池 マイヅルソウm.JPG

ミネカエデ? 峯楓 ムクロジ科カエデ属
260612142852048 尾瀬 御池 ミネカエデ?.JPG
写真だけだと、葉の大きさや先の尾状伸びの有無(コミネカエデの方が尾状に細長く伸びる)、蕾で花序も伸び切っていないので自信が無くなりますが、記憶ではミネカエデだった!と思います。

コマユミ 小檀 ニシキギ科ニシキギ属
260612143024418 尾瀬 御池 コマユミm.JPG
ニシキギ科の植物が結構多く、武蔵野の里山でも見られるコマユミが登場。もしかして日本海要素の入った変種だったらごめんなさい。

カニコウモリ 蟹蝙蝠 キク科コウモリソウ属
260612143048340 尾瀬 御池 カニコウモリm.JPG
兎に角、この後もカニコウモリの多い地域でした。どれだけ目にしたかしれません。山菜として食べられますが、国立公園内では採取禁止ですし、他にもっとおいしい山菜がいろいろありますしね…。

キク科で苦味がある為か、いまのところ鹿の餌食にはなっていないので余計増えるのでしょうかね。

ミズバショウ 水芭蕉 サトイモ科ミズバショウ属
260612143121757 尾瀬 御池 ミズバショウm.JPG
先日訪れた玉原では、鹿の食害で木道の下にしか残っていなかったミズバショウが、とても伸び伸びと沢山育っていました。積雪が多く鹿も入ってこないのかな。

ハリブキ 針蕗 ウコギ科ハリブキ属
260612143216631 尾瀬 御池 ハリブキm.JPG
時々ヤグルマソウと間違われますが、茎の鋭いとげとげ針を見れば区別できますし、ヤグルマソウの葉はしっかり葉柄の付け根まで切れ込んで小葉に分かれています。

(参考)ヤグルマソウ 矢車草 キク科 2025.07.18 尾瀬
P7182806 尾瀬 ヤグルマソウm.JPG

そして、
「あ〜、出た出た〜!」
と、叫んでは熊が出たかと驚かせてしまってすみません。
嬉しい叫び声を聞き分けてね〜可愛い蘭の仲間の登場です💓

ノビネチドリ 延根千鳥 ラン科ノビネチドリ属
260612143307140 尾瀬 御池 ノビネチドリm.JPG
ハクサンチドリと似ていますが、下の方の大きな葉の縁のフリル、花毎の下に着く苞(小さな葉)が目立つのが特徴です。

コバイケイソウ 小梅�尅� シュロソウ科シュロソウ属
260612143347134 尾瀬 御池 コバイケイソウm.JPG
今年はコバイケイソウの当たり年のようです。

オオバタケシマラン


リュウキンカ


見同定のスミレ

(つづく)

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2026年06月15日

玉原(8)オクノサワフタギ? 奥の沢蓋木

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2026.06.07 玉原

オクノサワフタギ? 沢蓋木 ハイノキ科ハイノキ属
別名 ルリミノウシゴロシ
260607113501832 玉原 サワフタギm.JPG
サワフタギと思っていましたが、写真を見ると、葉の表、花序に毛が無いので、サワフタギの日本海要素植物オクノサワフタギなのかもしれません。

260607113448439 玉原 サワフタギ2m.JPG
咲初めの沢山の長い雄蕊が綺麗に伸びている様子は眩いばかり。

260607113448439 玉原  サワフタギm.JPG
ハイノキ科という名は、灰にして含有するアルミニウムを上澄み液で媒染剤、水に溶かしたものを陶器の灰釉(かいゆう)として用いることによります。

別名のルリミノウシゴロシは、固い材で牛の鼻輪・鼻木、叩き棒などとして使われていた「カマツカ バラ科」に似ていて、赤い実を着けるカマツカに対して瑠璃色の実を着けることに由来します。

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2026年06月14日

玉原湿原(7)トリガタハンショウヅル 鳥形半鐘蔓

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(編集中・・・)

トリガタハンショウヅル 鳥形半鐘蔓 キンポウゲ科センニンソウ属
260607112336040 玉原 トリガタハンショウヅルm1.JPG
里山などで見られるえんじ色のハンショウヅルの花と違い、白い花を着けます。
名前は、牧野先生が高知の鳥形山で採集したことによります。

ハンショウヅル
P5095523 ハンショウヅル 1039.jpg

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2026年06月13日

玉原湿原(6)ギンリョウソウ 銀龍草

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2026.06.07 玉原湿原周囲のブナ林

ギンリョウソウ 銀龍草 ツツジ科ギンリョウソウ属
別名 ユウレイタケ
260607130210844 玉原 ギンリョウソウm.JPG
半透明で俯いて咲く姿から別名ユウレイタケとも呼ばれますが、きのこの仲間ではなく、葉緑素を持たず光合成をやめてベニタケ、チチタケ菌類の多くから栄養素をもらって生きる「菌従属栄養植物」です。

260607130231704 玉原 ギンリョウソウm.JPG
花の中には、雌蕊の青い柱頭と黄色い雄蕊の葯が見えます。

260607122457370 玉原 ギンリョウソウm.JPG
茎には退化した鱗片葉が互生。全体の姿を見れば「銀の龍」という名にも納得です。

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2026年06月12日

玉原湿原(5)ウラジロヨウラク 裏白瓔珞

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2026.06.07 玉原湿原

ウラジロヨウラク 裏白瓔珞 ツツジ科
260607133317863 玉原 ウラジロヨウラクm.JPG
日本海側多雪地方の湿地や林縁で良く見られる、カワイイ釣鐘型のツツジの仲間です。
写真ではうまく色が出ておらず残念ですが、花にも葉にもほんのり青味が差していて上品な風情が好もしい花です。

葉裏はやや淡緑色のものから白っぽいものまで巾があります。

葉裏が白くない本家?のヨウラクツツジは、大分、熊本、宮崎の標高の高い冷温帯に分布なので、本州のものは葉裏が余り白く見えなくとも「裏白ヨウラクツツジ」です。

260607113826491 玉原 ウラジロヨウラクm.JPG
歩きながら撮って、ピンボケ…

260607121901150 玉原 ウラジロヨウラクm.JPG

コバイケイソウ ウラジロヨウラク 裏白瓔珞 ツツジ科
260607121742021 玉原湿原 コバイケイソウ ウラジロヨウラクm.JPG
丁度白いコバイケイソウの花の背景となって、いい仕事をしてくれていました。

ガクウラジロヨウラク 2023.07.18 尾瀬
P7018439 ガクウラジロヨウラクm.jpg
このように明らかに萼片が長いものは、変種ガクウラジロヨウラクとも呼ばれています。やや高地に分布する感じですが、谷川岳の麓など両者が混在している所もありました。玉原も近いので良く見ればあったかもしれません。

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2026年06月11日

ツバメの雛

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玉原へ向かう高速のSAで、ツバメの巣から零れ落ちそうに育った雛たちを見かけました。

2026.06.10
260610091529092 ツバメの巣m.JPG

巣からちゃんとお尻を出してフンを外に出すので、巣の周りは…
未だ尻尾は短いですが、すっかり大きくなっていて、そろそろ巣立ちも近そうです。

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ラベル:ツバメ 雛 巣
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2026年06月10日

玉原湿原(4)ケナシヤブデマリ 毛無藪手毬

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2026.06.07 玉原湿原

玉原は群馬県とはいえ地図をみれば日本海側に程近く、日本海側多雪地方の気候に適応した「日本海要素植物」といわれる変種がみられます。

ケナシヤブデマリ 毛無藪手毬 ガマズミ科ガマズミ属
別名 ヒロハヤブデマリ 広葉藪手毬
260607112422746 玉原 ケナシヤブデマリm.JPG
本州日本海側分布の変種ヤブデマリ
葉身 8~15cm、葉巾が広く、
葉裏、若枝の毛が少ない

ヤブデマリ同様、花序の外側に着く5裂する装飾花の1裂片が特に小さくて「蝶」のように見えるのが特徴です。

園芸種のオオデマリは、ケナシヤブデマリ由来の手毬咲(真ん中の小さな両性花がなく装飾花だけが手毬状に咲く)品種とされていますが、この1裂片だけが小さいという可愛らしい特徴が失われているのが寂しいし、本当にケナシヤブデマリ由来なのかな?と疑ってしまいます。

よく似たオオカメノキ(ムシカリ)の装飾花の裂片は同じ大きさなので、花だけでも見分けられます。
P5195811 オオカメノキm.jpg

ヤブデマリ
DSC_1517 (002) ヤブデマリm.JPG

DSC_1517 (002) ヤブデマリm1.JPG
ヤブデマリは、
若枝、葉柄、特に葉裏全体、脈上に星状毛あり。
但し、毛量、葉型など変異が多いとのこと。

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2026年06月09日

玉原湿原(3)ハクサンタイゲキ 白山大戟

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2026.06.07 玉原湿原

ハクサンタイゲキ 白山大戟 トウダイグサ科トウダイグサ属
別名 オゼヌマタイゲキ、オゼタイゲキ
(変種とされて来たが現在はハクサンタイゲキと同種とされた)
260607112503926 玉原 ハクサンタイゲキm.JPG

「大戟」とは中国における生薬名で、『本草綱目』には「その根が辛く苦く、咽喉を鋭く刺激することから名付けたもの」と記載されています。

茎葉を傷つけると毒性のある乳液を分泌しかぶれることもあるので要注意。周りの植物が鹿の食害にあう中、鹿が食べないので増える傾向にあるようですが、新潟県などでは絶滅危惧種となっています。

260607121646269 玉原 ヒオウギアヤメ ハクサンタイゲキm.JPG
トウダイグサ科は、どこが「花」なのか分かりづらいけれど、どれも名前の通りポッと明かりを灯したように辺りを明るくしてくれます。

湿原に咲くハクサンタイゲキは、同時期に咲く青紫色のヒオウギアヤメとお互いを引き立てあって素晴らしい景色を繰り広げます。

260607132929060 ハクサンタイゲキm.JPG
拡大写真が撮れてなくて分かりづらいと思いますが、ハクサンタイゲキの「杯状花序」のつくりは以下の通り。

・オレンジ色の五弁は、蜜を分泌して虫を呼ぶ腺体。
・その直ぐ内側、5つの雄花に黄色い葯が2つずつ。
・真ん中から飛び出した雌花には毛の生えた子房と3本の花柱。
・3本の花柱の先の柱頭は2裂。
・雄花と雌花の集まりの下には筒状の総苞。
・その下に2枚の苞葉。

というセットが放射状に重なって広がっています。

2023.06.06 尾瀬
ハクサンタイゲキm P6066918 (2).jpg

2022.07.12 尾瀬
尾瀬 オゼヌマタイゲキ P7129884.JPG

「あれ、これに似た花を見たことがある」と思った方、そうなんです。ごく身近に良く咲いているこの花こそが正に「トウダイグサ」そのものなのです。

トウダイグサ 灯台草 2024.03.28 狭山丘陵
P3284440 トウダイグサm.jpg

まるで園芸種が逃げ出したかのように美しいのに、ありふれているためか余り気に留めて貰えないのが残念な大好きな花の一つです。

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2026年06月08日

玉原湿原(2)コバイケイソウ 小梅�尅�

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2026.06.07 玉原湿原

コバイケイソウ 小梅�尅� シュロソウ科シュロソウ属
260607112612327 玉原 コバイケイソウm1.JPG
葉が棕櫚に似て、花は梅型で薫蘭(シンビジュウムの仲間)の咲き方に似ているバイケイソウの小型版という名前。何だか寄せ集めのようで気の毒になります。それでも知名度ではバイケイソウに勝っているかな?

コバイケイソウ ウラジロヨウラク 裏白瓔珞 ツツジ科
260607121742021 玉原湿原 コバイケイソウ ウラジロヨウラクm.JPG
うしろで揺れるほんのり青味さす赤紫色の釣り鐘型の小花がウラジロヨウラク。葉にも青味があり、葉裏が白い。なんとも上品で大好きな花の一つです。

今年は開花の当たり年のようで見事な白い群落が見られました。
260607132012188 玉原 コバイケイソウm.JPG
真ん中にまっすぐ伸びる花序(花穂)に着くのは両性花(黄緑色の雌花の花柱が目立つ)、下の方に横に伸びる小さめの花序には雄花(雄性花)が付きます。雄花の花序の方が白っぽく密に見えますね。

260607121839339 玉原 コバイケイソウm.JPG

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2026年06月07日

玉原湿原(1)ヒオウギアヤメ 檜扇菖蒲

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2026.06.07 玉原湿原

ここ数年、ご縁がある玉原湿原でのハイキング企画のガイドに参加しました。

今年は雪解けが早く、季節の巡りも急ぎ足。昨年同時期に見られたウワミズザクラ、ムラサキヤシオなどは終わってしまっていて残念でしたが、今まで見たことが無かったヒオウギアヤメが無数に蕾をもたげた様子が見られ、季節を迎えムクムクと湧き上がるような命の喜び、躍動感に興奮しました。

ヒオウギアヤメ 檜扇菖蒲 アヤメ科  
260607120915102 玉原湿原 ヒオウギアヤメ 蕾m.JPG
無数に湧き上がる蕾の群れ! 
生き生きと動いているように見えるのは私だけかな?

更に進むとぽつんと一つ開花を見つけました。
260607120928319 玉原 ヒオウギアヤメm.JPG

更に進むと、更に開花が進んでいました〜♪

ヒオウギアヤメ  ハクサンタイゲキ 白山大戟 トウダイグサ科
260607121646269 玉原 ヒオウギアヤメ ハクサンタイゲキm.JPG
青紫色のヒオウギアヤメと黄緑と黄色のハクサンタイゲキ
神様の配色が、絶妙すぎ!

260607121654647 玉原 ヒオウギアヤメ ハクサンタイゲキ1ml.JPG

蛇行する水の流れに沿って咲く姿
260607121049726 玉原湿原 ヒオウギアヤメ ハクサンタイゲキm.JPG
白い小さな綿帽子ーワタスゲも開き始めました。

背景にコバイケイソウやヤマドリゼンマイも加わって、湿原の初夏の爽やかな彩り 
260607121517165 玉原湿原 ヒオウギアヤメ ハクサンタイゲキm.JPG

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2026年05月29日

ムヨウラン 無葉蘭

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湿度が高くなり梅雨入り間近な雰囲気でしょうか。それともまた高温が続くのか…。お天気が読みづらくて困りますね。

そんな中でも歩き回っており、ちゃんと調べてと思うと全くレポが書けないので、もう開き直ってチョビチョビ行きあたりばったり更新してみます。

今年も主にムヨウランとイナモリソウを見るハイクの下見をしてきました。

朝から異様に蒸し暑く先が思いやられましたが、涼しいコースで谷風も吹き上げ快適に過ごせました。人は少なめ、目的を持った人たちがそれを目指して歩いているという感じでした。

ムヨウラン 無葉蘭 2026.05.28 八王子市
260528110900609 ムヨウランm.JPG

名前の通り葉が無く葉緑素も持たず光合成をせずに、きのこのベニタケ、チチタケ菌類に寄生する菌従属栄養植物です。

豊かに降り積もった落葉を分解するきのこの菌糸に寄生し炭素などの栄養を得て生きています。

ムヨウランから菌類へのお返しは今の所分かっていなそうで、共生ではなく搾取一方とされています。

260528110851605 ムヨウラン2m.JPG

撮影の為に近寄り、踏み固めたり崩したりして土壌環境を破壊しないよう、遠巻きに見守りましょう。

昨年は本番が雨天で中止になりましたが、今年は今の所大丈夫そう。ムヨウランも未だ蕾がありますし、きっと開花が見られると思います。お楽しみに♪

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2026年05月28日

イナモリソウ 稲盛草

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2026.05.28 高尾山

イナモリソウ 稲盛草 アカネ科 イナモリソウ属
260528110518017 イナモリソウm.JPG
ここ数年、高尾山のイナモリソウはあちこちで広がり数を増やしています。ナラ枯れでコナラ等の大径木が沢山伐られたので、林床が明るくなったお蔭かもしれません。

P6072333 イナモリソウm1.JPG
そして、以前は白っぽい花が多かったのですが、ピンク色の花が増えています。これも、もしかしたら日照が増えた影響でしょうか?

少し崩れた斜面の木の根や石の隙間など、他の植物が生えないような所に生えることが多いのは、なぜかな。
260528110511555 イナモリソウm.JPG
隙間を埋め尽くすように群生していて見事でした。

260528110506566 イナモリソウm.JPG

星咲イナモリソウ、斑入りイナモリソウも健在でしたが、うっかり撮り忘れたので、以前撮ったものでごめんなさい。本番で撮れたら掲載しますね。

ホシザキイナモリソウ
P6016504 ホシザキイナモリソウm.JPG
普通のイナモリソウも開き始めはホシザキに見えることがありますが、本当の星咲は、はっきり花弁が細く、これ以上広がりません。

フイリイナモリソウ
P5276395 フイリイナモリソウm .jpg
牧野先生が高尾山で発見、命名されました。これが一番少ないので、余り近づいて荒らすことなく大事に守っていきましょう。

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2026年05月19日

カスマグサ カス間草

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カラスの「カ」とスズメの「ス」の間の大きさなので、「カス間」草というネーミング。センスがあるのかないのか?ただ、この手の名前は一度耳にしたら忘れない利点はありますね。せめて「カスマノエンドウ」と、揃えて欲しかった気がしますが…。

カスマグサ カス間草 マメ科ソラマメ属
P4215257 カスマグサm.JPG
自分のまきひげで花序の柄と花柄を巻いてしまっていますが、通常このように花序柄の先に二つの花を咲かせています。

P4081209 カスマグサm.JPG
こちらは花は一つ落ちてしまったようですが、花序の長い柄と曲り目から先の花柄が見えます。

DSC_2718 カスマグサm.JPG
ピンぼけながら、草姿はこんな感じです。 こちらでは長い花序柄と花柄、二つの花が確認できます。

P4081210 カスマグサm.JPG
羽状複葉の先に一本の「分枝しない」巻きひげがあります。
花や実が無い時には、この部分で見分けられます。
小葉の先はカラスノエンドウの様に凹まず、尖っています。

260516120743236 カスマグサm.JPG
長い花序柄があるので、平たい豆鞘がひらひら風に揺れてカワイイ♪

豆果実に着目すると、

カラスノエンドウーソラマメ型
スズメノエンドウー大豆(枝豆)型
カスマグサー絹さや型

なので、この部分でも見分けられます。

グーグルフォトなどで写真同定が簡単になり、名前や情報だけ知って終わりにするのは、実に勿体ないし、面白くもなんともないですよね。
私は元気に「天地(あめつち)に遊ぶ」を続けていきますよ〜♪

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2026年05月17日

カラスノエンドウ 烏野豌豆

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カラスノエンドウ 烏野豌豆 マメ科ソラマメ属
P3143579 カラスノエンドウm.JPG

カラスノエンドウ スズメノエンドウ 豆果
P4207526 カラスノエンドウ スズメノエンドウm.JPG

この後、カラスノエンドウの豆果の鞘は真っ黒に熟します。「カラス」と呼ばれる理由のようです。

P4207529 カラスノエンドウ スズメノエンドウm.JPG

カラスノエンドウの資料写真を殆ど撮っていないことに気づきました。沢山目で見ているのに、庭にも生えてていつでも撮れると思うとシャッター押さないんものなのですね。反省。

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posted by 山桜 at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 山野草木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月16日

スズメノエンドウ 雀野豌豆

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タイトルの漢字を読んで「おや?」と思われた方もいらっしゃるのでは?

「の」が「〜of」 とか「 ’s」の意味ではなく、「野」で「野生の」とか「野原の」の意味なのかは、漢字名を見ないとわからないものが多いのですよね。

今回は、スズメノエンドウについてですので、このテーマについては、別に書きますね〜(^^;)

以前、拙ブログで「スズメノエンドウ」を見かけないと書いたことがありましたが、近年は当地でも幾らでもみられるようになりました。

これは、以前からあったのに気づかなかったのか、最近増えたのかは、私の認識不足で分からず申し訳ありません。

スズメノエンドウ 雀野豌豆 マメ科ソラマメ属
P4044064 (2) スズメノエンドウm.JPG
花径3〜4�o 花色 白〜薄紫

スズメノエンドウは、名の通り、葉も花も豆も小っちゃくてカワイイです。
「小っちゃくてカワイイ」
に反応された方は「メトーデさん」のファンですね♪

P4215259 スズメノエンドウm.JPG
葉腋から伸びた花序の先に普通4ヶの花を着けます。

P4207528 スズメノエンドウm.JPG
極小ですが、ちゃんと豆科の花の蝶形をしています。

P4207527 スズメノエンドウm.JPG
ソラマメ属ですが、豆は空を向きではなく下向きに下がり、枝豆の様に毛が生えています。
熟すと1�p程の鞘が割れ、中には鶉模様の豆が普通2ヶ入っています。

カラスノエンドウ(左)/スズメノエンドウ(右)の葉
P4207529 カラスノエンドウ スズメノエンドウm.JPG
左のカラスノエンドウに比べ、全体に小さめで矢羽根模様も見えません。
12〜14の小葉(1〜1.7�o)による羽状複葉。
先端は巻きひげ(分枝あり)となっています。

豆果が熟したら、写真を追加しますね。

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